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やはり話題がないと人は集まらないみたいだな。
ぼくもパーシーの話が楽しみだ
(許せ。プレッシャーを与えるのが好きなのだ)
【情】女装情報屋 ノクロは、村人 に希望を変更しました。
ちょっと今日は久しぶりに緊張の一日だったので頭がまいっちゃってたみたい。いててて。
あーあ、喉もったいないわぁ。
配>>257
お気遣いありがとぉ…パーシーちゃん優しいわね。寝るときだけはもうちょっと冷えない恰好の方がいいわね。
ああ、確かに…でも東の文字って横に繋がりづらそうだから、形に合わせてあるとでもいえそうなとこかしら?
へぇ、お話?いいわねぇ、ぜひ聞きたいっ!
あーーー、狂人とかやりたい。けどF編成だから怖くてできない。共有者でもいいけど、まとめやるの?とか思うと…つらいっす。はじかれ役職になったら…やるしかないけど!狼は流石にないわよね?狼PL多いんだし
うん、ここは多分ヨーロッパだよな。
亜細亜とは陸続き。
航海技術はまだ発達していない。
こんな感じの背景を予想。
そうだね、僕が実際に受けた仕事の話をするよ。家族のお話、にしようかな。僕が仕事をはじめたころに受けた依頼のお話
僕は依頼人から時間指定で手紙と、荷物を受け取りました。僕はその翌日、彼女の指定の通り、言われた場所に荷物を届けに行きました。大きなテディベアを持って。……僕の背丈とそう変わらないくらい大きかったから、ちょっと恥ずかしかったことを覚えてるよ。そこにいたのは僕と年頃のそう変わらない女の子。その子は荷物を受け取ると嬉しそうに笑いました
翌年、また僕はその子にリボンを運びました。次はスカーフ、その次はポプリ、その次は口紅……うん、どれも買うのが正直辛かったです。年頃の男の子には辛い。それでも仕事なので買って行きましたが。年を重ねるごとに、その子は一瞬嬉しそうな顔をして、けれど怪訝そうに僕を見るようになっていきました。5年目の配達になって、彼女は僕に問いました。
「いつも私の誕生日にプレゼントを運んでくれてありがたいけれど、一体これは誰からのプレゼントなの?」
僕は首を横に振りました。
「それは言うことは出来ません、そういうご依頼なので」
彼女は眉をひそめ、小さくため息を吐きました。毎年欲しいものをくれる見知らぬ人への疑惑を滲ませながら
6年目にはハイヒールを、7年目にはイヤリング、8年目には香水を、9年目にはネックレスを。運ぶたびに彼女は嬉しそうな複雑は表情をして、誰からの依頼かを聞き出そうとします。僕はそれを拒否します。いつの間にかそれが当たり前のやり取りになっていました。そして10年目、僕が荷物を取り出す前に彼女はこう切り出しました。
「今年こそ誰が依頼してきたのか言ってもらうわよ。私、もうすぐ結婚するの。……あの人のためにも、すべてはっきりさせなくちゃ」
僕は頷き、手紙を差し出しました。依頼人からの、手紙です。
「これを読んでください。これを読めば、すべてわかるはずですから」
訝しげに手紙を受け取った彼女は、それを読み、泣き崩れました。
……依頼人の話をしましょうか。依頼人は僕に逢った時20代後半の女性でした。透けるほど白い面差しに、湖のような瞳が印象的なひとでした。彼女は僕に一通の手紙と、女の子が喜びそうなさまざまが書かれたリストを差し出し、時間指定で依頼してきたのです。
「毎年我が子の誕生日に、このプレゼントを届けて欲しいの。……私は、もうあの子の成長を見守って、それを祝うことが出来ないからその代わりに」
…依頼人は病気でした。長くないと告げられていたそうです。……後で聞いた話によると、僕に依頼をしたそのひと月も経たず亡くなられたとか。
まぁ、端的に言えば僕は死んだ母親からのプレゼントを、愛情をずっと彼女に届けていたのです。
母親からの手紙…恐らくネタばらしと、愛情を綴ったそれを読み、泣いていた彼女に僕は最後のプレゼントを渡しました。
最後のプレゼントは、依頼人…母親が結婚式で着たウエディングドレスでした。真っ白な、幸せを願う祝福のための、この世で最も幸せなひとが着るべき洋服でした
依頼人は、その母親は子供に幸せになってと、愛すべき人を見つけ愛し愛されるようにと、願っていたという、その具現化でした
……もちろん、彼女は結婚式でその母親のウエディングドレスを着ましたよ。僕はその絵姿を、幸せそうに微笑む彼女の絵姿を依頼人の墓前に添えました。…そこまでが、僕の依頼でしたから。
少し、温かい話とはずれたかもしれませんが、僕のお話はここまでです
>>261リディ
うーん、なんだか危険な気配がするから止めておくね…
>>262ノクロ
体が資本ですからね。健康第一ですよ
僕はまだ東の国に入ったことありませんが、興味深い土地ですよね
・・・なんというか、やっぱり温かい話だよな。ちょっと感動してしまったよ。
パーシーも、今際の際の願い、しっかりと娘さんに届けられて本当に良かったな。
職人としてこれ以上ない幸せだろう。
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