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─ ? ─
[レディが深層へ向かうにつれ辿り着いたのは、辺りは淡く蒼い燐光の揺らめく場所。
無数の外科的処置に似たもの、鉗子状のものが幾本も幾本も首元まで辺り一帯に突き刺さっているのが見える。
試しに等身大程ある鉗子に近づいてみたが突き刺さった先は何故か見えず、辺りの景色にとって代わられていた。
そして、レディの視界に入ってきたのは脳内に張り巡らされた数字の羅列
・・・螺旋状に纏わりついていた太く四角い紐状の赤い光?
(記述式を読み取れば、心を良心を眠らせ、言葉は喋ろうとも感情を完全に麻痺させた上で、アロールを利用するだけの存在に・・・するものだった。)]
[きっと、ジャスミンがアロールに此れ等を施したのだろう。自分勝手にも怒りを感じながら・・・、でもアロールの為を思うなら人形の方が楽なのかも知れない、そう思うとレディはどうすれば良いのか分からなくなる。深層に組まれたコードを無効化する為にレディは来たけれど、アロール本人はどちらを望む?
アロールの姿は其処にはない。]
<<アロール・・・?>>
[赤子を起こす様に
揺りかごを揺らすように。私は彼の名前を呼ぶ。]
<<アロール・・・、居ないの?
貴方はどうしたい・・・?>>
[このまま人形になってしまいたい?彼女の思うままに動けばいい、最高に幸福な奴隷。
辛い思いも悲しい思いもせず安らかな夢を見続けたい・・・?*]
/*
ギムレットさーーーん!!!
入村の時、最後まで悩んだキャラなんですよ彼は。
その辺でゾンビ化してると思ってたら……
まさか、動かしてくれる人がいるなんて!!
良かったですねギムレットさん!!
ありがとうございますジャスミンさん!!
── ???・転送装置(ワームホール発生装置)室 ──
「僕は、彼女を生かしたい。
彼女こそが、希望なんだ。
僕の【救世主】なんだ。」
…………。
[この男の頭を吹き飛ばせば、異世界の者達が呼ばれることはなかった。
女は、マシンガンを降ろす。]
迷惑な話ね。
……でも、だからこそ少しの延命ではあったけど、
私も私の利益を得られはしたし、今から回収もするわ。
[踵を返す。]
[キックボードを見ると]
うわ、なんか懐かしい感じがしますね〜。
[と言う感想を漏らし]
うんうん。
襲われるのは不可抗力としてもし迷子になってやがったら何の為に人がわざわざ空飛んで大体の現在地を掴んでやったと思ってるのって話ですよ〜。
[そんな事を言いながら、キックボードに乗ろうとする]
……忍び込む、か。
君が評したとおり、私はあまり、そういうのに向いておらん。
[難しい顔をして]
先導してくれるか?
侵入して安全な場所で一息つくまで、君の指示に従おう。
>>+49 [何か差し出された物を口に入れてみる。(パク)
あまり美味しくなかったが餌がもらえたことに親近感がわいたようだ。]
─ 再び地上へ ─
こんなところに出るのか・・・。
[光の先から地上へ出る。
ジムゾンから渡された地図の先、それは・・・研究所のような建物が確認できたか・・・。
考えてみれば、あれだけの設備をもつ地下通路である。
研究施設に繋がっていてもおかしくはない。
バイクから降り、アーネストが出てくるのを待つ。
しばらくチャージしたおかげでエネルギーは満タンだ。]
姐様・・・ここで決着をつけましょう!。
[爆音が聞こえてくる。
アーネストが地上に出てきた瞬間を狙い、ハイジャンプをして切りもみ回転でしながら下半身部分にキックを繰り出す。]
── ???・転送装置(ワームホール発生装置)室 ──
「君はルピナス社のエージェントだろう?
ジャスミン、この件は……」
その装置。
[女はギムレットの言葉を遮る。]
もし次に改良する機会があるなら、
最初の人間もこの時に呼び出せるよう、きちんとなさいな。
そのお陰で、動くことは出来たけれども。
[転送装置室の入口で後ろを振り返り、何かのスイッチを取り出した。]
>>+52[顔を覗かれてベリニの匂いをクンクン嗅ぎ、わん?と疑問の声を漏らす。
どうも二人とも敵意は無いらしい
周りを見るとここはどこかの屋敷の中なのだろうか。
綺羅びやかな装飾家具、眩しいシャンデリア、何か違和感のある大きな時計、誰かわからない人が書かれている絵。
すごいところにいるんだと感じたが残念ながら、寝心地の良さそうなソファーは見つけられなかった。]
── ???・転送装置(ワームホール発生装置)室 ──
ルピナス社のデータはもう私のものよ。
そして、このボタン。
これを押せばヘリで脱出中の幹部達を爆破出来るわ?
さあ、二度目の【選択】よ。
貴方はどうしたい?
[再び、女は莞爾と*微笑んだ。*]
違いない。
とんだ隊長だよ。
[必要あらば見捨てるのも隊長の役目であると。
そうなのだろうと勝手に想像する。
キックボードに足をかけると当たり前のように後ろに乗ってきたが、大分しっくりきていた。
地面を蹴り飛ばし、穴や障害物を避けながら車輪が回っていく。]
心得た。って言ってもなー・・・おじさん、縄登ったり壁登ったりとか・・・やっぱりきついかなぁ。きついよねぇ。
[まじまじとばるたさんを見る。たしか三十を若いって評したからそれ以上なのは確定。見た感じ、四十かそこらって所かな。
それじゃあ、しのびとしての鍛錬もしてないのにいきなり縄登ったり苦無で壁登ったりなんて無理だよねぇ。]
仕方ないから壁に穴を開けよう。おじさん、ちょっとここで待ってて。
[そう告げて、私は強く地面を蹴って一気に建物に近づいた。なるべく戦闘の音が聞こえる方向から遠ざかるように、それから臭いにも十分気を付けて。]
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