情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
渇きの君 ザリチェ は 地上の穢 ロネヴェ に投票した
地上の穢 ロネヴェ は 瑠璃音ノ五シキ ジュアン に投票した
触れずの君 ウェスペル は 地上の穢 ロネヴェ に投票した
瑠璃音ノ五シキ ジュアン は 地上の穢 ロネヴェ に投票した
堕ちたる魔槍 クァルトゥス は 地上の穢 ロネヴェ に投票した
地上の穢 ロネヴェ は村人の手により処刑された……
渇きの君 ザリチェ は、触れずの君 ウェスペル を占った。
次の日の朝、瑠璃音ノ五シキ ジュアン が無残な姿で発見された。
《★占》 触れずの君 ウェスペルは 人間 のようだ。
現在の生存者は、渇きの君 ザリチェ、触れずの君 ウェスペル、堕ちたる魔槍 クァルトゥスの3名。
[クァルトゥスが掲げ持つは、身の丈よりも長い──斧槍。
槍は、 蒼穹のいろを刃に映し、
──…漆黒の炎に包まれたジュアンを、
──…そして銀の雨に濡れるロネヴェを 貫く。
砕けた地に突き刺さるまで── 深く、深く。]
・・ジュアン。
悪魔の《契約》は、
身体の部位の交換そのものに意味があるのではなく、
《契約》と共に魂の一部を奪い──堕とすためにある。
[鏤められた蒼の欠片の上、銀の雨が降る。
燃え盛る黒、
奏者の瑠璃と薔薇、
貫かれた女の翠、
現れた緋色の魔
色彩の洪水は まるで一枚の絵のように
壮絶で 美しく見えた。]
――……!
[槍は地を抉る。
しとどに降り注ぐ雨の残滓から自らを庇うように
傷負わぬ腕を自分の前に翳した。]
[長大なる魔槍を操るは、赤い──赤い戦魔。
──否、それは赤い……
青の双眸は瞬かぬまま、
クァルトゥスが斧槍持て、
ロネヴェを、そしてジュアンを貫くその一部始終を
じっと見詰めていた── ]
[大地に突き立った槍の傍に、クァルトゥスは立つ。]
[ジュアンの身体は串刺しのまま穢の炎に炙られ、黒に覆い尽くされていく。ジュアンの下には、銀の雨に射られたまま、喉元を反らせ胸元の黒薔薇──心臓を露出したままのロネヴェの身体。
風圧を受けて、女の髪が乱れた。
炎とロネヴェから流れ出すどす黒い血液は混じり合い──やがて、その澱みから黒ずんだ蛆や、得たいの知れぬ蟲蛇が這い出した。]
[唇を歪め、強引に槍を引抜く。
大地の歪み──深淵へと堕ちて行く二人の契約者達を、クァルトゥスは見送った。]
[ぼたり]
[俯いたクァルトゥスの左の眼窩から、完全に暗赤色に染まり切ったジュアンの眼球が滑りおちて行った。]
[黒い炎の舌に舐められ、燃えていくジュアンの躯から視線は留まったまま動かない。
まるでその一部始終を網膜に焼き付けようとするかのように。
その瞳には何のいろも浮かんではおらず、あくまで蒼く青く澄み。]
ああ…
土産を渡し損ねた。
・・瑠璃姫によろしく、ジュアン。
[懐から、白いターバンに包まれた鳩の卵程の塊を取り出す。
それはアーヴァインの額に埋め込まれていた巨大な青い宝石。皮膚と毛髪のこびり付いたままの青玉(サファイア)。
クァルトゥスは、二つの身体が墜ち行く孔に、それを投下した。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新