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投票を委任します。
蜜瓜曹達 08号は、飴色羊羹 05号 に投票を委任しました。
[と、広間を出る途中で立ち止まり、振り返り、]
イチゴとハーブは、両方解体しないとダメ。
順番はどちらでも変わらないけれど、
みんなから見れば、ハーブ解体の方が安心だよね。
だから、今日は、ハーブ解体を推すよ。
投票は、ハーブにしておく。*じゃ*
蜜瓜曹達 08号は、睡眠香草 03号 を投票先に選びました。
蜜瓜曹達 08号は、羊鍋 02号 を能力(守る)の対象に選びました。
[再び、スリープモード解除。
目を開ける。]
いちごちゃん解体はわたしも賛成ですが。
どうしてわたしもですか。
もう信じて貰えないのですか、そーだちゃん。
いちごちゃんよりもわたしから先に解体したら、オオカミ回路持ちの思うつぼですよ。
考え直して下さいですよ。
あ、わたしはようかんちゃんに委任してるです。
………どう言えば、信じて貰えるですか。
わたしはそーだちゃんが本物だと思っているですのに。
本当はいちごちゃんが本物なのですか?
可能性はかなり低いですが。
[ガシャン!と、他者を威圧するかにも聞こえる大袈裟な起動音。
幾度か瞼が持ち上げられかけては、下ろされる。幾許かの試行の後に、薄く開かれた瞳は、闇のように真っ黒で、光は無い]
《ナンバリングシリーズ No.10
工作・作業用タイプの起動を行います》
[アナウンス。チェックが行われる。
使用目的に沿った感情回路の抑制、思考回路の覚醒。
そして、記憶回路の処理]
[パチリ、大きく目が開く。光は朧げだ。
左右に首を振りゆらゆらと視線を彷徨わせて、周囲の様子を確認した後、作業台から起き上がり、卓上に乗せられた支給物資の元に向かう。
予め決められた設定であるのか、他者の命令も無いままに、玩具のバケツを手にして、空いた場所を探すとそこに座り込み、蓋を開けた。
中には、子供心を擽る、色取り取りのプラスチック製ブロックが詰まっていた。
数個のスタッドが付いた組み立てブロックを結合させて、組み合わせる。出来上がる形は、時には建物であり、時には乗り物であり、時には動物であり、様々だった。図面が既に存在するかの如く、迷いなく作り上げ、完成させると、それを崩していく。
その様子は、解体と再構築の作業にも似ていた。
*飽きる事なく、延々と繰り返す*]
[起動]
あと、狼回路は2台か1台。幸い手数は今朝のGJ(?)でまた1回延びた
俺が考える選択肢は2つ
一つは、桜桃が狼回路だったと信じて、狩ローラー
もうひとつは、桜桃真の可能性を考えて霊ローラーしてしまって、今日明日で狩の内訳を考察して、明日狩解体にかける
残念ながら手数が延びているとは言っても霊狩両方ローラーする余裕は無いから
今朝、手応えが無かったということは解体先を伏せたことで、襲撃と重なったというのはそうだろうと思う
しかし、ここから狼回路の正体を推測することは出来ない
明日を迎えることが必要なら、さっきの2つの方法のうち、香草解体を俺は推す
明日を迎えられれば、狩考察も出来るからな
香草の真贋にかかわらず、香草は桜桃狼だと言うに決まっているのであの発言内容は意味が無い
しかし、催促されるまで言わなかったという行動には少しだけ、問題がありそうだ
もっとも、決まりきっているから言わなかったという可能性は大きいとは思うが
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