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[離れようと退くウェスペルに、その顔を触れんばかりに近付け、]
──クァルトゥスに
抱かれたのだな?
[愉しげな声音で囁いた。]
[ザリチェのしなやかな指の動きは
他の魔が到底真似できないような繊細さで
快楽と官能を呼び起こした。
同時に、軽い眩暈を覚える。
快楽を媒介として魔力を吸われた、と悟った。
これ以上触れられては危険だと。]
――きさま、
[隠した傷痕を庇うように逆の手で覆った。
伸ばされた手から逃れる為、後退る。]
[唇からは――…腐敗の香り。]
[ディープレッドのフロックコートに、金刺繍のベスト、灰色のズボンに白いハイソックス――左目には「知覚できない」色を纏ったジュアンは、「姫」を地に下ろしてその上に覆い被さった。
――首筋には、肉が崩れる感触。
その場所を舌でなぞり、ムスメの身体を己の舌で犯してゆく。鎖骨、デコルテ、腰――…腐り落ちるムスメの白い肌を掌でなぞり、ジュアンは微笑んだ。]
[ムスメは、動かない。
ジュアンに魔力を与え続けたこと、そしてジュアンの術を数十年に渡って受け続けた結果――…ジュアンの魔力が切れた反動で、ムスメの身体はそのカタチを維持できなくなり、体内時間が一気に加速し、《終焉》へとひた走る――…]
―――…姫。美しい、姫。
[もの言わぬ姫君の奥に、いきり立つ己の欲望の先端を捩じ込みながら、掠れた声で囁く。]
貴女は最初から、僕だけのもの―――…
―――!!
[囁き、
愉しげな声。
青玉の眼が笑っている。]
……ど うして、
[動揺を隠し切れず、声は詰まる。
至近距離の華やかな青から、
眼を離せずに居た。
鳴り響く円舞曲は遠い。
白亜に映る影も――哂っているだろうか。]
[乾いた大地に、湿った男の吐息]
[男は己の衝動のままに、何度も、何度も、ムスメの身体を突き上げる]
[ムスメの身体からは肉が削げ落ち、骨と骨が離れ、髪が塊となってボトリと落ち、身体からは無数の青い蛆虫が湧き出ている。――…男は、それすらも「美しい」と思った。]
[《青》を愛した姫君。
恋い焦がれた相手が、他のオンナと結ばれたことを悲観し、永遠の眠りを望んだ姫君。
何十年、何百年後――若く美しいムスメの姿を「あの方」に見せれば、或いは自分に振り向いてくれるかもしれないと――《死》を選び取らなかった姫君。]
[憐れムスメは従者に墓をあばかれ、身体を犯され、そして――…]
―――――…っは……ァ………ッ
[《純潔》を破る白に冒され――その身体は、崩れ落ちた。]
[腐敗し、崩れ落ちたオンナの身体が、ジュアンの足許に転がっていた。かれは地に落ちている眼球――美しい《青》をしたそれ――を拾い上げ、右の瞼の奥に填めた。]
[色彩豊かな、世界]
[赤、金、灰―――《青》だけではない世界。]
[男は、己の性器にこびりついた、腐敗したムスメの肉と、《純潔》の赤を指で掬い上げた。
かれが初めて知覚した《赤》。
ムスメの《純潔》。]
へぇ――…「こんな色」だったんですか……
[指にこびりついた其れを舐め取り――ジュアンは、*わらった*]
[ウェスペルが動きを止めた隙を逃さず、白い腕が蛇のようにその身を絡めとろうと迫る。
と、同時に紅い唇が黒衣の魔の、声を途切れた唇へと──]
堕ちたる魔槍 クァルトゥスは、渇きの君 ザリチェ を能力(襲う)の対象に選びました。
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