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>>387 けいと
けいと…。ありがとうな。
[抱きついてきたけいとを受けとめ、優しく頭を撫でる。]
また、いつでも遊びにこいや。
ただ暇な時でも、寂しくなった時でも。
俺でもこれくらいのことはしてやれるからよ。
[けいとを、子供をあやすかのように優しく抱きしめた。]
[抱きしめてくるその手は、昔と同じ、泣いていた自分をあやすようなもので。
今でも自分は赤い人にとってはただの子供なのだと思うと、それは少しさびしく、胸のどこかが痛むこと。
それでもとても、暖かく満たされていく感覚に、涙がぽろりとこぼれた]
うん、近くに来たときには寄らせてもらうのよ。
・・・帰って来る、戻ってくると思えるような場所が、ひとつ、増えたのだわ。
[ふふ、と笑った]
>>389 けいと
ああ。帰ってこい。俺もミンネも、お前を待ってるからよ。
…俺もヤキが回ったもんだな。
元殺し屋のスパイが、いまや守る者だらけになっちまってる。
殺すのではなく、守るための強さ…か。
悪くねえもんだな。
[ぼそ、と呟いてけいとをぎゅうと抱きしめて。
けいとをそっと離すと部屋の端に向かって]
…そこにいるんだろ。出て来いよ。姉さん。
[壁に隠れている姉に呼びかけた。]
今更自分に立った縁故の多さを再認識した今日この頃。
はっはー今度はあんたとの縁故処理の番だ鴨姉さん!
[このくらいの速度で処理していかないと処理しきれないと判断したらしい。]
反応遅くてごめんなさいなのよ。
そういえば、狐さんとかも姉さんの感動の再会ってどうなったのかしら。
何かどこかの魔王が再会の邪魔をしていたのだったわ・・・そういえば(遠い目)
[何かがにゅるりと出てきた]
そういえばいつか、呪狼を「怖い名前」と言ってた事があったのだ。
あそこ、本当は「嫌な名前」と言いそうになって、直したのだ。
呪いの狼、という言葉が自分にも当てはまるようで、けいとは嫌だった、らしいのだ。
この子とバーツさん、気にしている場所が割と似ていたのかもしれない、とナカノヒトは思ったのだ。
・・・ヤマアラシばっかりの村なのだ。
ニヨニヨしてる間に微妙に寝ちゃったみたいねぇ。
1時間ほど記憶がないわよあっはっは!
で、そこのバーツは何してるのかしら。
[壁を見ているバーツを見ながら]
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