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ふふっ、すみません。
[といいつつも、嬉しそうだ]
[颯太と露瓶は横目にそっと]
(結局うちと関係は分からなかったな。相反するものは表裏一体、どちらの先祖も力にあてられてきたのかな?三神君が"颯太"君でいる間なら平気なんだけどな)
[本当の意味で呪いが解けるにはまだ時間がかかりそうだなとため息]
穢れは気枯れ、禊ぎは水注ぎ、水は花の生命となり…かな。
[忌まわしさが水に転換される事を祈るよと、気付かれないように笑った]
俺も……
露瓶君のことが好きだから
両思いだね。
[囁いて。
露瓶に、に、と笑ってみせる。
何時もより幾分か恥ずかしそうに。]
えへへ…なんでもない。
ちょっと、変な夢見てたみたい。
[ごしごしと涙をぬぐってから、満面の笑みを見せた。]
お宝があったら、きっと中ボスもいるね。気を付けないと。
[ぎゅっと手を握る。その手の持ち主を見上げながら、笑った。
もう悪夢は終わって、これから楽しい探検が始まるのだ]
[泣きながらしがみついてくる淡雪を力強く抱きしめる。大丈夫だよ、もう心配いらない。俺はいつもお前の側にいるという想いを両腕に込めて]
うん、うん。そうだね。
カミサマはちゃんと祀ってあげないとだね。
[淡雪の言葉をなぞるように同意する]
[悪夢の中では怯えて、喚くだけだった。
取り戻すことも戦うこともできなかった。
きっとモブみたいなもの。
だけど、今度は違う。大丈夫。楽しいお話だから。
その主人公はぼくと東吾にーちゃんなんだ。
どこかで、かちりと時計の針の進む音をたて
箱から飛び出したおぼっちゃんの短い短い冒険が始まりだした…かも]
[そして、探検の終り]
なんか、すごい綺麗だね。
[視線の先の光。それを見て、ぽつり。
その輝きは、暗闇を照らさず、隠した**]
うん…ごめん、ね。
いきなり…
[この一晩の葛藤で自分にとってはようやく伝えられた思いではあったが颯太には唐突な話なわけで]
あ、あは…泣いたりするつもりじゃなかったんだけど
…え。
[両想い。
その言葉にすごく驚いて。
たくさんあった怖いこと、信じられない出来事、それらも吹き飛びそうなくらいに。]
…うん…そっか…
えっと、うん…よかった…ありがと…
[相変わらずうまく言葉は出てこないけれど、涙をごしごしと拭って笑顔を作れるように努めた。多分ひどい顔になっているとわかりながら。]
うん、楽しみにしてるよ。
[帰ったなら。いつもどおり、ネコネコに出かけて。
いつもよりも、ちょっとだけ贅沢な珈琲を奢ってもらう。
それは、どこにでもあるようでいて、気付いてみれば大切な日常。
ちょっとばかり、別のことにも気付いてしまったのは不覚ではあったけど。
それはそれで――悪くないかもしれない。
こうしてくれているのだから、まあ――……目がないわけじゃ、なかろうし]
[ひとしきり泣いている間抱きしめてくれる光の腕が温かい。
多分こんなに色々怖いことがあっても最後まで泣かずにいられたのは、この温度が合ったからだと思う]
ありがとう、ね。
[顔を上げて、照れた様に。]
私もね、ここに。
一緒に戻れたら良いね。
[えへへ、と笑って。
カミサマと、みんなと、一緒にここに住めたら良いねと]
― その後の『カミサマ』 ―
[意思が受け入れられるのなら、村が復興するまでのしばらくの間は村がある方向に向けて仮住まいの社を建て、村を見守るようにするのだろう
『鬼の腕』は社へ、そしてかつて鬼だったものの骨はその近くに小さな祠を建てて社を見守ることだろう
いずれ元の村に戻れるまでゆっくりこの地に眠ることだろう
とりあえず今回はあの廃村にやってきた者達のおかげで己の怒りは静めることはできた
しかし、再び『カミ』が怒る事があれば今度はどうなるかだれにもわからない
今度は己の手で町を破壊するかもしれない
だからこそそのような事がないように願ってやまない]
ひどい顔になってる。
でも、そんな顔でも好きだよ。
まだまだ露瓶君のことは何も知らないけれど、ね。
[今からと言うように。]
ここ、廃村らしいね。
来た記憶が全く無いんだけど、
色々あったみたいだね。
[少しだけ視線を逸らし遠くを眺める目をした。
多美の視線>>99には気付かなかったが、その祈りは、言霊は、颯太の身へと知らないうちに届き、何時しか何かを促してゆくだろうか。]
ん…
あたしもね、これからいっぱい知りたい。
想像するだけじゃなくて。本当の颯太のこと、いっぱい。
[何も覚えていないという颯太に、いつか今日あったたくさんの出来事を話そうと思いながら、答える。
真子と翔太が社から現れたなら、彼女が落ちつくのを待ち伝えるだろう。
今日あった不思議な出来事。
霊たちのこと。
お祭りのこと。
カミサマのこと。
真子にも教えていなかった、ようやく気付いた自分の颯太への気持ち。
それを伝えられたことを。**]
[真子が歩けそうならば、手を貸しつつ。
社の入り口へ向かえば、苦笑する。
あの声は外へ顔を出しても、もう聞こえては来なかった**]
飴玉、翔太君のがあるけど、
埃だらけなんだよな。
[まだ涙の残る顔へは]
バックパックも見当たらないし、
あればお菓子とかで、
露瓶君の気持ちも落ち着かせられたんだけど なあ。
[呟き]
[そうして。
露瓶の手をとり指と指を絡ませて手を繋ぐ。
そこから言葉は伝わって来ないが温かさと心が伝わってくるように感じる。]
うん。
色々教えて。
俺からも色んなことを教えるから。
[ふわりと、露瓶へとあたたかい笑みを向けた。**]
[私の顔を見てなぜか心配されている>>111]
あれぇ、どしたの?私が何か・・・?
[わけがわからないので首をひねるだろう
ああ、そうだ折角廃墟へきたのだから写真を取らないと
あれ?いつの間に写真取ったんだろうと画像を見れば]
なにこれぇええ?
[映した写真はどれもこれもピンボケやら手ブレがひどくてまともな写真がひとつもない
これってまさか・・・]
心霊写真?
[ぞっとなってしまった]
これから、大変になるだろうけれど。
[私の場合は金銭面とかねとぼそり。できれば実家は頼りたくないが、村についても聞いておかなくてはならないだろう]
とにかく、みんな帰って来れてよかった。これで全員……ああ!斎藤君!
[今頃車で気絶している様子しか、思い浮かびはしなかった]
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