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>>199隠
[それは紙を読む前か、貴方の言葉を黙って聞いた。変える気がないと言われれば、瞳を揺らがせながらも、貴方の方を見て。しっかりと頷いた。]
>>隠、銀
[――声をかけてから、この日を惜しむように二人を見て、会議室へと歩き出す。]**
──見るんじゃねえ!!!
[その白い影に向かって、思いきりナイフを投げつけた。
コントロールはめちゃくちゃで、壁に跳ねて転がった。
床に、壁に、点々と赤いものがついた。]
俺の正義だ!
俺の正義だ!!
てめえに何の文句がつけられる!!!
俺の確固とした人生だ!
俺の……俺の人生のための…………
>>208 鉄
狐は何も語らない。
刃にもひるまない。
ただ、じっとあなたを見ている。
それはかくりよのモノか、うつつのものか。
判然とせぬ気配は、ただ、貴方を見て。
責めもせぬ。襲いもせぬ。
ただ、何かを待つように。見ている。
隠り処の番人 ミリオは、塵の尾 ヘール を投票先に選びました。
【塔の寄宿塔】
[もう投票は早くに終えていた。アンのメモを見たときから、信じるものもすることも決まったんだから。
でも、眠れなくて、窓から外を見上げる。月が綺麗だ。]
……リコ、アンとお揃いの……。
[ずっと渡せてない、と持ったままの緑のミサンガを何故か思いだした。**]
………。
怒られるよね。
ヤだなぁ。
でも、また会える?
ばーちゃん。
[ブローチがきらり。ランプの炎に、光った。]
>>213 鉄
貴方の叫び、鉄、血液の飛び散り。
貴方の狂乱が過ぎたころには――狐の影は、失せている。
まるですべてが幻であったように。
狐の死すら夢であったように。
ただ――幻聴のように、隙間風の音のように何かが貴方の耳を掠めた。
それは。
このあたりの古い言葉で、憐みを示すものに、似ていた。 **
お揃いの、なんてリコはきっと要らないね。
アンにはいつでも迎えにいって捕まえてあげる呪いのおまじない。
リコ、……リコシェ、アルタイル。/**/彼にはもっと素敵なちゃんと僕の祈りを込めたのを用意してあげないと。
僕ら3人でお揃いが良いかな?
[一緒に選んでくれた雑貨屋の彼女の好意と、これを作った労力だけが少し申し訳なかったけれど。
もういらないと、手の中で緑のミサンガは燃え尽きた。]
【塔・テラス】
[見晴らしのいいこの場所で。
青年は、ぼんやりと夜空を眺めていた。
どこまでも星が瞬く、綺麗な空だった。]
――星なんて。
[テラスの淵に仰向けに、落ちそうになる程、体を預けて。
しろい光となってどこかに去って行ってしまった友を思い出して。
すうっと、目を閉じた。**]
何故だ……何故俺を見る。
俺が悪か?
俺ばかりが悪なのか?
[背を丸め、頭を抱えた。]
ああ……旦那様。
アンブローズが悪う御座いました。
私の全てが中途半端だったのです。
私を罰して下さい。どんな罰でも甘受致します。
どうか……どうか、罰をお与え下さい……
/*
表発言より独り言の方が減ってる……7発言しかしてないもんな……こんな喋らないの初めて……。
寡黙は狼だ吊れ。
[そういえばヴァルにー、元気かなぁ。]
[リネア、泣いてないかな。]
[ヘールは明日むかえにいこう。]
[取り留めもなく考える。]
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