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[懐中電灯の光なのか>>101>>08ゆらゆらと揺れているのに気づく]
おーい。
[教会にいった者達が戻ってきたのか?
手を振ることだろう]
─教会→焚き火─
[ヒカルが説明する様子>>103を真子の隣で聞きながら、心の中でヒカルに感謝する。
翔太を隔離などと言い出したのは、あたしだ。
普通なら、いくら翔太がおかしくても、そんなことを言い出すあたしのがおかしいと思われても仕方がないのに。
それに同意してくれた皆に感謝した。]
社…。
[何故、社が思いついたのだろう。
あの時の、お地蔵様の顔>>3:43>>3:58を思い返すと、不意にそれは、頭の中に響いた。
危ないものは、社に閉じ込めなければならない。
危ないものは、人を襲う。
襲われた人も、社に行く。
きっとわかるよ、その花を見たら。
社に行く運命の者が、人を社に強制的に送る力がある危ないものなら、花はきっと黒く腐る。
そんな力がないならば、花は枯れてはしまうけど、きっとそれは、白いまま。]
― 社 ―
[扉が開き閉まる音が微かに響く。
そこまで大きい訳でもない社内。
息衝く気配は耳を澄ませば感じられるかもしれない。
颯太は板張りの床に転がったまま>>3:+18>>3:+20身動ぎはなく。
首からはまだ縞瑪瑙のメダルのペンダントをかけ、手には社に飛ばされた際に手を離していなければ懐中電灯を持っていただろうか。]
─焚き火の側─
おーい。
[他にも人影が見え、安心した気分になっててを振る]
ゴメン。待ち合わせ時間過ぎちゃってたね。
申し訳ない。
[焚き火の周囲にいた面々に声をかける]
ぇ、あ、……あっ……
よ、かった あっちは、
戻ってこれたんだ……
[へろり、と肩の力が抜けた。
うう、やばいちょっと泣きそう。]
忌まわしいモノ以外の邪魔者がいるわ…。
どうか、気を付けて……。
[やっと教会から出てきた女の声が囁く。
この中にいるだろうか、と焚き火を囲む面々を静かに見据えながら]
[駆は携帯の画面を傾けて見せる>>111]
・・・!
[映っていたのは東吾・・・そしてその背後にいる首筋に、くっきりと痕の付いた白い肌に長い、黒髪の女の映像>>2:379
そして結良の叫び声とともに青白い手が彼女を捕まえて
無限の闇の中に呑みこまれ・・・そして画面は消える
なんというおぞましい映像]
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