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>>156
[赤城のの答えを聞いて、険しい顔のまま頷く提督。
そして一度溜息を吐き―そしてダンボールの椅子から立ち上がり、赤城の元へと向かい―]
では、処罰の内容を言い渡す。
[聞こえない赤城に対してそう言いながら、提督は赤城に1枚の紙を手渡す。そこには、こう書いてあった。]
『正規空母 赤城
上記ノモノヲ、教官補佐ニ任命スル』
[―提督の考え。赤城はただ黙って治療を施されるのを是とはしないだろう。ならば、この鎮守府で仕事をさせつつ、治療も並行して行いたい。
―ならば、新しい世代を育てる教官の補佐でなら耳が聞こえなくても教材の準備や、戦術論の話を教授させる事は不可能ではない。そう判断していた。
―――ようは、赤城をこれ以上ぼろぼろにこき使う気もないし…そして、赤城という戦力を再び輝かせたいという、提督の計らいが…この異動書であった。]
[ 皆が揃い、四人でテーブルの一角を占める。
その中でも暁の食事量は他の三人と比べて明らかに目立っていて、空母の面々で多少は慣れているものの、その量には少し圧倒される ]
そういうものなんだ…大変ね。
[ 電と暁が食事を交換するのを見て、何だか自分もやりたくなって ]
あ、じゃあ私もこの油揚げと何か交換しよー。
[ 二枚あるうちの一枚を箸でつまみ上げ、暁にそう提案した ]
/*
>>-461赤城
了解です。ちょっと安心しました。
ふぅ、泣いた。ご飯食べて、ちょっと用事済ませてきます。
15時位まで鳩対応です。
そのあと初雪龍驤と回し始められたらなぁと**
>>158
(やっぱり自分のせいだと思っていましたか)
龍驤。私の耳がこうなったのは、三式弾を使用した私の戦略上のミスです。
貴方の所為とも思ってませんし……別に責め立てる気も無いのですよ。責めているのは、戦えぬ傷を負ってしまった己に対してです。
……聞こえていますか?龍驤。
[耳が聞こえなくなってから、ちゃんと喋れなくなっているらしいというのは相手の反応から知っている。自分がちゃんと喋れているかわからないし、会話する機会が一気に減ったのだから、当然なのだが。]
>>#5
――――了解いたしました。ありがとうございます。
[紙を受け取り、見て、頭を下げる。
教官補佐。自分にその任が務まるかどうかはわからない。だが、任された以上赤城はどんな任でも負う心持ちであった。すぐさま、耳の聞こえぬ自分にはどんな業務ができるかを考える。通常の教官は無理として……座学の編集にかかわるなどだろうか。]
(耳……)
(やはり、治したいです)
>>162
[赤城の対応を見た提督だったが、その険しい顔は変わらない。
―提督は…どこまでも甘いからだ。だから赤城が五体満足でない姿を見るのが…とても辛かった。だが、それを悔やんでいれば赤城に怒られる。そう提督は考えていた。
―――彼女は、国の為。そしてこの鎮守府の為に文字通り身を徹して戦っているのだから。だから提督はもう1枚の紙を手渡した。そこには―]
『赤城。耳を治すのが君の最優先任務だ。
―それを忘れないで欲しい。』
[と書かれていた。それと同時に…提督はようやくその険しい顔を止め、同時に笑顔を見せた。]
>>159
ええ、交換しましょ♪
んー、雷はどれがいいですか?
[と油揚げをもらいつつ、雷に聞きます。卵焼き、秋刀魚、野菜炒め、肉じゃが…いろいろあってどれと交換か迷ってしまうのです。だから妹に何が良いか選ばせてみるのです]
ふふ、一杯食べなきゃ立派なレディにはなれませんからね
[と、”いつもの”様に笑うのでした]
>>150
はわっ…ありがとなのです!
[何だか逆に卵焼きを貰ってしまった。黄金色に輝く卵焼きは、見るからにふわふわでとても美味しそうだ。
…何よりも、ちゃんと目の前にある笑顔が、言葉が、あの時アイスクリームを差し出してくれた優しい暁お姉ちゃんのものだって実感できて、口に入れた卵焼きの甘くてふわりとした食感が、綻ぶ表情をさらに柔和にさせる。
そうして、どうやら雷お姉ちゃんもおかずを交換しようとしてるようで、油揚げを差し出している。どうなるかなーなんて思いながら見守っているだろう。]
そうねぇ…。
[ 暁の前に並ぶ料理>>164を眺めつつ、しばし思案。
どれもこれも美味しそうで、目移りしてしまう ]
じゃあ、この肉じゃががいいわ。
[ 最終的にそう決めて肉じゃがをつままみつつ、皆で卓を囲んだ時のような笑顔で言う暁へと、こちらも笑顔を見せた ]
ありがと、お姉。
うん、皆で立派なレディになっちゃいましょう。
それと牛乳も飲んだりして…ね、電。
>>153
……お姉ちゃん…。
[ぽつりぽつりと紡がれる言葉にじんわりと胸の奥に温かい感情がゆっくりと流れ込んでいく。
回された白く細い腕ですら、ほんのりと赤みがかっていてきっと顔まで真っ赤に違いないんだろうなぁ、なんて思いながら…その腕に頬擦りをして。]
…ずっと、想ってたのです。お姉ちゃんのこと。
いっつも眩しくて、包んでくれて…太陽みたいで。
そんなお姉ちゃんを見てるのが好きだった。私も、大好きだったのです。
だから…本当に必死で、無我夢中で…えへへ。うん、よかった。
[すうと息を吸って、あの時の言葉を、約束を、唇に残る甘い熱をしっかりと思い起こしながら言う。]
…私も、ありがとなのです。
帰ってきてくれて、本当にありがと…なのです。
…大好きな、お姉ちゃん。
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