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そうだなあ…
カツラはトトのボールを受け取るとらいちをポンッと割って、中からピンクのガーベラを取り出した。 軽い、マジックである。
トトを改めてまざまざとみると、同い年風の顔立ちにトトらしい困った表情が残っていた。
oO(あまりに、責任感持ちすぎて、心を支える身体がおっきくなっちゃったか。)
子供というのはいつでも不可思議なことと隣りあわせで面白い。もっと見ていたいが、そうもいかないだろう。おまけに、自分より高い背丈に、軽いいじめ心も湧かずにはいられなかった。
「ごらん?綺麗なピンクのガーベラだ。
花言葉は『童心にもどる』。
ボクの大事な人と心を分かち合うんだ。」
カツラはトトにガーベラを渡した。
「これを君の一番の子に渡して、手の甲にキスをしてごらん」
そのとき、ティンカーベルの魔法が起きるよ、と言ってカツラはウインクをする。
>>81 マキさん
(>>#0始まりとはうって変わっての恭しいカボチャの口調や態度に暫しきょとりと。小さなカボチャ達がそれぞれに菓子を持ち、テーブルへ配している姿が、白雪姫や、靴屋の小人を思い起こさせては愛らしく映る)
ふふ、イタズラ好きな主催者さんだったみたいですね。…怖かったですけど、でも、参加してよかったです。
(死んでしまったのだと思っていた、自分も彼も、皆も。今は互いに喜び、幸せそうで。それに、今回の事がなければきっと彼の腕の中に自分は居なかっただろう。そう思えば素直に、よかったと口にして。カボチャから此方へと顔が動き、目が合う。何かを考え倦ねているのか、言葉を詰まらせたマキへ首を傾げて不思議そうに見上げ、続いた言葉の意味が解らずに何度か頭の中唱えて。気付くとみるみる内に顔を紅潮させて)
わ、私も…!あ、その、えっと…──私も、マキさんの日常にいれて欲しいです。…これからも、一緒にいて良いですか?(思わず裏返ってしまった声に慌てて居住まい正して。視線を彷徨わせるも、一呼吸、息を吸い込むとしっかりと視線を合わせて、これからも、と。続く日々への約束を願って)
>>84 モモ
(相手の鈍さは充分すぎるほどに理解していたからこそ、伝わらないのではないかと危惧してつけた“いつか”という言葉。予想通り不思議そうにこちらを見てくる相手に内心小さなため息をついて、また折をみて何れ改めて伝えればいいかと考えた矢先、変化する相手の表情と上擦る声音、とたんに泳ぐ視線に予想に反して届いたのだと、少しの落胆を覚えていた気持ちは一気に浮上して、顔を真赤に染めながらも真っ直ぐにこちらを見返してきた瞳と己の問い掛けに対す解と確認してくる言葉に同じ気持なのだとこの上ない喜びと幸福を感じては自然と口元は柔らかく弧を描き笑みを刻んで誓の言葉を。次いで一度腕を解いて相手の前へと移動して上気し熱を持つ頬を両手で包み込むように添え軽く持ち上げて誓の口付けとそっと唇を触れ合わせて終えれば照れくさそうな笑み浮かべ相手を再びしっかりと抱きしめ)
ダメな訳がねぇ。俺がそれを望んでんだからよ。ずっと一緒だ。モモのことは俺が幸せにする。近い内に迎えに行くから、それまで待っててな。
>カツラさん、…ううん。サンジくん
(にこ、と笑うと、大好きになった人に語りかける)
あたくし、…ううん。私、君の事捕まえるの早すぎたね。
(ハロウィンの仮装のノリに合わせた口調をやめて、ヴェー
ルと白い襟を外せば、黒いワンピースを
着たふつうの女子に見えるのではないかと。)
私たちあんなふうになるにしても、まだすっごい早すぎるんだと思う。
(目線の先には美容師と作家、バカと嫁がいた)なれないかもしれない
しね。
だとしても君の探究心と知略には惹かれざるを得なかったと思うんだ。
すっごいかっこよかった。
私の恋で君の自由を捕まえたくなくなった。私は君を選ばない。いつか
また機会があればなんてずるいことも言いたくない。
(ユメコからもらったブーケがドライフラワーであったことの意味深さ。
今の自分にはそれがとてもきれいに見えた。)
だから、ドキドキさせてくれて、ありがとう。そう伝えたいよ。
>>85 マキさん
(誓いの言葉と共に柔く笑む彼に、嬉しくて。それでも一部、腑に落ちなかったのか人差し指を立てて相手の目の前に差し出しては)
違いますよ、マキさん。私はもう、幸せなんです。だから…一緒に幸せになりましょう。ね?
(幸せにする。その言葉を否定して。手を下ろすとまだ赤いままの顔は変わらず笑みを象る。不意に腕が緩み、解放されて。またどうしたのだろうと思えば正面に回る彼。頬に触れた手に、自分の顔が熱く火照っているのに気付かされては俯きそうになるも、上向かされて口付けられて。静かに目を閉じる。口付けを終えて、ゆると瞼を持ち上げれば、照れたような笑み。抱き締める腕に、そっと自分からも腕を回して)
っ、はい…待ってますから、マキさんの事、ずっと。
(取り付けた約束は、それだけで幸せなもので。力強く頷けば彼の照れが移ったのか、照れ臭そうに小さく笑って)
>>82 緑
(らいちをガーベラの花に変える様を、驚いてキラキラとした眼差しで見つめる)
僕の…一番、大事な人・・・?
(言っている言葉の意味がうまく理解出来ずオウム返しに呟けば、浮かぶのはやっぱりココの顔。コクリとうなづけば、恐る恐るカツラの手からガーベラの花を受け取って)
…うん。わかったよぉ、やってみるねぇ…。
>>71 玩
(クルリと向きを変えると、ココの隣へ、一呼吸置いて、ガーベラの花を差し出しココの右手を取ると、その甲に口付けを落として、小さく名を呼んだ。)
ココ…。ココもお疲れさまっ。
>>87 モモ
(照れ臭い気持ちと嬉しい気持ちが入り混じり擽ったく感じる感覚は今此処にある確かな幸福がもたらすもので、重なる鼓動は等しく思い合う愛しいという気持ちを伝えているように思えて、腕の中にある確かな相手の温もりを感じては生きているのだと再度実感し、共有できるこの幸福な時間に浸っていたいと腕に力が自然とこもり、はにかむ相手の姿に心は酷く安らいで感慨深くも幸せだと言葉をもらし腕の中に相手をしっかりと閉じ込めて。相手の漏らした「ずっと」という言葉に小さく喉鳴らして笑み零し相手頭上へと手を伸ばして優しく触れさせて一度撫ぜつけて髪を弄んではふと一つの事柄思い出して口を開き)
ああ、幸せだ。
クッ、そんなに長くは待たせねぇよ。ああ、とりあえず近い内に店に顔出しにきな。前回の来店からそろそろ2ヶ月になるぜ。俺からの毎月のダイレクトメール届いてねぇことねぇよな?
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