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>>30塵
[不意に風が吹いて、耳が驚いたようにぴんと跳ねる。それはいつもの反射に過ぎない。
けれどその風に乗って、視界の隅から入り込んでくる白い紙飛行機。綺麗な流線を描くそれを、着陸の瞬間まで丸くなった赤い瞳で見つめていた。パンを口に押し込む手も止まっている。]
! んっ、く……、んぐっ、
[呼ぶ声にあわててパンを飲み込んで、紙飛行機へと手を伸ばす。
鷲の絵に見とれる間もなく振り返って、椅子から慌てて立ち上がった。
そんな急な動きもまた、周りの耳目を集めるものだったかもしれない。]
ヘル、さんっ。
これっ……、
[胸元に、大事そうに両手で支えた紙飛行機。それとあなたを交互に見てから、食べ残しのパンもグラスもそのままに、あなたのほうへと鈴の音を鳴らしながら走り寄ろう。]
/*
何で私は、目を合わせなかったからリコちゃんからの信頼が下がったり疑われるんじゃないかって
ガチ的なこの不安感を抱いてるんだ
>>*159
[あなたの瞳が、あんまりにもこっちを見るから。一瞬だけ、後ろめたくて目を逸らしそうになった。瞬きをして耐える。]
うん。
一緒にいるよ。ずーっと。
聖痕を集める間も、聖痕を星に返してからも。
リコちゃんもそう望んでくれるなら、あたしはリコちゃんと一緒に居たいから。
たとえ離れても、見てるよ。
星みたいに。
[あなたの言葉を借りて。微笑みかける。]
>>29光
[音叉の候補者はみな、知っている人間だ。その中に二人も、悪戯で事を荒立てるような者は居なかった。
"悪戯みたいなのだと良いのに"という言葉には、ただただ浅く下唇を噛む。薄く唇を何度か開閉したけれど、結局現実をフォローする言葉は出なかった。申し訳なさそうに、ごく小さく首を横に振る。
そうして、]
[思いもよらず、返された問いかけ。ぴきりと眉に緊張が走った。
数秒の間。
廊下は静かだった。]
……リコシェは。
放っておく、とは言いません。
あいつに危機が及べば、必ず護ります。
けれど。
私が真に護らねばならないのは、ぼっちゃんなのです。
[君の目を見返す。
その目は完全な決断があるものではなく、揺れて、迷いがあった。
苦しみもあった。]
……休んでいる時間は、ありませんから。
[少し俯いて、小さく言う。不意に額に触れられれば、僅かに目を見開いて、丸めかけていた背を咄嗟に正した。困ったように"ぼっちゃん、"と呟くが、振り払うわけにもいかず。頭痛を伝えるようにどくんどくんと血管が拍動していた。熱は無いらしい。]
/*
すいませんちょっと出なきゃいけなくなりましたので。
退席記号うっかり入れ忘れたけどここで。
このまま居る扱いでCN決めロール入ってくださって良いです。
フラニーのCNは、お二人のどちらかがつけてくれた設定でも、自己申告設定でも合わせますゆえー。**
*/
>>*158 日
ふふ、僕の親とかからなら取れるかもね。
そうだね。僕はもう一回見せて貰えれば良いけどな。もし誠意くれたなら、フラニーが貰って良いよ。
[溜息と違って此方の声音に乗るのは空への期待だ。
それと本意は察したから頷きと軽口だけ。]
>>*159 銀
[目が合わない代わりに握られた手には答えて力がこもる。
空を見上げたままあなたの言葉を聞いて、]
うん。リコ、どこまで行ってもずっと僕らは一緒にいるよ。
[そっと囁くようにそう繰り返したんだ。
見上げる目に移る夜空は同じ満天の星だ。]
>日、銀
[少し間が空いた後だろうか、空いている片手で空を指差した]
二人とも、空におっきな三角形があるのは知ってる?
>>31銀
[すぐに、紙飛行機を追ってそちらのテーブルまで行こうとしたのだけれど。あなたは既に席を立ってこちらに向かってきていた。てのひらを、ぐっぱっと開いて見せながら、こちらも歩きだせば、テーブルの並ぶ中ほどの位置で、君と対面するだろうか。]
食事中、ごめんね?
みんな集まるって聞いてたから、今朝わたそうと思っていたんだけどさ。
[僅かに眉尻をさげたあと、すぐにニコと笑んで。あなたの手の中にある紙飛行機を、視線と指先で示した。]
それ、約束の紙飛行機。
兄さんに、鷲の絵もいれてもらったんだ。かっこいいだろ?
リコシェの飛行機だぞ。
[お気に入りのおもちゃを自慢する時のような、子供っぽい笑みを向けて。]
>>32 鉄
……ほら、聖痕者以外にもこのことはもう噂が流れてるし。
[何も言葉が出てこないあなたに、どこか空虚な笑い声混じりにそんな言葉。
小さく首を振られれば、そうだよね。って囁くみたいに同意した。]
[静かな間。今度は言葉を挟まずにあなたを見つめていた。]
……どうやって?
リコからしたら後回しに放っておかれてるのと同じじゃない?
まったく、それをリコにもいうつもりなの。
[完全な決断があっても困るが、そんな顔で言われても頷けないものだ。
苦笑気味にため息をついた。]
僕より先に倒れたらもっと恥じゃない。
[背をただしたあなたの額に冷たい手が触れるか。”おとなしく”と暫く額に触れてた。頬にも触れてから手を下ろす。]
熱はないみたいだけど……
【自警団本部】
なんでこんなに溜め込んでんだよ畜生…。
[積み上げられた羊皮紙の束に半ば埋もれるようになりながら、男がその一枚一枚に目を通している。場所は奥まっているが、建物に入った入り口から見えるところである。
理解する頭はともかく、読むスピードが尋常ではなく早いので、書類探しに駆り出されるのがいつものことなのだが、本人はこの仕事が気に入らない。さっさと見回りに行きたい。こんなことをさせられた日には、フラニーを見習って、草むらで昼寝でもしたい。
いつもは目を覆っている布を外して、両目を紙面に走らせている。
聖痕は、左瞼の上に放射状の星型で、一見傷痕のような形で浮かんでいる。それが瘡蓋のように硬くなって、左目は半分しか開かなかった。星がぶつかってから10年変わり映えしない。
その左目がぴたりと、文字を追う動きを止めた。]
あったぜ、これだろ。通り魔事件の、七年前の調書。
もう探してやんねぇからな、まとめとけよな!
[同僚に羊皮紙の束を渡すと、「そう言うなよ酒でも奢ってやるから」なんて暢気な声が返ってくるもんだから、拳を振り上げてその頭を殴るまねなどし。]
[引っ張り出した書類を片付けながら、同僚の目を盗んで、今は関係のない指名手配書に手を伸ばした。
なんとなしに、ぱらぱらとめくるふりをしつつ、手は自然と、一人の盗賊の手配書を手繰る。
「Rondine」。ロンディーネ。女盗賊。特定の仲間を持たない。数十回、十数年にわたり、貴族の邸宅に侵入し、金品を強奪し続けている。港から、国外と街に出入りを繰り返している可能性。などなど。似顔絵は十代の女の子のようであるが、それは10年前に自分が容姿を証言したまま、更新されていないからだ。
自分が描いたわけではないその似顔絵をしみじみと眺め。]
(…そういやこの頃はホクロはなかったな。)
[口の中で呟いた。何さぼってんだ、と背中から声をかけられ、慌ててそれを片付ける。
片付けるべき山になった書類を見渡して、ため息。]
>>*164 銀
二人ばっかり仲良くしたら僕が寂しい。
僕もずーっとちゃんといるんだからね。
[星みたいに、って。]
――うん、見える?
[あなたと同じ高さに屈んで、目線を合わせて場所を示す。]
あれが僕ら。おっきな三角形。
ベガ、アルタイル、デネブっていうんだよ。
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