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>>338>>339
「なっ…霧島さん!敵艦載機の航行音、捉えました!爆撃来ます!」
[それは異常な音。夜の澄んだ空気によく響く。何を血迷ったかと思うも、その疑問はすぐに回収された。]
夜中も気を抜けないってこと?くっ、闇に紛れて見えない…!
那珂!照明弾!そして全艦対空に集中!
「はーいわっかりましたー!」
[照明弾を放つことで敵艦載機の影が補足できる。そこめがけて、軽巡達が撃ち落としていく。しかし、それでも暗いことには変わりがない。普段まず考えることのない攻撃に、皆対処が遅れている。爆撃を全て躱すことは出来ず、徐々に艦の装備を破壊の音が蝕んでいく。
敵の艦隊からは、まばゆい光とともに、六艦の迎撃している様子が見えただろう。]
…っ!!
[お次は戦艦の砲撃ときた。精度も高くないのだろう。しかし慣れない夜間爆撃の上に砲撃までされては、それは隊伍を乱すのには十分だった。すぐに状況を打開すべく指示を出す。]
単縦陣の構えを崩さないで!
川内!阿武隈を引き連れて敵艦に接近!最大戦速で近づいて、敵空母の轟沈を命じます!動き方は任せるわ!こっちが場をかき乱しておくから、思いっきり暴れて来なさい!それに、あなた達なら…どんな苦境でも切り抜けられるわ!
「「はい!」」
[先ほどの照明弾の効果が切れた頃に指示を出した。なので、向うから二艦が向かった事は感付かれにくいはずだ。だから、こちらの方から照明弾を撃つことは、出来ない。――そして、もし感付かれても、彼女たちなら、成し遂げられるという確信があった。]
夕張、神通、那珂!
ここが正念場。見えない敵を補足するなら使うのは何!?
「那珂ちゃんわかんないよ〜」
音よ!今後の射撃訓練の練習と思って頑張んなさい!気合入れろ!
[敵はまるで見えているかのように爆撃を正確に行なっている。引きつけて撃てばなんとか当たる程度だろう。音を頼りにというのは、難題がすぎる。。しかし、無理を通さねばこのまま押し切られるだけだ。三人が必死の迎撃を続ける。
そして、真っ暗闇だ。砲撃の際に起こる爆炎しか海の向うに補足できていない。そこへ目掛けて霧島は主砲を斉射。一基減ったので、7門だ。しかし、砲撃の手も止ませなければいけない。続けて斉射。こちらも精度が低いが、砲撃を行う。]
>>306 >>307 山城さん
ほ、ほんとですか!
やったー・・・ふふふ・・・これは永久保存版ですね!
[山城さんのおっけーに私は動けないながらも、嬉しさを伝える為にぎゅーっと抱きついた。]
・・・そうですねー・・・早く戦い終わったらいいですね。
[といいつつ、山城さんのお姉さんに伝えるという意思を温かく見守りっていると・・・]
・・・昆布・・・ですか?
[突然山城さんが立ち止まり、足元から長い・・・昆布を引き上げました。
・・・山城さんはそれをジッと見ていたかと思うと・・・私のほうをチラッと向いて・・・]
・・・え・・・こ、昆布を巻くんですか?
あ、青葉・・・昆布巻きにされちゃうんですか・・・?
え・・・山城さん青葉を食べる気ですか!?
[勘違いしつつも、驚愕する。]
>>340
く…っ。
[右腕の損傷は大きい、けど、主砲はまだ何とか使える。
…もっとも、使えたところででもあるのだけど…]
古鷹…、聞こえてんでしょ、古鷹!
深海棲艦になんか負けちゃ駄目だよ、古鷹ぁぁ!!
あたしはまだ死にたくない。古鷹を取り戻したい。だから、古鷹も抗って…!
[代わりにあたしは叫ぶ。叫び続けながら、向けられる副砲をじっと見つめる。…まだ沈められるわけにはいかない。]
今頃思い出した。私……確か最初の頃「駆逐艦が好き」って書いてたにも関わらず、辛うじてプロで叢雲さんに微笑みかけたきりじゃないか?
/*
こっちでもただいまー。
ところで、山城さん・・・お姉さんに元気だと伝える写真がフルヌードでいいのでしょうか・・・?(((
え……?
[ 轟音、しかし予測していた衝撃は、来なかった。
二人の前に躍り出た響>>343が、身を挺して受け止めいていた ]
響お姉…!でもお姉が……!
ぅ……、ごめんね…。
[ 無茶をしないでくれ、という心配そうな声には少し俯いて。
自分達よりも損傷の激しい響が、暁に歩み寄るのを見守っていた ]
>>341
それでも、多摩は鎮守府に居た頃の球磨が嘘や演技だったなんて思えないにゃ!
・・・球磨?
[ゆっくりと自分に近づいて来る球磨。
間違っていたという言葉に、かつての球磨が戻って来たのかと、彼女を抱きとめようとして・・・
しかし、球磨はするりと自分の脇を通り抜けると、鎮守府を攻撃すると言ってそのまま前進してしまった。]
・・・球磨!?止めるにゃ、球磨!
[咄嗟に、砲口を球磨へと向けて静止しようとする。
何故、どうして、困惑の色が、顔に広がっていく。
・・・いや、本当はあの時、球磨の放送を聞いた後から薄々感じてはいた。
その後、二人だけで相対した時にも、予感めいた物はあった。
もしかしたら、球磨は自分に・・・]
/*
今さらだけど、艦娘全員人間サイズだとすると、連装砲ちゃんと46三連装砲さんの差が……どうなってんだろう。
どうして、そんな事を言うんにゃ!?
なんで、多摩に撃たせようとするにゃ!?
それじゃあ、まるで・・・
[――自分を、撃ち落とせと言っているような物ではないか。]
>>328
っ…
[加賀は本気なのだと悟る。
再び自分が暴走したなら何度だって叩きのめして。
…何度だって、同じような言葉をかけるのだろう]
………たい
[ぽつりと呟く]
…帰りたい、です…っ
[提督や仲間達がいる佐々穂鎮守府。
ほんとうは帰れるものなら帰りたかった。
――皆と、龍驤と一緒に]
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