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[結局、一言もアミルに言葉を掛けられないまま、舞台にあがる。]
すぅー。
[息を吸い込んで、フルートに歌わせる。
指は勝手に動いて想いのままに音を奏でる。
アミルを引っ張って、アミルに連れられて、即興は続く。
音を交わす毎に、言葉を交わすようで、気持ちを交わすようで―…想いを伝えるようで。
言葉では恥ずかしくて絶対に出来ない気持ちを音に乗せる。
アミルの音は心の蓋を開いて、自覚する。
―…愛してる。
がむしゃらに音を紡ぐ。
この想い伝われと。]
[舞台に上がると、これまで以上に隣にいるメリルを意識してしまう。
目で追わなくても分かる、白くて細い指。少しの緊張を孕んだ息。柔らかな髪。それら全てが「メリルの隣にいる」ことを感じさせた。
メリルの銀色が歌い始めれば、次いで自分の鈍い金が歌い始める。時に寄り添い、追いかけ、絡めて、重ねて。音が音楽になる。
嗚呼、好きだ。メリルのフルートが好きだ。
…メリルが好きだ。
だからもっと、もっとお前を教えてくれ。とメリルのフルートに問いかける。
彼女の音色に乗せられた想いに気づけば、くつりと笑って。]
[演奏が終わり、揃って一礼すると、名前を呼ばれた。]
メリル! …んぅ!?
[愛しい彼女の方を向けば唇を奪われ]
ん…。メリル、それ俺が先やろうとしてたんだけど。
[珍しく頬を染めた男はそれでも何処か嬉しそうに微笑んだ。**]
[会場の隅で当たりを見渡していた。
聞こえてくる演奏に目を閉じ、耳を澄ませながら、音に包み込まれるように、時折フレーズを口ずさみながら。]
……素敵な演奏。
[聞こえてくるものはどれも、素晴らしいものであった。]
[彼女(>>5:2)の笑みに、男もつられて笑い出す
2人でしばらくそうしていると、控え室の扉をノックする音が聞こえる
そちらに眼を向けると、黒服に身を包んだ男がひとり
扉の隙間から顔を覗かせて、男の名前を呼んだ]
何の用だかん?
あ、もしかして楽譜・・・・
[借りたままだったことを思い出し、楽譜と荷物を持つ
もちろん楽器ケースも忘れずに]
借りた楽譜返したら、そのまま会場に戻るに
そちらでまたお会いしましょう
[ツリガネに一礼すると、黒服の男の後について控え室を出る
連れられ、楽譜を返した後、人で賑わう会場へ足早に戻る]
[会場の扉をくぐった丁度その時、割れんばかりの拍手が起こった
ステージの方を見ると、メリルとアミルの2人が、
口づけを交わしたところであった(>>8,>>11)]
あちゃ、演奏聴き逃したか〜・・・
[男は肩を落としたが、2人の仲睦まじい容子に
温かな心もちが沸きあがり、微笑を浮かべて拍手をおくった]
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