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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
白兵戦用アンドロイド ナビ は 研究者 シルビア に投票した
司祭 ジムゾン は 研究者 シルビア に投票した
研究者 シルビア は 白兵戦用アンドロイド ナビ に投票した
彷徨い幽霊 玲子 は 研究者 シルビア に投票した
謎の女性 ジャスミン は 研究者 シルビア に投票した
帝国軍切り込み隊長 レデントーレ は 他称木こり マッカラー に投票した
他称木こり マッカラー は 研究者 シルビア に投票した
研究者 シルビア は村人の手により処刑された……
次の日の朝、白兵戦用アンドロイド ナビ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、司祭 ジムゾン、彷徨い幽霊 玲子、謎の女性 ジャスミン、帝国軍切り込み隊長 レデントーレ、他称木こり マッカラーの5名。
/*
良かった、落ちれましたねw
10分前だったけど、意外とみんな見てるなぁ。
というか、皆ラピュタ見てたに違いないです…
─ ? ─
[ 赤い光を切り裂くと思われた、レディ>>6:+68の爪を受け止めたのは、銀の脚だった。
何処から現れたのだろうか、ジャスミンが彼の後頭部に貼り付かせた蜘蛛状の機械とそっくり(しかし胴体部に赤い光はない)の、巨大な人工的な雰囲気の漂う銀蜘蛛が現れ、爪を受け止めている。
銀蜘蛛は、口から網状の糸を吐き出そうとした。レディの爪で易々と切り裂けるものだろう。
まるで、レディが持っていたジャスミンのプログラムの存在に呼応したかの様に現れる。
銀蜘蛛は電子的存在なのだろうか、レディの「目」には巡るましく一帯に数字の羅列が陣形に広がるのが見えただろうか。
それも、レディには理解出来た筈だ。銀蜘蛛に仕掛けられた防衛プログラムの一端、であると。]
[正十六胞体の【転送装置】を掌の中で揺蕩わせる。]
貴女が、
アーネストをちゃんと倒せて良かったわ。
こんな言葉を聞けば、
貴女は私に対して……どう思うかしらね。
[瞑目。
女の言葉は誰にも届かない。
通信でもないのだから当たり前だった。]
アーネストは確かに私達を助けてくれたわ。
幾度も幾度もその身を呈して。
私も貴女も、それに感謝こそすれ、
……こんな結末は望んではいなかったでしょう。
[それは独白。]
彼女は、私が手を下さなくても
感染者として誰かを襲っていたわ。
私に出来たのは、出来るのは、
[──女は決して謝りはしない。]
……罪悪感は沸いたかしらね?
ナビ、貴女が行ったことは正しいわ。
[涼しげに華やかに微笑む。]
── *→国立研究所* ──
……こうまで静かだと、不気味だな。
[剣を抜いて進むが、生存者の気配も屍の気配も、それ以外の化け物の気配さえもない。
降りてきた階段の長さを思えば、地上の喧騒が伝わる深さでもない。それも当然なのかもしれなかった。
ヴァルターが知る由もなかったが、彼らが下った階段は、非常用の脱出口だった。
研究所のかなりの深部にまで、ノーチェックで入り込んでいた。もっとも、いずれは障害に出会うかもしれなかったが]
─ ? ─
ここは一体・・・。
[光が満ち溢れて、先ほどの研究所とは違う場所に出てきたようだ。
あの後アーネストがどうなったのか確かめる手段はないようだ。
バイクごとこの場所に転送したようだ。]
マッカラー!聞こえるか!
[呼びかけはするが反応はないようだ。
とりあえずバイクに乗ったままこの場所を探索をはじめる。]
[先ずは状況把握も兼ねて【洋館】の構造が理解し易い【地図】のある部屋へと転送しようとしたが、地場、もしくはワームホールの影響で狙う場所へは転送出来なかっただろう。]
[ナビは、勢いのままに【洋館】の床へと着地し、疾走する。
その近くには或いは、生存者の気配はあっただろうか?]
[洋館を探索する間も、シェルターから研究所まで一緒に来たメアリのことが気に掛かっていた。
ベルリヒッターに「メアリが生きてた」と報告する。
「ナビだ」と言うアロールの声を聞いて顔を上げる。>>+3]
ナビも居るの!?
・・・よかった、無事だったんだね。
[洋館を走るナビの姿にを見て]ほっと息を吐く。・・・ヴァレリーが死んでしまった以上、"皆"が無事とは言えないかもしれないけど。
アロールの質問には深く考えず、]
生きてると言えるのかな・・・?
うーん、分かんない。生物学的には"生きてないかも知れないわね。"
[友人知人が生きていた喜びからはしゃいだ声でそう言った。]
[デバイスを確認する、生体反応は。]
《エラー》
[と表示されているだけで、生存者を確認出来なかった。
妨害電波が出されているのだろうか?]
・・・。
[バイクに乗り疾走しながら考える。
結局、私にはどのような形であれ、アーネストを救う事はできなかったのだろうか。
そもそも、アーネストに赤と青の薬弾が撃たれた時点で、止めをさすべきだった。
止めを刺す瞬間がいくらでもあったというのに、できなかった。
私のとった行動は正しかったのかもわからない。
はたして私の中で『答え』は見つける事ができるのだろうか。
道すがらゾンビ達の群れと接触するが、反応するでもなく、轢き殺していく。
さてその先に扉がみえてくる。一体その部屋はなんだろうか?**]
/* どうしよう、このシュールな状況を表現するのは非常に恥ずかしく躊躇われる行為な訳ですが、どうしたらいいんでしょうか。 */
[しかし、少女の歩みが止まった。]
……、(あんなのアロールは付けていたかしら?)……
[アロールの後頭部に何か銀色のものが見えた気がした。]
/*
メアリが可愛いので浚って良いよね?ね?
アロール達が戦ってる間に私はメアリを浚って悪い事しちゃおうかなーうへへへ。
/*
メ、メアリが白黒になってるぅぅ……w
あ、これですねこれ。
酔っ払った男がはじめてバイオハザード。
事前知識っていってもこのレベルです。
http://www.nicovideo.jp/watch/...
[少女は気になったがベリニに向き直る。]
いえ、少し。
[ベリニの目元に涙が滲んでいれば、微笑んで、荷物から清潔なハンカチを取り出して渡そうとした。
最初に会った時に濡れタオルを渡したように。]
それに、ベルリヒッターもここに来てたのね。
怪我してる……。
とっても痛そう。
[おいでとベルリヒッターを手招きする。
近づいてきて、もしベルリヒッターのお腹が鳴ったら、会った時と同じように屈んで干し肉をひとつ掌に乗せて差し出してみる。]
私達、運が良かったみたいね。
ヴァレリーのことは、……上のモニタで見たわ。
[ワークステーションで見かけたことを端的に告げる。
引き摺らないようにさらりと口にするに留めた。]
[アロールへ>>5:*0指示の詳細が届く。]
アロール。
メアリと遭遇したら……。
そうね、手の甲か腕にスタンプしてくれるかしら。
[皮膚下にデータを注入|刻印するタイプのそれ。
スタンプすれば、そこに淡くスタンプの痕跡が残るだろう。]
やった!
[少女が喜びの声と同時にガッツポーズを決めると、突然ナビの体が白い光に包まれる]
え?
[アクションを起こす間もなく、光と共にナビの姿は跡形もなく消えてしまい、少女はぽかーんとナビがいた筈の空間を見つめていた]
/*
出来たらゾンビ化したらベルに倒されたい・・・、無理かなあ。
二人にお世話になったし、人といっぱい遊びたいんだよねー。。見せ場作るスキルは足りないんだけど・・・。
ベル可愛いわん。
無理しないでわん。
[メアリの口からヴァレリーの話しが出ると、]
・・・うん。・・・そう、なの、ヴァレリー、死ん・・・じ・・・ゃ。
メアリ達に会えて、良かった。死んでなくて・・・。
[ヴァレリーが死んでしまったのを目の前で見てからメアリ達も何処かで死んでしまったんじゃないかと不安だった。
だから、こうしてメアリとエーデルにまた再会出来て良かった。ベルリヒッターの前で一杯泣いて涙は涸えたと思ったけど、>>4:+20また涙が出そうになった。
ベルリヒッターもメアリに会えて喜んでるかな?
・・・ベルリヒッターが注射器のせいで記憶を失った事を私は知らない。*]
大丈夫。
私は生きてるわ。
だから、泣かないで。
[少女はベリニに話しかける。]
でも、今だったら私の胸は開いてるわ。
[ベリニが少女の胸で泣くなら受け止めたろう。]
[少女はベリニを抱き締める。
涙が胸元を濡らして少し熱かった。]
ベリニだって生きてるわ。
私も、嬉しい。
[目を閉じてベリニに囁く。
ベリニの涙が出し尽くされるまでそうやっていた。]
── 研究所・1F ──
[今、彼らは【洋館】を探索し動く屍を倒し、
そして【真実】の一端を掴み【詳らか】にするだろう。]
【白い悪夢】は凶悪よ。
私が知る限りでは、だけれど。
[アーネストに射ち込んだのは【青色】と【赤色】の薬弾。
青色は、女個人が蔓延するウィルスを好奇心より改変し、この様なものだろうと触ってみたものだ。
好奇心は好奇心でしかなく、そしてアーネストも【青色】のウィルスにちゃんとした形で適合はしなかった。
女の求める形での兵器としては。]
[何時までそうしてただろう。
暫くメアリの胸で泣いていた。
顔を上げて、ゆっくりとメアリから身体を離す。
頬は濡れていたけれど、もう目から涙は零れていなかった。]
かっこ悪い所、見せちゃったね。
ふふっ、有り難う。メアリに会えて本当に嬉しいわ。
[はにかむように笑った。*]
[変異体【白い悪夢】、誰が名付けたのだろう。
シルビアか、もしくは────]
[【青色】の薬弾がもし適合>>2:362すれば、青黒い肉蔓の触手が無数に生え、この世界での戦艦クラスの大きさにまで膨れ上がっただろう。
洒落で付けた【青色】のウィルスへの名前は円環の蛇の名前。
また別の形で適合するかは、それを射たれた者のみにしか分からないが、女はアーネスト以外に射とうとは現時点では考えていない。*]
こんな状況だもの。
誰だって格好悪くなるわ。
[少女はベリニと視線を合わせ、くすりと微笑んだ。
どうしていたか問われれば、]
ベリニとはぐれてから、
エーデルと一緒に探索していたの。
エーデルって、とっても強いのよ。
[「それにツンデレなところもあるかしら」と小さく囁いた。]
[ベリニと別れてから、ワークステーションで神父と会ったこと。
神父が去ってから部屋を調べ、モニタでベリニ達の姿を見つけたこと。
IDカードを見つけたこと。
新たに下に向かう階段をエーデルが見つけてここに来れたこと。
エーデルが一つの魔法で30体ものゾンビを倒してくれたこと。
そして、隔壁で閉ざされていたのに、自動的に開いてここまで来れたこと。
一つ一つ、ベリニに話してゆく。]
[どうしていたかメアリに質問する。こっそり囁かれた言葉にちらっとエーデルを見てクスリと笑う。]
やだ、エーデルってツンデレなの?意外だわ。
・・・つんつんな態度って照れ隠しなのかしら?
[メアリの話しに私は耳を傾けた。
神父という単語を聞いた時に少しだけぴくりと肩を震わせたけれど、エーデルが一つの魔法で30体ものゾンビを倒したと聞いた時は「エーデルって凄いのね、凄い、凄い」とはしゃいだ声を上げた。]
私はね、メアリ達と逸れてから。
ベルリヒッターとアロールに会って探索してたの。
アロールも強いんだよ。
ー研究所1F/爆破された部屋付近ー
グオオォォ…。
[倒れた状態で変異していた彼女、化物はうめき声を上げながら立ち上がる。]
効イタヨォ。凄ク効イタ。記憶ガ戻ルホドネェ…。
[化物自身、自分の姿に特に驚くことなく現在の状況を確かめる為に歩き出す。]
アァ、コノ姿ジャアアーマートカ合ウヤツハナイカナ。ショウガナイ。
[近くの壊れてない部屋に入ると、偶然護身用の防具や盾が見つかるが、どれも化物には小さかった。]
サアテ、ソロソロ再開シナイト長イ間寝テイタカモシレナイシ、逃ゲラレチャウ。**
[+28 アロールは大丈夫なの?と訊かれて私は直ぐに答えられなかった。
今まで助けて貰ったけど、・・・私は彼に違和感を感じていたからだ。]
・・・アロールは、私とベルリヒッターを助けてくれたよ。
[何とも曖昧な返事。
返答までの沈黙をメアリはどう受け取ったか。]
[ベリニも、これまでの話を話してくれただろうか。
一部は話してくれなかったかもしれないが、聞き終われば、ベリニに小さな声で問いかける。]
彼、何か頭に付けてる?
[百獣の王のゾンビとベルリヒッターと闘って負傷した事。私はその時にベルリヒッターを見つけたこと。
ひとりぼっちで淋しい思いをしてた私をベルリヒッターは慰めてくれたこと。
そしてアロールと再会し、アロールが百獣の王を倒してくれたこと。
ベルリヒッターが時計に隠された洋館の仕掛けを発見して下へ降りれたこと。
偶然だけど私が隠し扉を見つけたこと。アロールが追って来てくれて危ない所を助けてくれたこと。
制御室で六角形に人が捕らえられた不思議な部屋を発見したこと。
アロールがベルリヒッターに注射器を打った事や
アロールの言葉に気に掛かる節々があるという事は言うべきか悩んだ。
また、時々思い出しように私の耳で鳴り響くサイレンの音の事も。]
[ベリニの話にはひとつずつ頷いて聞いていた。
「ベルリヒッターはやっぱり賢いね。」とベルリヒッターの首元を柔らかく叩いたり、アロールの活躍を聞けば、「強いのね。」と返事をする。]
制御室?
もしかして、さっき隔壁があがったのは
[ベリニは返事をしてくれたろうか。
少女はベリニが今話してくれたことだけを受け止める。]
[耳元で囁かれれば少女は目を瞬かせる。
それから、口籠もり、少しだけ言い難そうに切り出した。]
……、ベリニ。
言い辛いのだけど、それはどう考えても、
何かあったように思えるわ。
[シェルターで会った彼にそんなものは付いていなかった。
少女もベリニに囁き返して、そっとアロールを窺った。]
――……おい、貴様……?
[呆けたように立ち尽くす人影に、警戒しながら近寄った。
しかし、返事はない。化け物なのか。剣を構えたが、しかし、結果は違った]
……?
これは……なんだ?
[妙に焦点の合わない、知性の感じられない胡乱な瞳。
それは、丸三日間ぶっ続けて野戦訓練をやったあと、眠り続けて起きたあと寝惚けている兵隊のような]
……ひとまず、脅威ではない……のは、いいとして。
どうするかな、これは……。
[ある意味、脅威よりも悪いかもしれない。
脅威ならば斃せば済むが――生存者なら、保護する必要がある。
それも、自分の脳を動かす方法を千年ぶりに思い出したかのような大間抜けを相手にだ。
ここが安全であるなら、置いていってもいいのだが]
[少女はベリニの言葉を考える。
暫ししてから、少女は口を開いた。]
分かったわ。
今は普通じゃないかもしれなくても、
ベリニをアロールが助けてくれたのは信じるわ。
[ベリニを見て返事をする。**]
[ ベリニとメアリの間を割る様に近づいた。]
メアリ。
ちょっと良い?
[ す、とメアリの手を取ろうとする。
メアリの手を取る事が出来れば、もう片手で持ったハンコ注射器状のデータスタンプを振るい、手の甲に押そうと試みる。**]
/* 回収することは、後は教団関連のRPね。彼らの始末をどう付けるか……神父は遭遇した時に考えましょう。 */
[目印を探していると、玲子の案を聞く。]
なるほど、それわかりやすいな。
なら避難しておくよ。
[相手の機動力が失われれば、こちらでも一撃入れられるかもしれないと思い、ドアから覗く。やがてエンジン音とともにやってくるバイクとその後ろのを一部始終見ながら。]
来た…
[待ちによる緊張感のさなか、自分の故郷の森の中での出来事をお思い出す。
森の奥、行ってはいけない場所から逆に来てしまった危険な害獣を同じように待ち伏せから捕獲を行った。そのときも罠を用いていた。]
[時と場所が変わっても、やることは同じなのかもしれない。時と場所が変わっても、人が考えることは同じようなことなのかもしれない。
このゾンビ騒動が終わった後、残るか、帰るか、行くか?思いがよぎったのは然程時間もかからないこと。
そうこうしているうちにナビの誘導によってバイクがやってくる。倒せるとは思ってないので、わずかなチャンスになればという薄い期待。しかし裏腹に手に汗を握っていた。]
…し!
[扉の隙間から見えたものは、ナビがトラップを回避し、追いかけた乗り物の化け物が鉄線にかかり千切れていく姿だった。こぶしを握り、構えていたチェーンソーを起動しようとして、]
んな―!
[直後に襲ったのはなぞの光とナビの消失だった。]
[アロールが割って入って来る。]
何かしら?
[ベリニに信じると言った手前、内心警戒はしているけれど、普通に接する。]
アロール?
[手を取られ、見上げ。
もう片方の手に何か持っているのを見てしまう。]
やっ……!
[尖端に短い針がついているのを見れば、アロールの手から抜け出そうと、逃れようと身を捩らす。
少女の力では差が大きく逃れられなかったろう。]
……この杖が杖術を扱うに相応しいと思うのかね?
私の正体が何であれ、貴公には関わりなき事と思うが。
[エーデルは魔法使いではなく魔術師であるが、問題はそこではない。
こいつは、魔術の存在を知っている。つまり、この世界の人間ではないと言うこと。
この世界の住人であると言ったベリニが、魔術を知らなかったのだから。
そして、メアリとも異なる世界の人間であると考えて問題ないだろう。最初に氷の魔術を行使した時、彼女は驚いた様子でいた。恐らく、彼女も魔術を知らぬ世界から来た人間である。
では、この世界の人間ではない眼前の人間が、一体誰と秘密裏に通信をしていたと言うのだろう。
何かしらの情報を持っているなら、どうにかして引き出したいとエーデルは考えていたが、あくまで興味がないと想わせる為に視線を逸らした。*]
[ナビとの通信が効かない。
完全に疑問符を浮かべるばかりだった。]
トラップじゃないよな。
なあ、玲子さん、知ってる?
[呆然と見送る彼女に答えられるのか不明だった。]
ああ、そっか…
まだまだわかんねーことが、まだ多すぎるんだ。
[自分は最初の遭遇者以降この世界の人物に会っていない。わーむほーるとワクチンの手がかりも理解し切れていない、そもそも薬の入れ物と何の関係が有るのか。
この場所で、思考に耽けられる余裕があるかどうかわからないが―]**
[アロールが割って入る。私は咄嗟の事に何の反応も出来なかっただろうか。
アロールが手に握られた何かを見ればわたしは短い悲鳴を上げる。
アロールの後ろから手を伸ばして其れを阻止しようとする。
メアリを庇おうと今度はアロールとメアリの間に割って入ろうとした。
けれど既に遅かっただろうか。アロールの持っている注射器はメアリの手に打たれてしまっただろうか。]
何をするの、アロール!
[貴方の事を信じたいと思ったばかりなのに。私は鋭い目をアロールに向ける。]
[強く手の甲に押し付けられた。]
! 痛……っ。
[アロールが思うよりも針は大きくは刺さらない。
血は出なかったけれど、スタンプされただろう。]
[手の甲を庇いながら身を引く。]
な、何なの……。
一体、どうして?
[自然、ベリニやエーデルの方に近づく。
血は出なかったけれど、手の甲はじんじんと痛んでいる。
庇うように手の甲を摩り、戸惑うように問いかけた。]
[そして見てしまう。
アロールの後頭部の機械の蜘蛛を。]
あれは、一体。
[赤い光に警戒が募った。
少女の世界で視覚を補佐するヘッドセットはあるけれど、それにも似ていない。]
【洋館】の制圧だと思う。
そう解釈してるよ。
その後は知らない。
[ ジャスミンが【洋館】をどうしようとも、彼は心を動かされる事は一切ないだろう。…後頭部に貼り付く、機械の銀蜘蛛が胴体部分を赤く光らせている…]
俺は敵じゃないよ。
死なせようとしてる分、味方だと思うけど。
どうして下がるの?
[ ベリニに敵意がないのを示すように、両手を広げてみせる。押し切ったデータスタンプも床に転がした。]
シェルターの後……、
ナビが教会から連絡してきた時に雇われてたら、
きっとナビが話をしていたわよね。
[データスタンプが拾える距離なら、何か手掛かりが得られないかと思って拾い上げようとした。
ベリニが手を伸ばせば、そっと手を握る。
ハンドガンは腰につけて様子を窺っている。*]
【洋館】の制圧と、生存者を死なないようにするのが目的なら、
今は私達と協力が出来るってことかしら?
[>>+65 アロールの話しに険しい顔をする、]
・・・。【洋館】の制圧?
それは、困るわ・・・。
[>>+66 メアリの手をぎゅっと握り返す。]
死なせない様にって・・・。
貴方の話しからは感情が感じられない。、何処まで貴方の話しは本当なのか疑わしいわ。
ごめんね、メアリ。
やっぱり、アロールは怪しい・・・。
[私はメアリの手を引いて、その場を逃げようとする。エーデルやベルリヒッターはどうしただろう?
アロールと対峙していたのは部屋だっただろうか、廊下だっただろうか。
メアリが拒む事が無ければ、私はメアリの手を引いて、アロールから逃げようとして、走って見つけた扉を開けた先に居たのは・・・?>>+10]
― 回想 ―
時計から階段が出現してアロールにヒョイっと持ち上げられて一緒に階段を降りた。
下に降りるとベリニの横に降ろされ一人アロールは前を進んでいく。
「先に何があるワン?」
一緒についていこうと考えたもののベリニの横で座っているとガコンっと音がして振り返るとベリニはいなかった。]
わんわんわんわん!(どこ!?どこへ行ったの?)
[しばらく消えた壁に向かって前足でザッザッと引っ掻いてみるが何も起きない。でも壁からベリニの悲鳴が聴こえる。
まわりをキョロキョロ見回して、思案に暮れていると>>6:+40再びアロールに抱きかかえられてぶら下げられる。]
やがて壁が開き、ベリニの姿を確認すると様子のおかしい白い服を着た何かがすぐ近くにいる。
(あれ?なんだっけみたことある・・・)
そうこうしているうちに>>6+42看護婦の化け物の腕が吹っ飛び顔が吹っ飛び、動かなくなる。
凄惨な現場に★☓/*-言葉に出来ない。
― 回想 制御室―
凄惨な現場を目にして、ヨダレを垂らしてしばらく放心状態。
降ろしてもらったがアロールとベリニに多少の恐怖を抱いて、動く気にもならなかった。
周りを見渡すと、変な機械がいっぱい置いてある。
二人が部屋で何かし、しばらくするとモニターに見たことある人が映る。
(また、同じ感覚だわん。どうして思い出せないんだろう。。。)
>>+81で良かったねと声を掛けられるが、反応せずにモニターをじっと見つめる。
(僕は、どうしてここにいるんだろう。この人達は誰?)
頭の中で白いもやもやが浮かぶ。
すると突然記憶の中にゾンビに追われた記憶がフラッシュっバックとなって蘇る。
(そうだ・・僕はあれから・・・)
しかし合流するメアリ達に興味が移り、嬉しそうにワンっと大きな声で応えた。
[このとき傷口をよく確認したなら背中の傷が青色に変色していることに気づくだろう。
薬の効果で抑えられているものの静かに変異が始まっている。]
[知ってる?と聞かれても首を振る事しか出来ず]
そうですね〜。
何もかもわからない事だらけですね〜。
[黙し思考するマッカラーと同じように考え始める。
呟きながら、]
あの白い光…に包まれて消えるのって、もしかしてあれが次元なんちゃらなんですかね〜?
もし、そうなら元の世界に帰った?いや、まだ問題は何も解決してない…はず…帰れる理由が無いですね。
消されてしまった?それもおかしい。
攻撃なら私たちが無事な理由が分かりませんし…なら、どこかへ送り込まれた…?
[ナビの意思によるものとは到底思えず]
私たちがこの世界に送られたように…あー、でもそれも私たちが残ってる理由が分かりませんね〜。
じゃあ、ナビちゃんでなければならない理由がある?
でかぶつを倒したから…?倒れたから…?
う〜ん…。
どこかへ送られたと仮定したとしたら、送った何か、もしくは誰かがいる筈ですよね〜。
探して見ませんか〜?タイミング的に見てたと思うんですよね〜私たちの事。
そう遠くない場所にいるか、もしくは監視室的な所があるのかも分からないですよ〜。
[結局ワームホールやら何やらの事は何も分からない。
自分たちが得てる情報はほぼ100%伝聞で構成されているから、結局聞いたほうが早いだろうと判断して**]
少女二人が打ち解けあって男二人が対決ムードになってるとそっとメアリの後ろにさがる。
どうやらメアリのことは思い出しているようだ。]
こうなれば、手足の一本二本でも折るか、
ぐるぐる巻で拘束して閉じ込めた方が安全かも。
さっきモニタで見た部屋は安全かなあ?
[ 遠ざかるなら、彼らには聞こえない音量で呟いた。
危ない目に合わないなら、そんな事もしない訳だが。]
痴話喧嘩って言えてる。
で、エーデルも逃げる?
[ エーデルに問いかける。遠ざかっていないのなら、呟きは聞こえたかもしれない。*]
[アロールと対峙する場所から>>+10は目と鼻の先だっただろう。
>>+67 私がメアリの手を引いて逃げ出して其処に辿り着くよりも先に、バイクに跨がった彼女が先にこちらへ向って来るかも知れなかった。
>>+74 アロールの言葉に私は益々険しい顔をする。]
・・・困るったら困るのよ。
サイレンの音が北から聴こえたから北に行こうって言ったの。
ワクチンが・・・あるかなんて、私は知らなかったわ。知ってたのは貴方よ、そうでしょ。
[メアリの手を私は離そうとはしない。
けれども、メアリは私達の会話を聞いてどうしただろう?
険しい表情のままメアリを振り返り彼女の目を見つめて、「アロールは怪しいよ、逃げよう」と鋭く一言。
彼女に拒まれたら・・・私は。**]
サイレンの音が北から……?
[ベリニの手は離さなかった。]
……、待って。
[少女が考え事をする時間は少なかった。
扉まで来たし、何よりよく聞き慣れた音がした。]
アーネストのバイクの音がするわ。
[ベリニを壁に押し付けるように抱きついた。
暫くすれば、扉を吹き飛ばして大型バイクに乗ったナビが現れただろうか。**]
[ベリニに手を引かれた時、もし近くにベルリヒッターもいれば、バイクから守るようにベルリヒッターも壁際に抱き寄せられたなら抱き寄せただろう。**]
>>9うん、話で聞いた空間転移の魔術に似ている。わーむほーるもあんなものかもしれない。
一番危険なやつを飛ばした?連続行使が可能かなんてわからない…それにこの世界の救世主したいならあり得にくい話だ。
教団と言う怪しい連中がやったのか…想像だけじゃわかんね。
[玲子に合わせるように考えを巡らせる。]
>>10この辺りから見ていたなら、まだ近くにいる可能性が高いな。監視室…声みたいに目も飛ばせる技があるってことか。
[この世界では当たり前に使われそうな技術と思った。]
少なくともこの研究所内にはそういうことができるやつがいる。
うん探そう。
[キックボードに足をかける。スピードは押さえぎみにするように考えて。]**
/* どうしようかな。狼ズが巧い事、展開誘導出来てなくて、ゾンビ色が薄まってるかなー…。もっと大量のゾンビが必要だと思うんだよな。 */
サァテ、敵ハ……。
[部屋を出て化物は走り出す。力が強く、その一歩一歩が軽い振動を起こして巨体に似合わない速度で進む。もし、前に出てこようものならダンプカーにはねられた様になるだろう。
そして向かう先の曲がり角には>>13黒い男が居た。化物はまだ気づいていないが、このままだと見つかるのは確実だろう。]
- ? -
[レディの爪が赤い光を切り裂いた。と思ったけれど銀の脚がレディの邪魔をする。
ベリニの目からから通して見たジャスミンが後頭部張り付かせていた蜘蛛上の機械とそっくりの見た目だった。銀蜘蛛は口から網状の糸を吐き出してレディを捕らえようとする。けれどレディが一振りすれば網状の糸は引き裂かれた残骸が宙を舞った。まるでそれはレディが持っていたジャスミンのプログラムの存在に呼応した様に現れた様だった・・・、私は眉を顰めた。外見は蜘蛛しているけれどレディには分かる、巡るましく一帯に数字の羅列が陣形がレディの視界には広がっている。銀蜘蛛に仕掛けられた防衛プログラムの一端だと理解出来た。]
ジャスミン・・・、ごめんなさいね。
貴方の思い通りにはさせないわ・・・。
[私の爪で蜘蛛の頭を捕らえる。美しく並べられた数字の羅列が崩れると同時に蜘蛛もまた消滅をした。
そして幾本も幾本も首元まで辺り一帯突き刺さっている鉗子状のものを睨む。]
ふふ、レディって嫉妬深いの。・・・。
さあ、目を覚まして。アロール。
[かつて、レディが愛した男と同じ名前を呼びながら、マニキュアで美しく彩られた鋭い爪で全てを薙ぎ払おうとした-―。]
── ルピナス研究所・1F・入口 ──
[死臭と血痕。
【見覚えのある風景】
幻聴が記憶の扉を叩く。]
[ほろほろと錆鉄に全てが覆われ、皮膜が剥がれ落ちてゆく。]
[目を瞑れば直ぐそこに、
有り有りと思い出を蘇らせることが出来た。
炭化している7体の黒焦げの屍。
街中で起こっている全ての狂気>>6:16が此処に結実している。]
[〜PDAによる施設ハッキングデータより〜]
── 施設?・転送装置室 ──
[星の知恵派教会の信者服を来た感染者が、閉鎖された転送装置室前では屯している。
幾人かは通常のゾンビではなく、変異体と化しており、通常の(3(3)+1)倍の体積に身体が膨らんだものが、数体。
ここを確保するのは、突発的事態がない限り、他に比べ容易い。
怒濤の如く押し寄せる、ゾンビの大軍は此処には居ない。
地下で働いていた研究者達の群れはまた、別の所に居るだろう。
部屋の外の廊下には、太いケーブルが千切れ火花が散っている所もあるが、外ケーブルとは別の非常用の動力源がこの部屋には繋がっている。
その電源をオンにする事が出来れば、電源は供給されるだろう。]
【ある女性感染者の視界】
[ずちゃ]
[ずちゃ]
[両手には馴染んだ細身の剣。
身体は重く、蝶の様には最早舞えねど、その剣筋は生前の面影を残す。
生者の甘き血こそが乾きを癒す。
彼女は歌う。
この満ち満ちる狂った命の喜びを。
嗚呼、焦がれる、焦がれる。
あの人にもこの喜びを教える事が出来れば、
どんなに素晴らしいかと崩れる脳で恍惚と思い焦がれる。]
[ずちゃ]
[ずちゃ]
[感染者から零れる肉片と血の痕が【洋館】に続く]
[崩れる身体は大きく引き裂かれた故にか。
傷痕は大きく、最早元の動きは不可能だろう。
その女性感染者は生存者を求め【洋館】を徘徊する*]
拘束や手足を折るのが趣味?
それは、俺の世界だってもおかしいよ。
俺は死なないようにしたいだけ。
確かに身体を傷つけない方が良いけど、
それよりも先に死にに行くような目に逢いに行こうとするなら、止めないといけないだろ?
[ 心を、良心を失っている彼にエーデルの言葉は響かない。
必要があれば、躊躇い無く彼は行う。]
……。
[ チチチ、と目の奥で赫い光が瞬く。魔法は物語の世界で知っている。その様な力があるなら、ベリニやメアリ、そしてベルリヒッターよりも死なないだろうと判断する。]
/*
そういえば、あのレディってこのレディですかね。
あの宇宙船の名前、最近出来た新しい国の宣伝で見かけた様な。
【初歓RP】シェエラザード号の悲劇
http://chitose-azure.sakura.ne...
─ ? ─
[当てもなくつき進み、扉を吹き飛ばして部屋に入る。
もしや敵がいるのかと警戒もするも
そこには見知った顔が。]
・・・アロールにベリニ、それにメアリ・・・どうしてこんなところにいる・・・。
[部屋には他にもいただろうか。
どうして別々に行動していたはずのアロールとメアリ達がこんなところにいる疑問が生じるのと同時にアロール達が無事だとわかり安心する。
問題は生体反応があるのかどうかわからない点。
あるいはもっと別の問題点を気づいていないところであった。]
/*
過去村キャラ、良いですね。
私も千里眼ロコウで入ろうかとも思ったのですが、
ニンジャがいたのでやめて良かった。
ジムゾンに人違い縁故振ってやるネ!
「アイエッ シンギュラリティ=サン?!」
[一番危険な奴を飛ばした?と言う言葉に]
そう、ですね…救世主として呼んだのなら不自然ですけど…
もしかしたら、この研究所では世界を救う鍵は見つからないからそれがある…と予測される所に飛ばした…とか?
[まぁ結局は想像だけじゃ分からない。
軽く頭を振ってため息を吐く]
目を飛ばす技…。
[驚きの表現についオウム返し]
えぇ、こんな研究所なら多分警備も厳重…だと思いますからね〜。
こんな状況だとザルですけど〜。
あと大体1階にはないですね、そういう部屋は。
[とかなんとか言いつつ、またちゃっかり後ろに乗り込んだ]
更新時間が24時間延長されました。
……どうかな。
薬をやっていれば、生きていてもあんなものだ。
ま、薬漬けの輩がまともとは、確かに言えないが――、
[あとについてきた少女に、そう応じながら。
先の通路に進むと、先の部屋よりは幾らか一般的な領域になったようだった。
通路の左右には、様々な内容が記されたプレートがかかった扉がある。
ときには、透明のガラスのようなもので壁が覆われていて、内部が見える部屋などもあったが]
……、ま、いずれにせよ、あれが生きていないことは判るな。
[前方で扉がプシッと開いて、白衣の人影があらわれた。
腐臭。あの屍の一体だった。首にはなにか、カードのようなものを提げている]
――ああ、私がやるよ。
ここに来るまで、君に頼り放しだ。
少しくらいは、役に立つところを見せておきたいからな。
[剣を抜いて、両の手で構える。
肩の銃創は、あのスプレーのお陰か、幾らかはマシになっているようだ。
全力は出せないが、この程度の屍ならばなんとでもなる]
……新鮮な肉が欲しいか?
貴様にはセラミックをくれてやる。
[くわり開いた顎に向けて走らせた刀は、負傷のせいか、幾らかずれて胸を裂く。
首から提げたなにかの紐が切れ、カードケースが廊下に跳ね飛ぶ。
軽く舌打ちして、よろめいた屍に、もう一閃。
今度は口に食い込んで、頭蓋の上半分を斬り飛ばした。
どうと倒れた屍の、腐った血のなかに濁った色の舌が浮いた]
……本調子ではないな、くそ。
[小さく呟いて。剣を振れば、濁り血が床に散った]
しかし……どうやって出てきた、この死体。
扉を開ける知能などなさそうだったがな……。
── ルピナス研究所・1F・入口 ──
[弾を篭め終わると、PDAを触り始める。
電子音は奏でられず。
【洋館】の情景がPDAには映し出されている。]
── 研究所・1F・入口 ──
[弾を篭め終わると、PDAを触り始める。
電子音は流れない。
【洋館】の情景がPDAには映し出されている。]
……部屋のなかは……、もう何もいないな。
どうやら……執務室、のようなものか?
[一人用の個室のようだ。
本や書類の散らばった机がひとつと、本の棚。それに小さな金庫。
見れば、床には乾いた血が広がっている。そして、傍にはあの拳銃とかいう武器。
この屍は、屍になる前に自決を試みたのだろうか。だとすれば、それは失敗したのだろう。同情を禁じえない]
これまで、通路にあった扉は開かなかったろう。
少なくとも、押したり引いたり程度では、だが。
[ミナワに答えて、屈みこんで拳銃を拾う]
持っていくか?
私は慣れない武器は持たん主義でな。
[と、勧めつつ。
机の上に広がる書類らしきものに視線を落とす]
─ 廊下 ─
[ 彼から見て正面の扉をぶち抜き、大型バイクに乗ったナビ>>+95が現れた。ベリニはメアリ>>+78に抱き付かれ、壁の傍で庇われていただろうか。
彼は、そのベリニへ向けて、MPライフルの銃口を向けている。即ち、ナビの視線から見ても、ナビの方向へ(少し逸れてはいるが)銃口を向けている事になる。]
ナビ。
久しぶり?
[ 【洋館】外のネットワークを介してナビと繋がる事は出来ないものの、或いはナビへ直接繋がろうと思えば繋がる事は出来たかもしれない。しかし、彼はそんな事を行うつもりもなく、ナビに声をかけた。]
――ふむ。
[本と思っていたものは、日記だったようだ。
『――事故があったらしい。
安全のため、区域が封鎖される。
参ったな、明日は結婚記念日だってのに。
外部との通信も出来ないというから、今夜中に終わることを祈るしかない』
『……ああ。今頃、ローザはカンカンだろうな。
俺の好きなキドニー・パイとウナギのゼリー寄せを作ってくれると言ってたのに。
こいつは、心底謝らないといけないな。花束とアクセサリを買って帰ろう』
どうやら、この研究者は幸せな輩だったようだ。この事件が起こるまでは]
[頁を、続けて何枚か捲る。
『――ここが封鎖されてから、何日だろう?。
もうダメだ。助けは来ない。腹が減った。身体がかゆい。
異世界からの召喚なんて馬鹿げたことを誰かが言ってたが、きっと、それも失敗したに違いない』
現に自分がここにいるので、それは成功している。
もっとも、その最終目的である、この世界の救済が成功するかどうかは知らないが。また、数ページ先を捲る。
『あつい かゆい。肉が、ぼろぼろおちる。くえるかな?』
『うん うま
だめだ、いやだ
ばいばい ろおざ』
そこで終わりだった。ページには、血が散っている。
情報が得られたとは、とても言いがたい。
しかし、死者の決断に経緯を表して、静かに日記を閉じた]
――使い方は判るか?
下のところを握って、先端の穴を敵に向けて、その爪みたいな部分を引くと弾が出る。
[拳銃を受け取ったミナワに、そう説明した。
シェルターの人間から説明されたものの受け売りで、しかも自分は用いる気がなかったので、うろ覚えであるが]
/* 身体改造的には、手術めいたものぽいけど、遺伝子改造もされてそうなんだよね。(今回プロで出たウィルスを使っての遺伝子改造的な話) でもまあ詳細は詰めてはない。 */
/* 墓がメイン舞台その2は…初めて建てたけど、難しいわね。これなら最初から役職公開制な方が良かったかも…。墓優先過ぎるのも地上が疎かになる。 */
─ 廊下? ─
[扉を破った先にあった部屋。
こちらとしては部屋と認識するが、部屋にしては開放感がある、部屋と言うよりもむしろ廊下と認識した方がいいのだろう。
実際の所この場所に関するデータがないのでどうしようもない。]
なぜ、ベリニに銃口を向ける?
[そこで目にしたのはベリニに銃口を向けるアロールの姿、
その銃口は私の方にも向けられているようにみえる。
どういう目的でベリニに銃口を向けるのか、理由次第によって反応が変わるかもしれない。
それに彼が肉声で話しかけられたのはほとんどないので違和感を感じる。>>+102]
弩だって、引き金を引くだけで済むさ。
その銃やらいうのとは違って、轟音もしない。
[肩を竦めて]
……ともあれ、ここには大したものはなさそうだな。
次に行こう。
この階になにか手がかりになるものがあるといいがね……、
あるいは、まだ下があるのかもしれないが。
[と、地面を踵でこつこつ打ってみた]
ふうん…
こういう建物の構造ってよく知らないんだけど、そういうものなんだ。じゃあ大事なものは上かもしくは下にあるってことだね。
[少し逡巡して、彼女の言葉を考える。]
ああ、そういう意味じゃないね。
つまり、この辺に世界をすくうためのものはないと送った人は考えたのか。
[移動をしながら首をひねる。]
だったら、説明くらいしてくれてもいいのにね。
― 1F ―
>>14ん?
なんだろう。地震?いや―
[軽い振動を感じる。]
まるで重いものが動いているような…
この先の、十字の廊下かな。
…左の先から?
それより、
ナビは何しに来た訳?
[ チチチ、と目の奥で赫い光が瞬く。ナビの角度から見えるかどうかは分からないが、後頭部には艶消しされた銀色の機械の蜘蛛が貼り付いている。胴体部には赤い光が拍動するように仄かに宿っていた。]
なんかすんごく危なっかしいものがいる気がする。くっそ、まさかあれが警備?冗談じゃない。
[殺気に近い、魔獣の群れが牙を研いでいるような空気が自分を襲う。息を止め、廊下の曲がった先を見ることを躊躇った。]
確かに、騎兵相手ならいいだろうが……。
[先に渡した火薬入りの矢も、音で馬を脅すのが目的のものだが]
音を出したら、居場所が割れるだろうに。
矢なら、奇襲のとき、反撃を受けずに一方的にやれるじゃないか。
[笑う少女に、そう首を傾げて]
[部屋を出ようとして]
……む?
[開かない]
……む……、うん?
[押しても、引いても、横に滑らそうとしても]
……開かんぞ?
あの屍、どうやって出てきた……?
[扉の前で、首を傾げる。
幾らなんでも、こんな扉は斬れはしない]
……む、う。
鍵のようなものがあるのか……。
[唸った。
扉の横に、なにか四角形の機械がある。
シェルターで似たようなものを見た気がするが、いつも誰かしらが案内してくれていたので、覚えていない]
違う、ちがう。種子島はね、音を出して、相手に知らせてあげるのが本質なんだよ。
お前を狙ってるんだぞ、って。その宣告。
肝っ玉の小さい奴なら、それだけで震え上がるもん。あとはちゃちゃっと首取れば終わりでしょ、楽な仕事だよ。
だからね、種子島の本質は、音と光。それから衝撃、畏怖、恐慌。これは肉体的にも攻撃出来得るけど、その最たる効果は精神的な安定の破壊。
[首を傾げるおじさん>>+113に、私は笑いながらそう教えてあげる。
そこらの足軽や雑兵なら、音を聞くだけで我先にと逃げていく。尤も、忠誠心に厚い兵だったらあんまり意味ないけど、まぁそれはそれで。]
・・・開かないなら、開ける?
[私は懐から苦無を取り出し、そう訊ねた。
そう、なければ作ればいい、と言うのが私たちしのびの精神なのである。]
一人目ェ…見ツケタァ!
[化物は曲がり角に居る黒い男性を視界に捉えて急ブレーキをかけて>>13男の前に止まる。]
何処カデ会ッタヨウナ…。マアイイヤ。
[右手を大きく振りかぶり、下から掬い上げるように放つ。拳の質量、速度。それはやすやすと男の体を浮かび上がらせて天井を突き破り上の階へ強制的に行かせる。]
アー、飛ンデイッチャッタ。マア、多分殺レタカナ。
……開けられるか?
さっきの壁とは違うぞ、これは……。
[まあ、試して悪いものでもないだろうとは、思いつつ]
……私は机を漁ってみる。
あの屍が鍵で出てきたとしても、予備の鍵があるかもしれん。
大体上か下でまぁ上ですね〜。
そういうので監視したがるお偉いさんってのは高いところを好む傾向があるみたいなんですよ〜。
[100階とかに住みたがる等と風評被害を撒き散らしている]
ホントですよね〜。
けちくさいんですから、全く。
元から戦力外とかなら呼ぶなっつの。
[ホントに情報が無さ過ぎてうんざりといった様子で喋っているとマッカラーが何かに反応して]
ん?
あぁ…また嫌な予感ですね〜。
これは来ますよ〜。
フォウッ。
[とかなんとか言ってたらホントになんかあった。
何かが砕けるような、というか壁をぶち破ったような音に変な声をあげた。
姿こそ見えていないが音だけで明らかに人間業ではない事が分かる。]
………。
化け物何回目ですか…。
[これにもうんざり]
どうかなぁ、やってみなきゃわかんない。
[こんこん、と扉を叩いてみる。う、意外と硬い感じがする。下手をすれば苦無が折れるかも知れない。それは困る、非常に困る。]
鍵?錠前破りなら出来るけど・・・鍵穴見当たらないからなぁ。
[小しころで斬ろうにもなんだかやりにくそうだなぁ、と思いながら呟いた。]
――……ふむ。
この机の持ち主、あまり整頓は得意でないようだな。
シェルター砦で見かけた菓子が幾つか……、それに筆記具の類。
[ごそごそごそ]
この冊子はなんだ……、むっ。
[水着のグラビアだった。一瞬だけ手が止まった。が、ぽいっ]
……む。
[なにか、文字と数字が対応した一覧表を発見した。なんだろうこれは]
……これは、あれか。
ナイセンバンゴーというやつか。
[シェルター砦でも、そんなものがあった。
そう、丁度この机にあるような機械を使って、離れた場所と会話できるのだ]
……ふむ。
[一覧を辿る。制御室、という文字が見えた]
……人がいるとも思えんが。
[と、電話をとって、数字を押した。ぴっぽっぱ!]
―回想―
>>+80
[メアリに干し肉を差し出されて匂いを数度嗅いで興味は見せるが、少しすると顔を下に向けた。
その後、頭を撫でられたときには尻尾だけをゆっくり振る。
ベリニとアロールの会話にはメアリの後ろで黙ってみていた。
考えていることはアロールが誰だったかと言う疑惑。もうそこまで出てきているのに思い出せない]
[>>+111]
アロールがやろうとしている事は脅迫というものだ・・・。
ベリニが一体何をした。
[こちらから見ればそういう解釈に至る。
どうしてベリニがアロールに対してどうして銃を向けられる事になったか知るわけもなく。
どちらがおかしいのか?それとも私がおかしくなってしまったのかやや混乱している。]
洋館を制圧?
[洋館を制圧する事によって、この都市の災禍が解決するというのか・・・?
しかしベリニはここを制圧されると困ると言う。
どちらのいい分が正しいのか・・・、この洋館を制圧する事によってどうなるか重要である。
アロールのいう事を信じたいが、アロールの様子がおかしいということはわかる。。]
[コールする音を聴きながら]
この世界の鍵は、鍵穴はあまりないようだぞ。
私がいたシェルター砦でも、なにかこう……、その扉の横、変な機械があるだろう?
そこになにか近づけると、ピーッと鳴って扉がな。
倒した死体を引っ張り込んでおくべきだったな。
それか、扉が閉まりきらないように、何か挟んでおくか……次があればそうしよう。
[溜息吐いて]
― 地下・洋館入口 ―
[所々血と体液に汚れた白衣を翻し、縦穴を落ちていく。
壁を蹴って勢いを殺し、女は地下施設へと降り立った。]
……さ、て。
今度こそ救世主(試料)は見つかるでしょうか。
[周囲を見回せば、明らかに人の侵入した痕跡。
良かった。皆、無事に迷い込んでくれたようだ。]
ふぅん…
監視する人は下なら、俺達も下に降りるべきかもな。
所で警備をしている連中が目を飛ばした監視も上とかでするん?
[>>22彼女に向いて。]
戦力外かなぁ…
俺はすごく助かってるよ。
[ここに来た目的はと聞かれ、当惑する。>>+112]
さあな、私にもわからん。
気がつけばここにいた・・・それだけだ。
[誰かが気まぐれでここに送ったのか、それとも何らかの理由でここに呼び出された。
我々を実験台にするため?洋館を制圧するため?それとも別の目的があって・・・?
目的があるとすればそこだろうか?]
[背中越しに風を切る音と殺気と破壊音がした。
一瞬の出来事に思えた。]
……ああ、やべえな。やべえな。
[うんざりした感じの彼女に、ああ…とえもいわれぬ表情を取る。
キックボードの向きを逆にして小さく頷いた。]
やはり、誰もおらんか……?
[溜息吐きつつ、ミナワに]
いや、鍵穴でなくてな。
なんというか……小さな部品にな、鍵の情報を入れとるらしい。
つまり、我々の知ってる鍵はこう、凹凸のパターンががあるだろう?
あれと同じような情報を覚えた小さな機械を、小さなカードに埋め込んで――、
[聞きかじりの内容を思い返しながら、四苦八苦、説明して――ミナワが弄んでるものを見た]
ああ、そう、そんな感じの――、
――……それと違うか?
[助かってる。の言葉に一瞬きょとんとして。
そりゃまぁ、美少女が一人いれば場のグレードアップの貢献にはなりますけど〜といつもどおりに言い放った後に、私も助かってますよ〜と返した]
[そして轟音が響いた後、小さな頷きにコクリと頷き返した。
どうせ1階には用は無い…と思うし、逆走待ったなしである]
[―――― 屋敷の構造は、何度も通って知っていた。
記憶が正しければ、元々ブライアン博士の屋敷だったか。
それを軍部と教団が買収し、増築を重ねた【施設】。]
[それが、今やまるで生物の巣窟のように、
テイアの地下深く、至る所まで通路で繋がっていた。
街の成長と共に。水面下で築かれてきた、悪夢の種。]
[至る所に罠と謎解きが仕組まれる此処は、死のダンジョン。
侵入者を捕え、そのまま人体実験の材料に加工もできる。]
いや、判らんが――どこで拾ったのだ?
ともあれ、試してみろ。
扉の横の、その……四角い機械に。
もしそうなら、音が鳴って開くはず。
[『生存者』を死なない様にしてここを制圧・・・。>>+129]
それでは、アロール、一つ聞く。
いまベリニに銃を撃てば、おそらくベリニは死ぬぞ。
それではアロールの目的が果たせないが、それはどう説明するつもりだ?
[あくまでもベリニが『生存者』と仮定すればの話。]
サア、気ヲ取リ直シテ次デスヨォ。
[また走り出す。そして直ぐに十字路があり、化物は走りながらどうしようか決めた。3(3)
1→右を見てキックボードに乗って去る何かを見つける
2→そのまま直進
3→とりあえず左行こうと思う]
── 研究所・1F・入口 ──
[現在の進展状況。
PDAによるハッキングは可能な範囲の場所を映し出している。
建物が振動し、ぱらりと粉が落ちて来る。]
予定では最終段階。
後は、地上部分かしらね。
あの神父は手伝ってくれるかしら?
[レデントーレの事ではなくこの施設内にある物のこと。]
[先の死体からだと聞けば、むむっ、と]
……なのか。
[あったか、そんなもの? などと呟きながら]
その、あれだ。
近づけるんだ、それに。ぴとっと。
上手くいけば、それで開くはず。
[開かなかったときは――まあ。
助けが来るか、水と食料が尽きるか、あの屍のようになるかするまで、閉じ込められるというだけだ]
………。
[女は黙って、額縁の裏のスリットにカードキーを通した。
壁面の姿見がパカンと開き、巧妙に偽装された入り口が姿を現す。
ここが、もっとも安全に制御室へと直行できる近道なのだ。]
ベリニ。ちゃんと貴女は「選んで」あげる。
清い心を持つならば、最後の審判は必要ないでしょう。
[初めて会った時、幼き自分を見た気がした。
新薬……ARKが完成するならば、生き残る道を与えよう。]
どうか待っていて。
私が救ってあげるから……
[新世界への箱舟となる新薬。乗船には制限がある。
与えるのは、新人類と呼ぶに相応しい清らの心を持つ者のみ。
捕えた者達は六角の硝子の棺で眠り、審判の時を待つのだ。]
[>>13 一度は神父の視界から姿を消したレデントーレであったが、再び研究所を歩き始めた神父の前に姿を現す。
曲がり角から突然現れた相手に神父は短機関銃を構えるものの「何処カデ会ッタヨウナ…。」という呟きに遅れをとってレデントーレの右手に救い上げられてしまう。神父の身体はやすやすと飛び上がり天井へと突き破る。]
……私には話しもせず暴力を振るう様な野蛮な知り合いは居ないんですけれどねえっ。
[神父の身体は強制的に上階へと運ばれたが、宙で一回転すると二Fの天井を蹴り真下に居るレデントーレへと飛ぶ。頭からまっさかさ、1Fまでの短い旅の間に神父は手を口に伸ばし口内から日本刀を取り出すと其れを頭上で構えた。
とてつもないスピードで上空から落ちて来る日本刀にレデントーレはどうしただろうか?]
あったよ。なかったら私、今これ持ってない。
[おじさん鈍いなぁ、なんて苦笑しつつ]
これに・・・近づける?こう?
[扉の横の四角いものに近づけると、扉は音もなくすぅと開いた。]
/* 神父のダメージが視覚的に見えないわね。うーん。ナイフで切ったら負傷、打撃はそうでもないのかしらね。。。 */
>>+78
[やがて、ベリニがメアリを引っ張って走り出しアロールが二人に対して銃口を構える。]
わん!わん!(やめて。撃たないで・・・)
アロールに向かって走って突っ込もうとするが、背中が痛くてすぐに失速、ヨタヨタと歩いて近づくも足で頭をプシっと踏まれてその場で床に押さえつけられた]
キャン!(ギャー)
……お。
[開いた]
……鈍くてすまんね。
しかし、君がそれを拾っていてくれて助かった。
[電話を持ったまま、苦笑しつつ]
が、にしても……それで、その死体が出入りできていた場所には、我々も行けるはずだ。
探索で困ることもないだろう、たぶんな。
[アロールに銃口を向けられた私は顔を真っ青にする。
ナビの姿を見て私は助けを求める。]
ナビ・・・助けて。私、死にたく無いの。
怖い・・・。
[バイクに跨がりナビがこの部屋に入って来た際に壁に押し付けられる様にメアリに抱かれた。
そのままメアリに腕の中で震える。
アロールの質問には答えようとはしない。*]
[あの二人からは以前会ったときと印象が違ってみえる。
どちらのいい分も腑に落ちないのである。
私はどちらかの未来を選ばせるためにきたのか?
それとも別の可能性を出すため、呼び出されたのかもしれない。
どちらにしても傍観するという選択肢はないようだ。
メアリが気になる事を話す。>>+139]
ヴァレリーが・・・、そうか・・・。
[なんとなく言わんとしている事を理解する。]
何っ・・・!
[こちらからは死角となって見えなかったが、アロールは蜘蛛のようなものに操られているようだ。
一種の催眠術のように、意識をのっとるありえない話ではない。
どうやらアロールの違和感の正体がそこにあるようだ。]
[ベリニを抱きかかえながら、何とか制御室の扉を開けた。
扉は開いたままだったろう。
アロールが銃口を向けたかもしれないが、ベリニを押し込むようにして中に入る。
コール音は鳴ったままだった。
震えるベリニを抱えたまま受話器をとる。]
階段は何処なんだ
部屋の地図が有ればいいんだけど…
[とりあえず離脱を試みてひた走る。]
上と下。
こういう研究のときはどっちにあると思う?
[逆方向に何かがいた気がして足を早めた。]
そうだな、運が――、
[苦笑を返したところで、コール音が止まった。
『誰?』という問いかけ]
――おい、待て。
閉めないでそこにいてくれ。誰かいるらしい。
[と、ミナワに言って。
彼女にも聞こえるように、音が周囲に出るボタンを押した。
はんずふりい、とかいうやつだ。]
――施設の生存者か?
こちらは外部から来た――場所はよく判らん。地下にいる。
[電話とスピーカーで変質した声の相手には、直ぐには気付かない]
お偉いさんがいるのは最上階。
怪しい研究をしてるのは秘密の地下研究所。
つまり、下ですっ!!
[自信満々に言った後に]
でもぶっちゃけ、アレと同じ階層にいるのがまずいと思うんで階段見つけたら上でも下でもとりあえず突っ込んでみるのがいいと思います!
[後ろをちらちらと見ながら。
どうやら来てはいないようだが]
ー走り出す前ー
[上から日本刀を構えて落ちてくる男に対してもう一度強く拳を振るう。構えた刀は何処を斬りつけようとしただろうか。振るわれた刀は怪物の身体が硬かった為か少しだけ斬りつけたあと直ぐに止まった。
その間に怪物は攻撃する。右腕を横に振り、そのまま回転の勢いを利用して左手で叩きつけ、右足で蹴りを放った。]
[ベリニもベリニである。
アロールが何かを質問しているらしく、それに答えようとしないのはどうもおかしい。
何かを隠しているように見える。]
[アロールの言葉には相手が例えどうなっても死ななければいいという意味にも取れる>>+144]
[死なせずに何らかの伝達方法をすべて奪う事も出来なくもない、真実を隠す事のも可能ともとれる。]
アロール、ちょっと頭をみせてもらおうか?
[どこからかコールがなったらしく、メアリ達は別の部屋に入って行くようだ。
こちらはバイクから降りてアロールに近づこうとする。]
[電話から聞こえてきた声はノイズが混じり誰かはすぐに分からない。]
え?
施設の生存者……違うわ。
[少し考えてから。]
私達も、手掛かりを探してここに来たの。
同じく地下にいるわ。
ええ…と……。
[制御室のパネルを見る。
モニタにヴァルター達は映っていただろうか。]
─ 廊下? ─
[ 危険があると判断しベルリヒッターは踏んだままだ。
重量はかけていないので頭が潰れる恐れはない。ベルリヒッターが啼いていても、心を動かされる様子はない。其れを見て、更にナビはどう判断しただろうか?
ベルリとメアリの動きを多眼兵装で追いながら、眼前のナビの排除を判断材料にいれた。]
ナビ、
邪魔しないでくれる?
ナビは生きてないんだしさ。
[ 其れはどういう意味にナビに伝わっただろう。]
― 制御室への隠し通路 ―
[カツ、カツ、カツ……
ただ一人、しんと静まり返った通路を進む。]
……良かった、流石にゾンビも居ませんね。
[先程の娘との戦闘で、想像以上に体力を使ってしまった。
額に滲んだ汗を袖で拭って、先の制御室へと急ぐ。]
[制御室に入る前に見た光景はベルリヒッターがアロールに踏まれている姿だった。]
私はメアリ。
南西シェルターから来たわ。
[とにかく話した。]
今ここに居るのは、
メアリ、ベリニ、ナビ、アロール、ベルリヒッターという犬よ。
エーデルという人も居たのだけど、別行動になってしまったわ。
貴方達は誰?
[問いかける。]
ー廊下ー
[アロールに踏みつけられて床で
キャンキャン!(助けて!!離して!!)
ともがく]
[大きな衝突とそこから飛んでくる破片は
アロールの脚で蹴飛ばされたり引き摺られたりして調整されて回避させてくれたに違いない。
気がつけば包帯がゆるんで、背中の皮膚が黒く硬質化してぃているのがわかったかもしれない]
逃げるとしたら上だけど、この研究所から逃げる所なんて無いしね。
[真実から逃げても仕方ない。]
下に行こう。下に降りる階段か梯子を探すんだ。
玲子さん、地下の階段はどの辺にあると思う?入口とかに近いのかな。
[広い場所に、構造的感覚に疎い自分。頼りにしたい。]
――そちらはあれだろう。
制御室とかいう――こちらの場所が判らないか?
[受話器に向かって、話しかけつつ]
こちらはもう一人と一緒だが――、
[そうして、先方が名乗れば]
……なに?
メアリ……というのは、シェルター砦のメアリか?
出発前に、スプレーをくれた?
[安堵した、喜んだ吐息を洩らす]
そうか、生きていたのか……、
……私は、ヴァルターだよ。判るかね、剣を提げた……、
もう一人の連れは、ミナワという娘さんだ。別世界組だな。
まぁ、そりゃそうですね、よく考えたら。
どーせ、アレから逃げても別の化け物に遭遇するだけな気がしてきました〜。
[どの辺にあると思う。と聞かれると頭を悩ませる]
んー…私も研究所なんて立ち入った事ないですからね〜。
でもまぁ、非常時とか考えれば入り口近くにあったほうが安全ではあるんですかね〜。
私が愉快に過ごしてた所では玄関近くに階段がありましたよ〜。
デパートとかじゃないんだし、やっぱ入り口付近ですかね〜?
なんやかんや場所とりますし、中央にどんと置くこともないでしょうし〜。
よし、入り口です!
もしくは、入り口に地図があると思います!
[多分]
!
ヴァルター!
生きていたのね、良かった……。
そうよ。そのシェルター「砦」のスプレーのメアリ。
[くすりと微笑む。
でも、ふと声に影が落ちた。]
ミナワは初耳ね……。
少し…待ってて。
[制御室のパネルを操作する。
暫くすると、モニタにヴァルターの姿が映し出されただろうか。]
どうして、制御室の電話を?
[質問する。]
おしきた!
[言われるまま気合いよく頷き、入口に向かう。でぱあとなる単語はこの際スルーだ。]
あっ、あれは。
えっとジャスミンって女の人じゃ…
[廊下に人影を見つけた。]
なに、ちょっとな。
扉が開かなくなったので、色々と探して、ナイセンバンゴーの表を見つけて……、
制御する部屋なら開けてもらえるかもと、電話したわけだ。
ああ、もう開いたがね。鍵を見つけて。
[と、言って苦笑したあと]
[>>32 神父が狙うは怪物の頭である。しかし、それよりも素早く拳を振るう怪物によって刀の先が怪物の首の上を滑る。それでも横から拳から飛んで来る前に怪物の上へと着地し踏み止まる事によって吹き飛ばされる事からは避けられただろうか。そして、神父は身体を日本刀でぶった切ろうと刀に重心を乗せ怪物の背中に突き立てた。
けれども怪物の黒い肌は硬く日本刀を突き立てるだけに終わった。神父は怪物の皮を傷付ける事しか出来なかっただろうか。
神父が刀を突き立てた直後に怪物が右腕を振り上げた。神父は咄嗟に右からの攻撃に備えたが逆方向からの攻撃を受けて叩き付けられる。そして右足の蹴りを食らい神父の身体は吹き飛んだ。
神父の身体を壁に叩き付けられる前に神父は床に腕を伸ばした。両方の手の爪を立てて数メートル程の爪の後を残した末に止まる。]
[床へとうつ伏せになった神父はゆっくりと身体を起こした。怪物の攻撃を受けて神父は土埃に塗れてしまっている。また何時の攻撃でそうなったのか右腕があらぬ方向に曲がってしまっていた。]
……乱暴ですねえ。そういえば、こんなやり取りをしたばかりな気もします。
[怪物の居た場所へと視線を投げる。
その時にはレデントーレは行ってしまた後だっただろうか?*]
――この近くには、何かないのか?
さっき、妙な六角形の柱が突き出た広間に出たが――正気のない者がひとりいるだけだった。
[と、受話器に話して]
そちらから何か判るか。
目標があるなら、指示してくれれば向かおう。合流するでもいいがね。
― 制御室 ―
[コール音に呼ばれるままにメアリに抱えられながら制御室に行く。
同じ洋館にいる生存者からの電話だった。そしてメアリとの会話で相手はヴァルターだと知る。私ははっと息を呑んだ。]
・・・ヴァルター?
ヴァレリーさんの・・・。
[あの時は混乱していたから記憶は定かではない。
けれど、私を庇って死んだヴァレリーは最期に彼の名前を呼んでいた気がする。
電話越しにも私が彼女の名前が呟いたのが聴こえただろうか。]
[アロールに踏みつけられてもがく犬を見て>>+155]
アロール、この犬どうかしたのか?
[その犬、怪我をしているようだが、様子がおかしい]
・・・そうか、それなら力づくでみせてもらうか。
[生存者に対しては手加減をしないが、裏を返せばそうでないものに対しては遠慮は要らないらしい。
ライフルは急所を狙ってくるスライディングをして玉を避けつつ足を狙ってキックを繰り出そうとする。>>+163
アロールに戦うはめになって迷いが生じるが、あくまでも、蜘蛛の無力化である。
蜘蛛をその目で確かめないと無力化する方法にたどりつかないからだ。
とにかくアロールの命を奪わずにすむだけアーネストと戦うよりはましだと考えるが、どうなる事やら**]
……?
[いま、ヴァレリーと。副官の名が]
いまのは誰だ?
ナビか……それとも、ベリニとかいう娘か?
[さっき上がった名で、部下のことを知っているのは、その二人だけだ]
── 研究所・1F ──
[マッカラーが見つけた人影は丁度後ろを向いていた。
声をかければ振り向くだろうし、
恐らく気配には気付いているだろう。]
ー十字路左折ー
頑丈ナノハ後ノ楽シミニシトイタ方ガイイヨネ。直グニ殺レルノヲ探ソウ。
[相変わらずドシンドシンとうるさく走る怪物は色々な物を破壊して進む。扉を見つけ次第歪ませて開かなくさせたり、二階へ続く階段を壊して使えなくさせたり等をしていた。]**
上官……というか。まあ、上官……だが。
[自分の世界の、"副官"というのを説明するのは、色々と難しい。
公私に渡って永年仕えるわけで、ある意味、本妻よりも――、]
――……は、
[受話器越しに伝わった言葉に、息を呑んだ。
――死んだ? あの副官が、ヴァレリーが?]
馬鹿をいえ……、
……あれは、私より剣を遣うぞ。
大体、あれが……ヴァレリーが、私より先に死ぬはずがあるまい。
[その反論に、論拠はなかったが]
あー。
あの人ならいろいろ知ってるんじゃないですか〜。
[あの女性からやれ次元がどうたらの実験があぁだの聞いたから今回もあわよくば教えてもらえないかな、等と思っている。
そうじゃなくても声をかけない理由はどこにもなかった。
一応戦闘してる何かに気づかれないよう気を遣いつつ、女性を呼んでみた**]
馬鹿な……、
馬鹿な、馬鹿な……、馬鹿な……っ、
[震えるような声は、受話器の向こうとミナワと、どちらにも届くだろうか]
……ヴァレリー、おまえ……きちんと死ねなかった、か。
[ヴァルターと彼女の関係は知らない。
けれど、最期に呼んだ名前が彼だったとするなら・・・、彼女に取ってヴァルターがどんな存在だったのかは想像がつく。
「馬鹿な、馬鹿な」と電話越しに聴こえる声に私は目蓋を落とす。]
ごめんなさい。ヴァレリーが死んだのは私のせい。
・・・彼女は不死者として生き続ける。
[ごめんなさい、ごめんなさい。
「でも、・・・彼女の目の前に広がる世界も悪く無いわよ。」そう小さく言い残して、私は電話を床へと落とす。
>>+171 ヴァレリーの頼みを受けてコントロールパネルを弄っているメアリにも落ちた音が聴こえただろうし、電話は床を滑りメアリの靴の先に当たっただろうか。*]
……、……確かに、死んだのだな?
もう、ワクチンとやらを遣っても、駄目なのだな……?
[受話器の向こうに、そう確かめる。
いずれ、ヴァレリーの姿もカメラの範囲に入るだろう]
え、なに?あのバケモノ、おじさんの知り合いなの?
[目をぱちぱちさせながら、私は一歩ずつこちらへ近づいてくる腐臭の主と、背後のばるたさんとを見比べる。どういうことなの。]
……くそ……、
[――不死者として生き続ける、と。
ベリニはそれを、悪くないといった。
だが、そんなもの、悪いに決まっている。
ベリニは、自分たちとは違う。だから、そういうことが云える。
自分は、ヴァレリーと同じ場所から来た。だから、判る。
戦士たるもの、死してなお、無様に死体として這いずり回るなど――望みなどしない]
【ある女性感染者の視界】
[ずちゃ]
[ずちゃ]
「ヴァルターさま」
「民を救っておりました」
[主観ではそう言葉にした。
恍惚とした笑み。
全身を打ち震わせ喜びを表現する。
嗚呼、嗚呼、抱擁を。]
[ずちゃ]
[ずちゃ]
――ミナワ。
悪いが、手を出さないでくれ。
[ここに来てから初めてか、はっきり、名を呼んで。
肩に手を置き、力を込めて、後ろに押しやって]
……あれはな。
私が君くらいの頃から、二十年来、私の忠実な副官で――、
[記憶と共に、ゆるく俯いて]
――……私の最初の子を産んだ女だ。
[電話はまだ、机の上にあった。
向こうで聞くものがいれば、まだ届いてはいるだろう]
……、くそ。
[剣を抜こうとする手が、震える。
あの女――ジャスミンとか名乗る女は、生命体兵器には知性があるなどと云っていた。
だとしたら、もしかして――眼前のこれにも、意識があるのではないか。
だとしたら――斬れるのか。斬っていいのか]
[ベリニとヴァルターが話している間に調べものは終わった。
携帯端末と制御室の機械をリンクさせて何とか必要な情報を得られた。
少ない時間では少ない成果しか上げられないけれど、ヴァルターの役に立つ程度のものは分かったろう。]
[電話は通じているしモニタにヴァルター達の姿が映っている。]
[ベリニが落とした受話器が少女の靴に当たった。
「でも、・・・彼女の目の前に広がる世界も悪く無いわよ。」
その言葉も聞こえた。]
黙れ……頼む、黙ってくれ。
[でないと、そのミナワの言葉に縋ってしまいそうだから]
これは、私がやらねば……、
私がやってやらねば、いかんのだ……!
ヴァルター、
貴方は生き残るのでしょう?
[電話越しに囁かれた吐息混じりの少女の声。
不安と心配と願いの入り混じる声。]
[電話機からの声が響く。生き残る、と]
……、だが……、
部下も、あれも失って……、どう生き残れというのだ……。
[押し殺した声とは裏腹に、剣先は、ぶるぶると震えた]
[ベリニに声をかけられる前に拾ったデータスタンプと手の甲を見る。
ヴァルターの様子は見守りたいけれど今は何事も時間がなかった。
携帯端末とコードで触れさせ、解析出来そうか読み取れないか試みる。
少し、無謀な試みだったろうか。]
なら、やれば?
私はおじさんのつまらない感傷で、自分が危険にさらされるのなんてまっぴらごめんだよ。
おじさんがあんまりもたもたしてて、「化物」が近づいて来たら、条件反射的に殺っちゃうかも。
ほら、「化物」、こっち来たよ。守ってよ、私のこと。
[くすくす、笑いながら、苦悩する男>>+187>>+189に告げる。
これは、しのびとしての私の本心に他ならない。
命令とあらば。必要とあらば、仲間であろうと、家族であろうと、切り捨て、斬り捨てる。そこに迷いがあってはならない。でなければ、自分が死ぬのだから。
あぁ、でも、おじさんはあれなのかな。あの化物の為なら死んでもいいとかそういうクチなのかな。そうだとしたら、余計に面倒だから先に殺った方がいいのかも。
まぁ、今のところは見ていてあげるけどね。ばるたさん。]
ヴァレリーはずっと、
貴方が生き残るのを望んでいたわ。
見ていたから、知っているもの。
[見ていることしか出来なかったとも言えた。
シェルターで戦いに行く人々を見ていることしか。]
は、は……守って、か。化け物、か。
……君が、口で言うとおり。
何の力もない、か弱い子供ならな……、
[――だったら、いま少し、迷わなかったかもしれない。
引き攣ったような笑いが、漏れた]
……いいか、メアリ。
[受話器の向こうに]
それはな――そんなことは、君に教えて貰わなくとも、知っている。
――あれのすべては、私だ。それが、"副官"というものだ。判っている。
[頭を振って]
だから――……問題は、私だ!
判っているんだよ、そんなことは!
部下の誰一人として、死体として彷徨うことなど望んでいない!
エルンストもこの手で送った! あれを、ヴァレリーを送れないはずはない!
[なんとなく。
なんとなく、なんだけど。
自分が悪者にされたとしても、憎まれたとしても。
それでも、今生きてる人に、ちゃんと生きて欲しいと、そう思ったから。
その為なら、平気で憎まれ口をたたく。
その為なら、嫌われる事だってしてやる。
平気、だって私はしのびだから。
嫌われるのも、泥をかぶるのも、手を汚すのも、いつものこと。]
私としちゃあさ、そんな口約束、今すぐ破ったって構わないんだよ。でも、それをしてないんだよ。その意味分かってる?
[それはつまり、
ある程度の信頼を置いている事に、他ならないんだけど。]
[玲子さんに呼び止められ、振り返る彼女。]
ジャスミンさんもこの研究所に来ていたのか。
化け物しかいないこの場所に、どうして―
[彼女はこの都市に長く居るときいた。玲子さんの言う通り知っている。]
[いっそ、二人で心中でもしたらいいんじゃないの。
介錯くらいはしてあげるよ。
来世では仲良くできるといいね。
どこか他人事のように、実際他人事な訳だけど、そんな考えがぼんやりと脳裏に浮かんだ。]
[ふっと、歩み寄って、腐臭のする女を抱き締めた]
――ヴァレリー。
ああ、判るとも……民間人を助けていたんだろう。
でなかったら、とうにお前は私の許に辿り着いているだろうからな。
[背を叩く。腐汁が散った]
――いや、大丈夫だ。
お前がいなくとも、色々助けられて、こうまで生き延びている。
ああ、息子も大丈夫だろうよ。私達がいなくとも、上手くやれるはずだ。
[言葉にならない音が返るが、会話が通じているのかは判らない。
だが――……そう。だが、少なくとも、喰われはしていないのだ。
それは少なからず、知性が――記憶があるのではないかと、思わせる名残で]
[――だからこそ、覚悟が決まった。
それならば、やはり。意識が、あるいは、記憶があるのならば。
剣もろくに操れぬ、腐った見苦しい身体を自分に見せたくはないはずだ――]
――ヴァレリー。
[とん、と。身体を、幾らか押し放し]
――ゆっくり、眠れ。
私もいずれ、そちらへ行く――戦士の星で会おう。
[言い終えた直後には、首がひとつ、転がっていた]
この階に何かやばい奴が居る。僕らはどうにかして下に降りたいんだけど…
[そこで彼女を見た。自分の知る限り彼女はいつも笑顔が印象だった。
声の箱の相手の一人はこんな地獄でも笑っていた。きっとそんな環境に生まれたと思った。
しかし、彼女の生まれ育った環境は平和だったと聞いた。]
全ての始まりで終わり?
うーん、もし始まりは化け物騒動ただとすると…?
それはそうと。ジャスミンはいつこの場所にきて、何を見てきたんだ?この町で、研究所とやらで…
[続く振動に不安がよぎったのか質問が途切れて。]
始まりは、【願い】よ。
[端的に告げて微笑む。]
そうね……。
ここも少し危ないわね。
[振動が聞こえ続けている。]
貴方達が除草に付き合ってくれるなら、
話しましょうか。
こっちに付いて来て。
[研究所の奥へ向かおうとする。
目的地は、農作物を研究している研究室の区画だろうか。**]
/* お見事。「民を救っていた」のは、…殺していたり、感染させていた意味>>*8(生者の生き血)だったのだけど、この終わり方も素敵だわ。これは投下しなくて良かった。
【ある女性感染者の視界】
[ずちゃ]
[ずちゃ]
[他者の血を浴び。
身体は崩れかけ、
尚、求む。
この至高の悦楽。
幸福を貴方へと。]
[ずちゃ]
[ずちゃ]
【ある女性感染者の視界】
[視界が斜めに滑り落ちる]
[最後に残した言葉は]
[読み取れずとも]
[…‥言葉は同じ‥…]
─ 廊下? ─
[ ベルリヒッターを抱きかかえた事で、一瞬の遅れが出た。とはいえ、ナビの額>>+163を狙ったのは性能を再確認する為と、抱きかかえる隙を作る為もあった。
案の定、ナビ>>+167は回避する。
ベルリヒッターを安静な所へ逃したいが、この場であれば……制御室……だろうか、ベルリヒッターを抱きかかえた侭、ナビの蹴りを跳躍で回避し、扉の破片散らばる床を一回転。]
こいつは、ベルリヒッターだよ。
ワクチンぽいの射ったのにさ。
……でも、まだ生きてるから。
[ ナビに犬の名前を雑談の様に口にした。
ナビには、ナノロボット弾薬ブロックを指向性エネルギー兵器に変換し攻撃するのが有効そうだった。マイクロ波ビームの使用だ。]
ちょっとさ、直情過ぎやしない?
慎みとか無いの?
[ 扉が開いたままの制御室>>+149へと向かう。]
[そういえば、死化粧用の道具があったっけな。私は風呂敷包みから白粉と紅を取り出して、首の傍らに跪く。
私個人としては、同じ女同士として、こんな変わり果てた姿になった人、愛されてたであろう人に、同情してあげなくもない。]
・・・よかったね。
[大事な人に最期を看取ってもらえて。きっとそうだったんでしょ?
そう呟きながら白粉をつけ、紅をひいてあげる。腐った肉の感触は決して気持ちのいいものではなかったけど、それでもいくらか見目はマシになったんじゃないかな。]
…願い、不老不死―いや、わかった。
[>>2:118>>2:120>>2:123不老不死、バイオハザード、ブライアン。以前にそこまでは聞いたことを思い出しつつ。
草むしりなら幾らでも経験がある。しかし目の前の女性が草むしりする姿を想像出来なかった。別の言葉を意味するのだろうか。]
………ら…と…
読めないな、この辺。
[>>46農業区画らしい言葉はプレートがよく見えなかった。]
部屋のなかで畑作ってんのか…?
地上部分は偽装の為とはいえ、
都市に役立つ用な研究もされてはいるわ。
遺伝子組み換えって聞いたことある?
今からいくところは、植物へかける薬を保管してる場所。
離れに温室(>>4:41)があるのだけど、そこの植物を枯らそうと思って。
貴方、調合は出来る?
[どういう構造だろう、実験用の畑を通り過ぎ農薬らしき薬品保管庫へと向かう。]
鍵は、閉まってるわね。
[当たり前の如く。
内側から鍵が閉まっているようだ。]
/*
なんでしょう……他のみんなの正体が掴めません。
ベリニの心臓はとっくに止まっている。
きちんと動くし話すけど、もう死んでいる、とか。
さっきからゾンビ側に立つような発言が多い気がします。
それか、実は父親に開発されたBOWとか。
ジャスミンは、この地の女神……?ミラ?
研究者の娘らしいし、未来から来たアリアだったりして。
でも異世界人なのかな……?
とにかく、動きが2回目ですよね。
始まりが願いなら終わりはなんなんでしょうね〜?
叶った時が終わりな訳がないですよね〜。
[言いながら、ジャスミンの後をついていく]
遺伝子組み換えってアレですよね〜。大豆。
…植物を枯らすって、また怪物みたいな花でも咲いてるんですかね〜。
[薬品の調合なんて出来ないし、自分に問いかけられた訳では無さそうなので、適当に思った事を呟きつつ。
鍵が閉まっていると聞くと]
お。ここは美少女玲子ちゃんの出番ですね〜。
[鍵のかかった扉を通り抜けると、内側から鍵を外した**]
私は普通の女の子だもの。
・・・今日だって、普段と変わりない退屈な一日が始まるんだって思ってたよ。
パパに何時も通りにおはようといってきますのキスをして、学校に出掛けたの。
[そう、お祈りと一緒にパパも私にキスをしてくれたわ・・・「神の思し召しを・・・」
そして学校に出掛ける途中でバイオハザードにあった。]
でも家を出たらゾンビがいっぱいでね・・・、
あっという間に街はパニックになったわ。
逃げ惑う人達の中でもみくちゃにされながら、
私はどうすれば良いのか困ってたら、
お父さんのとこの信者達が私を助け出してくれたわ・・・。
・・・後からはもう分からないの。
神父様に手を引かれて私は・・・パパへ会いに行った・・・。
パパは怖がらなくて良いって言ってたけど、
凄く怖かったわ。
良く分からない・・・、大きな芋虫みたいなもの。
それを無理矢理呑み込まされて・・・。
[私はメアリに話した、
わたしがどのように死んだのかという物語を・・・。]
私ね、死にたく無かった。
凄く怖かったし痛かったし・・・、大切な人に裏切られた。
[私は人を疑う事を知らない愚か者だった。
何も知らない、馬鹿な女の子だった。]
私ね、もう一度死にたく無いの。
[ずず、と音がする。]
パパが言うにはね、ワクチンがあると困るみたいなの。
それに洋館にはパパの仲間が居るから制圧されたら困るの・・・。
[私の目を見つめ返すメアリには見えただろうか。]
・・・それで、母体・・・生け贄が必要なんだって。
ヴァレリーは駄目だった。・・・ごめんね、ごめんね。
・・・私、死にたく無いんだ。
[私の目が内側へとずるずると引きずられる様が。
目元は窪み、瞳が暗闇がメアリを見つめ返す。* *]
/*
バイオ初心者の私はプラーガさんの特性を勉強しなくては……
・日光が嫌い
・蟻の的な社会性を持ち、支配種プラーガが他個体を操れる
・プラーガは宿主の知能や言語をそのまま乗っ取れる
・胞子で増えたりもする
・育つと頭くぱあ→相手バクンッ ができる。
…………うん、これ救済できないですねw
戸惑いながらぶっ殺す方向でいきましょう。
尺が足りない…ちゃんとストーリー纏まるのかなぁw
遺伝子生命倫理や錬金術の講義にあったような。
[学ぶにはまだ早い、と言われた分野だ。]
枯らす…訳じゃないけど枯れ木やの腐敗を進める魔術なら研究中だった…
[よい土を作るための魔術として、である。]
ここの薬品が俺たちのものとは違うだろう、期待はできない。
[魔術体系に関連しないだろうと思えば、そんな答えになった。]
[鍵開けは玲子さんに任せた。]
枯らせるなら、凍らせるとか燃やすとか出来ないか?
あ、燃やすは火事になっちまうか…。
[んー、と唸った。]**
/*
今回初めはサイレンのブレインをやろうと思ってたの(ブレイン ベリニと名前をつけて入ろうか悩んでたけどしなくて良かった)
で、墓へ来た時は悪夢と現実の狭間を描写しつつもゾンビにならないだろうーっていう護られるだけの女の子キャラを演じながら突然「実はゾンビでしたー!」やりたいなあと思ったんだけど誤爆しちゃったからねw
・・・いつかやりたいなあ。・・・ああうん、教団の娘とか後付け設定。
さて、やられ役として頑張ろう。
メアリちゃんマジ天使。
/* >『バイオハザード ダムネーション』ではアレクサンドル・コザンチェンコが支配種プラーガをその身に入れていたが、脊髄ごと支配種プラーガを撃ち抜かれることで半身不随の後遺症を残すも半ば強引に治療されている。
…。 */
[少女はベリニの話を黙って聞いていた。
少女はベリニに何かあったのなら聞きたいと思っていた。
ベリニの目から光が消えると、ゆっくりと問いかける。]
……その教会は、星の知恵派教会なの?
それに、生け贄とはどういう意味なのかしら。
[光の消えた目に映る姿を見ながら問いかける。]
前も言ったと思うのだけど、
この下には【洋館】があってね。
そこで全ての決着が着くわ。
[前に遭遇>>2:154>>2:160した時に話したことを想起させる。]
星の知恵派教会も、政府の思惑も、ルピナス社も。
この、生物災害の全ての結末が描かれるでしょう。
[玲子に微笑みながら、]
そう、化け物みたいな花が咲いてるのよ?
[にっこりと答えた。]
[星の知恵は教会なのかについては一言そうだよと返事をして、
生け贄とはどういう意味なのという質問には、]
生け贄・・・、私も分からないんだ。
生きてる人間が必要なんだって事・・・。
そして何も知らされず利用される可哀想なヤギ・・・スケープゴートっていう意味では、きっとそうよね。
[やがて、メアリを映す瞳も奥に吸い込まれる様にして消える。
本来目のあった場所はぽっかりと穴が開いており、暗闇だけがあるだけだ。]
燃やすのも凍らせるのも、
しようと思えば早いかもしれないわね。
玲子、ありがとう。素敵な仕事ぶりよ。
[内側の鍵を開けて玲子が現れれば微笑みながら感謝を伝える。
薬品保管庫は、様々な色の液体が入った小瓶と調合用フラスコや、計りやスポイトが置かれている。]
でも、これを使っても早いから、
私が分量を伝えるなら、調合して貰えるかしら?
そうね……、
紅紫◆色の薬品を、82、水45と合わせ(A)に、
薄鼠◆色の薬品を、18、用意して(B)に、
firebrick◆色の薬品を、98、(A)と合わせて(C)に、
濡羽◆色の薬品を、3、水99と用意して(D)に。
先ずは作って貰って良いかしら?
後は、(A)を24(127)、(B)を16(18)、
(C)を50(225)、(D)を82(102)ずつ混ぜ合わせて頂戴。
失敗したら最初から作り直してね。
[マッカラーに薬品調合はすっかり任せるつもりでいる。]
この都市はね、本当はミラ(>>5:31>>5:51)って名前だったの。
月神の女神…即ち、
豊穣神を奉る遺跡も残っていた旧くからの街。
街の花は同じ名前でね……白い花を咲かせた。
[名もなき花として時折郊外で見れるかもしれない。
もしかすれば、都市テイアを巡る中で見かけたかもしれない。]
でもそんな歴史有る町も、
……戦争には敵わなかったし、
都市開発にも敵わなかったわ。
[沈黙を挟み、マッカラーが薬品調合し始めているなら語り出す。]
私がこの都市に来たのは、
主観で言えば遥か昔とも言えるし、都市で見ればそう遠くない過去ではないとも言えるわね。
[そう遠くない前にこの都市に来たのであるなら、ルピナス社のエージェント>>5:62として動けたのは、どのような手を使ったのか、口にすることはないだろう。
マッカラーと玲子にも、以前の接触時にエージェントの事は伝えていない。]
ブライアン(>>2:118)という研究者が居たことまでは話したかしら?
[薬品保管庫の、締め切ったブラインドを僅か開いて外を覗きながら、玲子とマッカラーを振り返って確認する。*]
── ????? ──
[女はワームホール発生装置により呼び出された。
生物災害が始まるより、以前の時に。
しかし、時間は限られ行うべき事は山ほどあった。]
── ????? ──
[ブラインドから弱い光が室内に差し込んでいる。]
ブライアン博士、
貴方の研究がもし悪用されたなら、
この都市は悲惨な結果へと至るでしょう。
[何事かブライアンから返事が返る。]
いいえ。
私はその可能性を指摘しただけ。
[涼やかな微笑み。]
それでも貴方が、
その研究を行いたい理由を聞いても良いかしら?
[ブライアンからの返事は何だっただろう。*]
転送装置…確かに言っていた。
なら、あのナビって人を送ったのもジャスミンさんがしたんだ。
それで―洋館に向かったんだね。
[何故後ろの乗り物のやつを?とは聞かない。もしナビだけ移動していたら、自分はやられただろうし。]
うん、これは多分。
それでこっちはg?あ、これ重さの単位ね。
[器具を一つ一つ手に取る。自分のものと使い方が類似しそうなものを取り上げていく。
ここならある程度自動化できるツールはあるのだろうが、今は手動で行う。
そう考えるとチェーンソーやキックボードと一緒に持ち帰りたくなった。]
大体わかった。
やってみる。
[不慣れな器具なりに、手つきはそれなりに出来ている。]
俺こっちの器具のほうが何か使いやすいかも。
[手を動かしながら話を聞いている。]
まあもう、
そのブライアン博士も死んでるんだけど。
そうね、
私がナビを【洋館】へ送ったわ。
[マッカラー>>59から突っ込んだ質問があれば受けただろう。]
…………。
一セットくらいなら、問題ないと思うわよ。
[興味深そうに器具を見ていたらそんな事を言う。]
前はこんなビルのジャングルじゃなかったんだな。白い花、見た気がする。
[都市について聞かれそう答える。自分の世界ではあまり聞かない変化だ。]
ブライアン、聞いたと思う。生体研究を平和利用しようとした人で…
結果的にセイタイヘイキを生んじゃった人?
[最後の調合の出来具合は21(100)]
── ????? ──
貴方を見ていると、
父を思い出すわ。
私の父もそんな人だった。
………【理想】………。
[主語を抜いて語る。]
最高と最善は求められ、
最高に至らなければ【最善】を尽くした。
母親を亡くした子供達の為へ、
まるで鎮魂歌の様に、身を粉にして働いているのね。
[西日がブラインドから差し込む。
郷愁を煽る、橙色の暖かく……酷く微温湯を思わせる優しい光。]
── ????? ──
アリアとクライド。
約束は出来ないわ。
けれど、
出来るだけの事はしましょう。
[扉をノックする音がする。]
失礼するわ。
話が出来て良かった。
[退室の間際、金髪の眼鏡を掛けた女性とすれ違う。
名前はシルビア。
女をジャスミンと認識し、ルピナス社のエージェントと思っている人間>5:62の一人だった。]
―制御室―
[メアリに襲いかかろうと一歩前を踏み出した私を見てベルリヒッターはどうしただろう。
ベリニが手を差し伸べる。私は驚いて飛びかかるのを止めた。]
・・・私の話しを聞いてた?
さっきのヴァレリーの姿を見たでしょ?
・・・私と一緒に行ったらどうなるか分からないの?
[私は差し出された手を取れなかった。メアリの直ぐ傍までゆっくりと歩み寄る。
>>+224 メアリの足下にある、ヴァルター達と繋がったままの受話器の存在を忘れて「それじゃあ、メアリ。サイレンの鳴る・・・北にあるワクチンプラントに向うよ?」と行き先を告げた。]
── ????? ──
アリアとクライド。
約束は出来ないわ。
けれど、
出来るだけの事はしましょう。
[扉をノックする音がする。]
失礼するわ。
話が出来て良かった。
[退室の間際、金髪の眼鏡を掛けた女性とすれ違う。
名前はシルビア。
女をジャスミンと認識し、ルピナス社のエージェントと思っている人間>5:62の一人だった。*]
[先程彼女が私にしてくれた様にメアリの身体を抱え込もうとする。
もしベルリヒッターがメアリの腕の中にいるならば彼ごと抱き運ぼうとした。
私が嫌な記憶を忘れてた振りをしていた間に身体には少しずつ蝕まれていたみたいだった。
メアリとベルリヒッターを軽々と抱く事が出来ただろう。そして、制御室を飛び出した。
制御室の廊下にはナビとアロールが居ただろうか。
彼等はまだ争っていたか、どうか。二人の争いへの興味は失せていた。素早いスピードで廊下を駆けてその場を立ち去る。向うのは、北だ。
もしベルリヒッターが制御室に残ったままでも彼の嗅覚であれば私達の後を追えたかもしれない。**]
あ、うん。やっぱ肝心なとこは分銅をつかいたいね。
[たどたどしくも一つ一つの過程をこなす。
上手く量れず、デジタルな量りから古典的な分銅に切り替えた。]
ほんと?
持って帰れるなら―
私が拒んでも……
私の力でベリニを止められるかしら。
[それは推測でしかなかったし襲いかかろうとする姿勢から考えたことだけど、そう間違ってはいないように思えた。]
サイレンの鳴る、
北にあるワクチンプラントね。
ねえ、ベリニ。
手は握ってくれないの?
[静かに問いかけた。]
── 薬品保管室 ──
…………。
[再び沈黙>>66を挟んで。
ブラインドを元に戻すと玲子とマッカラー>>63に完全に向き直る。]
【苦く悲しき喜びの花】
私が協力していた、地下組織の名前よ。
分かり易く言えば【秘密結社】。
ルピナス社、つまりこの研究所の母体だけれど……
そのルピナス社が「ルピナス」という花を象徴花としてるなら、
── 薬品保管室 ──
…………。
[再び沈黙>>66を挟んで。
ブラインドを元に戻すと玲子とマッカラー>>63に完全に向き直る。]
【苦く悲しき喜びの花】
私が協力していた、地下組織の名前よ。
分かり易く言えば【秘密結社】。
ルピナス社、つまりこの研究所の出資の母体だけれど……
そのルピナス社が「ルピナス」という花を象徴花としてるなら、
ぐぬぬ…勉強を一からやり直しだ。
[結局調合は、玲子さんに手伝いをお願いしたりして何とか完成に漕ぎ着けようと苦闘した。]
- 少し前 -
どうだろう。多分、無理じゃない。
でも少しぐらい抵抗すると思った。
・・・、手は・・・。
だって、また離さないといけないんだもの。
[伸ばして、繋いで、結んで、切って。
差し伸べられた手を繋いで裏切られた様に・・・。]
私は【ミラ】…白い花に協力していたの。
…………。
[月神。まだこの世界が闇に包まれていた頃、初めて地を照らし出した女神の創世神話。
激しき気性の神であり、鉄槌の神であり、そしてまた…全てを包み照らし出す女神。]
そうね。
ものの見事に、
ここの研究所の副所長に利用されて、この有様よ。
兵器として開発していたのは副所長(>>4:36)だけれど。
貴方が生き残り、
元の世界へ戻れるなら。
これくらいの駄賃は安いと思うわ。
それに、そんなに影響は与えないでしょうし……
[と、セット持ち帰り>>67には。]
大丈夫?
薬品はまだあるけれど、
ここまで不器用とは思ってなくて。
[妖艶にではなく、面白がるように綻んで微笑む。]
ベリニは抵抗されて欲しかったの?
[問いかける。]
そう。
[差し出された手は宙を虚しく漂う。
そのまま少女は抱きかかえられれば、ベリニは廊下を駆けて、ベリニが途中で降ろせばそこから歩き、降ろさないなら北に到着しただろう。**]
[抵抗されて欲しかったの?という問いに、]
分からない。
[そのままメアリを抱きかかえられればベリニは廊下を駆ける。
「急がないなら、手を繋いで歩いていきましょう。」という彼女の頼みを覚えていて途中で降ろし歩いて北に向っただろうか。**]
あー、ナビちゃんを送ったの、そうだったんですか〜。
…なんか一言あってから送ってくれればよかったのに。
ま、変なよく分からないのに送られたってよりかはマシですけど〜。
[その後、薬品の調合をするマッカラーをジャスミンと一緒にやんややんやと応援していたが、一向に出来ない。
炎の駒を使うんですよ、などと意味不明かつ的外れなアドバイスを送ったりするも当然効果はなく]
もー、仕方ないですね〜。
要するに理科ですよね〜。美少女が助手につくんだから次は成功させてくださいよ〜。
[で、何やればいいんですか〜?と首を傾げる指示待ち世代。器具の使い方は一通り分かっている。]
[それとは別にジャスミンの話にもちょいちょい口を挟んでいた]
なるほど〜。
美女を出し抜くなんて生意気な禿ですね〜。身の程を知れっての。
[勝手に禿と断定して副所長とやらに悪態を]
禿を締め上げれば…って思ったけど、どうせ意味ないんでしょうね〜。こうなってる現状じゃ。
…ジャスミンさんはまだ、白い花計画?を諦めてないんですか〜?
残念ながら、
クリノス副所長は白髪の長髪なのよ。
[現実は非情だ。]
白い花計画…?
計画って言えるのかしらね。
その【苦く悲しき喜びの花】は、
星の知恵派教会やルピナス社や自分勝手な政府達とは対立しててね。
……つまりは、勝手な戦争に、
飽き飽きしている人達の組織ってところかしら。
そのうち、この世界の上層でも動きがあるんじゃない?
[シルビアがその【秘密結社】を知らないのであれば、それはその成長環境に拠るものだろうか。]
ま、今まで散々助けてもらっちゃってますからね〜。
こう見えて私結構器用なんですよ〜。
[言われた事だけを若干遅いながら丁寧にこなしている]
白髪で、ふさふさですか〜。
[作業をしながら、残念そうに。
だが、あだ名は禿にするようだ]
計画って言えるのかどうかは知らないですけど〜ある程度の規模の組織が一つの目的に向かって進んでるなら計画じゃないですか〜?
[相槌を打ちつつ]
ま、こうなったら戦争どころじゃないでしょうけど…ちょっと違いますよね〜。
白百合と呼ばれた玲子ちゃんもかなりしぶといですよ〜。
結局お花はみんなしぶといんですよ〜。
薔薇にも棘がありますし。
[白百合と実際に呼ばれた事があるかは…内緒]
だから、きっとまた咲くんじゃないですか〜。
…化け物花は枯れたら二度と咲かない方向でお願いしたいですけど〜。
[単独行動を開始したエーデルは、時折現れる屍を焼き払いつつ―その途中、やはり白いものが壁に付着しているのを見かけたが、それをどうこうする事はなかった―目に入った部屋を片端から虱潰しに探索していると、鍵のかかった部屋を見つけた。
懐から、少女が拾ったIDカードを取り出し、機械へ触れさせる。扉は音もなく開き、エーデルは迷いなくその中へ。]
[やけに整った部屋の中で、使えそうなものを探す。机の片隅に置かれていた資料を手に取り、ぱらぱらとめくる。
そこには、ウィルス及び遺伝子操作による人体機能の向上を目指す実験や、万能細胞による再生医療の実験の記録が書かれていた。]
……代謝機能向上実験、失敗……肉体が耐え切れず腐敗……ウィルスの活動制御に難あり……
再生実験、失敗……癌化した細胞の異常増殖……
[そこに書かれている項目を指でなぞりながら読み上げる。
成程、あの屍どもはこれらの実験の失敗から生まれたのであろう。
その失敗作の処分に間違いがあったか、あるいはこれを兵器利用しようとしたのか。そのどちらもそうなのかも知れないが、それを知る術はエーデルにはないし、また興味もなかった。]
[エーデルは、実を言うと、この不老不死へ通じると思われる研究に僅かに期待をしていたのだが―自身の研究テーマが死者の蘇生と不老不死であるから―、このレベルでは自分にも劣ると判断し、落胆した。
代謝機能の向上とは、即ち身体能力の向上。身体強化の魔術の一種でしかない。欠如した身体の再生は、治癒魔術の延長線上にある。
どちらも魔術の域を出る事はなく、また、魔術として行使すれば―術者次第ではあるが―このような失敗はない。
精々、屍がそうなる原因となったであろうこの「ウィルス」を参考に持ち帰る程度か。エーデルの研究テーマへのアプローチはあくまで魔術―否、魔法の方面からであり、科学的な方面からではなかったから。
新たな視点の一つとしては、使えるかも知れない。]
[落胆したエーデルだが、しかし、まだ完全にこの研究所から興味を失った訳ではない。
ここがしていたと言うもう一つの研究―異世界から自分たちを呼び寄せたと言う、その研究についてだ。
異次元、即ち異世界の存在は魔術師として認知しているし、第二魔法を用いて異世界へ干渉する事が出来る事も知っている。
しかし、エーデルがそれを体現できた事は、未だかつて一度も無いのだ。
それを、この世界の人間は為したと言うのか?魔術のない世界で?この世界では、第二魔法すら魔術へ降格させてしまうのか?]
……░▒▓█▓▓░░▓、
[かつて愛した女の名を、弱く紡ぐ。首から下げたペンダントをそっと手に取り開けば、中には小さな写真が納められていた。
美しい黒髪を後ろで一つに結わえた若い女と、金髪の若い男が笑い合っている写真。
彼女の時は、この写真を撮ってすぐに、止まってしまった。]
[エーデルの願いは、その止まってしまった時を、再び動かす事。
それだけの為に研究をし、それだけの為に生きていた。
馬鹿な王族どもは、自分が不老不死や死者蘇生を行う可能性のある魔法の研究をすると聞きつけるや否や、多額の金銭を投資した。
自分がその魔法を大成した暁には、その成果を独占するつもりなのだろう。
何人も助手を送ろうと画策して来ていたのを、エーデルは逐一断っていた。
自分以外の人間を信用する事など出来ない。研究成果を盗まれ、あるいは悪用されるのは御免だ。
今回のこの騒動など、まさにその典型例ではないのか。]
[恐らく、ここの研究の最初期の理念はそれはそれは崇高で素晴らしいものだったのだろう。
衰えた代謝を向上させ。
失った手足を元通りに。
エーデルの世界において、それらは魔術でどうとでも出来る事である為に特別感慨も無かったが、魔術のない世界において、技術で実現できるとなれば、これほど魅力的なものもあるまい。
魔術は使い手を選ぶが、技術は使い手を選ばないのだから。]
[しかし、大勢の人間で研究を進めていれば、裏切り者も出るし、悪用しようと企む人間も必ず出てくる。
その結果、異世界まで巻き込んで大層迷惑な事をしでかしてくれたではないか。
その点においては、エーデルはこの事件を引き起こしたであろう研究者どもを許すつもりは毛頭なかった。
自分の為した事は、自分たちのみで始末をつけるべきである。他者を無理矢理巻き込むなど言語道断、そう考えていた。]
[とは言え、異次元運営の術がこの世界にあると言うのであれば。
そこまで腸が煮えくり返るほどの思いにはならないのもまた事実。
エーデルとしては、巻き込まれた見返りに、それらの研究成果をごっそり頂くつもりであった。
第一、及び第三魔法からの蘇生や不死へのアプローチは、ここで得られうる情報から進む事はないと推測される。
しかし、第二魔法に関しては、この世界では既に体現されている!
死者の蘇生に関しては、第一魔法の他に、第二魔法からのアプローチも可能であるとエーデルは考えていた。]
[資料を頂く為には、どうしてもこの騒動をある程度沈静化させる必要があるだろう。
迷惑料として勝手に頂いても構わないと言えばそうなのだが、こうも屍どもがうろついていては落ち着いて施設内を探索する事も出来ない。
少なくとも、目的の物がある場所へたどり着くまでの道中に現れ得る屍は、逐一焼き払わねばならない。]
[一つ溜息を吐いてペンダントを仕舞うと、部屋の中の不要そうな紙を集めて魔方陣を描き始める。
ここに来るまでに、紙のストックを20(20)は失っている。その数だけ、屍と出会ったと言う事だ。
魔力の残りはまだ半分以上あるとは言え、浪費する事は出来ない。
エーデルはこの部屋でややしばらくの休息を取り、それから再び行動を開始する事に*決めた。*]
[玲子の計画には少し微笑んだ。]
そうかもしれないわね。
でも、私は私が関わった分しか関わらないし、
完全に【苦く悲しき喜びの花】の味方とも言えないの。
戦争というよりは、
……本当に災害……人の欲望織り成す、
醜悪なるタペストリーみたいなものよね。
じゃあ、白百合の玲子に作って貰った薬品を持って、
化け物の花でも枯らしに行きましょうか。
ルピナスを枯らす、第一歩、ね。
[玲子の計画には少し微笑んだ。]
そうかもしれないわね。
でも、私は私が関わった分しか関わらないし、
完全に【苦く悲しき喜びの花】の味方とも言えないの。
戦争というよりは、
……本当に災害……人の欲望織り成す、
醜悪なるタペストリーみたいなものよね。
じゃあ、白百合の玲子に作って貰った薬品を持って、
化け物の花でも枯らしに行きましょうか。
貪欲な狼の花を枯らす、第一歩、ね。
/*
第一魔法:無の否定。
第二魔法:異次元運営。
第三魔法:魂の物質化。
この辺りはFateから概念を借用させて頂き、独自解釈に基づいて使用しました。
無の否定は、死と言う生命の無への還元の否定、即ち死者蘇生。
異次元運営でどう不老不死や死者蘇生に繋がるかと言うと、異次元に存在する、根源を同じくする存在を連れてくるなどする事で疑似的に死者の蘇生を行ったと同義になる、と言う解釈。
魂の物質化は、魂そのものが一つの肉を持った生命となり、魂の寿命が来ない限り、その生命に終わりは訪れなくなる。即ち不老不死である、と言う解釈。
/* それとこれか。>>4:+29の、光子とフォースフィールドによる…は、アロル世界のSF的なもの(宇宙飛び出せる技術世代)だと思っていたので、この時代的には一般的では無いと思ってた訳だけど、どうなんだろう。
触れずにスルーすれば、RPが広がらないので触れてなかったり。
でも、wiki的には現実世界以上レベル科学はあって良いと記載してたし、トニー・スターク程の天才が居るとすれば技術的に有りなんだけど、ベリニとしての知識的に知れるのだろうか…一般的…なのだろうか。いや、ベリニが知らなくて、これはPL視点情報ト書きなのだろうか。と悶々していた。うーん、ホログラム自体は科学レベル的に有り得そうだしなー…。 */
ふ〜ん。
まぁ美女は謎があってなんぼの所がありますからね〜。
そういうのもいいんじゃないですか〜。完全に、じゃなくても、今は味方なら味方面しちゃえばいいと思いますよ〜。
[スポイト片手に好き勝手言っている]
まぁ、結局一番怖いのは人間なんですよ。
が、オチとしてはベタですからね〜。
欲望も大いに結構だとは思いますけど、線引きくらいはしてほしいもんですよ〜。
薄ら白髪ハゲめ。
はーい。
というわけで一歩踏み出すためにほら。ほら。
美少女玲子ちゃんにぴったりな薬品をほらほら。
[マッカラーにいらぬ重圧をかけている。
乗っけろプレッシャー!]
[しょげながら動かす手の間考える。]
禁術と同じなのかもしれない。良い利用法があっても悪用されちゃうから禁術なんだもんな。
ふさふさの禿みたいなのは何処にでもいるんだな。
[きっと皆バラバラだったんだろうな。ぶつかって、悪い方向に向かってどうしようもなくってそれって俺も同じなのかもって
誰にもきこえないように呟きながら]
お?おう…
[重圧に押され仕上げをこなす。素直に手が動いたのが良かったようだ。]
―出来た。
[土埃を払う様に神父は服の袖を撫でる。あらぬ方向に折れた右腕を掴みバキッボキッと派手に音を鳴らして腕を捻じ曲げて元の右腕の形へと戻す。]
ただのゾンビではなく突然変異を果たしたゾンビでしょうが……。
全く暴力的ですね。プラーガを使えば少しは大人しくなるのでしょうか?
…………。
[玲子>>80には涼しく微笑むだけ。]
技術は皆、どう利用するかよ。
使いようによって、
悪にも正義にもなる。
見方の問題ね。
[マッカラー>>82が出来たなら、親指をぐっと立てて褒め称えた。]
おー?
グッドジョブ!
[スポイトを置いて、ぐっと親指を立てた]
で、これであっさり枯らせるんですか〜?
ラーくんが一生懸命作った上に美少女玲子ちゃんまで手伝った代物ですから、まぁ出来ないと困るんですけど〜。
[>>5:84"プラーガ"知能を残したまま強力な力を持たせるという特性・支配種のプラーガを使う事で化け物を操り生物兵器に利用に出来るという発想で研究がなされていた訳だが……、最期は寄生生物に意思を乗っ取られるという致命的な欠点があった。]
でも、そのプラーガが粗悪品ではね。少しずつ精神を蝕んで、幻覚幻聴といった症状を起こすらしいですし……結局は使い物にならいないでしょうね。
まあ、あの化け物も先程の様子じゃ既に頭をいかれてるでしょうけど、ね。
[>>7:39「頑丈ナノハ後ノ楽シミニシトイタ方ガイイヨネ。直グニ殺レルノヲ探ソウ。」最期に残した彼女の台詞を耳が拾っていた。とんだ戦闘狂いだと鼻で笑った。]
そうねえ。
多分枯れるんじゃないかしら。
[玲子にとぼける様に人差し指を唇にあてて。
突っ込みが入れば、枯れるわよ、と微笑んで言うだろう。]
マッカラーはセットを持っていきたいなら見繕ってね。
除草が終われば……
もう少し、付き合って貰いたいのだけど構わないかしら?
うち一つは、教団の粗悪品プラーガの駆除。
他は…… 後で話すわ。
さあ、行きましょう。
[薬品保管庫の扉を開けて、施設内の離れ>>4:41へ促そうとする。]
部外者は邪魔しないで!!
[制御盤に入力するのは、「隔壁による区画遮断」。
ヴァルターとミナワの居る区画に、警報音が鳴り響き、
周囲の隔壁が、ゆっくりと閉まり始めるだろう。
そのまま他人に操作できぬよう、制御盤をロックする。]
北へ……!
[教団の思い通りになどさせない。ベリニもまた被害者なのだ。
女は廊下へと飛び出し、人を超える速度で駆けだした。
もし、外のナビとアロールに声を掛けられたならば、
多少は気に留めるかもしれないが……]
ちょっ、枯れなかったら泣いちゃいますよ〜
[一拍おいて、真顔になり]
ラーくんが。
[付き合って貰いたいといわれ、その目的を聞けば]
…それは別にいいんですけど〜戦闘になるなら、今、私かなり手ぶらなんで、武器の一つくらい見繕ってくれたら嬉しいなーって言うか…なきゃ、ほぼ戦力外というか…
[マッカラー作の薬だけは片手に、そういいながら、扉の外へ向かう]
[ ともあれ、
ひゅ
対峙したナビへと出力を上げたマイクロ波ビームをMPライフルで放つ。ナビが逃げるのであれば、制御室方面の壁…壁に防護措置がなければ擦り抜けて中の制御盤に影響があるだろう…へと放たれたかもしれない。もし影響があれば、直前の操作は、行われたままでロック解除が制御盤からは確実に不能となるだろう。]
制御室
[アロールから開放されて逃げるように二人のいる制御室に向かう。
アロールに救急スプレーで手当てはしてもらったものの
疲労の蓄積とストレス
背中の傷にある真っ黒な硬い腫れ物がベルリヒッターの体力回復を拒む。]
[部屋に入るとメアリに優しく撫でられたがここでも様子がおかしい。
ベリニがメアリを襲おうとしているように見えた。>>+222
どうしていいかわからず尻尾を下げて怯える。
けれどベリニは躊躇ったのか何事も起きなかった。
それからベリニに連れられて二人は制御室を後にしたのでまたよろよろと二人の後に続いて付いて行こうと思ったが。
もうダメ。。。
はじめのうちは二人についていっただろう。
しかし途中の廊下で目の前がフラフラとして歩けなくなり
知らないうちに壁の方で横になってハッハ。と苦しそうに息を吐いているだろう]
[瀟洒な黒コートの両側を摘んで、広げる。
何処に収められていたのか一切が不明だが、]
ハンドガン、
サブマシンガン、
アサルトライフル、
日本刀、
リモートマイン、
マインスロアー、
ボウガン、
手榴弾、
それともロケットランチャーが良かったかしら?
カッターもあるけれど。
[ばらばらと地面に落ちて来る。]
/*
皆さんのテーマソングが秀逸で秀逸で。
耳が幸せです。それぞれにぴったりですね。
私も、後付けですが探してみましょうか……
[この女スルーしやがったな…
心の中で呟いて、まぁいいかと物色]
カッターか〜。
カッターはないですね〜。
ボウガンいいですね〜。
普通のナイフはないんですか〜?
[銃火器系は扱えないと踏んで、興味を示さず。]
そうね、コンバットナイフもあるわ。
[これも再び黒コートの懐から取り出して玲子に差し出す。]
普通のナイフもあるから、好きなのを言って頂戴。
マッカラーも好きなのを選んで良いわよ?
[良い笑顔。]
じゃあそれを〜。
あと一応ボウガンも…
[コンバットナイフとボウガンを手に入れつつ、マッカラーのほうにこそーっと近寄り、耳元でひそひそと]
あのコート、4次元なんちゃらですよ、きっと。
うかつに近寄らない方がいいです。迷子になります。
[パーフェクトなスマイルのジャスミンをちらちら見ながら]
─ 廊下? ─
あれが『蜘蛛』か・・・。
[こちらの予定通りアロールへの蹴りはかわされる。
しかしそのおかげでアロールの後頭部にある銀色の蜘蛛をみつける。
アロールの動くを封じるというより、むしろ回りこんで、その蜘蛛の姿を確認したかっただけである。
(問題はあれをどう無力化するかだ・・・。
あれを無理やりひっぺがえそうとすると、アロール自身にダメージを受けてしまうかもしれないな・・・。)
それではそのベルヒリッターを抱きかかえたままでは戦いにくいだろう?
早く逃がしてやれ・・・。
[ベリニに対する不安点の事もある、メアリに危害を加える可能性が高くなってしまうが、今はアロールがさらに危険だと認識する。
アロールがベルヒリッターを逃がすのを確認して次の行動に移ろうとする。]
戦闘に慎みもへったくれもないと思うがな・・・。
[彼の強さは見ていて分かる。戦闘に特化した兵士である。要注意である。]
[耳元でひそひそしているのを気にしてない風に、使わない武器は黒コートの中に収める。]
ナイフとボウガンだけで良いのね?
手榴弾も使いやすいと思うわよ。
[にっこりと微笑みを向ける。]
司祭 ジムゾンは、帝国軍切り込み隊長 レデントーレ を投票先に選びました。
まぁ任せろ。
ジャスミンさんとれ―玲子さんが手伝ってる。三人で作ったんだから効果はあるはずだ。
[実は情けないことを言っている。
そしてラーくんに釣られてレーちゃんと言いそうになったのは胸にしまって。]
…俺は遠隔や投擲武器がほしい。使いやすいやつがいいな。
[説明されればリモートマインと手榴弾を選ぶ。]
[――この世界は、糞食らえだ。
助ける義理など、はじめからなかった。
それでも、ヴァレリーや部下たちは、この世界のために戦って死んだ。
だから、やり切らなければ、それらの死は無駄死にになってしまう。
そのために、死ぬわけにはいかない。戦って、目的を果たさねばならない]
――……ああ、判った。
[合流の道順>>+206と聞いて、小さく頷いた。
まだ、いまの自分には守るべき者たちがいる。
電話の向こうにいる少女たち、それに、同行しているこの少女もだ]
……済まんな。
化粧の道具など、高かろうに。
[先刻より、よほど生前に近付いた女の首>>212を、一瞥して。礼を言った]
はーい、これだけで大丈夫ですよ〜。
手榴弾は、か弱い女の子が持つものじゃないかなーって思って〜。
誤爆とかしたら、私以外木っ端微塵ですし〜。
………。
やっぱ私も一個貰っておきますね〜。
[ころりと手の平返しして手榴弾を一つ、ポケットにしまった]
彷徨い幽霊 玲子は、帝国軍切り込み隊長 レデントーレ を投票先に選びました。
[警報が唸り、赤い光が明滅するなか。小走りで廊下を駆ける]
おお――っ!?
[合流の道順と聞いたルートに、扉が降りていくのを目にした。
あれはおそらく、間に合うまい。であれば、別の道――たとえば、そう]
北――北だ! 北はどちらだ?
[降りた扉を破る術がないでもないが――まあ、代替ルートがあるなら、そちらを試してもいいだろう]
(問題は主要武器のあの銃か・・・。
あれに当たると厄介だな。)
[アロールはマイクロ波ビームを使って攻撃してきたので影響がないところに避ける。>>+208]
それっ・・・!
[そうして銃のエネルギーパックに向けてデバイスからコードを伸ばす。
エネルギーを奪って銃の無力化を図ろうとする。
エネルギーの消耗が激しくなる長時間の戦闘をこなすため、敵の力を消耗させつつ持続可能なように開発されたものである。
またコードを介してハッキングする事もできる。
したがって機械化された部隊相手には効果が大きいのである。
それゆえ戦闘持続時間が長いのである。
ただ、コードの長さが限られている事や相手も同様な装備をもっていると泥仕合になる可能性がある。]
[玲子の推測に近く、黒コート内は亜空間収納となっている。]
私はマインスロアーが好きよ。
[実に幸福そうな顔で微笑む。]
手榴弾は普通の手榴弾に、
広範囲に炎を炸裂させる焼夷手榴弾、
激しい光と音で攻撃する閃光手榴弾があるわ。
とりあえず効果は投げて知りなさい。
[とはいえ、説明を求められば説明する。]
この世界で衛星レーダー兵器が発達していないのは、
実に惜しいことね。
拳銃が扱えるなら、
念の為にマグナムも、と渡すところだけれど。
[マッカラーに言いつつ。
女自身は、ハンドガンとサブマシンガンを持った。]
子!? 子とはなんだ、北なのか!?
[それを確かめる間もなく、あっちと言われて走り出したのは。
このけたたましい音と赤い光のお陰で、幾らか浮き足立っていたからだろうか]
あそこも上から……、……間に合うか!?
[前方の通路は半ば塞がりつつある。
全力で駆けて間に合うか間に合わないか、微妙なところだ]
私は普通に奴にしますね〜。
ここのコレを外せばいいんですよね〜?
[ポケットから一旦取り出して、確認後、もう一度閉まった]
衛星レーダーレーザーは私たちもまとめて消え去ってしまう気がしますけど、ロマンですね〜。
[ボウガンを撫でながら、いつでも出発できますよ〜、と]
何に使えるかわかんないけど、今は使えそうなものはほしい。
[各種手榴弾とマイン、マグナムを受け取る。]
ん?
あれ、鉄線持ってきちゃったんだ。
[チェーンソーのしまう袋に鉄線の束が少し入っていた。]
─ 廊下 ─
[ ナビ>>+253が慎みもへったくれもないと言えば。]
あはは。
違いないな。
[ 少年的な反応であるが、心から笑ってはいない。多眼兵装でナビの様子を様々な方向から視ながら、ナビからの攻撃を待ち受けようとする。MPライフルの弾薬をミサイルにセットする。ゼロ距離で自分諸共炸裂させるつもりでいた。
そもそも、MPライフル(>>0:354)は外部よりエネルギーパックを必要とはしない。ナノロボット弾薬ブロックによる、補填修理など自動機能が付いてはいるが、外部の差し込み型のエネルギー供給ではなかった。だが、それでもコードを伸ばせば、一時的にハッキングを試みれなくもないだろう。
彼の世界の科学力と通じる>>0:322か、或いは彼の世界の科学力を上回る事が出来たのであれば。]
[ もっとも。]
[ 彼は、ナビの右腕のパンチを受け入れて、敢えてほぼゼロ距離からミサイル弾を放つ。]
他称木こり マッカラーは、帝国軍切り込み隊長 レデントーレ を投票先に選びました。
貴方には全部渡したいところよ?
[マッカラー>>103に微笑んで。]
玲子、マッカラーも。
準備完了ね。
では、行きましょう。
[そして、温室の地上入口>>4:41へと向かった。]
とっくに急いでいる……!
[コンパスはこちらが長いはずなのに、さっくり追い抜かれたが。
こちとら、とうに全力疾走である。四十代の脚力なんてそんなものだ]
ぬ、っ……、
[扉の開口部は既に、自分の身長よりも低い位置。
少女は兎も角、自分が走り抜けるのは無理だろう]
……せぇい……!!
[いわゆるひとつのスライディング。
――真上から落ちてくる扉が視界に迫る。冷や汗が噴き出した。
頭が挟まれたら、そこで終わりだろうが――、]
ー研究所1F廊下ー
イナイナァ…。
[幾つの扉を壊して部屋を使えなくさせただろうか。それでも化物が新たに人と会うことはなかった。]
ココラ辺全部ノ部屋ヲ調ベテ使エナクサセタノニナ…。
アノ時右折スレバ良カッタカ?マアイイヤ。
[今からでも遅くないと最初の十字路に戻ろうと歩き出す。
あと少しで着くところで次の一歩が普通とは違うものとなる。
ヒュパッという音がして、先程まで床があった場所には大きな穴が出来て怪物の身体は穴に吸い込まれる様に倒れる。
そして落ちて行った。怪物が落ちた後穴は直ぐに閉じ、そこには元から何もなかったかのような静けさだけがあった。]
鉄線あるなら、またトラップも作れますね〜。
充実のラインナップ!これはいける!
[手榴弾の投げ方の要領を教えられ、ぐっと親指を立てて。
温室に前につけば]
ほほー…
てか、今更ですけど、こんな所の植物わざわざ枯らす必要あるんですか〜?
[振り向いて研究所の方を見る。
少なくともここからあそこまで害を及ぼしてくるとは思えないけれど。
言いながらも、薬品片手に枯らす気は十分だった。]
ー研究所1F廊下ー
イナイナァ…。
[幾つの扉を壊して部屋を使えなくさせただろうか。それでも化物が新たに人と会うことはなかった。]
ココラ辺全部ノ部屋ヲ調ベテ使エナクサセタノニナ…。
アノ時右折スレバ良カッタカ?マアイイヤ。
[今からでも遅くないと最初の十字路に戻ろうと歩き出す。
あと少しで着くところで次の一歩が普通とは違うものとなる。
ヒュパッという音がして、先程まで床があった場所には>>6:47大きな穴が出来て怪物の身体は穴に吸い込まれる様に倒れる。
そして落ちて行った。怪物が落ちた後穴は直ぐに閉じ、そこには元から何もなかったかのような静けさだけがあった。]
近い武器は俺はこれがしっくりくるんだ。
[とチェーンソーを見せる。幾度となく死線を潜り抜け本来ではない使い道は修練されていた。]
……心臓に悪い。
もうやらんぞ、こんなことは……。
[床にぱたり両手を広げて、ぜえはぁと息を荒げる]
……歳は取りたくないものだ。
鍛錬不足かな、まったく……。
[溜息吐いて、起き上がろうとして]
――おふぅ!?
[ぐいっと引かれるような感覚に、尻餅をついた。いたい。
見れば、外套の裾が降りてきた壁に挟まっていた。なんたるちあ……]
帝国軍切り込み隊長 レデントーレは、司祭 ジムゾン を投票先に選びました。
[牽制のためにパンチを繰り出したが、なぜか食らっている。
アロールは何らかの罠をはっているのかもしれない。
しかしチャンスは限られている。
MPライフルにコードをつなぐ。]
《アロール聞こえるか・・・?》
[もしこのライフルが彼の体の一部と化しているなら、ライフルを介して彼の頭脳に直接語りかけられないか試そうとする。
それとともにナビと繋がっていた時のアロールとの会話をできるだけ流し込もうとするだろう。]
ぐわっ・・・。
[しかしミサイルを放たれ体が吹っ飛ばされ部屋の隅に横たわる。もちろんコードは外れている。
繋がった時間は一瞬だったが、私の声は届いただろうか。]
……そう言うな。
普段、急ぐ必要があるときは馬に乗ってばかりだからな……。
[尻餅ついて落とした腰のまま、苦笑を返して]
……だらしないついでに済まんが、挟まってるところを切ってくれ。
一度脱ぐのは、ちと面倒だ。
[温室の地上部分は硝子貼りの天井となっている。
温室内は、緑一杯の様子だ。]
言ったでしょ?
除草よ。
このまま放置していても良いんだけど、
地底に根が伸びるとちょっとね。
地下へ浸食すると肥大化する可能性が高いのよ。
……その薬品を、蔓を蠢かす、
この化け物花の根元に掛けてくれるかしら。
[この花の中央、花の真ん中には酸で溶かされたクリノス副所長が居るが、既に溶かされて残り糟は残っているかどうか。]
[そうして、立ち上がれるようになれば]
さて……、と。
この辺りは、あの騒音も赤い光もないな。
[一息吐いて]
どこまで北に行けばいいのか知らんが……、
――あの連中も北に向かったなら、どこかで鉢合わせるかもしれんな。
あの口ぶりじゃ、友好的とも限らん。警戒はしていこう。
馬じゃあ森を抜けられないし、木の上飛んで走った方が早いよ。
[くすりと笑って、懐から苦無を取り出す。
壁にしっかりと挟まれている服、随分と上等な生地に見えるなぁ、勿体ない、を押さえ、難なく裁断した。]
─ 廊下 ─
[ 一瞬。
圧縮された情報が、電子の声が、強制的に脳を駆け巡った。 次の瞬間、 視界は真っ白に焼き尽される。
彼もまた、廊下の壁に叩き付けられた。]
─ 廊下 ─
[ 負傷。 痛み。 全ては断線して。
顔の一部に酷い火傷を負っている。
強い衝撃を受けた身体を、起こし、 MPライフルを構え、 て。]
と もだち ?
[ 空白。
その中に、兵士としての、 行動は滑り込んで。
マイクロ波ビームをセット、 そして。]
─ 廊下 ─
[ ぐら、と身体が傾いだ。
ノイズが走る様に、目の奥の赫い光が不整脈の様に明滅する。撃とう、 として。
身体の制御が効かず、攻撃を仕掛けた様とした体勢で廊下に転がる。立とうとしているのに立てずに、身体のコントロールが効かない。視界の中で、ベルリヒッターが去る姿が映った。]
その割には、何度も助けてくれるじゃあないかね。
[悪びれなく笑う様子に、肩を竦めたが]
……まあ、確かにその方が安全かもしれないがな。
先刻の、電話の声は……聞き間違えでなければ、私がシェルター砦に連れてきた科学者だ。
様子は随分とまあ、違っていたな……。
なるほど〜。
文字通り芽を刈り取るわけですね〜。
んじゃ、ちょっくら行ってきますよ〜。
[蠢く蔦が少女の行く手を遮ろうとしてもそれは無意味に終わる。
蔦は彼女の体をすり抜け空を切るだけで。
やがて、宙を浮く少女が中央にたどり着くと、髪の毛が解けてはげと化した副所長を見つけるかも知れない]
なるほど〜。
文字通り芽を刈り取るわけですね〜。
んじゃ、ちょっくら行ってきますよ〜。
[蠢く蔦が少女の行く手を遮ろうとしてもそれは無意味に終わる。
蔦は彼女の体をすり抜け空を切るだけで。
やがて、宙を浮く少女が中央にたどり着くと、髪の毛が解けてはげと化した副所長を見つけるかも知れない。
まぁそれは置いといて、ここでいいんですか〜と確認をしてから、薬品をぶちまけるだろう]
─ ? ─
[ 銀蜘蛛の脚>>+0は、確かにレディからの攻撃を受け止めた。美しく整然とした数字は、更なる防衛と攻撃の開始。
レディの赤き、マニュキアを塗った爪>>+84>>+85が、銀蜘蛛の頭部を捉える。と、同時、確かに整然と陣形に広がる数列も掻き消えるも、レディが持つジャスミンからのファイルよりも、形状としては酵母と言って良いのだろうか……或いはマクロファージ状の白い物体が発生し、レディを包もうとする。
それもまた、銀蜘蛛の糸を断ち切った様に、内側から破られ、辺り一面に、外科的手術痕の様に立ち並ぶ、思考の軛、楔を、ジャスミンの赤い一重螺旋の光ごと爪が薙ぎ払う。
鉗子状の姿をした特述コードの尖端だけを消滅したのか、その刺さった根幹の先まで消滅させたかは、レディの能力に拠るだろう…**]
なんだ、もう助けなくていいの?・・・ってのは冗談で。
私ね、人間観察得意だから。おじさんが悪い人じゃないのはわかるし、目の前で死なれたら寝覚め悪いじゃん。邪魔になって殺すのとはまた別だもん。
あと、父上がいたら、こんな感じだったのかなーって。
[半分本当で半分冗談みたいな事を言いながら、適当にはぐらかして]
・・・ふーん。よくわかんないけど、胡散臭い感じだねぇ、その人。
[会った事はないけど、あの聞こえてきた声からして、普通じゃない感じがする。
その「カガクシャ」は信用しないでおこう、とひっそり思った。]
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