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―二日前、夕方―
[適当に飲み、適当におでんをつまみ、適当に雑談をしながらコメディ映画を鑑賞する。
―南荘がなくなったら、皆が引っ越しをしてしまったら、こういった集まりはなかなか出来ない。
そう脳裏を過ってしまったのは口には出さず、心にしまっておく。
範男はその後もしばらく談笑をし、部屋に戻った。]
あいたたた…
[よいしょ、と立ち上がると コードの先 ミシンが無事な事を確認し
もう一度 あれに布をかけて部屋の隅へ
そして痛むお尻をさすりながら 着替えはじめた
もし先の音で誰かが舞の部屋に来たのなら
扉があけられる前に 大丈夫ですから と扉の向こうに声をかけただろう**]
─現在・南荘─
……ん、今何時だろう……
[布団の中から手だけがぬっと伸びて、携帯電話を探る。黒色の少し型が古いスマートフォンは使い始めてもう5年目だった。]
……今は、17:30か………えっ!?
[がばり。起き上がる。
今日は不動産屋でも見にいってみようかと思っていたのにも関わらず、もうそんな時間だった。
テーブルの上には昨日スーパーで買った肉や野菜。惣菜も少し入っていた。
(そうだ、昨日はあの後寝てしまったんだ……)
奈央にメッセージを入れた後に眠ってしまい、今の今までずっと寝ていたのだ。おおよそ丸一日は寝ていたことになる。]
あれ、また留守電……?
[携帯のディスプレイをみれば、"不在着信 1件"と書いてあった。]
[電話アプリを開けば赤字で不在着信の相手の名前が書かれており、そこにあったのは…
"姉さん"
どうやら昌義の姉が電話を掛けて来たようだ。
昌義は数日前、姉に新しい家が見つかるまで姉の家に泊めて欲しいと連絡をしていた。が、やはり申し訳ないとまた自分で探す、そう電話するつもりだった。
姉からの留守電を再生し、メッセージを聞く。
どうやら昌義に、といい不動産屋を探してくれていたようだ。その優しさに感謝しつつ、姉にやはり自分は南荘を出るまでに新しい家を決める、と電話をした。
まだ、ここを出るつもりは無いが。
新しい家は、早く見つけてしまわねばならない。
インターネットを開き、姉の教えてくれた店を元に探してみた。めぼしい場所をチェックし、地図をプリントアウトすると印をつける。明日はこの不動産屋を回ってみよう。そう思いながら。]
ー南荘ー
どすんっっ!!
ん?
[床に衝撃を感じると同時に盛大な転倒音が聞こえた]
真下だ!ということは舞の部屋?
[慌てて階段をかけ降りて、舞の部屋の前あたりの廊下で、大声をあげた]
ちょっと!凄い音聞こえたよ!誰?大丈夫??舞の部屋?
─南荘・自室→外─
………
[外に出て、隣の部屋に行く。
そこに前まではあった表札が、無くなっていた。
呼び鈴を鳴らしても誰も出てくることもなく、ドアの向こうから微かに漏れ出る生活音も、漂うご飯の匂いもしなくて、改めて彼女が引っ越しをした事を自覚した。]
……こうやって、皆、いなくなるのかな…
[実はもう1人、数日前に喫茶店に来てくれた、啓も引っ越しをしてしまっていた。昌義が気づくのはもう少し後の話だが…
昨日よりも風が冷たく感じた。
寒さに肩を震わせながら、廊下を見ると、3F端の部屋に住む範男>>48を見かけた。彼はいつ、ここを出るのだろうか。
そっと近寄り、声を掛けてみた。]
こんにちは、範男さん。
今日も冷えますね。
[何と無く言いたくなくて、引っ越しの話には触れなかったが、果たして彼は気付いただろうか。]
─現在・南荘─
……ん、今何時だろう……
[布団の中から手だけがぬっと伸びて、携帯電話を探る。黒色の少し型が古いスマートフォンは使い始めてもう5年目だった。]
……今は、17:30か………えっ!?
[がばり。起き上がる。
今日は不動産屋でも見にいってみようかと思っていたのにも関わらず、もうそんな時間だった。
テーブルの上には昨日スーパーで買った肉や野菜。惣菜も少し入っていた。
(そうだ、昨日はあの後寝てしまったんだ……)
奈央にメッセージを入れた後に眠ってしまい、今の今までずっと寝ていたのだ。おおよそ丸一日は寝ていたことになる。]
あれ、また留守電……?
[携帯のディスプレイをみれば、"不在着信 1件"と書いてあった。]
[電話アプリを開けば赤字で不在着信の相手の名前が書かれており、そこにあったのは…
"姉さん"
どうやら昌義の姉が電話を掛けて来たようだ。
昌義は数日前、姉に新しい家が見つかるまで姉の家に泊めて欲しいと連絡をしていた。が、やはり申し訳ないとまた自分で探す、そう電話するつもりだった。
姉からの留守電を再生し、メッセージを聞く。
どうやら昌義に、といい不動産屋を探してくれていたようだ。その優しさに感謝しつつ、姉にやはり自分は南荘を出るまでに新しい家を決める、と電話をした。
まだ、ここを出るつもりは無いが。
新しい家は、早く見つけてしまわねばならない。
インターネットを開き、姉の教えてくれた店を元に探してみた。めぼしい場所をチェックし、地図をプリントアウトすると印をつける。明日はこの不動産屋を回ってみよう。そう思いながら。]
─南荘・自室→外─
………
[気晴らしに外に出て、隣の部屋の前に行く。
そこに前まではあった表札が、無くなっていた。
呼び鈴を鳴らしても誰も出てくることもなく、ドアの向こうから微かに漏れ出る生活音も、漂うご飯の匂いもしなくて、改めて彼女が引っ越しをした事を自覚した。]
……こうやって、皆、いなくなるのかな…
[実はもう1人、数日前に喫茶店に来てくれた、啓も引っ越しをしてしまっていた。昌義が気づくのはもう少し後の話だが…
昨日よりも風が冷たく感じた。
寒さに肩を震わせながら、廊下を見ると、3F端の部屋に住む範男>>48を見かけた。彼はいつ、ここを出るのだろうか。
そっと近寄り、声を掛けてみた。]
こんにちは、範男さん。
今日も冷えますね。
[何と無く言いたくなくて、引っ越しの話には触れなかったが、果たして彼は気付いただろうか。]
─南荘・自室→外─
………
[気晴らしに外に出て、隣の部屋に行く。
そこに前まではあった表札が、無くなっていた。
呼び鈴を鳴らしても誰も出てくることもなく、ドアの向こうから微かに漏れ出る生活音も、漂うご飯の匂いもしなくて、改めて彼女が引っ越しをした事を自覚した。]
……こうやって、皆、いなくなるのかな…
[実はもう1人、数日前に喫茶店に来てくれた、啓も引っ越しをしてしまっていた。昌義が気づくのはもう少し後の話だが…
昨日よりも風が冷たく感じた。
寒さに肩を震わせながら、廊下を見ると、3F端の部屋に住む範男>>48を見かけた。彼はいつ、ここを出るのだろうか。
そっと近寄り、声を掛けてみた。]
こんにちは、範男さん。
今日も冷えますね。
[何と無く言いたくなくて、引っ越しの話には触れなかった。
果たして彼は挨拶に気付いただろうか。]
[しかしひとつ問題があった 自分は告白というものをした事がない
お互い自分から連絡先を聞くタイプではなかったと思うし
携帯の番号もメールも きっと知らないだろう
ならば 直接?
いやいやいきなりハードル高いよ…と思い
此処は相談だ 、と
なにかあったら、がこんなに早くくるとは思わなかった
そう苦笑して 階段をあがりルカの部屋へ]
ルカさーん いますかー
[扉をノックして そう言った]
[部屋の中は、ずいぶん綺麗になった。
大きい荷物は結局テレビと冷蔵庫ーといっても、一人用の小さいものーくらい。
元々、物を持たない方。 ぽんぽん捨ててしまうとも言う。
冷蔵庫に残っていた缶チューハイ四本。
昨日の余りのチャンプルーが少し。
湯がいた野菜類もちょっと。
今日の夕ご飯はこれで済まそう。
そろそろ、友人が来る頃だ。]
[昨日、此処での楽しい晩餐を過ごしてしまった気がするから。
今日は、独りで。
缶チューハイは、甘い物を選んで別に置いておく。
友人への感謝に、渡そう。 余り物なのは引っ越し前なわけで、許してほしい。
茹でただけで味付けしていない、菜っ葉を肴に。
かしゅ、 1人の部屋に空気の抜ける音が鳴った。]
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