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>>70
[倉庫から大きめの液体燃料のランプを拝借し、戻ってくる]
[これなら、ある程度の暖房としても利くだろう]
[かまくらは熱を逃がさない、これでも充分だ]
待たせた、輝夜嬢。
[入口を覗く彼女の視線を遮らない様に、ランプで中を照らす]
[ランプの仄かな灯の色に染まった白が、映るだろう]
さ、入った入った。
[出来るだけ急かさずに、促した]
>>65>>66
不老不死…って…
…幻想郷って所は、ホントになんでもアリなんだな。
[自分は不老不死だと輝夜が告白する。
それを聞けば多少は驚きの色を見せるが…一億歳だとか言う噂は聞いていたし、かえって納得出来た。]
…馬鹿言え。老けねえし死なねえのかもしれないけど…痛い事をされたら痛いし、怖い目に合ったら怖いんだろ?
お前を身代わりにしてまで助かろうだなんて思わねえよ。
それに、仮にお前の方に何かがあったとしても、美人の危機を放っておくなんざ、俺のプライドが許さん。
ついでに言っとくと、俺は負けっぱなしでいるのは嫌いなんだ。
花札のリベンジだって挑まなきゃなんねえ。
だからあんたがなんと言おうと、助けるさ。
[そこまで言って、少しの沈黙。
…今更になって、なんか自分がこっ恥ずかしい事を言っている事に気づいて、]
…勘違いすんなよ。俺のプライドの問題であって、別にあんたの為とか、そういうわけじゃねえんだからよ。
[咄嗟にそう、付け足した。]
>>69
満たされたい、か。
[新しい本からは、確かな魔力を感じた……だが、しかし、まるで全然、この異変を起こすには程遠いだろう。また新たに本を取る]
……ごめん、わからない。私は今の生活に……不満を覚えた事は、ないから。
[幽々子の従者として過ごす日々に、満たされたいという思いを抱いた覚えはなかった。だけど]
でももし私が満たされていないと思う日が来たら…きっと満たされたいと願うでしょうね。
きっとそれは、贅沢なんかじゃないと思う。いや――
[いつも幽雅に過ごし自分よりもずっと深い思慮を持っている自分の主なら、こう言うのではないか。想像して言葉に出してみる]
人間が贅沢を願う事の、何がいけないというのかしら?
[無意識に主の様な口調で言う。自分らしくはないし、相応しい言葉かもわからないけど、自分がこうしたいと思ったから口に出した]
[中は風が侵入しないためか寒すぎることはなく、寧ろ空気がたまる構造に、このまま逆に熱が篭もる程になりそうだと漠然と感想を抱いた。
朱に染まった中に、小さな幻想の世界を感じる。
かまくら初体験の私には、新しい刺激となったようだ。]
…なんだかうずうずしてくるわね。こういう所。
でも、何かしたいと思っても、のんびり座って過ごすのがちょうどいいのよねぇ…
[内部は広くもなく狭くもなく、調度良く、かと言ってすることもなく、無性な嬉しさが湧いてきて。]
お餅でも焼きたい気分ね…
クゥ〜。
[と。お腹と言葉が告げるのは同時だった。
色気より食い気とか言われると言い返せないけど、
良い食事からいい色気はでるのです。
そろそろ夕時である。]
>>73
そっか。
まあ、たぶん両者笑ってる方がどっちも幸せだぜ♪
[別にバカにするわけでもなくにっと笑って、]
あー……現状だと幾つか推論はある。
でもって合ってそうなのはある。
だけど、確信と対策が見つからないって感じかなあ。
手伝えること、か。
大体の異変は、一般人でも"あれ?"って思うことがあったりする。もしそういうことに気づいたら教えて欲しい。
[そう言ってからぽんと手を叩いて、]
あぁ、あとじゃあ今日の捜索の手伝い♪
私だけじゃ時間かかることとかあるから手伝ってくれ♪
[要はパシリ目当てである。]
夢を失った少女騒霊 カナ=アナベラルが「時間を進める」を選択しました
夢を失った少女騒霊 カナ=アナベラルが「時間を進める」を取り消しました
>>77
─────ッ!
[妖夢の口から出た最後の意外な言葉。
それが何故か私の中で、すごく心に響いた。]
………そっか。そうだよな♪
幸せになりたい、満たされたいって思って悪いわけないよな♪
[何か少しだけだが、迷いを断ったような、そんな笑い。
妖夢は幽々子の言葉を想像して言ったのだろうが、
魔理沙には何かを認めてもらえたような気持ちになった。]
ありがとよ、なんか少しすっきりした。
さて………腹が減ってきたし、他の所も探してみないとな。
飯食って他のとこ調べるから、ここ任せていいか?
[すくっと立ち上がって、尋ねる。どこか少し元気になって。]
>>78
[彼自身はかまくらには入らず、彼女の様子や
吹雪をぼんやり眺めている]
[かまくらを見た時、そして今入った時の様子から判断すると
もしかすると初体験なのだろうか]
便利さで言えば山荘に籠ってりゃ良いさ。
こういうのは輝夜嬢みたく雰囲気楽しむもんだ。
風情って奴だねぇ。
[流石に吹雪の中ギターは弾けない、口笛で誤魔化す
彼女の腹の虫音を聞くと、軽く吹き出し]
カカカッ、食欲がある事は良いこった。
七輪と餅位あるだろ、ちょっくら探してくらぁね。
[彼女が了解次第、取りに行くだろう]
…………っん、まぁ…、それは、そうだけど…。
[感覚は人間準拠で、感情も人間準拠。
そのことは否定出来ない。そして、彼の勢いにも押されてしまって、
ぽつぽつと言いよどんで、曖昧に肯定を返し、、、
付け足しについ噴出す。]
…ぷっ、ふふふ。ありがと。
男ってのは何時の時代も、
負けず嫌いで、
意固地で、
馬鹿。
それが心地いいとも知らないで。
[キィ‥キ…。]
[ふいに立ち上がる]
わかったわ。
私が主人のような道を辿りそうならば、助けを呼んでみようかしら。
でも、危険に一緒に飛び込むのは、お断りよ?
助けてみてちょうだいな。王子様らしい王子様?
[不敵に笑んで、額をつんとつつくと、そう告げた。
本当にそうなるかもしれないと、心の何処かで警鐘を鳴らしていたから、こんな会話をしたのかもしれない。また、]
一先ずは、人目につく所にいようかしらね。
貴方の言うように。
[若干の、心の変化も。]
>>80の後
[妖夢は「他を調べる必要が出れば調べます」と言ったが、ひとまず任せておく事にした。霊夢もそうだが、各々必要な時に動けばいいのだ。]
さて、飯食ったら私も調べないとな……
[そう言って食堂へと行った。そこでトミーと会い、
梓と一緒に食事をした。
その時なんだか妖夢の飯は美味いなあ、などと思い幽々子の気持ちが少しわかったきがするのは、また別の話だ。]
普通の魔法使い 霧雨魔理沙が「時間を進める」を取り消しました
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