人狼物語(瓜科国)


128 赤と黒 Le Rouge et Le Noir


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渇きの君 ザリチェ

それほど意外だろうか?
私が話をしたいと思うのは。


[くっと笑みを深くしながら、さほど疑問というふうでもなく……揶揄するようにクァルトゥスに尋ねた。]

( 148 ) 2008/01/26(土) 22:44:16

渇きの君 ザリチェ

でも。

貴方にとって無益な話ではないと思う。

聞いてみる気はおありか?

( 149 ) 2008/01/26(土) 22:45:52

地上の穢 ロネヴェ

[かつん]
[踵は床を打った。]

笑わせたいなら、
泣き叫びながら地を這いなさい?――――ッ!


[身を引こうとしたが――黒い爪――身じろぎした為に僅かに狙いを逸らし、心臓よりやや斜め上を貫かれた。
 血が溢れ、爪を伝ってジュアンの指を濡らす。]

雨と爪……冗談のつもり?

[爪の上を炎が趨る。]

( 150 ) 2008/01/26(土) 22:46:53

地上の穢 ロネヴェ、メモを貼った。 メモ

( A81 ) 2008/01/26(土) 22:47:23

地上の穢 ロネヴェ、言葉尻に苦しげな息を吐いた。

( A82 ) 2008/01/26(土) 22:48:50

堕ちたる魔槍 クァルトゥス、メモを貼った。 メモ

( A83 ) 2008/01/26(土) 22:49:28

【赤】 堕ちたる魔槍 クァルトゥス

[ジュアンの特殊な視覚を味わうように、一度両目を閉じた。]

( *31 ) 2008/01/26(土) 22:53:08

触れずの君 ウェスペル

[その先には瀟洒な館。

だがしかし、其処からは黒い煙が上がり、
複数の殺気が感じられた。]

……黒い、炎……ロネヴェ?

[そのまま身を隠しながら、
気配を殺しながら館へと近づいていった。]

( 151 ) 2008/01/26(土) 22:59:12

堕ちたる魔槍 クァルトゥス

[細かな砂塵と共に宮殿の青の破片が、崩れた天井からクァルトゥスの頭上にも降り注いだ。
 クァルトゥスの右目に映るロネヴェの放つ黒炎は、粘り気を帯びコールタールの様な奇妙な質感に見えた。女悪魔の膚を濡らす黒い血液もまた同じく。]

[ぴちゃり。]
[黒いロネヴェの血液が、クァルトゥスの口元に飛んだ。
 クァルトゥスは何の躊躇いも無くそれを舌ですくい取る。
 舌が痺れ──文字通り、灼けた。]

( 152 ) 2008/01/26(土) 23:04:42

瑠璃音ノ五シキ ジュアン、メモを貼った。 メモ

( A84 ) 2008/01/26(土) 23:05:40

堕ちたる魔槍 クァルトゥス

…無様では無いな。
嫉妬や憎しみに炎を燃やしてこそ、彼女は美しい。
貴方とは異なっているが。

[まばたき。
 何が可笑しいのか、クァルトゥスは喉の奥で嗤った。]

話は聞くさ・・ザリチェ
…“渇きの君”

[クァルトゥスは大股でザリチェの傍へ歩いて行く。]

( 153 ) 2008/01/26(土) 23:07:36

瑠璃音ノ五シキ ジュアン

―――…くっ

[ジュアンの爪に黒い炎が点き、かれの身体を包んで燃える。貫いた感触があるせいか、ジュアンは爪を引き抜かず――…むしろより心臓に近い部分まで切り裂こうと、右手をぐいと動かしている。]

[眉根をきつくしかめながら、ジュアンはロネヴェに降った雨を待っていた。]

[――銀糸の雨が、ロネヴェの頭上に降り注ぐ――]

( 154 ) 2008/01/26(土) 23:09:44

瑠璃音ノ五シキ ジュアン

[爪から伝う血で、ジュアンの肌が灼ける。]


[――ジュワリ、グチュリ。]


[肌が、血に冒される――…その奇妙な痛みに、ジュアンは小さく声を上げた。]

( 155 ) 2008/01/26(土) 23:12:17

渇きの君 ザリチェ

……であれば、彼女(あれ)はもっと前に私を殺すべきだった。

けれど、あれのことはどうでもいい。


[燃え上がる黒炎を背景にザリチェは佇む。
崩壊しつつある屋敷の様子を気にも留めず。
大股で近付いてくるクァルトゥスを、警戒の素振りもなく。]

( 156 ) 2008/01/26(土) 23:15:52

【赤】 堕ちたる魔槍 クァルトゥス

だが、私はジュアンに、逢いに来た。

( *32 ) 2008/01/26(土) 23:16:40

渇きの君 ザリチェ

まず一つめは。

私は《候補者》ではない。


[その言葉は紅の唇からさらりとこぼれた。]

( 157 ) 2008/01/26(土) 23:17:02

堕ちたる魔槍 クァルトゥス

[左眼球、眼窩が疼くのか。]

──… ・・少し。待っていてくれ。


[至近距離で《蒼》を見詰め、ザリチェの首に一度手を掛けた。
 わずかに力を込めた──その刹那、クァルトゥスはジュアンに向かって跳躍した。堅牢な筋肉が収縮しそして躍動する、その衝撃はザリチェにも伝わっただろう。]

( 158 ) 2008/01/26(土) 23:18:06

地上の穢 ロネヴェ

すぐに燃やし尽くしは、しないわ……
―――肉を焼かれ、身を溶かしながら、己の愚かさを悔いなさい?


[更に深く、と力の篭もる爪を握り、押さえる。
 雨音が如き音を立てて血が滴った。滴る端から床を灼く。
 いまのジュアンに叶うことは、その程度の小さな抵抗と思い込み、微笑む―――慢心の頭上から、銀の雨。]

( 159 ) 2008/01/26(土) 23:18:43

触れずの君 ウェスペル

[散らばって居るのは青い破片。
あの館からだろうか、一欠けら拾い上げた。
青玉か、藍宝石か、天藍石か。]

……

[聴覚が、雨が降る鋭い音を捉える。
そして、爆ぜる黒い炎の気配も。
更に、進む。

青の欠片は更に増えて、地面を埋める。
砕かれた夜空のようだった。
その、只中に]

( 160 ) 2008/01/26(土) 23:18:59

【赤】 瑠璃音ノ五シキ ジュアン

――…僕が討たれる瞬間を見たい……とかいうご用向きですか?


[笑いを帯びた息を吐く。]

( *33 ) 2008/01/26(土) 23:19:53


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