情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
−ルカのブログ・アムステルダム−
じゃーん!
[寿司の写真]
昨日仕事→キッチンを覗く→「ルカはスシは握れるか?」→「にへへへ〜」→「oh!できるのか!シャイ・ボーイ。ドントウォーリー」→寿司職人デビュー@オランダ→いまここ。
[簡単に書き込むと、新着コメントに気づいた] >>36
[真子…。と、友達でいたいって、そりゃわかるけど…。と、落ち着こうとタバコを探したが、タバコの値段が馬鹿高い(日本の1.5倍くらい?)ので、止めているのを思い出した]
しばらく考えて
《返信》
約束はしたけどさ。なんていうのちょっと休憩?
俺、こういうの器用じゃないからさー。しばらくこっちで気持ちの整理。
それと、コメント、2文字だけ削除させてもらうよ。
[ルカはコメント編集機能で「男の」の2文字を削除した...]>>36
[幸せとは、こういうものなのかと奈央を抱き締めながら改めて実感する。
お互いに住む場所はそんなに近くないだろう。目の前の彼女はイラストレーターでもあるがバックパッカー。またきっと旅に出る予定を立てていることだろう。]
今度からは、なかなか会える機会も多くはないと思います。でも、離れていても電話が出来るし、メールもあるから。
会える時は、また会いに行きます。
[奈央を抱き締めたままそう告げて。
それからしばらく立ったあと。離れる前にもう一度ぎゅっと抱き締めて、それからその場をあとにした。]
─翌日・朝─
[昨日は南荘の前で偶然にも奈央に再会し、ずっと自分が想い続けて来た気持ちを告げて、幸運にも彼女はそれを受け入れてくれた。
思い出すだけで緩む頬を水で洗い引き締め、南荘での最後のご飯─といってもパンとコーヒー牛乳だが─を口にする。
その後、やって来た引越し業者の人に荷物をまとめたダンボールや、大きめの家具を運んでもらい、部屋にはとうとう何も無くなった。]
長い間、といってもここの住人の中では来たのは後の方だけど、お世話になりました。ありがとう、南荘。
[自室から外に出る。3階のちょうど真ん中辺りにあった自分の部屋。外に出れば、いつも何処かの部屋から聞こえた楽しげな声。美味しそうな匂い。今はもう聞こえないけれど、目を閉じればその光景が蘇る。]
[思えばここにくる事になったのも突然だった。
新たな家を探して不動産屋を巡っていた時に、たまたまであったここの大家さんが紹介してくれたのだ。
その時彼は街で多発していたひったくりの被害にあって途方に暮れていたのだ。予算を持っていかれ、追いかけようにも持病の喘息があって、追いかけてはいたものの途中で咳き込み、道端で蹲っていたところを助けて貰ったのだ。
それから、彼は南荘でお世話になっていた。困った時は隣人の奈央も助けてくれたし、他の住人もとても優しかった。感謝してもしたり無いくらい、ここの人たちにはお世話になった。]
……あった、ポスト。
[階段をおりて、1階の入り口にある住人たちの使っていたポスト。そこに一つずつ、手紙を入れて行く。]
[一人一人に手紙を書いて、ポストに入れる。
本人たちに出さない理由は、結構恥ずかしいことも書いていたからである。]
……ありがとうございました。
皆さんと過ごした時間は、本当に楽しかったです。
新しいところに移り住んで、皆とはもう会うことも難しいかもしれないけど、それでもまた、会えることを信じて。
[外に出ようとした時、壁にでかでかと書かれたルカのブログのアドレスを見つけて。アクセスをすれば現在はアムステルダムで頑張っているらしい。]
やっぱり、スケールのでかい人だなぁ……
[苦笑いしつつ、ポケットに携帯をいれたら、実は南荘の駐輪場に停めていた長距離用の大きな自転車を引っ張り出してきて。それにまたがって、新しい家まで向かう。
新しい家は、二つ隣の街だった。]
─数ヶ月後─
……今日からは、大学生、なんだよね。
[入学式用のスーツを身に纏い、前日に丁寧に洗った自転車に乗り、大学へと向かう。大学は隣町にある芸術大学だ。
風を切って、川沿いの道を走る。桜の花が満開で、皆でお花見をしたいな、なんて思った。
……皆は、どうしているんだろうか。
ぼんやりとそんなことを考えながら、大学に行き、入学式が終われば早々にまた、自転車に乗り元々住んでいた街へ。
更地になっていた南荘を見た後に、彼はバイト先の喫茶店、サウスゲートに向かった。
ここにいればまた、会える気がした。
それに、約束をしたから。
ちょっと遠いけど、皆にまた会えると信じて入れば、ここまで通うのも苦では無い。]
[カランカラン、と音を立ててドアがなる。
いつになるかはわからないけど、また誰かがここに来て、お話できる日が来るはずだ。その日まで、いや、それいこうもずっと、頑張ろう。
そう決心して、昌義はドアの近くに行き、いつものように微笑みながらお客を出迎える。]
[ルカのブロクを覗くのはもう日課になっている。
アムステルダムの写真が貼られる、本当にオランダに行ってしまったのだろう。]
そっか…。
[今度は悩むことなく返信を書き込む。]
わかった。
ごめんね、わがまま言って。
休憩が終わって、私に会えるってなったら連絡欲しいな。
私の連絡先は変わらないから。
…ここで返信してくれてもいいしね。
[いつかまた笑いあえることを夢見て]
―エピローグ/出発―
本当に無くなっちゃったのね…
[南荘の跡地
大家さんから連絡を受けて足を運んでみれば
あの日、目に焼き付けた"我が家"の姿は既に無い]
今度はどんな場所になるのかしら?
…南荘のような、暖かな場所になるといいな。
[そんな事を考えながら、我が家に背を向けて]
―…いってきます
[歩き出す
前へ 新しい"我が家"へ**]
[親との関係は、上手く行ったと思う。
寂しさが無いかと言ったら、嘘だ。だって南荘は無くなってしまったから。
ちくりとした虚しさも混じって。なおの事、後ろを振り向くのが怖い。
数人とはまた会う事もあっただろうけど、やはり、消せない。
――舞に対しても、完全に何もなかったことには出来ないから。
あの頃は良かったな、と思ってしまう事もあるかもしれない。
寂しさを紛らわす様に、きっと自分は、今日をのんびり、過ごしていくのだろう。]
[南荘を離れても、相変わらず会社や自宅でプログラムを制作する日々が続く。
ちなみに啓の言い付けは律儀に守っているらしく、睡眠時間は伸び食事を抜く頻度も減ったらしい。実に健康的だ、と内心どや顔を浮かべるがそれが普通だ、と誰か突っ込みを入れるべきである。
パソコンから一旦目を話すと、うーんと伸びをしてポツリと独り言。]
――南荘の皆は元気かなぁ。
[実はルカのブログはたまに覗いているので元気な事は知っているのだが。他の人はどうしているのだろうか。
―無性に誰かと連絡を取りたくなったので携帯を出し電話帳をばーっと見ていく。
そして目についた南荘の住民の名前をタッチし新規メール作成。
『こんにちは!最近どうですか〜』
一体彼がメールを送ったのは誰だったのだろうか。]
[幸せだなあと昌義に抱きしめられながら思った
きっと彼に会う時間は今までよりずっと少なくなるだろう
それに近いうちにまた海外に行く計画もしている]
今までより会える時間は減るけどメールも電話もするね
うん、あたしも会いに行くよ
[抱きしめられたまま、こくりと頷いた
暫く経つともう1度、ぎゅっと抱きしめると昌義を見送った]
―数ヵ月後―
結局戻ってきてもうた。
アカン、おとんと同じことやってる…
[結局、カッパドギアにもインカ帝国にも行きはしなかった。
思いついた勢いで空港まで行って、お茶をして帰るくらいが性に合っているのだと、焦ることもなく思う。
この数ヵ月は、ふらふらと日本各地を放浪していた。どこにだって親切な人はいるものだ。]
ほんま、見事になくなったなあ。
[暫くぶりに帰ってきた我が家は、跡形もなくなっていた。思っていたよりも、土地が広い。]
みんなどないしてんねやろ。
[皆さんお元気ですか。僕は住所不定無職から再スタートを切る予定です。
そんなことを一人考えて、まだ寒さの沁みる空の下、くつくつと笑った。
もう春は近い。**]
―数ヵ月後―
久しぶりだなあ、オランダ!
そういや、ルカちゃんいるんだっけ?
[引っ越し先での生活にも慣れてきた頃、カーニバルを見にオランダにやってきた]
あ、昌義くんに着いたよって連絡しとこ
[メールを彼に送ると荷物を持って歩き出した
奈央がルカと会えたかは本人たちのみが知る]
−数ヵ月後−
[桜が咲く頃
妹は無事に受験に合格し かつて自分が着ていた制服に身を包み
入学式なのだと家を出るのを見送った
自分は専門学校を卒業 すぐにデザイナーになれるわけではない
勉強を続けながら、洋服店で店員をしている
決してのんびりとした生活ではなく、ばたばたとした日々]
あ、やば…もうこんな時間!!!
[鞄を持ち職場に向けて走り出す
携帯がなり、メールだろうと開いて画面を見た時
そっと微笑む その待受けはいつかの夕焼け]
[1]
[2]
[3]
[4]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新