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[時と場所が変わっても、やることは同じなのかもしれない。時と場所が変わっても、人が考えることは同じようなことなのかもしれない。
このゾンビ騒動が終わった後、残るか、帰るか、行くか?思いがよぎったのは然程時間もかからないこと。
そうこうしているうちにナビの誘導によってバイクがやってくる。倒せるとは思ってないので、わずかなチャンスになればという薄い期待。しかし裏腹に手に汗を握っていた。]
…し!
[扉の隙間から見えたものは、ナビがトラップを回避し、追いかけた乗り物の化け物が鉄線にかかり千切れていく姿だった。こぶしを握り、構えていたチェーンソーを起動しようとして、]
んな―!
[直後に襲ったのはなぞの光とナビの消失だった。]
[アロールが割って入って来る。]
何かしら?
[ベリニに信じると言った手前、内心警戒はしているけれど、普通に接する。]
アロール?
[手を取られ、見上げ。
もう片方の手に何か持っているのを見てしまう。]
やっ……!
[尖端に短い針がついているのを見れば、アロールの手から抜け出そうと、逃れようと身を捩らす。
少女の力では差が大きく逃れられなかったろう。]
……この杖が杖術を扱うに相応しいと思うのかね?
私の正体が何であれ、貴公には関わりなき事と思うが。
[エーデルは魔法使いではなく魔術師であるが、問題はそこではない。
こいつは、魔術の存在を知っている。つまり、この世界の人間ではないと言うこと。
この世界の住人であると言ったベリニが、魔術を知らなかったのだから。
そして、メアリとも異なる世界の人間であると考えて問題ないだろう。最初に氷の魔術を行使した時、彼女は驚いた様子でいた。恐らく、彼女も魔術を知らぬ世界から来た人間である。
では、この世界の人間ではない眼前の人間が、一体誰と秘密裏に通信をしていたと言うのだろう。
何かしらの情報を持っているなら、どうにかして引き出したいとエーデルは考えていたが、あくまで興味がないと想わせる為に視線を逸らした。*]
[ナビとの通信が効かない。
完全に疑問符を浮かべるばかりだった。]
トラップじゃないよな。
なあ、玲子さん、知ってる?
[呆然と見送る彼女に答えられるのか不明だった。]
ああ、そっか…
まだまだわかんねーことが、まだ多すぎるんだ。
[自分は最初の遭遇者以降この世界の人物に会っていない。わーむほーるとワクチンの手がかりも理解し切れていない、そもそも薬の入れ物と何の関係が有るのか。
この場所で、思考に耽けられる余裕があるかどうかわからないが―]**
[アロールが割って入る。私は咄嗟の事に何の反応も出来なかっただろうか。
アロールが手に握られた何かを見ればわたしは短い悲鳴を上げる。
アロールの後ろから手を伸ばして其れを阻止しようとする。
メアリを庇おうと今度はアロールとメアリの間に割って入ろうとした。
けれど既に遅かっただろうか。アロールの持っている注射器はメアリの手に打たれてしまっただろうか。]
何をするの、アロール!
[貴方の事を信じたいと思ったばかりなのに。私は鋭い目をアロールに向ける。]
[強く手の甲に押し付けられた。]
! 痛……っ。
[アロールが思うよりも針は大きくは刺さらない。
血は出なかったけれど、スタンプされただろう。]
[手の甲を庇いながら身を引く。]
な、何なの……。
一体、どうして?
[自然、ベリニやエーデルの方に近づく。
血は出なかったけれど、手の甲はじんじんと痛んでいる。
庇うように手の甲を摩り、戸惑うように問いかけた。]
[そして見てしまう。
アロールの後頭部の機械の蜘蛛を。]
あれは、一体。
[赤い光に警戒が募った。
少女の世界で視覚を補佐するヘッドセットはあるけれど、それにも似ていない。]
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