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>>112イル
……えっ、と…
相手、アタシでいいんだよね?
[跪いたイルを見て涙が引っ込み、きょとんとし]
んーと…見てたから分かると思うんだけど、今フラれたばっかりでさ。気持ちの整理がついてないというか……
そんな状況で他の誰かと付き合うなんてこと、アタシは出来ない。
あ、でもお断りってわけじゃなくて…えーと。
イルともまだあんまり話してないから、もう少し話とかしてからして決めたいんだ。
……ダメ、かな?
[伺うようにイルをじっと見つめ、返事を待っている]
[肌色に近い、優しい桃色のアザレア]
…本当は、最後に渡して、逃げるつもりだった
俺の想いを根付かせて、忘れられないように、して
アンタは、怯える俺をいつだって見放さなかった。俺が手を伸ばせば届くところに居た
愛される喜びを、知ってしまったから。もう、逃げられない。逃げないよ
…アミル、…好き、大好き、好きで、愛していて、好きで、どうしようもないくらい、好きなんだ、だいすき…っ好きだよ、俺、アミルが、好きなんだ…!
>>108ヴィー
[さっと振り返り、口パクで"泣くな、ばか"と言って]
……うん、ありがとね。
気持ちが落ち着いたら、また前みたいに…。
[誰に言うわけでもなく呟き、ふっと笑って目を逸らした]
>>115アミル
ふふっ。ま、そこがアミルのいいとこだと思うよ。
だからそれアミルが言っちゃうの……ま、無理してるのは本当だけどさ。
[笑うのをやめ、涙がうっすら浮かぶ瞳を手でこすり]
んー…約束は、できないけど。そうなれたらいいな。
>>ヴィー
[必死な様子に少し綻んだ唇から笑みを漏らし]
余り泣くなよ、目が腫れるぞ。
―――…有り難く頂こう、ハイヴィ。
[上体を折り曲げ、武骨な指を差し出された鉢に添え。そっと相手の目元に軽いキスを落とそうか。慰めるように数度啄ばんで、涙痕を唇で拭い]
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