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>>446狐
[じわりと足元を、服の裾を侵蝕してくる文字にも動じる事はない。視線を受け止めて、瞬きすらゆっくりと返す]
お前に、大人しくしてろなんて。私が言うと思う?
つまらないヘマをするなと言っているのよ。
もう若造でもないでしょう、森の獣が、人に飼われた鶏一羽くらい。さっさと捕まえられなくてどうするの。
[少しだけ笑う。穏やかにではなく、獰猛に。
そしてすぐにふいと目線を逸らしてしまう。背筋を伸ばして]
ひどく痛むようなら、またいつもの場所まで来なさいな。
レナーテを連れてくるわ。
[そうして目線をやる方角は、いつかの山道、崖の下の場所だ]
/*
聖痕を得て何か変化した人おおいね。
全然考えてなかったなー、何か設定しとこうかな。
ウーン……リュ、リュミールへの異常信仰を得たとか……?
いやいや……
>>445塵
それだったら、もっとたくさん逃がしちゃってもいいかも。
[軽い調子の言葉が、不満を引っくり返してくれる。持っている紙飛行機をふわりと放れば、同時に肩を離れた針金鳥が、紙飛行機の持ち手を己の身体に挟んで飛んだ。自由に飛び回るそれへ向かって、手をゆっくりと振るような動作をする。"こんな風に"と伝わっただろうか。]
難しいことはいっぱい知っているのにね。忘れちゃったのかな。
[営み、の基礎がそもそも違うとは考えないらしく、そんな感想を口にする。]
ヘールはそんなこと言われたの? なんだか検査っていうより試験みたい。
私の時はあまり言われなかったけれど……魔法に期待されてないのかな。派手じゃないのは好きじゃないのかも。
[自虐的な内容とは裏腹に、軽い調子に響いた。]
何か出てくるなんてこと、あるのかな。10年も何も無かったのに。
>>451 狐
[幸運を祈っておいてやろう。文字を横目で読みとり。はっ、と短く鼻をならした。獣のように。]
後悔するぜ。毛皮になる時になって、すみませんでしたなんて言うなよ。
文字が読めないやつなんて、いくらでもいるんだぜ。
[事実か、何かの比喩か。]
>>453 獣
貴方が視線を離すと同時、狐もまた、貴方とは違う向きに顔をそむけた。古馴染みとは、嫌なものだ。ああ、本当に嫌なものだ。
貴方が見た方を視認はしない。分かっていた。
"Legen Sie es zu denken""Jarri behar dela uste""Mettilo a pensare"――覚えてはおく。
ぬらり、墨文字を貴方の足元に這わせて。
振り向きもせず、狐は野辺にかけてゆく。
新しい遊び相手と、古い友のことを心に留めながら。**
/*
でもアンブローズ関係なく、「外部から植えつけられた異常な精神」ネタって例外なく好きなんだよな。
一番分かりやすい例がホレ薬だろうか。
>>443、>>444鉄
[寧ろ変に取り繕った感想を述べていたら、その方が青年の気分を害していたかもしれない。自分に負けないくらい、いやそれ以上にしっかりとした言葉で述べられるあなたの感想にどこか心地良ささえ感じていた。]
弱肉強食かあ、確かにそうかもしれないな。
同じ世界に生きる以上殺生は避けられないことだし、人間だからって驕ったりせずに共存できたらいいよね。
いやあ、えらいなんてそれほどでも…僕はただ… …えっ。[‟俺より年下でしょう”に、青年の顔から笑みが消えた。その代わりに、驚愕の色がじわじわと滲み出す。]
…えっ?26、なの?僕より、ええと、5つも上…ええ!?
馴れ馴れしくきみ、とか言っちゃってごめんね。なんだか僕と同じかちょっと下くらいだと思ってたんだ。アンブローズさん、とか呼んだ方が良い…かなぁ?
は、はいっ!
[だが、声を掛けられれば途端に表情を引き締めて。敬語だったのは恐らくさっきの衝撃を引きずってるからだと思われる。ともあれ少々まごつきながらも引けた腰を、丸まった背中を正す。そのまま姿勢を崩さないように注意しながら、ゆっくりと剣を持ち上げた。]
>>456 鳥
貴方の態度は、獣にとっては好ましいようだった。
貴方が狐に近しいのか、狐があなたに近しいのか、それについては議論を置く。
"Voit kuitenkin lukea merkin"――ほう、だが。――"但是,您可以讀取字符""Men du kan läsa tecken""Jednakże, można przeczytać charakter"――どうやら、――"Tačiau, jūs galite perskaityti charakterį"――お前は文字が読めるらしい。――"U kunt echter teken te lezen"
狐は最後に、そんな文字を残していった。**
/*
>>459
あーっ心中読まれた感
「俺はいつでも文盲のフリぐらいしてやる」
みたいな意味だったんで、こういう読まれたー!みたいな返答が来ちゃうとほんと楽しいですね!
*/
>>454銀
ううん、謝ることじゃないよ。でも、いつもっていうのは本当に少し心配。
[それからローブを眺めて、裾の方へ目を留めて、]
今度、裾合わせよっか。時間がある時に、お店に寄ってくれたらすぐに済むと思う。
あっ、もちろん、良かったら、だけど。
[少し屈んで視線を合わせながら、どう? と尋ねた。]
物のついでってこと? それにしたって。
[なんて言いながらも、小さな貴方にこれ以上気を使わさせてしまいそうで、続く言葉を飲み込んだ。]
夢中になったら周りが見えなくなっちゃうーっていうのは、わからなくない。けど。
[仕方無さそうな表情で、ため息一つ。]
>>450鳥
貴方も一応「魔法使い」でしょうに。
とっさの時こそ自慢の足を使わないでどうするの。
おかげで久々に、重たい足に無理をさせてしまったわ。
…四つ足ならゆっくり散歩もできるかと、思ったのだけれどね…
[こちらも大人に対する口調に戻りながら、指輪を渡す為に一歩、びっこを引いてそちらに近付く。
いつもの杖が手元に無い、片足で僅かに跳ぶような形になる]
礼金は辞退するから、拾い主について何も言うな、って事よ。
プライバシーの隠匿も権利のうちでしょう?
…自分達の縄張りである街の現場も取り押さえられずに、獣の縄張りの森に踏み込んで、光物探し?立派な自警団もあったものね…
現行犯でもないのに、この狐が同じ狐だという証拠があって?
>>459 狐
[その返答に、少し、拗ねたような顔をした。
もっと、辛辣で許しがたい、血管が切れるような悪態を期待していた。
出たため息は気持ちを落ち着けるためではなかった。
立ち去る獣の背を、今は見送る。]
>>455 糸
[優雅に宙を舞う針金の鳥と、紙飛行機を見あげた青年の足元で、ふおんと空気が渦巻いた。ゆるく身を振わせていた砂や塵がわずかに舞い上がって、針金の鳥に身を預けていた紙飛行機がふわりと再び風を受けて機体を浮き上がらせた。魔力を帯びた風にのった紙飛行機は、針金鳥と並ぶように宙をすべっていく。]
――いっそ俺達が逃げ出しちゃおうか?
[青年はそう笑って、悪戯っぽく返事を返した。魔力を帯びた風に舵取りされた紙飛行機は、針金鳥を追い越したり。追い越されたり。]
教授達いわく、皆それぞれ微妙に能力が違っているらしいね。
――ほう、リネアは派手なのがお好み?
[なんて、首を傾げて。]
ね……もう10年も経つんだねえ。
ヘッセ先生なんて、相変わらず俺のことを“脳天直撃”なんて呼ぶけど。
[何か。にはわからないや。と眉尻を軽くさげてみせた。]
>>452塵
[敬礼に、リネア宛の羊皮紙を取ろうとした手がビクッと止まった。耳もピンとあなたのほうに向いて、若干獣毛が逆立っている。──真ん丸の目をようやく和ませたのは、あなたが口を開いてからだ。]
っ ……内容。は、聞いて。ません、けど。
今日の。続き、って。それ、で。準備、の……メモが、遅く。なった。って。
仰って、ました。
──検査。いろいろ、長い。です、ものね。
[癇癪、という言葉には苦笑するしかないようで。
続いた言葉には、事情を知らぬ少年はただ、よかった、と顔をほころばせた。]
ぼく、は。お手伝い、と。検査と……勉強、しか。して、ません。から。
朝。いちばんに、して、もらいましたし。
[手を広げれば、その手からローブの袖へと広がっている聖痕。広い幅のそれは子供だからだろうけれど、聖痕の姿を見せるには、少々手間取る。だから最初に、とうなずいた。]
いつも、と。あんまり、変わらない、内容。でしたし。
/*
本参加
(敬称略)しるこ、美食、いせざき、JAG、くま、ひじり、あやくら、こんぺき、わたのはら
銀リコシェ :
鉄アンブローズ:
塵ヘール :
日フラニー :
鳥ヴァルチャー:
獣サラ :
隠ミリオ :いせざき
光リュミール :
糸リネア :
見物
(敬称略)ふーぎ、あず、しろ
狐ルナール:ふーぎ
耳ロマ :しろ
癒レナーテ:あず
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