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[―自然・動物生体フロア―]
…。
[とて、とて。
ゆっくりとした歩調で歩く、その足元には小さな毛玉…いや、仔犬に似た動くものが2、3匹じゃれついている]
んと…?
[このコーナーに飾られているホッキョクオオカミの剥製の子供たちだ]
[館内のあちこちに置いてある手頃な休憩用の椅子に腰掛けると、少しのあいだ仔狼たちと一緒に戯れる]
あれよね。
さっき見た系統図としては爬虫類が鳥類と哺乳類に分かれたような。
こっちが鳥類みたいなものだけど。
こっちはこっちで便利なんだけどね。
[さくさくっと魔法を使いつつ食事を錬成。
1.ショートケーキ
2.チョコレートケーキ
3.チーズケーキ
4.あんこケーキ
5.プリン
6.ばけつプリン]
……生きてる、って。
どういうこと、なのかなぁ…?
[ふと、頭の『傷』に触れる。
自分が生まれた…作られた頃からずっとあるもの。
『見るからに痛々しい』と言われるものの、実際にこの傷が『痛い』と思ったことはない。
いや、『痛い』と感じること自体が、自分には欠けているんだろう]
[ヴィンセントが何て答えようと、それに返事をしてそのまま歩き出した。そのまま後ろをついてきても追い払うことはせず、自然・動物生態系フロアへ向かう。
やがて目指していたところに着くだろう。
その時スーはその場にいただろうか]
…ね。
[仔狼の一匹を持ち上げて]
きみたちは、『いたい』って、わかる…?
[持ち上げられて、不思議そうに真っ黒な瞳でこちらを見つめてくる仔狼に小首をかしげて聞いてみる]
警備員 アドニスは、蝋人形 スー をうらなっちゃうことにしたよ。
…………。
[しばらくそうして仔狼と見つめ合ったあと。
そっと地面に仔狼を下ろす]
…。
[そっと仔狼の頭を撫でる。指先で耳元を擽りながら]
…ほら、みんな。
おかあさんがおむかえにきたよ。
[自分たちから少し離れたところに、すらりとした美しい毛並みの狼がこちらを見つめていた。毛色から見て、おそらくこの子たちの母親なのだろう]
[とてとてぽたぽた、母狼のところに子供たちが駆け寄っていく]
…また、ね。たのしかった。
[本心だった。
小さく手を振って狼の親子が向こうへ駆けていくのを見送る]
……。
[結局のところ自分を産んだ親とも言える文化はほかの文化や欲求に取り込まれつつ否定されていった、ということだ。そのことは軽くショックではあったが、そんな気はしていた。
そしてその親たる文化はそこまで"間違っていない"ことも分かった。人間にとってはそれは否定されるべきものだが――。]
結局私も、否定する立場なのかもね。
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