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――……、……、
[帰ってきた、はずだ。あんなところは、知らない。
あんな怖いセカイは別のもので、私とは何の関係もないはずで。
だから、私は元の私であるはずで。だけど、でも。
……多美に守られるように、その背を眺めて座り込んで。
東の腕を抱きしめて、震えていて――、
でも――そんなのって、そんなのが、石川美奈だったろうか?]
― 社 ―
………………
………
ぅ
[意識を取り戻した彼女は、
恐る恐る、薄目を開ける。
―― 板張りの床。見渡す限りの闇の帳。
立ち込める、黴と埃の匂い。]
御曹司 高山英裕は、無鉄砲 絵崎東吾 を能力(占う)の対象に選びました。
こ こ は ……
[破れた障子戸、血飛沫の付いた壁。
建物の中の様だが、何処かは分からない。]
………… アタ シ
何を ……
ッ !!
[思い出そうとして上体を起こし。
刹那。ずきんと、足首に痛みが戻ってくる。]
ぁ …… い やぁ っ!!
[――― 嗚呼、そうだ。
足首にくっきりと残る手の痕が、否応にも
あの悪夢を鮮烈に瞼の裏に呼び起こして。]
…… アタシ …
死んじゃった の ?
[つ… と。頬を一筋、涙が流れる。]
――……違う。
[両腕で抱いていた東の腕を、放して。
パーカーのポケットに、両手を入れる。
左右の指先が、煙草のパッケージとライターをそれぞれ、探り出す]
――私は、石川美奈は、こうじゃないか。
[パッケージの隅を、とんと叩く。
反動で箱から飛び出した煙草を、流れるように咥えて。
やはり、ライターの着火から、最初の紫煙を吐くまでも、一動作]
[ううん、そんな筈ない。
だって東吾にーちゃんには、また違う嫌な感じが憑いているのだから、きっとそれと間違えたんだ。
ほら。うん。向こうからも、いや。向こうに感じる。
だから]
ね、ねぇ…
東吾にーちゃん…。
[一歩、前に出た。不安そうに、それでもなんとか笑みを浮かべながら。
多美よりも前に。
そして、一つの問いを、絞り出すように声に出した]
[その言葉にはっとなる]
(結良は…!?)
[最後に聞こえたのは、悲鳴だった]
もー、それ絵崎君が勝手に決めちゃうから。
そう、"どこか行っちゃった"んだね。
[言葉のあやには、気付けていない]
[その一息で、咳き込むくらい、煙を吸ったあと。
火の点いた煙草を指先に挟んで、腰を浮かした。
ジーンズに着いた土など、払っている暇はないとばかり、視線を送る]
絵崎……、あんた。
どこかいっちゃったって、どういうつもりで。
早乙女とデキてたんじゃないの、なのに一人で戻ってくるって。
[ちょっとばかり、多美がついた嘘の誤解が混ざってはいた]
/*
この社ってさ〜、ご神体とか置いてる系…?
[怖いので当たり障りのない事しか書けない]
ところで、今日ダレがこっち来んのかなぁ…?
悪霊ズも、大勢の前で人消せないと思うんだよね。
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