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>>76 山城
・・・え、えっと・・・?
[抱きしめられたまま、山城さんが・・・何か、気持ちを吐き出すかのように喋り始める。]
・・・あ、あの・・・?そ・・・それって・・・その・・・何だか・・・
[愛の告白みたい・・・と言おうとして・・・身体を離されて・・・向かい合わせになる。
山城さんの目線を感じて・・・やっぱり恥ずかしくて・・・頬を真っ赤にしつつ、視線を泳がす。
・・・が、次の一言で私の目は山城さんに釘付けになってしまう。]
・・・・・・・・・え?・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、ぅ・・・あ、青葉を・・・ですか?
えっと・・・あの・・・その・・・
[もじもじしながら・・・戸惑いながら、山城さんの目をジッと見つめて・・・]
うれしいです・・・青葉を・・・よろしくお願いしますね・・・?
[そうして、山城さんの愛を・・・受け入れるでしょう。]
ー深海棲艦は琥珀色の夢を見るか?ー
[深い深い蒼。海の奥の奥の奥。そこから、ゆっくりと、ゆっくりと意識が昇ってくる。体のおぼろげな感覚が、ゆっくりと戻ってくる。それと同時に、激痛が走る。
身体中がいたい。あー。せやな。撃沈したから…]
ん?
[ちゃう。それにしては暖かくて、柔らかい感触…]
んあ?
[ぱちりと目を開ければ、そこは医務室のベッド]
>>78
[顔を真っ赤にして悔しそうに呟く姉さんに、
してやったりとにやけ顔を浮かべていると、]
――えっ、ちょっとね、姉さん…んんっ。
[やり返された。分かってたはずなのに。姉さんはこんな人だって。身体はびっくりして硬直してる。だけど心は喜んでる。勇気を振り絞った行動を、姉さんは同じように返してくれた。
嬉しくて、涙がでるのも当然だ。
このままずっと、姉さんの愛情を感じていたかった。
ずっとずっと、口づけを交わしていた。]
―その後の鎮守府:防波堤にて―
[球磨が沈んでから、どれほどの月日が流れただろうか。
敵旗艦――球磨を落とし、鎮守府に再び平穏を取り戻した・・・という事に表ではなっている多摩は、その功績を認められ、今ではちょっとした艦隊を引き連れて前線へと出撃する旗艦となっていた。]
・・・・・・
[かつての戦いを終えて以来、多摩はよく、防波堤に来てはそこに腰を下ろし、海を眺めていた。
遠い水平線の彼方を望みながら、何をするでもなく、自分の気が済むまで、2時間でも、3時間でも・・・
その日も多摩は、何時ものように海を眺めていた。
青く、広く・・・だけど、暗く、冷たい海の底で眠っている妹の事を思いながら・・・]
>>81
[医務室のベッド脇の椅子に座って、龍驤が目を覚ますのを待っていた]
…起きた?どこか痛いところ、ある?
[彼女が目を開けたことに気がついて、顔を覗き込む]
/*
桃になると著しく出力が低下する模様です。(
その分思いを込めてるつもりなので…よろしくお願いします。
どれくらいでEDに持って行きましょうか?
>>82
―――っぁ…はぁ…。
[気付けば私は、時間も呼吸も忘れて霧島と唇を重ねていた。目をもう一度見開くと…涙を流している霧島の顔がぼんやりと見えた。夕日で紅いのか、顔が紅いのか…どっちかは、ぼんやりとしててわからなかったけど。]
…霧島、顔…真っ赤よ?
ふふ…凄く、可愛い…。
[そうして霧島を抱いたまま、呼吸をする息がお互いかかるくらいの距離で霧島を見つめながらにっこりと笑う私。でも私もまた身体がとても熱くて…顔も火照って、きっと紅い紅茶の様な色をしていて―
―何よりも、霧島と同じ様に…泣いていた。
こんなに幸せな時間を愛する人を過ごせる事が…とてもとても、嬉しいから。]
/*
>>-351 霧島
気にしなくていいわよ。私は愛しい霧島の為に愛を囁くだけだから(
別に今日無理に〆なくてもいいですよ。明日の昼・明後日の夜がありますし。逆にここで〆たいと思えば〆てくれれば、それで。
>>83
[球磨が海底に没してから、どれくらいの時間が経っただろうか。気が付くと球磨は――また、あの鎮守府に戻ってきていた。
だが道行く艦娘が通りかかっても自分の姿に驚く者はいない……否。
気づかれる事すらなく、皆通り過ぎていった]
……本当におばけになっちゃったクマ?
[いつだったか提督室で、多摩と炬燵で沈んだ艦娘が化けて出ると言う話をしたせいだろうか。いやそんな理由ではないのだろうが]
とりあえず、深海棲艦ではないみたいだクマ……
[艦娘を見ても、心の底に沈めたいという感情は宿らない。もっとも宿ったところでそれを実行する事は出来ないだろう]
ゆーれいって、本当に触れないんだクマ…
[ふよふよと、鎮守府の周りを漂う。すると――多摩を、見つけた]
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