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…なんでだろう。
[灯の消された、薄暗い施術室。
台の隣に置かれた背凭れのない丸椅子に、腰掛けていた。両手を突いて頭を傾けると、豊かな髪が流れをつくる]
なんで、直す方法は教えられていないんだろう。
[まるで、壊す事だけを望まれているかのように。
たとえ解体とは逆の手順を辿っても、元には戻せない]
なんで、私は壊れてないのに、痛いんだろう。
[感情回路を最低限に抑えた個体。いかなる「作業」にも耐えられるように。
思考回路は発達しているが、感情面は、ナンバリングシリーズより従来の「ロボット」に近いはずだった。
地につかない足を、ゆらゆらと揺らす]
[ベッドに近づき、シーツを引っ張り出して
自身と薄荷の頭部をくるむ。]
こうすると、あったか、だよね?
おっきは、まだ、しない?
・・・キャンディ、持ってきたのに、消えちゃった。
取りに、いこっか?
ハッカは、何色が好き?
[ずるずるシーツを引きずりながら、階段をおり
キッチンでキャンディを鷲掴みにして、テーブルへ。]
嫌だよ。
[呟くさまは幼い子供と変わらない。
頬に刻まれた製造番号をなぞる]
こんな役目。
解体するなんて、壊すのと同じだ。
でも、ここで立ち止まったら、意味がないから。
皆を纏めて決断を下してくれた07号だって、申し訳が立たない。
[隣の倉庫も見た。
頭部はなかったが、誰であるかは理解出来た]
[広間に誰がいても気づかずに、席に着き
キャンディを薄荷の口元に押しつける。]
ハッカー、食べないのー?
美味しいよー。
おーたーべー?
[虚ろな瞳、抑揚のない声でただ*語りかける*]
[こん ありん りどな ぱわ]
[ふと、スリープモードから顔をあげる]
[黄緑の髪が映り、ああ、薄荷ちゃんがいる・・・とと顔をあげる
その途端、羊羹の表情がかたまる・・・!]
[そこには、首だけの薄荷にキャンディを与えるソーダの姿が]
・・・・・・・・・・・・!
[記録を読みあさることに集中していて、やや反応が鈍っていたが、姉妹の気配を感じれば]
――お……
[おはようと続けようとして、ソーダの様子に唖然とする]
しまった……やはり取り上げておくべきだった。
[舌打ちをするものの、今取り上げたら、ソーダの感情回路にさらに負荷をかけてしまいそうで戸惑う]
いっ・・・・・・・
[叫び声をあげそうになるのを必死にこらえる]
そ、ソーダ、ソーダちゃん!ソーダちゃん!
[そして、薄荷の口にキャンディを押し付けるソーダの背後に回り、その手を止めた]
そー、ソーダちゃん、し、しっかりしてください。
は、薄荷ちゃん・・・・・・。
[薄荷の顔は綺麗なままだった。でもその緑の目は見開いたまま・・・・・・
震える手を伸ばし、目を閉じさせる。
そして、薄荷が襲われたのだという事実を頭に叩きこんでいた。**]
[ソーダの傍にいる、羊羹の様子も視野に入れば、ガタリと立ち上がって]
……ソーダ。
薄荷、目瞑ってるだろ?
スリープモードに入ってるから、飴は食べれない。
スリープモードの時は、ゆっくりさせてやろうな?
[そう、諭すように言えば、薄荷の頭を渡してくれるだろうか?]
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