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そんなに慌ててどうしたのかしらー?
[必死に首を振るアミルにかける声の温度は低くて]
んー?
そうねー。
色々遊べる曲がいいわよね。
[うーん、と少し考えて]
…決めなくてもいいんじゃないかしら?
全部即興、その場で思いついた通りに、心赴くままに。
私達らしくないかしら?
[良い事思いついた!と言わんばかりの勢いでまくしたてる。その目はキラキラと子供のような輝きで]
それにしても、アミル楽しそうよね。
[上がった口角を見て言う。
ただしその声はもっと楽しそう。]
・・・どうしましょうかね
[会場に見知った顔はいない。一緒に演奏してくとも頼みにくいものである
ともかく後で楽器を調整しに行かなくてはと思いつつまだ会場内にいた]
……ええ。その時は、聞かせる…なんてことでもなく、一緒に演奏したいですね。
[そう、笑った。]
申し遅れました。
私はサリィ。……楽団でユーフォニアムを演奏しています。
ありがとうございます。……そして、どうか今後ともよろしくお願いしますね。
[にこりと、一礼し、熱気の中に戻る彼を見送った。]
……。
[突然表情を変え笑い出すアミルに少しの間、呆然としたが]
うふふふふふふふっ。
[口を手の甲で隠してつられる様に笑う。
肩を掴まれればまた驚いて、目を見開くが]
ふふっ、それに乗ってくるアンタも最高よ!
一緒に作りましょう。
[掴まれた肩から温度が直接伝わって来る、暖かい。
爛々と光る目には引き込まれるようで、綺麗。
このまま抱きしめられたら、なんて幸せなんだろう。
高揚した気持ちは止まる事はなく。
それでも自分がどうしたいのか自覚はなくて。
熱っぽい目でアミルを見上げる。]
あっ…。
[不意に引き寄せられる身体。
近づくアミルに胸がどきどきする。
もっと近づきたい。
気がつけば求めるように、
アミルに体を寄せていた。]
[共に笑顔ではしゃいでいたのも束の間、
すみませんと、急に顔色を変えて、
ふらふらと控え室の扉へ向かう彼女(>>5)
その変化に、はてどうしたのかと不安になり、
遠ざかる後ろ姿に、男は心配そうな面持ちで声を掛け]
ツリガネさん・・・?
だ、大丈夫だら?
[そのまま何処かへ行ってしまうのではと、
とっさに、彼女の右手を取り引き止める]
[俺……何やってんだ?メリルもどうしたんだ。
…でも、ま。
心地良いからいっかー。
疑問符を浮かべながら、回した片方の手でメリルの髪を撫ぜる。
暫くしたらステージに上がるか、と声をかけたか**]
ちょっ……ん…。
[アミルの手が背中に回ると。
驚きに声をもらしそうになるが、言葉を飲み込んで。
そのままアミルに身を委ねる。
頭はもう蕩けて何にも考えられない。
ただひたすらこの時間が愛おしい。
アミルの身体が心地いい。
髪を撫でられるともっともっと気持ちが良くなる。]
えっ…あっ…うん。
…そうね。
行きましょうか。
[何をしていたんだろうか。
声を掛けられると素早く身を引いて、アミルから離れる。
何でもないように装うが当然その顔は赤くて、まっすぐアミルが見られない。]
[振り返った彼女(>>19)の頬が薄赤く染まり、
瞳が潤む、そのいじらしい姿を見れば、
どきっと鼓動が高鳴るのを感じて]
はしたないだなんて、ほげなことないに
ほんなツリガネさんも・・・俺っちはええと思うだに
[深く沈み込む彼女の顔を覗き込んで、微笑むと
声色を和らげて、そう告げる
繋いでない方の手を伸ばすと、彼女の頭をそっと
抵抗されなければ撫でただろう]
[相手の自己紹介を聞き>>11、そういえば、お互い自己紹介もせずに話していたということに気づく。
音楽の話になると、そちらが最優先されてしまうのは、演奏家の性ではあるものの、悪い癖でもある。]
ご丁寧にありがと。
僕はエト。ピアノを演奏してるよ。こちらこそ、よろしくね。
[笑顔で挨拶すれば、そっと相手と握手をする。]
サリィと演奏するのも楽しそうだね。機会があれば、ぜひご一緒したいな。
[相手の言葉に、そう返す。
色々な人と演奏するのは楽しい。新しく出会った人ととのハーモニーは、新しい音楽との出会いでもあるのだから。]
僕は少し会場を見て回るね。それじゃあ、また時間が会えばお話ししようねー。
[そう言えば、そのまま会場内に―]
エトさん、ですね。
はい、こちらこそ。
[そう言って丁寧にお辞儀した。
こんな、簡単なことに気づかせてくれた。
彼はきっと、純粋に音楽が"好き"なんだろう。
そんな気がして。]
――是非、一緒に演奏したいですね。
[ピアノとユーフォニアム。
その未知の旋律に心踊らせながら。]
[驚いた顔(>>21)に、内心狼狽えるも
優しく彼女の髪をひと撫でして]
ん、演奏している時もそうだったけど
楽しそうにしているツリガネさんが一番魅力的だと思う、に
[撫でていた手を下ろして、呟くように言った言葉は、
本心から出たものである]
えへへ・・・
んだども、ギャップがあるってぇのもええかもしれんに
[急に照れくさくなり、へにゃりと笑って誤摩化す]
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