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[>>27部屋を見回せば、メイド服に身を包んだ少女が居た。
雪のようなその銀髪に、「雪女…?」と言いそうになったのを慌てて抑える。
自分を助けてくれた者に対してその物言いは失礼だろう。
十六夜咲夜と名乗った少女は、自分も遭難者だと語り優雅に一礼して見せる。その姿は実に様になっていた。]
イザヨイサクヤ…日本人、だよな?
[言外に、銀髪の日本人なんて珍しい。と言ったニュアンスを含めつつ。]
そうか、お互い災難だったな。だが、ここに山荘があったのは不幸中の幸いだった。
あんたが俺を助けてくれたのか?
…っと、紹介が遅れちまったな。
俺は富竹、フリーのカメラマンだ。
堅苦しいのは苦手だからよ、気軽にトミーって呼んでくれや。
[尋ねられれば自分も簡単に自己紹介をして、咲夜にカメラを向けて構えて見せる。
少しでも嫌がる様子があればカメラを下ろすが、拒まれなければそのままシャッターを切るだろう。]
[問いかけには笑顔で即答しました。]
はい。
此処に住んでるのは、わたしと雪だるまさんとご主人様だけです。
こんな天気ですし、宜しければ中へどうぞ?
寒さくらいは凌げると思います。
日本…人?
恐らくですが、私はその様なものではないと思います。恐らく貴方様の勘違いかと。
[私の名前を聞いた彼の言葉(>>35)に、私は少し怪訝そうな顔をして返答をします。日本というのは一体何を指し示すのでしょうか。わからないですね。]
富竹様ですね。畏まりました。
それと…富竹様を助けたのは私ではなくてこの山荘の…恐らく家主の娘様かと思います。恐らく、という部分はまだご本人からそのお話を伺っているわけではありませんので。私の想像です。私はこの部屋に入ってきた貴方様をその家主の娘様と一緒に運んで、少し看病をしただけに過ぎません。
[自己紹介を終え、富竹様の質問に私が答えている間に、富竹様は私にカメラを向けて写真を撮ろうとしていました。特に止める理由もありませんので、そのまま放置してましたが。ただポーズとか笑顔を見せる等のサービスもする気はありませんでしたけど。]
>>36
あ。ここ、ロッジじゃないのか。
まいいや、じゃ、お邪魔させてもらうかな。
[そう言って中に歩き出しながら]
じゃあちょうどいいや。ちょっと聞きたいんだけど。
ここ、去年はこんなんじゃなかったよね。
ちょっと、"忘れ物"を探しに来たんだけど。
建てたころに、なんか変わったことなかった?
[そう言って、少しだけ鋭い目線を向ける]
[2人を談話室まで通してから、>>38の問いかけに首を傾げ。]
申し訳ありませんが…。
私が外に出られるようになったのは此処数か月のことでして。
昨年のことは存じあげておりません。
[ぺこりと頭を下げます。]
―ある閉ざされた雪の山荘―
[私は凍えないという事実を永遠に引き伸ばし、凍らないという現象を永遠に引き伸ばし、つまりは外部からの干渉を断ち、とことこと雪山を歩く。傘を差してくるくる回すと、雪がはらはらと落ち、一瞬で風に攫われていった。
あくびなんか漏らして、そういえば雪山で寝るとしんじゃうんだっけ?と迷信を思い出したり。いけないいけない。とりあえず何か怪しいものを探さないとね。と、地上の民(勘違いだが)ジョークで自分を奮い立たせ、よく見えない周りの景色からなにか無いかときょろきょろ。]
あら?
[白く霞んだ灰色の景色の先に、明かりが見えた。
妖怪たちの気配と、人の気配を感じる。ああいうのをってシェアハウスっていうのかしら?地上の人も妖も物好きね。
そして目を薄らめ見れば、
玄関のらしき周辺で話し込む二人。>>34>>35
暫し眺めていると、建物の中に入り込むのが見えた。
それ>>36>>38を見て、ふむりと一考。]
(外の人間と幻想郷の妖怪…何か、あるかもしれない?)
[さくさくと小気味いい音を立てて、飄々と荒ぶ風切音の中を存在感を確かに歩く。そして山荘に入ろうと…]
…おっと。雪だるまじゃない。…ニヤリ
[…したのだが、寄り道道草なんのその。入り口直前に配置された雪の人形を発見すると、なんだか楽しそうに興味の対象が移っている。]
えーい。あははっ、と…こう、かな?
[猫耳がついていたので更に伸ばして兎の耳にしてあげた。永遠亭の兎達は毛がふわふわで抱き心地がいいが、この雪だるまも趣向は違うが負けず劣らずもふもふしていた。]
うん…っいい出来ね。
[出来に満足したのか、じっと雪だるまを眺めているだろう。]
耳が生えた作りかけの 雪だるま は肩書きと名前を ウサ耳の生えた 雪だるま に変更しました。
>>37
へえ…真面目そうに見えて冗談も言うんだな。そんだけ流暢な日本語喋っといてよ。
[日本人じゃない。という咲夜の言葉は信じていないようで…あれ、でもこの子よく見たら目も赤い?
寝不足?カラコン?そういうオサレなの?うさぎさんなの?
…とりあえず、表情は固いけど美人を前にして撮らないのは失礼に当たる。持論だが、一枚撮っとこう。]
…まあ、そう言うなら、そういうことにしておくさ。
しかし、トミーでいいっつってんのに、見た目通りお堅いねえ。
そっか、咲夜とここの娘さんが助けてくれたのか。
後でその子と…ここの家主にもお礼言っとかないとな。
咲夜もありがとう。あんたは命の恩人だ。
人ん家でこういうこと言うのもなんだけど、もしここで困ったことがあればなんでも俺に言ってくれ。力になる。
[そう、改めて頭を下げた。]
/*
意図せずうさだるまになったけど、輝夜が弄るなら兎でしょ?
っていうことですよ。そうですよ。うん。
文句のたぐいは受け付けておりませんっ(高圧
/*
儚月抄(小説)からやりたい事を見つけた輝夜、っていめーじ。そしてそれはなぜか異変解決っていう。
それだけ。気ままにRPしたかったの。
あとは輝夜使いたいってのが半分を占めております。
>>39 >>42
[残念そうに、首を振る]
そっか。残念だな。
となると本当にどうしたもんやら。
手掛かりを完全に失ったな。
[そう言って、首を振る。忘れもの。
一年以上前の≪記憶≫を探しに来たのだけど、ここに**]
……?私は冗談を言ったつもりは御座いませんが。
[富竹様の話がいまいち繋がらない(>>43)感じでして、私は首を傾げます。一体何処で私は冗談を言ったのでしょうか。わかりません。
とはいえ、富竹様がそれ以上その話をしなかったものですから、私もそれ以上詮索する事はしませんでした。]
いえ。私も助けられた身ですから。こちらの家主様に。ですから、私もお礼を言わないといけないと思っています。それに、堅いと言われてもこれが私の素の姿なものでして。なので、そこで不機嫌になってしまいましても変えられないのでその点はご了承して頂けますと助かります。
…また、情けは人の為にあらずと言います。
そこまで気にせずとも宜しいですよ、富竹様。
[私も富竹様に合わせて頭を下げて、その言葉を送りました。それから暫くは富竹様ともう少し談話をしていたでしょう。]**
[残念そうに首を振る様子を申し訳なさそうに]
お役に立てませんで。
でも、ここは・・・色々な事の起こる場所ですから。
若しかしたら何処で昨年の事を見る事ができるかもしれませんよ。
[それだけ言うとにこりと微笑みました。**]
普通の宿泊客? 佐取(さとり) が参加しました。
(perahako) 普通の宿泊客? 佐取(さとり)は、おまかせ を希望しました。
ち、いやぁな天気だぜ・・・
[やっとのことでたどり着いたペンションの一室。そこで泥のように眠った俺は、体を起こしながら窓を叩く雪をみて、げんなりとした口調で呟いた]
(あの情報が間違ってなけりゃここのはずだがな)
[あくびをしながら目的を思い出す。ったく、ためいきがでるぜ・・・]
せめて、可愛らしいギャルか、くそうまい酒でもありゃあなあ・・・
[なんてひとりごちるが、状況は変わらない。商売道具であるみぎてをふりながらベッドから降り立って]
嘆いても原稿はすすまねえか、因果なしごとだぜ畜生
[情けなく呟きながら、取材のためにおきることにした]
>>45
(…まさか、本当に雪女の類いなんじゃないだろうな…)
[咲夜の反応に、そんな冗談みたいな考えが頭をよぎる。
まさか、ここが「探し求めていた地」であるとも知らずに。]
ああ、いや、こっちこそ、気を悪くしちまったなら悪かった。
別にそっちのが呼びやすいって言うなら構わねえからさ。気にしないでくれ。うん。
それがあんたの個性なんだからさ、俺もいきなりフランクになられてもびっくりしちまうし。
[傷つけてしまっただろうかと、慌てて言い繕う。
歯に衣着せない物言いは昔からで、咲夜の言うようにこういった性格というのは言われて簡単に直せるようなものではない。]
…まあ、そう言うならいいけどさ。
けどそれとは関係なしにさ、なんかあったら頼ってくれていいからな。例えば力仕事とかな。
[しばらくはそうやって、咲夜と語らっただろう。]
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