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─ シェルター ─
ナビが帰って来る前に見たわ。
ナビとは入れ違いに出ていった。
誰だったかは分からないけど、
貴方が居ないのを知って止める間もなく外に行ったわ。
[ヴァルターの問いに淡々と告げた。]
私が見たのは一人だけ。
他の人達は見ていないわ。
いや、火事ですよ〜
建物は燃えますし、私達はソテーになりますよ〜
なんか炎が急になんかアレしてヤバいんですって〜!
[淡々と告げられればおじさんが現状を認識できていないと判断し、せわしなくキョロキョロしながらせっつく。]
休息なら安全な所でしましょう!!
[目の前のおじさんの手によりここがその安全な所になっているとは思いもしない]
[戻ったのは一人だけ、と聞いて。
それを喜ぶべきか嘆くべきか、判らなかった。
ただ一人でも生きていたことを喜べばいいのか、たった一人しか戻らなかったことを嘆けばいいのか。
それでも、きっと喜ぶべきなのだろう。メアリのいう、その行動に合致するのは、やはり]
……私の副官だ、それは。
[降ろしていた腰を、また上げる]
次に誰か戻ってきたときは、ここで待つように伝えてくれ。
だからその安全な場所が安全じゃなくなりつつあるんですってば〜
[少女も少女で若干イライラし始め、同時通訳のような勢いで被せるように言葉を放つ。
続いた男の言葉に]
はあ!?炎がそんな融通の利く話が分かる奴だったら消防士は皆路頭に迷っちゃいますよ〜?
[再び目を閉じてしまった男に]
そりゃ確かにあの世に逃避すればあいつらに襲われる事はないでしょうけど〜ダメですよ〜そんなのは〜。
生きる事を諦めたら人間終わりですって〜!
そもそも死んでも私みたいになって逃避失敗するかもですよ〜?
[一人で行け。という言葉だけは都合よく聞き流した]
(兵士か・・・、私もそうやってつくられたものかもしれないな。)
[アロールが兵士と言われ、人間とは違う機械の腕を眺めながらそう考えた。
私の遠い昔の事は何もわからないが、
戦う事しか許されなかったアンドロイドだったのかもしれない。]
[ヴァルターからウィルスは変異するといわれ>>182、
一つの懸念が生まれる。]
もし仮にそのウィルスが機械の体を蝕むものに変異したとき、もしくはコンピューターウィルスの類のようなものに変異したとき、どうすれば良いのか?
[あくまでも可能性の一つ。]
[ 一見してみれば機械化歩兵と見られても仕方はない装備だった。幾らかの肉体的改造は主に有機的な物だったが、彼の身を包むのは戦闘スーツなのだから、其れらと一体的と見えても仕方ない。
そんな判断をナビがしているとは思わぬまま、横になって声を送る。]
《なあ、ナビ。
どうして言葉遣いが変だったの?》
[ 聞こえるならと早速茶化す様に電子の声を届けた。]
――ああ、そうだな。そうだとも。
私の副官が、血の小便を出すまでしごいた連中だからな。
皆、生きておるに決まっている。あんな鈍い死体どもになど、やられるものか。
[まったく男性的な笑みを、メアリに返す。
しかしそれは、自らの不安を笑い飛ばすための笑みでもあったのだ]
[メアリの傍を離れ、完全武装を整えて]
――おい、ナビ。
先刻、このままではジリ貧といっていたが――、
[単刀直入に、けれど内容が内容だ、声を低めて先を続ける]
――この砦は、いつまで保つ?
食事の時間だな・・・では、交代してこよう。
[もう食事の時間である。>>209
私は交代で食事を取らせるため、シェルターの外でゾンビ達がここにはいって来ないよう見張り番をする事に。
いまだ戻らないアーネストの事を心配しつつも**]
――部下を探す時間がほしい。
少なくとも、副官は一度、ここに戻ったようであるし……、
……そう、"死体を確認しない限り"は、諦められんのだ。
[直前、交わした会話で、メアリにかけられた言葉に影響されなかったとはいえまい]
――……余裕は、どれだけある?
魔術なんてあるはずないでしょ〜!
[よくわからぬ見知らぬ土地によくわからぬ内に迷い混み大量のゾンビに囲まれ、自分は幽霊。
それでも魔術はラインの向こう側であった]
生きる為の休息は大事ですけど〜タイミングがですね〜
空気読みましょうよ〜!
もーこんな可愛い美少女がこれだけ言ってるのに
[少女は適当な方向を指差し]
ほら、こうしてる間にも残酷な炎が…
来てないですね。
[普通なら煙の一つくらいは。
虚空を指差しながら首を傾げた]
―食事の交代をする前―
[やっぱり言葉遣いに突っ込まれた>>212]
気がついたらこうなっていた。
なぜそうなったのかは私もわからない。
それでもアーネスト姐様やベリニもこんな私を気に入ってくれた。
最近、私もこの口調がまんざらでもないと思えるようになった。
[やや感情的を込めるようにそう伝えた]
[ヴァルターからの言葉>>215]
私のみたところ、もって1週間だと思う。
[と小声で答える。
ヴァルターの言っていた強化型ゾンビのこともある、もっと早まる可能性も示唆する**]
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