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[己には――「ニクス」には、色も何も無い。
在るものを映し、触れるものに染まるだけ。
けれど、]
そんな「色」は、キラいだ。
[此方へと寄る昏き色の集まりを、立ち上がる気力もなく座り込んだままに見つめながら、わらって、*吐き棄てた*]
……いいええ。
[ロネヴェの言葉に、困ったように首を傾げる。]
僕は《青》の他には、白と黒しか見えない。
──…それだけのことです。
[小さくわらう]
アイ──
[小さい呟き。
しかしそれは無意識のものであるのか、]
ジュアンは本当に話すのが好きなのだな。
それだけ喋り捲って飽きないのだから。
[呆れたように話しかけるその態度は、全く自分の零した呟きに気付いておらぬようだ。]
[当然の如く、ロネヴェの問いもジュアンの返答も、耳に入っている筈なのに気にした様子がない。
本当にロネヴェが気にならないのか、わざと無視をしているのか。]
[『“《青》だけ”なのだろうよ。』
青の淫魔、青の奏者。
至上の青を探す旅人を夢想する。
それは葬るべき相手。
祭礼は続く。
魔力が足りないのならば、奪えばよい。
幸い獲物ならば事欠かないだろう。
双眸を細めた。]
渇きの君 ザリチェは、地上の穢 ロネヴェ を投票先に選びました。
……そう。
[ジュアンの顎先から手を離した。]
”渇きの君”は睦言以外に語る言葉をお持ちで無いものね?
[ロネヴェは、ザリチェを無視しきれない。
片方の眉を上げた]
ねえ、ジュアン。
折角お茶を用意して貰ったけれど、
今日はあんたを殺しに来たの。
[離した指先に、黒い炎を灯らせた]
あんたにとって私が白と黒の一部でしか無いと言うのなら、
そこの青い淫魔と共に堕としてあげるわ―――
[妖馬は湿度を孕んだ雲間を駆け抜け、クァルトゥスはずぶ濡れになる。滴り落ちる幾多の水と共に淫液が洗い流されて行った。
クァルトゥスがかつて封印された大地の裂け目を足元に見る事も無く、馬は行く。ただ、妖馬はその場所に奇妙な磁力を感じるのか、深淵の真上に差し掛かった時に、一度高く嘶いた。]
・・ウェス。
あの金色の悪魔は、私に魔力を奪わせた後。
己自身がしばし万全で無くなる事に気付かなかったのか──。
それで己が命を落としたらどうする?
莫迦め。
魔力が回復するまで、動けぬように縛り付け、真暗闇に閉じ込めておきたい…可愛らしさだ。
飽きないですねぇ。
皆さんの「音」が面白いからですかねぇ。
弾む音、跳ねる音、地を這う音、切り刻む音……
……そのうち、近づいてきますよ?
猛々しい、臓腑の音が……
あれー。それは困りました。
[目尻には、笑い皺。柔和な笑みで、ロネヴェを見つめる。]
しかし、変な話ですねぇ。
ロネヴェさんは何故、普段仲が悪いザリチェさんに殺意を向けないんですか?
何で「僕から殺す」んですか?
急に僕が気に入らなくなったから?
でも、あなたがザリチェさんを憎むいろは、そんな一時の感情から来るものに吹き飛ばされるほど、根の浅いものではないはずです。
[不思議そうに、首を傾げる。]
それとも―――誰かの、差し金ですか?
[一人がけのソファ―――…姫君の特等席に鎮座していた琵琶を手にし、ジュアンはにこりと微笑んだ。]
[雲間を抜けるとそこはすでに翡翠色の草原ではなく、黒い鉱石の森。
ヴァイイ伯の屋敷の向う、緑柱石で出来た煌めく低木ばかりの丘が有り、そこに複雑な幾何学模様を織りなすアラビア風の天幕が見えた。
天幕の一つの傍には、三日月型の銀色が光り、その傍にクァルトゥスに見覚えのある者、無いもの──幾多の生首が転がっている。そして、一際おおきな天幕の内側に、幾千本の刃で円陣を描き、アーヴァインが待機していた。
クァルトゥスの馬が一層高く嘶き
────エキゾチカルな戦闘の結末は、アーヴァインの死。
刃傷と、アーヴァインの心臓を喰らった口元も生々しく、クァルトゥスはジュアンの館を訪れる。]
…叶わぬ恋か。
[呟きは、戦場に紛れて消える。
クァルトゥスは、両目の有った時代──…
暗黒の大地の下へ封印される以前に、蒼めたる女神を捕えた時の情景を思い出す。
虚無の氷は、己自身では如何にしても持ち得ぬもの。
女神が、六大諸候の妹にして妻であったことも含めて、それを得るまで──己は渇望していたのではなかったか。
とは云え、女神を生きた盾として捕えたのちも、クァルトゥスの野心の焔が消えることはなかったのだが。]
[伸ばした手の先から、夕闇が少しだけ顔を出す。
それは纏わりついて衣服の形をとった。
黒衣と、白のドレスシャツ、常の姿。
手袋を嵌めれば、傷も痣もすっかり隠れてしまう。]
……少しばかり、きついな。
[低く小さく漏らす。
魔力を持っていかれた、その影響は大きい。
このような状態の己を見ればクァルトゥスは笑うだろうか。
ウェスペルは廃墟を後にした。
空には雲が垂れ込めている。
足元に翼を広げると、駆けだした。]
”候補者”は例外なく消すわ?
[床と水平に腕を伸ばし、炎を灯した指先をザリチェに向けた。]
アイツとは、関わり合いたくも無いのだけど。
そうね、
敢えて何故と言うなら――――”絆”かしら。
良かったわね、何だか判りもしない色彩を見て死ぬことにならなくて。
[ここまで穏やかに言ったが、ザリチェの言葉に目尻を吊り上げた。指先の炎が膨れ上がり、火球は指を離れてザリチェへ跳ぶ。]
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