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―教会―
[薄暗闇の中、双眸だけは爛々と熱に浮かされ光り輝く。
両膝をつき膝立ちで、箱を覗き込むように抱え込んだ。
箱の表面は、刀で抉るように付けられた五稜星、箱を開いてみれば、封じ込められた祭祀書と闇色の縞瑪瑙で出来た奇怪な模様の付いた掌に収まる程度のつるりとしたメダルのペンダントと黄色い襤褸切れ。]
[箱の中身に指先を触れる*]
ー集会場付近ー
[美奈の言葉に小さく頭を下げる。]
あぁ……
確かに、想像以上に深い山奥ですからねぇ。
[ーーほらまた、声がきこえる。
おいで
おいで
いっしょにあそぼう]
……折角ここまで来たんですから、
いっそ、一泊して下山する方が安全かもしれませんね。
社か……
[渋い顔をする。正直、そういう類の建物は好かない。そうも言ってられないが]
んー、じゃあ…行ってみる?
[結良にも聞いてみる]
[高い声が、低い声が、時に機嫌よく時に苦しげに歌う。
もっともっと怖がって。
もっともっと憎み合って。
もっともっと、もっと近くに来て……。
ずっと、欲しくて欲しくて憎くて憎くて仕方なかったんだから]
怖がり 白砂真子は、ここまで読んだ。 ( B29 )
……一泊って、ここで?
このくらいの気温なら、野宿も出来なくはないだろうけど……、
[眉を顰めて、そう応じる]
あまり賛成できないけどな……。
それに、斎藤はどっちにしろ、来ないだろうし。
早乙女あたり、風呂にも入れずに野宿なんて、何をいうやらだよ。
……そうですか。
ここまで来てすぐに引き返すのも、
暗い山道を走るのもどうかと思ったのですけどねぇ。
[名残惜しそうに眉をハの字にして]
結良さんは……あぁ、確かに……。
[彼女は案外乗り気だった記憶はあるが、
これから廃村に行くという格好とは思えなかった。
思い返して小さく苦笑する。]
[な、何を言ってるんだ露瓶は。そりゃ淡雪と手を繋ぎたいとか思ってたけど…。うー、気まずい。どうしようか。思い切って淡雪に言ってみるか…? たしかにこの薄暗い石段はちょっと危険だし…]
な、なあ淡雪───
[───言いかけて気付く。いや、なんか違う]
待てよ、露瓶。俺が先頭を歩くから、二人は俺の後に続けばいい。
懐中電灯も二人で使いなよ。
[強引に露瓶を追い抜く。頼りがいのある露瓶でも、懐中電灯もなしに女性に危険な先頭を歩かせるわけにもいかない。照れ半分、紳士気取り半分で光は先頭に立ち、ずんずんと石段を登っていった。淡雪と手を繋ぐチャンスはまたあると信じて]
……ま、暗い山道を――は、そうなんだけどね。
[河上に頷いて、腕を組む。
実際問題、運転の安全をとるなら、それこそ一晩明かして、翌日帰るほうが安全だ。
そしてそれに対して、明確に反論できる材料を、いまは持っていない]
……いずれにせよ、皆が皆、好き勝手にじゃ困るでようよ。
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