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― 10:38・会敵 ―
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│ │甲:雷巡
│ 甲 乙 丙 │乙:駆逐
│ │丙:駆逐
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│ │
│ │
│ │
│ 叢 │
│ │
│ │叢:叢雲
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>>275
…う。
[綾波とは違う"綾波"とはいえ、その目を真っ直ぐ見てしまったことは後悔した。
胸がきゅう、と締め付けられて、とても辛かった。]
…分かった。でも、諦めないから。
[そっと夕立をお姫様抱っこして、綾波の方に近づく。そのまま、彼女の前まで歩んだ時]
あなたも。
[そう呟くように言った。]
>>272 >>274
―――ほんに。赤城姉さんは。無茶ばっかしよるな!!!
少しは休みいよ!
[その言葉は、平時の鎮守府で口にしていたら平和だったかもしれない。ただ、ここは戦場で、その言葉は敵にかけられる言葉。既に浮遊要塞はあと一つ。そして、一つきりでは艦砲射撃を防ぎきれない。焦りが心の中にある]
ーーーっぐはっ!!!!
[赤城の砲撃が、まっすぐに自分に突き刺さる。島風への対処もせねばならず、そして上空の艦上攻撃機の操作もせねばならぬ。
痛みの中で、とれる手数の多さがかえって混乱を招き、動きは精彩を書いてゆく]
ーーーやられるわけに、いかへんのや。
翔鶴を、おいてくわけには・・・っ!!!
いか。へん、の、や ぁ ぁ あ あ あ!
[島風に振り向けていた艦上攻撃機のうち半分を赤城に向ける。それとともに、16インチ連装砲が、火を吹く。浮遊要塞は、もはや砲撃能力を失い、ただの壁になっていた]
【中破】
>>269
よかった・・・青葉さん・・・。
[どうやら青葉の中のユグドラシルを取り除く事が出来たようで安心する、
ただ、危険な状況には変わりはないようだ無理もない]
無理しないで・・・。
ううん・・・そんな事はないわ・・・、あなたはただ深海棲艦に操られていただけなのよ・・・。
青葉さんが私の声に反応してくれたから・・・
こうやって私はあなたを助ける事ができたわ。
青葉さんがこうやって戻ってきてくれて、本当にうれしい・・・それだけで充分よ。
おかえりなさい、青葉さん・・・。
[満面の笑みで青葉の笑顔に答える事でしょう]
それより先ずは傷の手当てをしないとね・・・。
鎮守府へ戻りましょう。
[こちらもユグドラシルの攻撃を受けて、装甲は大分ボロボロになっている、いわゆる中破状態だ
こちらもこのまま進軍する体力はない]
さあ、青葉さん帰りましょう・・・。
[残りのフラグシップ艦は駆逐艦に任せて、
青葉を背負って、一旦鎮守府に戻ろうと思います]
>>277>>278>>280
『な…っ』
[艦爆は確かに加賀に直撃したはずだ。
何故それなのに怯まないのか。止まらないのか。
…何故そんなに必死になれるのか]
『あ…』
[そんな思考をしていたのが、いけなかった。
振り向いて確認する。加賀が副砲を向けているのは――自分にとって何を賭してでも守らなければいけない存在で]
――龍驤!!
[ちょうど彼女が中破したのが見えた。今から加賀に艦載機を飛ばしても間に合わない。それならば――]
…!!
[全力で走って、砲撃と龍驤の間に躍り出た]
[そうしながら、島風の方をちらりと向く]
―――島風ぇ。
ためらっとるんか。
[その表情は、優しいもの]
躊躇いは要らんで。
落ちたないけど、落とさないかんのや。
赤城にはもう言うてるけどな・・・深海棲艦には。
和平という概念がない。うちらは、孤独を埋めるために他者を沈めないかん狂った化けもんや。
―――怪物の幸福を甘受するか。
人として死ぬか。その二択。
[攻撃しながら、優しい表情を向けるのは。
それは矛盾していたかもしれない]
―――島風が、ウチがほんまに幸せになれると思う方選んでええ。
>>250>>251
[霧島は離れると同時に川内たちの中央に位置するように動く。両翼に彼女たちを配置し、戦況をつかみやすくするためだ。しかし、それでも自分も逃げ出したということを装うために反転しているのは変わりない。爆雷撃機を視界に収め、それぞれの攻撃を躱しながら、魚雷発射までに至った。]
よし!あとはついてきた航空機を撃ち落としなさ……!!!
全艦衝撃備え!海水を排出し、隔壁を閉じなさい!あとでダメコンに!
今は防御を再優先!!っきゃぁあ!!
[艦載機だけならばなんとかなるのだ。しかし、敵を焦らせるための策が効かなかったことに悔しさをにじませる。そうしている内に、回頭直後で速度も出ていない中、全員に砲撃が降り注いだ。それは直撃だけは避けるが、やはり爆風によりバランスが崩れる。そして、そこに生まれた隙は、敵の艦載機も見逃さない。それぞれに熾烈な爆雷撃が行われる――]
「〜っ。やっぱ、ちょっといろいろ積みすぎ‥?」
「やっぱあたしじゃ……くぅ」
「あぁっ!!」
「ふぁぁぁあぁ!夜戦…まではぁあぁ!!」
「いった…!痛いって言ってるじゃん!」
[艦隊はほとんど【中破】気合で避けた川内だけが【小破】で済んだようだが、それでも中破に近い。霧島自身は魚雷を発射したわけではなかったので、まだ余裕を持って対処できた。しかしそれでも【小破】相当の損害を受けた。主砲が一基。使い物にならなくなったようだ。
先ほど放った魚雷は、遅まきながら命中したのが分かった。被害はこちらと同じようなものに視える。]
…っふふふ。あはははは!
[なぜだか笑いがこみ上げてきた。そうだ。まるで姉さんと戦っているみたいなんだ。彼女は、ドックで話した時に性格が変わってしまったようだった。だけど、この落ち着き具合からの主砲の砲撃。まるで金剛みたいに思い切りがいい。]
っくくく。これは、超えなきゃいけなくなりましたね。姉さん!!
行くわよあなた達、もう少しだけついてきて!!
[川内達へと声を掛ける。出撃前に、姉さんの事は話して皆に納得してもらっている。そこの思い切りがいいのも、次に繋がる世代として期待が持てる所だったりする。生死を分ける戦争なのに、まるで演習だ。一対一では勝てなかった姉さんとの演習。だけど、皆がいれば、艦隊で動けば勝てないことはない。そう信じて、この5隻も連れてきた。
中破相当の被害を受けても、皆の顔は前を向いていた。だから私も、"姉さん"との"最後の演習"を楽しむ。]
貴方を超えて、平和を取り戻す!
キスでも何でも、お墓に入ってしてあげます!
だから今は、その力を見せてもらいましょう!姉さん!!
[そう、覚悟は決めてきた。姉さんの拿捕だの不可能に等しい。私の手で、次代の鎮守府を担うものの手で、彼女を、打ち倒す。それが、私の愛のカタチ。好きだからこそ、大好きでしかたがないからこそ、亡くなってしまったものを取り戻すなんて、おこがましいと思う。だから、その眼には涙を浮かべながらも、笑顔で戦艦金剛だったもの。ヴァジュラと戦うのだ。]
そろそろ日が沈む。
夜はこちらの獣にも似た嗅覚を見せてあげる…!
[残った艦載機を撃ち落とし、艦隊は再び集結する。そして、高速で一定の距離を機動し、夜闇が覆いくるのを待った。]
/*
とりあえず庇ったけれど、この一撃だと中破くらいかなあ(
庇ってリタイアはちょっと難しくなったかも。
/*
>>*243 綾波
なんで、お医者さんの後に、お医者さんごっこになるんですかねぇ・・・(
こうなったら、綾波の入浴中のあられもない写真をばら撒くしか・・・
>>280
―――――、――――――
[会話をしている余裕が、無い。先ほどの傷で頭が揺れている。それでも、敵の真近のここで回避を続けねばならない。回避が少しずつ大振りになっていく。動き出しが早くなる。回避が早いと急な攻撃に対処できないとわかってはいるが、足に、思考に、限界が近い。]
(もう少し。
艦載機も、主砲も、数が減ってきた……もうす、こし)
――――――主砲、撃て!!
[構え、撃つ。]
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