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スッチーくん、だね。わかった。一度書き留めておこう
[懐にしまっていた手帳とペンを取り出し、さらさらと記入をしていく
そして壷の中は宇宙になっているらしい。入れる可能性があるということだ]
…へえ?君が作ったのか。何からできているんだろう。
…入れる?こんな小さな所に…?
―――うわっ!?
[壷を覗き込んでみると、内部に小さな星のようなものがきらきらと輝いている
試しに手を入れてみると、そのまま内部に引きずり込まれた]
…すごいね。本当に宇宙だ
[壷の内部はスッチーが言ったように、宇宙のような空間が広がっている。
大小様々な星がちかちかと瞬いて、手を伸ばせば届いてしまいそうだ
ふと、上を見上げるとぽっかりと白い穴があいているのが見えた]
…出る時は、ここからかな?
[試しに手を伸ばしてみた]
気に入ってくれたかい?
[出てきたアズライルに嬉しそうに聞く]
壺がある所にならどこにでも行けるんだよ。悪意のある人以外は誰だって歓迎さ。
[スッチーの声に呼応したのか、ふわふわとシャボン玉のようなものが壺から出てきた]
[ぽっかりと空いた白い穴に手を伸ばせば重力を感じ、気付けば元通りの祭りの喧騒の中だった
後ろからスッチー君の声がするのに気付くと、声のした方へ振り向いた]
すごい。すごいね。こんな便利なものが存在するんだ!
この壷の中から他の所へも繋がってるというわけか。どういう仕組みなんだろう?
[ふわふわとシャボン玉の様なものを吐き出す壷を手に取って、へー!と呟きながらまじまじと眺める
暫く眺めると、満足したのか壷を元通り地面に置いて]
壷も気に入ったけど、君も気に入ったよ?
良かったら食べるかい。お近づきのしるしに、という訳じゃないけどね。
[スッチー君にこたつどら焼きを1つ差し出した]
[さて、どこへ行こうと考える。
とりあえず溜まった疲れは癒したい。この星には立派な温泉があると聞いたので、最終的にはそこへ向かおうか。
ふと空を見上げると、>>83大きな蜜柑のようなものが飛んでいるのが視界に入った。
目をごしごしとこする。]
……蜜柑、よね?
[日の光を受けて黄金色に輝いて見える蜜柑のようなそれは、上空をぐるっと回ったかと思うと地上に落下した。ように見えた。]
なんだろ。
この星の蜜柑って……なんというか、すごいわね。
さすが名物。食べたくなるじゃない。
[わたあめを平らげた後でもまだ食欲は満たされない。
大きな蜜柑らしきものが落ちた方向へ向かう。果たして見つかるだろうか。*]
仕組みは、作った私にも分からないんだ。壺を作ってる子達はいっぱいいるけど、だーれにも分からない。
だけど、実際にできるなら理屈なんて無くたっていいのさ。
壺は、まだまだ不思議な事だらけなんだ。
[壺の上にちょこっと座ると、こたつどら焼きを受け取った]
おや、美味しそうじゃないか。頂くよ。
/*
一日一本 三日で三本
三本食べればエピが来る。
RPはわんつーぱんちー気楽に楽しく描きましょう〜
怖がらないであーるーけー。
……ねる。酒が入ってる。
そうだ、お近づきの印にこれをあげるよ。
[壺の中から、一回り小さいかさばらなさそうなcornsilk◆色の別の壺を取り出した]
"ししょー"は壺屋さんだけど、これは私が作った壺だから気にしなくていいよ。私は壺好きな人をどんどん増やしていきたいんだ。
これは、いざとなった時に役に立つ壺さ。
お、おおおー!!
[見上げれば巨体を起こしたドラゴンがいた。
翼を大きく広げたその姿はとても堂々としたもので格好いい。
生まれた風圧に耐えながらそれを見上げていれば]
うん? ……乗れってこと?
[心なしか、背中に乗りやすくするために背を落としてくれた気がする。――迷ったのは一瞬だった]
[ばさっ]
ははっ……!
[ドラゴンの巨体が宙へと羽ばたく。
ドラゴンの背中に乗る――そんな物語の中の竜騎士のような真似ができるなんて、夢にも思わなかった。
空を飛んでいる感覚に腹の奥から笑い声が零れる]
お前、すげぇよ! なぁ、すげぇ!……っとぉお!?
[興奮でぺしぺしとドラゴンの背を叩けば、
急加速でバランスを崩しそうになって危ういところでドラゴンの首のあたりへぎゅっとしがみついた]
[そのままドラゴンは洞窟の中をすいすいと通り抜けて、
青い空の中へと飛び出していく。目に射した光が眩しい]
[空へ飛びだしたあとは比較的ゆっくり飛んでいて、
強くしがみつく必要もなくなった。ゆるりとした態勢になる]
おー、あれだあれ。
[景色を楽しむ余裕も出てきて、下界を眺めていればドラゴンから謎の思念を受信……ではなく、祭りの会場が見えてきた]
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