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>>58なるほど、滑車、滑車か。確かに百貫ともなれば相当の大きさの物が必要だろう。となると滑車を使って何かを持ち上げた後もつくのが常だろうけど、そのような跡は尖塔、館の周りには一切無かったんだ。
あぁ、そうだな。そうだよな。なんでわざわざそんな事をしたのか。その理由が全く分からないんだ。早い所犯人をしょっ引かないともっと酷い事が起こりそうな予感がするんだぜ。ベニヲさん、貴重な意見有難う。捜査協力に感謝します。
[荒唐無稽な問いでも一生懸命答えてくれたベニヲに今までに無い柔和な笑みを向けた。きっと妹に対してはこの様な表情を浮かべていたのだろう。]
[投げ上げられた蜜柑>>67を目にし、素早く地を蹴り。
その動きは軽業師とはいえ、少女にしてはやたらと俊敏。
…蜜柑を掴み取る腕の動きなぞ、まるで少年のそれ。]
お!いっただきー!
[――思わず本心が漏れた模様。
姿に似合わぬその言動、事情を知る者がいれば納得であろうが。
つい、と誤魔化すように目を逸らして、]
えぇ、えぇ、手妻師には遠く及びませんでしょう。>>66
彼らの術は、また私とは全く違う性質のものでございますれば。
あんなものは目くらまし。
…まぁ、それも技術とは言えましょうが。
しかしあんなものに肩入れとは…
[脳裏に思い浮かべたは、馴染みの奇術師の姿であるけれど。]
妹を不慮の事故で失ったと思え、だと?夢を見たい年頃だと?
そうだな。血も涙も無い貴様なら、どんな残忍な殺人でも犯せるだろうよ。そこな身軽なお嬢さん以上に身軽な手妻師が知り合いに居ると言ったな?彼奴がどんな素性かは分からないが、金さえ積めば何でもやるって悪評高い満月・三日月堂の同胞なら造作も無い事だろうよ。
本当に夢を見られるんだったら、魑魅魍魎など糞食らえ。妹が今すぐにでも、どんな姿であっても冥府より戻って来てくれる事を夢想するだろうな。
[ベニヲに向けた柔和な笑みは瞬時に凍りつき、氷よりも、吹雪よりも冷たい色を孕み安吾を据えた。その視線はまるで、長らく目を合わせていたら心の臓をも貫く様な鋭く、侮蔑のこもったものだった。恐らく木場の人生の中で初めて見せる最高の怒りだと想像するのに難くは無い。]
いや、失礼した。他のお嬢さん方にお恥ずかしい所を見せちまった様だ。
と、まぁこの様な奇怪且つ面妖な事件に巻き込まれない様に用心してくれ。用心は幾らしてもしすぎる事ぁ無い。こんな事件は他人事だと思っても、そんな事はありゃしないんだから、な。
[カナの視線に気がつき、冷たい視線に温度を戻す。冷え切った木場の内面は、きっと冬の木枯らしよりも荒んで居るだろう。]
箱入り ルリハ が見物しにやってきました。
箱入り ルリハは、見物人 を希望しました。
[見るからに怒りだした木場に口もとを手帳で隠し笑いを押し殺すが、くくっという声が漏れた]
俺のようなただの成金の戯言に翻弄されていては
万が一"本物"と出会った時に一たまりもないよ?
[蜜柑を取るカナにはうっすらと目を細める]
時代は変わったのさ
[聞き苦しい嘲りを含んだ忍び笑いに隠せない苛立ちを再び沸々と煮えたぎらせるも、―本物―・・・その耳慣れない言葉が妙に引っかかる。丁度水にたらした墨汁の様に、静かに迅速に木場の中で疑念が広がっていく。それを払拭するかの様、低く、そして努めて冷静に問いただした。]
「本物」とは、何だ?お前は、何を、知って、いるんだ?
ちょっと通して 下しゃんせ
御用のないもの 通しゃせぬ
この子の七つの お祝いに
お札を納めに 参ります
[そこで、声音を一つ低くして。
笑みを含めて続けよう。]
行きはよいよい 帰りはこわい
こわいながらも
通りゃんせ 通りゃんせ…
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