人狼物語(瓜科国)


128 赤と黒 Le Rouge et Le Noir


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渇きの君 ザリチェ


[彼はまた、そそり立つ塔であり、侵略者の破城槌を幾度と無く受けて開く城門でもあった。
杯であり、飲み干す唇でもあった。

やがて、昇りつめた灼熱の槍が幾千幾万の火花を散らして落下するのを、炎の海となったザリチェは感じ、自らも己が海の中に熔けていった。]

( 167 ) 2008/01/22(火) 22:50:35

瑠璃音ノ五シキ ジュアン、メモを貼った。 メモ

( A76 ) 2008/01/22(火) 22:50:49

泡沫の雨 ニクス、メモを貼った。 メモ

( A77 ) 2008/01/22(火) 22:52:08

渇きの君 ザリチェ、メモを貼った。 メモ

( A78 ) 2008/01/22(火) 22:52:27

触れずの君 ウェスペル

故の――ただひとつか。


[闇が広がる。
ニクスと反対側へ飛ぶ。距離が開く。
深淵は口をあけて、敗者を飲み込んでいった。]

私には目的がある。

[離れた蒼へ顔を向けて]

それを果たしたとき、
再び合い見えるのも面白いかもしれんと思えたぞ。
変わり者のニクス。

[眼を細めた。
笑んだように見えたかもしれない。]

( 168 ) 2008/01/22(火) 23:01:56

触れずの君 ウェスペル

生きていれば、いずれ。

[立っていた時、候補者であるならば逢うは必然。
そうでないなら――自明の理。

次の瞬間、
黒の外套を翼のようにはためかせ
ウェスペルは森の奥へと消えた。]

( 169 ) 2008/01/22(火) 23:04:43

渇きの君 ザリチェ、メモを貼った。 メモ

( A79 ) 2008/01/22(火) 23:04:58

触れずの君 ウェスペル、メモを貼った。 メモ

( A80 ) 2008/01/22(火) 23:06:01

瑠璃音ノ五シキ ジュアン、メモを貼った。 メモ

( A81 ) 2008/01/22(火) 23:06:26

地上の穢 ロネヴェ、メモを貼った。 メモ

( A82 ) 2008/01/22(火) 23:07:28

堕ちたる魔槍 クァルトゥス

[触れる掌、指先、唇、舌、クァルトゥス自身の躯で。味わうザリチェの膚は、それ自体が魔物であるかの様だった。クァルトゥスは、己の動きに合わせて蠢き、内側から得も云われぬ貴石のごとく輝く、その様に魅せられた。
 貫いたザリチェの肉体は、男の力強さと誇り高さを見せながらも、誘い込む娼婦の媚態。しなやかな身体の奥に秘められた女の裡は豊潤で、灼熱の槍に絡み付き果て度無く快楽をもたらした。]



…離したく無い、
と飽きるほど懇願されただろう。

[悦楽の海を泳ぎ終え、互いの汗が混じり、ぬめる相手の首筋を撫でながら囁く。青い髪を撫でるクァルトゥスの声は、以前より心無しか親密な物に変化していた。

 森は二人の周囲だけが異様な静寂に満ちており、互いの呼吸音だけが響いていた。]

( 170 ) 2008/01/22(火) 23:08:26

渇きの君 ザリチェ、メモを貼った。 メモ

( A83 ) 2008/01/22(火) 23:08:43

堕ちたる魔槍 クァルトゥス、メモを貼った。 メモ

( A84 ) 2008/01/22(火) 23:09:39

堕ちたる魔槍 クァルトゥス、その時、待機していた愛馬の嘶きを耳にした。

( A85 ) 2008/01/22(火) 23:11:09

泡沫の雨 ニクス

ふうん?

[目的の如何は、問わなかった。
ウェスペルの描いた表情を捉えたのは刹那、黒の中へと消えゆく黒を見送り、口の端を上げる]

アハ。
それは、愉しそうだ。
それまで、呑まれないようにね。
それと、好きなものが見つかると好い。

[終わり際の言葉は、やはり「変わって」いただろう。
高きには昇らず、地を歩く。
乾いた昏き地面は、緋に濡れている]

( 171 ) 2008/01/22(火) 23:12:25

泡沫の雨 ニクス、メモを貼った。 メモ

( A86 ) 2008/01/22(火) 23:13:14

堕ちたる魔槍 クァルトゥス

[クァルトゥスは、ザリチェのこめかみと手の甲にくちづけてから、身を起こした。]

…無粋だと云いたいが。
私の従者の気配だ。

[軽く鼻を鳴らす。]

しかも、死にかけている。

( 172 ) 2008/01/22(火) 23:14:04

地上の穢 ロネヴェ、メモを貼った。 メモ

( A87 ) 2008/01/22(火) 23:21:44

瑠璃音ノ五シキ ジュアン

[身体の奥で、臓器がしなやかに鼓動を刻む。
 ――まるで、それ自身が意思を持つかのように。]

あははっ………

[――ドクリ。]

おかげで……

[目を細めて、笑う。]

――…恍惚の女神の膝元に居るみたいです。

[ジュアンの視界は快楽の波に揺さぶられ――かれの目の前は、黒い霞に覆われていた。]

( 173 ) 2008/01/22(火) 23:24:49

渇きの君 ザリチェ

[クァルトゥスが起き上がったを見、ザリチェもまた片肘をつき、ゆっくりと半身を起こした。
しっとりと汗ばんだ首筋と額に張り付いた蒼い髪が、ぞっとするほど艶かしい。]


嫉妬で死ぬかも知れぬと仰ったあの従者殿ですか。

( 174 ) 2008/01/22(火) 23:24:49


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自警団長 アーヴァイン
コミット済 1回 残2969pt 飴飴
渇きの君 ザリチェ
28回 残2083pt 飴飴
地上の穢 ロネヴェ
26回 残1974pt 飴飴
触れずの君 ウェスペル
34回 残1782pt 飴飴
瑠璃音ノ五シキ ジュアン
31回 残1572pt 飴飴
泡沫の雨 ニクス
27回 残2062pt 飴飴
堕ちたる魔槍 クァルトゥス
28回 残1838pt 飴飴

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