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隙間…確かやくもゆかり、だっけか?
[過去幻想郷に来たときに聞きかじった知識で喋る。賢者なんだったか]
しかしだとしたら俺らに絡んでくるのはなんだろうなあ…
[カナの言葉に、暫らく考え込む。答えは、でなさそうだ]
ただのイタズラとか、ありえそうか?
>>27――オーナー室内――
[失礼だとは思ったが、何か異変に関する出来事が描いてあるかもしれないと思い適当な本をめくったりしていた。
流石に読書家というだけのことはあり、自分にはタイトルからしてよくわからないものも多い。これを調べるのは骨が折れそうだ]
ああ魔理沙。こっちこっち。
[魔理沙の声が聞こえたので、扉の方まで歩いて返事をする]
良くないとは思うけど、背に腹は変えられないからここの本を探してたの。
[中に入れば、本棚から抜き取られた数冊の本が丁寧に積まれているのがわかるだろう]
はい。
何か御用でしょうか?
[玄関の方から四苦八苦しながらグランドピアノを抱えて談話室にどうにかこうにか入ってきました。]
>>25
[食べ終わった後、俺の部屋に招く。…といっても十六夜さんとか魔理沙が止まってる部屋と、ほとんど変わらないだろうけど]
ああ…うん。
っとな、思い出したんだ、幻想郷を去る直前の事。
おぼろげに…だけどさ。
で。だ。
すまんかった、魔理沙。
俺、魔理沙に伝えられたのに…黙って、帰ったから。
[深々と、頭を下げた]
確かそんな名前だったと・・・ まあ、私も本人に会ったことがあるわけではないので何とも。
まだ誰かがやってると決まったわけではないですし。
[犯人追求にはあまり乗り気でなさそうなカナです。]
…おっと、腹ごしらえの前に
[そういえば、貰ってなかったな、なんていって、玄関にいく]
本当に、この雪だるまはいったいなんなのかねえ
[しゃがみこんで、インクを回収するついでに、雪だるまを覗き込む。何か意思があるのか、それとも…?]
ま、サンキュウな
[と、軽く頭を叩いて、俺は改めて食堂かどこかに向かうことにした]
あ。忘れるところでした。
雪だるまさんがインクを捕ってきてくれましたよ。
談話室へ置いておきますね。
[魔理沙を見送った後、近くにあった揺り椅子を暖炉の前へと運び、それに座ってキィコキィコと揺らしながら一人思案する。
別に意味はない。ただの雰囲気という物だ。]
…もし魔理沙の言っていた本が持ち主に力を与えるような物だったら、異変を起こした張本人がいるという事だよな。
そして、今この山荘には、俺が知ってるだけでも10人って人妖が集まっている。
最初からこの山荘に居た奴。この山荘に訪れた奴。
幻想郷に住んでいる奴。幻想郷の外から来た奴。
そして、人間に、妖怪。
誰ならこんな真似が出来る?こんな真似をしたがるのは誰だ?
…そういやぁ、まだこの山荘にいる奴を全員は把握してなかったな。
まずは今、ここに何人集まっているのか知らないと始まらない、か…
[などと考えていると、勢い余って一際大きく揺り椅子が動き…]
…あ。
[ガダーン!と、背中から勢いよく地面に叩きつけられてしまう。]
…やっぱり、本探したほうが早ぇかな?
[天井を仰ぎながら、呟いた。]
>>29
[声が中から聞こえ、廊下から中を覗く。・・・いた。]
ま、仕方ないさ。異常事態だしな。
[オーナー室にはたくさんの本がある。
魔書の類まで幾つかは持っているようだ。]
こりゃ骨が折れそうだな・・・だけど・・・
[そう言って本棚から一冊の本を抜いて、開き、
精神を集中させる。]
妖夢もこうして開いて、力を読み取ってみるといいぜ。
きっと魔書ならそれでどんな力を持ってるか分かる。
あの雪と似た力を感じる本があれば……
それがビンゴのはずだぜ。
[そう言ってまた一冊抜き取って開き、力を読み取った。]
>>31
[いきなり頭を下げられて、流石に戸惑う。]
お、おい、別に気にしてないからいいっての!
[いろんな無礼を働いている自覚はある。
だが、こうして謝られるのに離れていなくて、
アタフタとしながら、やめさせようとする。]
それなら・・・・
[ごそっとポケットから財布を取り出し、幾らかのお札を取り出し、ずいっと梓の前に突き出す。]
私も………ごめん。
金借りたの隠して、誤魔化そうとしてた……
だから………これで御愛顧、な?
[実際に香霖堂での値段と差額はない金額である。
………そのお札は幻想郷の貨幣であるが。]
>>35
力を?
[魔理沙の意外なアドバイスに少し首を傾げて、魔理沙が実際に行うのを見る]
相手の気を読み取るような感じか。やってみる。
[新たに本を抜き取り、目を閉じて本に触れる。剣の試合で相手の動きを気の流れで読み取るように、本に意識を集中させた]
(目の前の本からは、特に何も感じない。でもこの部屋からは……ほんの少しだけど、春を集めた時のような物が感じられる)
うん、なんとかやれそうね。ありがとう。
[魔理沙にそうお礼を言って、新たに本を探っていくだろうか]
>>37
なーに、今回は力を貸すぜ、相棒?♪
[永夜異変のときはアリス。今回は妖夢。
それはそれで悪い気はしなかった。
幽々子の異変で会った時には「なんだこいつ」と思ったんだけど、妖夢自体も変化しているのかもしれない。]
そういや、妖夢?
[本の力を読み取って、違うとぽいっとしては、また違う本を抜き取り読み取る。]
お前は趣味とか、楽しいことってあるか?
[妖夢が綺麗に読み終わった本を置いていくのに対し、私は違ったらぽいっとしては読み取っていく作業をする。]
>>36
いや、その…
[自分の中で、この謝罪は前提に過ぎなくて。もっと謝らなきゃいけない事があると思ってたから。許されて、あの、あまつさえお金まで出されて(貸したらしいけど、覚えてないから本当か解らない)。なんだか…こう、俺情けねえ]
……解った。すまないな。
[そう言って、頭をあげる]
でも、本当に謝らなきゃいけない事はこの先というか、前でさ。
曖昧な記憶でしかないけど…
あのときの俺は、その。俺の世界に帰れるかもしれない、って言われて。帰ってもいい、帰らなくていいって言われて。
幻想郷じゃなくて、向こうをえらんだから、さ。
それで今更のこのこ帰ってくるのが申し訳ない。
…すまん、あんま纏まってないな。
[気持ちを吐き出すとそうなるのだけど。まるで捨てた女に縋りついているような、そんな申し訳なさが胸の中にある]
>>39
相棒ね。そんな風に言われる日が来るとは思わなかった。
[本に意識を傾けながらも、魔理沙の言葉に答える。初めて会った時に問答無用で切りかかったのもあるし、辻斬りなんて呼ばれていた時期もあるからだ。
さぐり終えた本をまた横に置く。大分コツもつかめてきた]
……何で?特にないわ。
でも、そうね。趣味とか楽しいっていうのは違うけど……星を見るのは、好き。
[あまり誰かに言った事はないが、本に集中している状況もあって淡々と口にする。基本的に休みも給金もない妖夢に趣味の類はない。剣術は趣味は楽しみというには真摯に向き合いすぎていた]
だからたまに、この双眼鏡で星を見てる。私の趣味がどうかしたの?
[腰に提げた袋の中の双眼鏡を見せながら、魔理沙に聞き返した]
[山荘外/かまくら傍にて]
[昨日拵えたかまくらが気になり、様子を見に行った
急ごしらえだったので最悪潰れてるかとも思ったが、しっかりと残っていた]
おぅおぅ、吹雪にも負けずに頑張ってるじゃねぇか。
[かまくらの壁をとんとんと手の甲で叩く
冷たいが良い感触が返ってきた]
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