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[ベリニも、これまでの話を話してくれただろうか。
一部は話してくれなかったかもしれないが、聞き終われば、ベリニに小さな声で問いかける。]
彼、何か頭に付けてる?
[百獣の王のゾンビとベルリヒッターと闘って負傷した事。私はその時にベルリヒッターを見つけたこと。
ひとりぼっちで淋しい思いをしてた私をベルリヒッターは慰めてくれたこと。
そしてアロールと再会し、アロールが百獣の王を倒してくれたこと。
ベルリヒッターが時計に隠された洋館の仕掛けを発見して下へ降りれたこと。
偶然だけど私が隠し扉を見つけたこと。アロールが追って来てくれて危ない所を助けてくれたこと。
制御室で六角形に人が捕らえられた不思議な部屋を発見したこと。
アロールがベルリヒッターに注射器を打った事や
アロールの言葉に気に掛かる節々があるという事は言うべきか悩んだ。
また、時々思い出しように私の耳で鳴り響くサイレンの音の事も。]
[ベリニの話にはひとつずつ頷いて聞いていた。
「ベルリヒッターはやっぱり賢いね。」とベルリヒッターの首元を柔らかく叩いたり、アロールの活躍を聞けば、「強いのね。」と返事をする。]
制御室?
もしかして、さっき隔壁があがったのは
[ベリニは返事をしてくれたろうか。
少女はベリニが今話してくれたことだけを受け止める。]
[耳元で囁かれれば少女は目を瞬かせる。
それから、口籠もり、少しだけ言い難そうに切り出した。]
……、ベリニ。
言い辛いのだけど、それはどう考えても、
何かあったように思えるわ。
[シェルターで会った彼にそんなものは付いていなかった。
少女もベリニに囁き返して、そっとアロールを窺った。]
――……おい、貴様……?
[呆けたように立ち尽くす人影に、警戒しながら近寄った。
しかし、返事はない。化け物なのか。剣を構えたが、しかし、結果は違った]
……?
これは……なんだ?
[妙に焦点の合わない、知性の感じられない胡乱な瞳。
それは、丸三日間ぶっ続けて野戦訓練をやったあと、眠り続けて起きたあと寝惚けている兵隊のような]
……ひとまず、脅威ではない……のは、いいとして。
どうするかな、これは……。
[ある意味、脅威よりも悪いかもしれない。
脅威ならば斃せば済むが――生存者なら、保護する必要がある。
それも、自分の脳を動かす方法を千年ぶりに思い出したかのような大間抜けを相手にだ。
ここが安全であるなら、置いていってもいいのだが]
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