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――石川君?
いるのか、そこに?
[社の側、木に手をかけて
覗き込むように声をかけた。
あ、やばい、ちょっと指先震えてる。冷えてる。出てこなかったらどうしよう、いかん、マイナス思考よくない!]
/*
ってか美奈さん!
王子様登場ですよ、キャーうらやましー!
東センパイってば やるぅ〜!
この、この!
[頭のキノコに封じのお札を貼りながら]
/*
…………
……うん、ま、そうだよね。
一番の不完全燃焼は、他ならぬ颯太だろうから。
生存欲がある人が落ちるのは、やっぱり悲しい。
あの時のあわちゃんの、占い対象を選ぶ視点が、
「目の前の人だけで固まってる」様に見えたから、
そーいうアドバイスが入ったってコトだろうし。
じゃ、どーすれば良かったかってハナシは、
前にも何度も出て来たと思うから割愛するけど。
…ところで、この国って占いパス無いのかな?
それが原因の一つになってるのかも、とは思った。
/*
あ、村じゃないや国だ。
意図的ミス出来なくしてるはずだ。
RP村に最適化はされてないし、そういう趣向でもないんじゃないかな?
――幾らか、マシになってきたかな。気分はどう。
[徐々に血色の戻ってきた早乙女の顔に、大丈夫そうかなと、頷いて]
そっちの部屋に河上と三神、それに白砂がいるよ。
私は出口を探すつもりだけど、まだ気分が悪かったら、あいつらのところに行くといい。
[早乙女と一緒にいると、どうも。
華のない我が身を振り返って、暗くなるというか。
それに、夜明けまでにもし、ここから出られなかったらと思うと。
そのとき取り乱さずにいられるか、自信はなかったし――他の誰あろう、早乙女の前で情けない姿は示したくはない。
どうしてかと思っても、いまいち、自分でも判らないながら]
―社、外周―
――……これは、駄目かな。
[冗談のようだけど――結界というやつなのかもしれない。
ともかく、外に出る手段を探したけれど、どうしようもなかった。
一度など、思い切り体当たりをかましてみたけれど、軽い身体はただ跳ね返るだけで。
結局、疲れ果て、庭のような場所で、腰を落として煙草を吸うしかなかった]
……夜明けは、あと、どれくらいかな。
[恐怖が、静かに染み入ってくる。どうなってしまうのか]
……東くんがいれば、な。
[ぽつり、口にした。
自分より、怖がっている者がいれば、強がれる。
――でも、それだけなんだろうか。煙草の火だけがある闇のなか、自問した]
/*
昔ここで占いパスはしたことあるような気がする…ガチ村で。
血人が発生していたからだったんだけど他ならぬ自分(確定占い師)が血人だったから、パスにするわーとか適当言った可能性あるけど突っ込まれなかったから多分あったのかな、設定かな…(かなり昔だからうろ覚え
/*
調べてみたら、ガチ仕様でも1つ方法があった。
そうだった、処刑者を占えばいいんだ。
同じ理由で、襲撃もミスできそう。
RP村なら、テクニックとして使えそうだね。
つまりは、能力は必ずしも使わなくていい。
結果を知っても、タイミング上都合が悪いなら、
後出ししても、もみ消してしまってもいい。
あと、黒描写をしても、意味を理解しなければいい。
知識判定に失敗した事にして、後で気付けばいい。
再発防止策としては、そんなカンジかな?
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