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>>721獣
[のぼってこられようと、特に構わない。重いわよーなんて言いつつも、むしろ肩に乗せてやるくらいだ。髪なんかを引っ張られるようであれば、流石にやめさせようとはするけれど。]
あ、でも、小言は言ったんだ……
[笑いながらブローチを受け取り――そして、こちらも驚愕の表情。うっかり取り落としそうになったブローチを、慌てて握り直し。]
えっ。そ、それは悪いよ!
じーちゃんからのもらい物なんて、大事なものじゃん!
ホント、探す間にちょっと借りれれば良かったくらいで……!
[そんなに大事なものだなんて、今まで聞いたことはなかった。しかも、それを易々と譲ってくれるというのだ。面の皮の厚さに定評のある彼女も、流石に焦って遠慮を見せる。]
>>718塵
……うん……気になる人ね。
気になる人という感覚がなあ、そもそも、……
[そこまで言って、分からん、と突っぱねるように一旦口籠った。]
[それからもうずっと、脂汗でも沸いてきそうに強張った、いかにも難しい表情で沈黙していた。が、君が手を覆って発した言葉には、ぎゅうと眉間に皺を寄せて、すうと細く歯のすきまから息を呑みこんで、]
──ぼっちゃんのことをだと!
まさか、そんな恐れ多いことがあるか!
[軽く目を泳がせながら肩を怒らせて、片手を突き出して過剰すぎるような否定を返した。
ふうー、と深く息を吐き出して、疲れたように肩を落とす。]
……恋慕を抱いたことが無ければしょうがないだろ。
ま、俺には友人がいるからな。いざとなったらお前に聞くさ。
[などと、やけになったように開き直って言うのだった。
続けて"じゃ、俺は戻るから"と、一歩後退した。]
>>719鳥
[返事のかわりに口笛の音色が返ってきた。知らぬ。とばかりに。]
さっすが、兄さんは頼りになるなぁ。ふふっ。
[調子の良い声をあげながら、目が輝いたのを見て苦笑して、]
明日の弁当のおかず、鶏唐揚げにしよっか。
いやあ……おおっきいの、食べたいのかなって。
[弟の中のあなたの認識は、くいしんぼう。だったり。]
裏町にも配達に行くから、全く心得がないわけでもないけどさ。
せいぜい、突風吹かせて追い払うくらいだから。さっきみたいに完全に組みつかれると逃げ切れないなぁって。
やった!
じゃあ、お手柔らかにおねがいします。
[にしし、と笑って。]
>>716 鉄(>>糸)
――ばっお前、リネアにんなこと頼むんじゃねえよ。
[リネアに、自分が興味がありそうな女性を、なんて話をしているのを聞いて、眉をしかめる。]
>>723
[相手の威嚇声には、まぁまぁ、とにやけ顔のまま手をぱたぱたと振って。]
あー休戦だ。
俺だってそんな評判立てられたくねえよ、迷惑ってレベルじゃねぇ。
[この男に関しては、貴方が簡単にそう推測を立てたくらいなので、すでに評判が立っててもおかしくないけれども。
女店主の視線はすでに感じていたので、目を合わせないようにしていた。]
あ、あぁ、仕事だよな。
…まぁお前も頑張れ。
[申し訳なさはこちらもふつふつと割合を増しつつあった。軽く手を振ってそれを見送る。]
>>720銀
若く見えるし若いのよ。リコ達も少し、そうでしょうね。
[貴方の兄の童顔を思い出すように。種族によって一概には言えないけれど、彼女はそう考えている]
…そうね。違わない、というのもまた本当だと思うわ。
生き物に違いはないもの。獣も、人も、植物ですら…本当は同じものかもしれないわ。とても似ているものよ。
リコは賢いもの。そうやって違うという事を知ってるからこそ、違わないという事も。きっと分かるでしょう。
それがいいわ。兄弟でも何でもかんでも、お互い心配していたらキリがないもの。勿論、甘える事も必要だけれど。
光で、なるほどね、それならリコでも出来そうだけれど…練習は必要そうね?
[口ごもる様子に、そう付け足した]
つい、ねぇ…年甲斐もなく本気になっちゃうんだけど。
だからこんな所で休む羽目になるのよ。反省しなくちゃね。
[起こした体で、聖痕のある足首を少し見やって撫でた。いつにも増してぎこちない動きで、椅子から立ち上がる]
[思わず何とも動き出せずに灯台を見上げてしまっていたが、ようやっと手を首筋から下ろした。]
……うん、困っててもしょうがないよね。
引きうけて来たんだから。
[ぐ、とローブの中で手を握り締めて野次馬から外れて、灯台へと近寄った。あからさまに服装だけは怪しい魔術師なので一瞬人の目を集めたが、すぐに散っていった。
ぺたりと灯台に白い掌を押し当てる。
ヴんと魔力無きものには聞こえぬ音と共に、あわく輝く大きな陣が現れた。]
んー……、スキエンティア…エスト……、
[僅かに眉を潜めてから、一音一音を唱えるごとに陣の内と外の文字がカチカチと回って行く。]
>>724銀
[もぎゅもぎゅした結果、ちょっぴり毛の立った耳を見て。ほんの少し和んだりはしていた。]
うん、こないだヴァルにーと一緒に居てさ。優しそうなお兄さんだよね。
ううん、でもさー、あんまり美人とか可愛いとか言われると、流石にちょっと大げさかな?みたいな?
まあ、あたし可愛いのは事実だけどねー。
[どこまで本気なのか、軽口なのか。よくわからない。次いでの囁き声を聞く頃には、ブローチを本当に『貰って』しまって、ちょっとオロオロしながら曖昧に頷く。]
/*
リュミールが心配だのぉ。交友関係的な意味で
とか言ったらお節介なお母さんみたい
でもお母さんは息子が処刑される可能性は心配しないよね
/*
アンさん移動でござるな!
リュミさんとだけプロロでお話できなくて心残りでござるがいたし方あるまい…1dとかでお願いします…
*/
>>727鉄
……まあ、うん。
その時がきたら、アンもわかるようになるさ。恋心とか。
[日頃、彼は兄に女っ気がないと言っているが。彼も大概だよなぁと思うも、口にはださなかった。]
……。
[あんまりにも、真剣というか。切羽詰まったようなあなたの表情に、こちらもごくりと唾を飲んで見守ったりしていたけれど。とうとう沈黙に耐えきれなくて、冗談を言ったわけで。]
うん、ごめん。冗談だよ。
肯定されても逆に困ったよね。うん。
やだ……そんなに、ムキにならなくてもいいじゃない……。
[ごめんごめん、と。軽く袖を振って、あなたを宥めつつ。]
ははは、うん。相談にはいつでものるよ?
アンと俺の仲じゃあないか。アンにも良い人ができたら、恋話でもしようじゃないか。
ん。また。リコ、喜ぶといいね。
[によりと笑いながら、軽く手を振った。]
>>716鉄
ヴァルにーに興味ありそうな女の人、なら心当たりあるけど、ヴァルにーが、ってすっごく難題。
[さらっと無茶だと表明した。]
[そうして、鐘が鳴るのを聞いて。]
すごい、あっという間……。
仕事、頑張ってねアムにー。いってらっしゃい!
[またね、と小さく手を振る。]
>>722塵
旅立って、それで大切にしてもらえるような子が作れたらいいな。
まずは、ベルカナのお友達から、だけど。
[つられて空を見上げれば、日の傾く方向へ海鳥が並んで飛んでいった。]
あ、それいい!
[両手が開いていたら、ぽんと手でも打ちそうな様子だ。]
ヴァルにーの絵が入ったら、ますますよく飛ぶ飛行機になりそう。
リコシェも男の子だもんね、やっぱりかっこいい方がいいのかな。
[紙飛行機を二人で覗き込むことで、距離は近まっていただろうか。それでも、今は紙飛行機をいかに素敵にするか、ということに夢中だった。]
>>725 糸
魔法布か…へぇ、そりゃあ便利だな。
そういや、そんなもん着てるやつ見たことあるな。
じゃ、今度店に行ったときに見せてくれよ。そのほうが話が早そうだ。[あれこれ頭の中で考えて、結局そう頷いた。]
ああ、確かに、服はしょっちゅう、やぶいちまうからなぁ…。訓練とかで。いちいちヘールに繕わせんのもな…
その丈夫になる魔法っての、かけたほうがいいのかもな。
[苦笑いだ。]
俺にうまく描けるかわかんねぇけど、喜んで。
リネアも一緒に描いてもいいか?
[いたずら顔には、そう冗談めかして言ってみる。]
>>726日
[よじよじ、登ってきたその猿は最初は貴女を真ん丸の眼で見つめていたが。ブローチを受け取ったのを見て、めざとくそれに手を伸ばし始めた。
最近見なかったお気に入りの玩具があった、というように]
お前もあれも、皆、いい年になったってのに…いつまでたっても子供の時のままみたいね。言いたくなくても言いたくなるよ。
[椅子から立ち上がり、息を吐いて。傍らにかけていた杖を取る]
だからってお前、まともな貴金属なんて買えるの?…露天商に安く掴まされるのが目に見えるようだもの。
まぁ、冗談は置いておいてね…大事なものだから尚更、大事にしてくれるなら孫のお前に貰っておいて欲しいのよ。お前の母さんには、あんまり良い物を渡してやれた覚えもないしね…。
だから。乱暴に扱って失くしたり壊したりしたら承知しないよ?
それと身に着けるなら、ちゃんと見合った身なりで着ける事。
いいね?
[最後にまるでそれが狙いだったかのように、ニヤリと言った]
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