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あーりでぃLWとしてほぼ偽確する未来が見えているなら黒囲いしてみるのも手か。伸びなきゃ吊るけど。
でも3d夜明けのじてんじゃ▼集の流れはまだできあがってなかったし違うかなぁ。
旅の間の話ばかりでしたので、それ以前の話も少ししましょうか。
僕は親の顔を知りません。兄弟がいるのかも、健在であるのかも。どういう事情で捨てられたのかは知りませんが、物心ついたころにはもう僕は孤児院を自分の家だと認識していました。はっきり言って貧しい暮らしでした。壁は薄く隙間風が吹いて、雨が降れば雨漏りで大わらわです。黒く硬いパンはスープに浸して食べないと歯が折れそうなもので腹を膨らませる以上の意味は見いだせないものでした。野菜は小さなやせ細った畑を必死に耕して得ていましたが、ひょろひょろと貧相なものばかり。肉や魚などという高級品は誰かの誕生祝いや生誕祭のときしかお目にかかれませんでした。
それでも今振り返れば僕の人生の中で最も穏やかな時であり、そして最も安寧とした日々だったのでしょう。僕は大切な女の子の手を握り、いつかこの暮らしを捨てて二人でもっといい暮らしを、楽な生活を送ることを胸の内で誓っていました。
さて僕らが住んでいた町は、それなりに治安が良くそれなりに豊かな場所でした。当時はそう思っていませんでしたが、今思えば孤児院なんてものがありそれが一応にでも機能して身寄りのない子供たちが生きていたので結構いい町だったんでしょう。……そしてある日孤児院や下町が全て焼かれ、焼かれたその場所には新しく綺麗な建物が建ち、さらに町は発展していきました。火の手が上がったのはいわば他に行き場のない人ばかりの場所。そのままその場所の人間を放置するよりは、ということで僕を含め皆労働先も与えられました。
さてはてこれは偶然で、天の采配がそのようにしてくれた?まさか、そんなわけないですよね。後に聞いた話ですが、こんなことを言ってた人がいたそうですよ。
「この町に薄汚いものなど必要ない。もっと綺麗に、もっと発展を。火で浄化してしまえ」
……つまり放火だったわけです。僕の思い出も家も還る場所も厳しくも暖かだったシスターも、そんなもののために焼かれたわけです。思えば彼女が逃げたのは良かったのでしょう。労働先として与えられた場所は、それはひどい環境で。誰もやりたくない仕事を押し付けられた、そういう名前を与えられなかっただけで奴隷と一緒でしたから。
町の発展を助けたと、仕事にあぶれた人を救ったと、その人は讃えられていますよ。あはは、ただの人殺しのくせに。人を命を売り買いして、血濡れた金で綺麗に見せかけたものを築いただけのくせに。そんな虚構早く崩れてしまえ。僕たちを踏みにじったように、踏みにじられろ。あはっ、早くここまで堕ちてこいよ、なぁ!叫んだって誰も助けてくれない。泣いても与えられるのは哄笑だけだ。穢れろよ。僕みたいに。洗っても洗っても洗っても洗ってもこびりついて気持ち悪くて死にたくて気持ち悪くて汚くて死にたい死ねばいいのに気持ち悪い気持ち悪い!
……おっと、失礼。ともあれ本当に人間は愚かですよね。適当な大義という自意識の塊のために何だってやれる。罪悪感の一つも抱くこともなく、ね。それて自分が益を受けれれば、それを迎合する。滅びればいいのにね、こんな世界。そうすれば僕は安らかに眠れるのに。僕はもう憎しむのも疲れてるんですよ。早く壊れないかなぁ。彼女たちが安らかに生きれる世界になって欲しいだけなんですよ、僕は。そのためには人間なんて邪魔なだけじゃないですか。彼女たちが生きるべき優しくて美しい世界には人間なんて不完全で醜くてどうしようもない生物いらないんですよ。こんなこと言ってる僕だって変わらない?知ってますよ!だから僕もそんな綺麗な世界にはいらないんです。でも僕はそんな世界を望んでるんです。そこに僕はいなくて良い、彼女たちが幸せでありさえすれば
……アル、逢いたいなアル……大好きですよ。あなたを守れなかったふがいない僕ですみません。アル、アル……僕はどうすれば良いんでしょうか。何が正解だったんでしょうか。こんなきたない僕があなたに何か出来たでしょうか。弱い僕でごめんなさい。何も出来ない僕でごめんなさい。僕なんか、何で生まれてしまって……
……ともあれ人間滅ぼしましょう!村を滅ぼしましょう!総てはそれからです。人間を吊りましょう!とりあえず今日はカイン辺りどうですか?あはははは、僕人間は嫌いですけど死んでしまった人間はそこまで嫌いじゃないですよ。ただのモノですから。だから吊りましょう!どんどんどんどんどんどん吊りましょう!滅びたって良いじゃないですか!人間いつかは死ぬものですよ。早まるだけですよ。あはっ、僕を吊っても良いですよ?その手で人間を殺せばいいんですよ、皆。人殺しをしておいて、あなたたち自分が人間だって、胸を張って言えますか?もうこの村には人狼と、人間だって自分に言い聞かせてるケダモノしかいませんよねぇ、実際!同じケダモノなら良いじゃないですか、どうせ最後に残るのは獣しかいないんですよ
僕は狂ってますか?えぇ狂ってるでしょうね。でも自分が狂ってないって言い切れますか?私刑で人を殺しておいて?その正気は誰が保証できますか?自分で気づいてないだけでとっくに狂っているんですよ。僕は狂っている、だけどあなたたちだってとっくの昔に狂っているんですよぉ?エメットを吊った気持ちはどうですか?まともに取り合いもしないで決め付けで村人を吊った気持ちは!僕は分からないなぁ、くすくす。だって僕は彼女は村人だって分かってたもの。あぁノクロさんもですね。ほらほら狂ってないって言い切れますか?あはははは、人殺しをしておいて狂ってないと言い切れるなら、すでにあなたは狂ってますよ。僕が保証してあげます。どうせみんな同じ穴のムジナですよ、くすくす……あははははははははははは!
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