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魔術師 エーデル は、領主 ヴァルター を占った。
次の日の朝、エースサイキッカー E・E・E が無残な姿で発見された。
《★占》 領主 ヴァルターは 人間 のようだ。
──…地上にはゾンビ、
そして【洋館】の中には…──
── 【未来】を君達の手で【選択】せよ ──
現在の生存者は、白兵戦用アンドロイド ナビ、生意気 ベリニ、魔術師 エーデル、司祭 ジムゾン、領主 ヴァルター、兵士 アロール、研究者 シルビア、彷徨い幽霊 玲子、謎の女性 ジャスミン、帝国軍切り込み隊長 レデントーレ、他称木こり マッカラー、しのび ミナワ、彷徨う盲導犬 ベルリヒッターの13名。
更新時間が24時間延長されました。
投票を委任します。
彷徨う盲導犬 ベルリヒッターは、生意気 ベリニ に投票を委任しました。
気にするな、と言う方が無理な話だと思うんだけど・・・。
[何となく、話がうまくかみ合ってないような気がする>>1:=12。思わず素が出ちゃったけど、まぁいいか。]
・・・待つのは構わぬが。
[一つ溜息を吐きながら、そう答える。これが罠である可能性も考慮して、待つならば迎撃用の罠を準備しておくべきかとも思ったけど、そもそもこのなびとか言う相手は一体どこから喋っているのだろう。近くから聞こえるのに、近くにいない。気配がない。
近くにいるならばこんな事に意味はないのだろうが、遠くにいるのならばどうやってこちらに来る算段なのだろう。まさか見えているのだろうか?
けど、何もしないよりはマシだろうと思って、私は苦無を手に持って穴を掘り始めた。]
[バケモノどもからしばらく離れた所で、私はようやく足を止めた。
懐から苦無を取り出し、罠用の穴を掘りはじめる。罠の設置は、なるべく迅速に行わなければならない。]
白兵戦用アンドロイド ナビは、生意気 ベリニ を投票先に選びました。
─ 研究所付近 ─
怖い……よね。
死ぬかもしれないんだから、怖い。
でもね、生きたい。
私は生きたいんだ。
[ベルリヒッターがく〜んと啼けば、少し蒼褪めた顔で穏やかな声で、半ば自分に言い聞かせるように話しかけた。]
─ 研究所 ─
怖い……よね。
死ぬかもしれないんだから、怖い。
でもね、生きたい。
私は生きたいんだ。
[ベルリヒッターがく〜んと啼けば、少し蒼褪めた顔で穏やかな声で、半ば自分に言い聞かせるように話しかけた。]
[>>1:152相手をしようとしていた二匹の一方に矢が打ち込まれる。]
がんばるねぇ。僕としては一人で二体相手でどうにかする予定だったんだけれど楽になったね。
[矢を受け一瞬動きが止まったのを見逃さずに接近し、跳びあがり、目を銃で突き潰す。そして、銃口が脳へ向くように抉り、撃つ。]
ま、隙があればこんなものか。
[銃を引き抜き、もう一匹が腕を振って攻撃するのを今倒した怪物の死体を蹴って跳ぶことで回避する]
おじさんは無理しちゃだめですよぉ。聞きたいこともあるんだから。
というわけでお互い一対一になったし自分の相手を気にするといいよぉ。
[意識を目の前の化け物に戻し、構える。]
さて、次はどうやって殺そうかな。
─ 地下通路 ─
[手強いゾンビもアロールとアーネストのおかげであらかた倒してしまったのだろうか、もしそうならば、アーネストのもとへ駆けよることにする。]
どこだ?
どこで戦ってる?
[先程までの戦いは終わったのか。
男らしき人影はもう見えない。]
―こっちか。
[まだ音が聞こえる先に向かう。
巨躯を持つ腐った?何かと、それに対峙する二つの影。]
…隊長?
[男については知らないが。]
─ 地下通路 ─
[ 地下通路の戦闘は、数の均衡を…(そう三体、巨体の化け物は居た)…崩した時点で、力の均衡も自然揺れ動いた。
切り裂く力としては、ナビの足技は凄まじく、強靭な皮膚も引き裂く様に回転して割かれれば、ひとたまりもなかった。
彼としては、ナビと生存者…アーネスト…と補完し合い、化け物達を倒した事となる。]
……。
[ 戦闘が終わり、頭上から光差し込む地下通路で一人瓦礫に凭れ掛かる生存者へとナビが近寄る。
彼は其れを見ながら、コンバットナイフを仕舞い、辺りを多眼兵装を展開し警戒する事にした。]
はっ……全く、嫌になる。
[口角を引き攣らせて、奇妙な笑みの形をつくる]
あれを、ああも容易く殺るか……欲しいな、あの力。
[呟きながらも、足は止めず。剣は振るい続ける。
浅く、浅く。薄皮を刻み続けて、注意を惹く。
無論、隙あらば剣を振り、指の数本は飛ばすが――それがいかほどの役に立つか]
っ……、!
[痛みを感じぬ相手というのは、こうも厄介なものなのか。
それを今更ながらに、感じていた]
── 都市テイア ──
さあ、
次は誰を送ろうかしら……。
[掌の中で浮き、緩やかに回転する装置。
【転送装置】には目もくれず、女は呟いた。]
ワームホールの影響が強くなければ、
狙った場所にも確実に飛ばせるでしょうに、ね。
私としては彼らの幸運と、
戦果によるデータにでも期待しようかしら。
[さっきから音が聞こえることに疑問を覚え、
自分の体をまさぐってみた。
すると見覚えの無いこれまた箱のようなものがある。
文字や数字のようなものが書かれているがさっぱりわからない。]
なんだこりゃ…?
[顔を近づけて、そのままの感想を漏らした。]
[他の皆も各々名乗ったろうか。]
私は、メアリよ。
この子は、ベルリヒッター。
名乗ったわ。
貴方の名前は?
[男性の外見は、洗練された貴族風の装いに見える。]
……エーデル・フォン・ヴァイスハイト。
[一人一人名乗る相手を、じっくり観察する。
ぱっと見た限りでは、戦闘要員と思わしき人物は極めて少なく感ぜられる。犬にしても、あれは戦闘用に訓練されたものではなさそうだ。
全員の名乗りを聞いた後、エーデルは端的に名を告げた。]
[後ろというか、車のほう。
腐ったのじゃない人影が見えた気がしたがきのせいか。
今は中間地。この先と車の二択。
そう思っていれば、1:>>138浮いた姿を遠目に見た。]
玲子さん、そっちは平気?
エーデル・フォン・ヴァイスハイト……。
[苗字も全て名乗った方が良かったかしらと思いつつ。
エーデルの見立て通り、ゾンビに対抗出来るのはヴァレリーだった。]
名前の通りなら貴族……かしら。
[ベリニに問いかけて。]
エーデルはここに何をしに来たの?
[メアリ以外にも、誰かが問いかけたかもしれない。]
姐様、よかった・・・。
無事でいて、ゾンビにやられて不安で不安で・・・。
[言葉もなくアーネストはふらっと倒れ込んでしまう。
咄嗟に体を支える。
よほど疲れたんだろうと休ませようとする。]
[べちゃ・・・。]
[抱きかかえている手に何か液体が付着した、ゾンビの返り血かと思って、手のひらをみると・・・。]
・・・これは、姐様の血!姐様!姐様!しっかりして!
[戦っている最中に怪我をしたらしい。
それは返り血ではなくアーネスト本人の血だったのだ。
私のした事が再会した事に浮かれていて、アーネストの変化に気づかなかった。**]
…は、なんだ?
[玲子かと思ったら全く違う。
どこから聞こえたかわからない。
謎の箱か。とりあえず手に握ったまま。]
敵がいる?
いっぱい居すぎてどっちに行ったらいいのか…。
[マッカラーの声が聞こえると、両手で大きく丸を作って答えを示して。
車に近づいていく。黒い人影が去っていくのが見えたが、まずは車である。]
車の中も誰もいないみたいですね〜。
[死体もないから、運転手はもう去った後なのだろうか。
それともさっきの?
他に運転手らしき人はいない。ゾンビになってしまったとかなら話は別だが。]
…?
まぁ、あの人が運転手でも…普通に歩けるなら…いいんですかね〜。
[よくわかんないが、問題なし。
それなら、合流しようと、マッカラーの方へ]
[またしても頭の中に別の大きな声が聞こえる>>=1。]
今、なんじゃこりゃといったのは誰だ。
[先ほどのミナワの声もびっくりしているようだ。
まだスイッチは入ったままだったのだろう。
互いの通信は筒抜けなのだ。
ミナワと同じ種類のトランシーバーを手に入れたらしい。
何者かはわからないが、別の世界の人間なんだろうか?]
[彩度の低い黒紫の双眸を負けじと向ける。
それでも、相手の眼光に耐えようとするので精一杯だった。]
(この人は元の世界ではきっと大きな力を持っているのね。
でないとこんなに威圧的で尊大ではないわ。)
[シルビアが、ここへ来た理由を話しただろうか。
その後で少女も続ける。]
同じという事よ。
立入禁止にされている研究所で、
……災厄を起こしたウィルスが生まれた秘密研究所がここなら、
その遺伝構造を調べれば、事態が解決出来るかも、
対策がとれるかもと、ここに来たの。
[彩度の低い黒紫の双眸を負けじと向ける。
それでも、相手の眼光に耐えようとするので精一杯だった。]
(この人はきっととても大きな力を持っているのね。
でないとこんなに威圧的で尊大ではないわ。)
[シルビアが、ここへ来た理由を話しただろうか。
その後で少女も続ける。]
同じという事よ。
立入禁止にされている研究所で、
……災厄を起こしたウィルスが生まれた秘密研究所がここなら、
その遺伝構造を調べれば、事態が解決出来るかも、
対策がとれるかもと、ここに来たの。
>>19わかった。
謎いカラスといい、違和感だらけだな。
だけどわかんないもんはしゃーない。
[来た路地をもう一度見る。
ヤツは、まだ来て居ないとは思う。
人影が向こうに逃げたら、危険かもしれない。]
俺はあの男の加勢にいく。
>>9遠目に見てもデカブツが相手で苦戦してそうだ。
[チェーンソーのスイッチを一度切って、彼女を手招きする。
そう遠くない距離だったがキックボードに乗る。]
[>>=4>>=5また箱から声が。しかも二種類聞こえた。
しかも片方はどっかで聞いたような声だ。]
あん?
やっぱこの箱から聞こえるみたいだな。
使い魔の一種?いや魔力は感じない。
よくできたものだが変だな。
お前の位置から敵は見えないの?
それとも遠すぎる?
[間違いなく、箱から聞こえることを理解する。
とりあえず適当に反応させてみようと思った。]
[ 瓦礫に腰掛けて瞑目する。グローブに覆われた両手の指を組んで、額につけた。
目を瞑っても脳に周囲の光景は送られてくるのだから問題はない。戦闘が始まる前の、最後の出来事を思い出してマスクの下で頬がほんのり赤くなった。
多眼兵装の視界を通して、ナビが「姐様」と呼ぶ女性に近づき、抱き起こそうとする。そう言えば、ナビはシェルターで「アーネスト姐様」と口にしていた>>0:219と思い出した。
なら、この「姐様」がアーネストかと合点が言った瞬間、ナビの声が響いた。]
《怪我?》
[ 体勢は動いていないが視界の注意はアーネストへ向いている。大きなものでは、アーネストの腕に先程の化け物に負わされたとおぼしき爪痕が三本>>0:566、…他の傷はナビの身体に遮られてあるのかどうか分からない。
それと、アーネストの首元に何かを射ち込んだ様な痕>>0:537がある様に思えた。]
[メアリの質問に言葉を話せないベルヒッターの代わりに答える様に私は言った。】
この中で……何かが起こっていたとしても。
私達は行かなきゃ。
[私は、前に進むと決めたのだから。だから、「建物の中に入ろう」と他の皆に促した。
メアリがこくりと頷く。メアリと一緒に研究所へ脚を踏み出した。]
─ 地下通路 ─
《顔色が酷く悪い》
《何だか》
[ その言葉の先を電子の声で落とすのは躊躇われた。
血を失った為か、少し土気色…ではある。そして何故か…あの化け物の身体をしながら敵意を見せなかった男>>0:112の事を思い出させた。
あの時は互いに別れたものの、あの男は如何なったのだろうか。アーネストを襲っていた巨体達の様に、知能を持ちながら、…変異の為に新たなDNAを取り込もうとしているのか、其れともあの時のまま、何処かで人助けでもしているのだろうか。]
《負傷の程度は?》
[ 幸い、頭上にはアーネストによってか地上へ出る穴が空いている。ナビの脚力等があれば、容易く地上へ出て、直ぐさま手当も可能だろうか。*]
……私ね。もし、このゾンビ騒動がうまく収まったら。
今度はこの世界を、戦争の起きない平和な世界にしたいな。
[それは、夢見るような朧気な願望の眼差しではない。]
もう、国や権力者になんて、任せておけない。
私が。……私達が、やらなきゃ。
[女は、野望に燃える鋭い眼光で、ぽつりと呟いた。]
─ 研究所 ─
[とうとう、私達は研究所へと――。
ベルリヒッターがく〜んと啼けば、少し蒼褪めた顔でメアリが言う。]
「怖い……よね。
死ぬかもしれないんだから、怖い。」
[その通りだった。
そして、続くメアリの台詞に私はこくりと頷いた。]
「でもね、生きたい。
私は生きたいんだ。」
─ 研究所に入る前 ─
[街の中央部。暫くして、無機質な建物が見えてきた。
女は振り返り、同じ班の人間達に呼びかける。]
……さぁ、もう少しで研究所ですよ。
後から出発した班も、じきに到着するはず。
[口元には、皆を励まし奮い立たせるような微笑みを。
だが陽光に眼鏡のレンズが反射し、その目は見えない。]
入ったら、手分けして原因を調べましょう。
何処かに秘密の入り口が在るかもしれません。
[……悟られてはいけない。
気付かれてしまえば、「計画」は成されない。]
此処が、恐らく全ての事件の発生源となった場所。
……此処なら、この災禍の解決策がきっと見つかる。
同時に、元の世界に帰る方法も分かるかもしれません。
[災禍の解決策がある。元の世界へ帰る方法がある。
そう謳えば、多くの人間をおびき寄せる事ができた。]
今、ここにいる生存者一人一人が、
この世界の救世主となる可能性を秘めている。
だから、皆で頑張りましょう!
[……そう。試料(サンプル)は、多い方が良い。
1つ前。北西のシェルターの者は皆、有用ではなかった。
時間が無い。早く「媒体」を探さなければ……]
/* >>30でシルビアを応援しようと(この世界の住人で路を切り開け主体に)思ったのが崩れたわね。ある程度色々合わせられはするけれども。 */
/* 正直、メモでの遣り取りを見て、ジムゾンが表ログに「二度目の邂逅ですね!」とか反映されるとやり辛いのよね。(という懸念が一番高い。ジムゾン宛にしても良かったかしらね。)PL個人が表ログから察知してなら良いのだけれどもね。
…PCの心理的優位性も無くなるから。「謎」である事が一番の優位性なのよ。答え合わせは最後で良いと考えているわ。
ただ、正体がナイ神父である場合は、時空的な理解も可能だし二重存在の状況も理解出来るとは思うのだけれども。 */
── 都市テイア ──
予定では、そろそろかしら。
[【転送装置】それはこの世界の技術によるものではなかった。
この世界では未だ開発されていない機械であり、
物質のみならず生物を固有エネルギーフィールドで包み、
特定の場所に送り込む転送装置である。
女の世界ではジャミングさえ無ければ目的の場所へ物質・生物転送を行えた。]
彼らは望んで【施設】へ跳んでくれたけれども。
[先程の一派>>1:97の事へ触れる。]
ウ〜!グルルル‥(危険!こいつ危険!)
[目の前の男は明らかにこれまで会って来た人とは違う。
異質な空気に本能がこいつは危険だと知らせているようだった。]
う〜!
[会話が始まっても警戒は解かない。いくら敵意を見せないからと言って、この周りの異常で凄惨な景色は恐らくこいつ一人で行なっているからだ。普通の人として見ることは出来ない]
[関係者の間では通称【洋館】と呼ばれている場所がある。
場所の偽装もされているが、その名称は符丁のようなものだ。
女がアリアの存在を知っていたのは偶然ではない。
生命の謎を解き明かし平和を夢見た研究者とは、
都市テイアに住まう少女の父親だったからだ。
彼が夢見た。その研究結果がどう扱われるは知らずに居たろうか。]
家族には仕事内容を言ってなかったのかしら。
何にせよ、貴方の研究は私が役立ててあげるわ。
[薬弾を撃ち出すハンドガンに特殊な弾を込め、薄手の瀟洒な黒コートに収めると歩き出す。]
[関係者の間では通称【洋館】と呼ばれている場所がある。
内装の偽装もされているが、その名称は符丁のようなものだ。
女がアリアの存在を知っていたのは偶然ではない。
生命の謎を解き明かし平和を夢見た研究者とは、
都市テイアに住まう少女の父親だったからだ。
彼が夢見た。その研究結果がどう扱われるは知らずに居たろうか。]
家族には仕事内容を言ってなかったのかしら。
何にせよ、貴方の研究は私が役立ててあげるわ。
[薬弾を撃ち出すハンドガンに特殊な弾を込め、薄手の瀟洒な黒コートに収めると歩き出す。]
慣れぬことは、まったく……!
[――そも、男の剣は元来が、剛剣である。
金属資源に欠ける世界では、防具といっても精々が動植物由来のもの。斬って斬れないものではない。
自然、剣術は一撃必殺の剛剣が主流となる。
ただのゾンビ相手ならば立木を斬るにも似て、剛の剣は有効であったが、大物への牽制にはあまり向いていないといってよい]
仕掛けるか……?
[埒があかない苛立ちに、舌を打つ。
が、全力の一撃は隙も大きい。
あの巨体を、一刀で無力化できるかどうかは、いささか分の悪い賭けである気もする]
[こちらに向かってくる人影>>21を目にしたのは、そんなときだ。
一人は先程の浮遊少女だったが、いまひとりに見覚えはない。
面妖な乗り物に乗って、地面を滑るように向かってくる]
――おい、こっちに来るな! 危ないぞ!!
[怒鳴るように云って、直ぐゾンビに向き直る。
一瞬目を離した隙に伸びてきていた腕を掻い潜って、肘の内側を削ぎ斬った。
腱を狙ったつもりだったが、まだ浅いらしい]
どうも、あと何度かは必要か……、
[何ヶ所かの急所は、意識して狙い続けている。
が、普段が普段である。外れた箇所を抉ることも多い。
胴体を両断して生きている敵兵などいないのだから、細かい狙いなど付ける習慣がない。
副官に鍛えられていなければ、同一箇所を狙い続けることを思いついたとしても、実現は出来なかっただろう]
でけぇなぁあいつ。
ただ後ろのヤツよりは、怖くはないかな。
[キックボードを降りてチェーンソーを起動させる。新型で静かとされる駆動音でも、近づけば周囲に音が聞こえるだろう。]
隊長さんは―まぁ大丈夫だろ。
>>40寧ろおっさんのほうだな。あれは騎士か?
[攻撃を避けてはいるが、苦戦をしているようにみえた。自分の国にいた騎士のような戦い方を行う男に、ある種の近さを感じている。]
>>41そこのおっさん加勢するがいいよな?
危険なことはわかってる、後ろからやばいのが来てるんでね。
[男に拒絶されない限りはヤツを倒すことに力を傾ける。
攻撃力を減少させればチャンスが増すはずだ。
敵を目に捉え、起動したチェーンソーを構える。]
俺のコレは丸太とかを切り落とすための道具だからな。
腕を切り落とせば楽になるはず。
……後ろから?
敵を連れてくる味方とは、全く有り難い話だ……差し引きゼロなら、まだマシだが。
[溜息吐いて、剣を振るい]
……丸太と同じなら、私がとうに落としているさ。
一撃で断てないなら、あまり刃を喰い込ませるなよ――筋肉で止められて、抜けなくなる。
[見慣れぬ武器を一瞥して、そう警告しておく]
…わかった!
[他の腐ったのとは違い、図体に見合わず余程硬いのだろう。
脇を締め、一撃で狙う。
相手との視線が合った。こちらも獲物と思われたのだろう。]
はやっ―!
[予想以上の速さで伸びてくる腕を斜め後方に飛び退けた。鋭く大きく空を切る音に冷や汗をかきながらも、一歩踏み出しその腕めがけてチェーンソーを振り下ろす。]
ぐぎぎ…!
[肉の腕をごりごりと削りとる気持ち悪い音を出しながら、化け物の右手首を刈り取っていく。しかし攻撃が浅い。手首の何割かを削ったが切り落とすには至らなかった。]
……ふむ……?
[血飛沫や肉片が、やけに飛び散っている。
どうやら、斬る、というのとは違うようだった]
面白い道具ではある……やれるのなら、何でも構わんが。
[小さく呟いて、幾らか揺れている手首を見遣る。あれなら、次で断てるだろう]
もういっちょ!
ぺっぺっ!
[一歩前に出て、気を引く。腰を低くしてもう一度狙うつもりだ。
欠片が予想以上にくっついてきて気持ちが悪い。]
…!
[同じ要領で回避を行い、反撃を試みる。
すれすれのところで避けたのに服が破けてしまっていた。
腕に薄ら衝撃を覚えながらも、再び腕を削り取る。]
このまま削ってくぜ!
[落ちた手首を横目に、更に前進。
このまま地味に削っていくつもりである。]
……ほう、やるものだ。だが――……、
[手首を落としても、リーチが幾らか変わっただけだ。
振り回す腕の先端から飛び散る体液のぶん、余計に厄介になったともいえる。
あんなものが眼にでも入れば、視界が失われるどころか、感染しかねない]
――脚だ、どうせなら脚を狙え! 腕ほどは動かん!
[それに、脚を斬って倒してしまえば、大した脅威にもならないだろう]
……と、私も仕事はせんとな。
[あの男に脚を狙わせるには、こちらで注意を惹く必要がある。
手首の落ちた腕とは逆側に回り、敵がこちらを攻撃できる範囲に留まって、斬り付けていく。
膝裏や肘の内側の腱、或いは首筋。そういった箇所を狙って、無理はせず浅く]
…わかった!
[言われるか動くかが早いか。
男が逆方向に回りこむのを見て、反対側へ。
逆側でひきつけているためだろう、此方は懐にもぐりこみ易くなっていた。すべるように走りこみ、足元に近づく。]
ぬお…。
[歯を食いしばり無言のまま、]
[攻撃をしにくい死角から膝下をチェーンソーでそぎ落としていく。リーチ一杯に使い、一発で仕留める腹積もりだ。]
うおあぶねっ!
[自分の狙う腕の切り口の液体が撒かれた。
自分の服が襤褸切れになりそうで、顔を顰めた。
だが手は緩めない。
硬い足の中心―芯の部分を断ち切っていく。]
こっちだよ、化け物……!
[男が脚の間近に取り付いたのを目に、軽く踏み込む。
腕の付け根、腋のあたりを切り上げる。断てるとは思っていない。
奴がこちらを攻撃する気になれば、それでいい]
―ッ!
[体ごと動いて、刃がやつの足を通りきった感覚を得た。
やつの足は自分の視界から外れているものの、自重を支えられなくなるはずだ。]
どうだ!?
[ヤツに振り返る。]
―ッ!
[体ごと動いて、刃がやつの足を通りきった感覚を得た。
やつの足は自分の視界から外れているものの、自重を支えられなくなる位には切れたはずだ。]
どうだ!?
倒れろ―!
[ヤツに振り返る。
膝下を切断され、ふらついているのが見えた。]
あっ!
[眺めて暫く。
マッカラーが足を狙いだしたのを見て、転ばせるのが狙いかな、と考える。
体重ありそうだし、確かに有効的な気がする。
いそいそと、瓦礫を抱えて空中へ]
これで倒れるといいんですけど〜。
えいっ。
[ふらつく化け物の頭に瓦礫の塊を落とした]
――ようし、よくやった……!
[浮遊少女の投擲に、ぐらりと揺れる巨体。
転がしてしまえば、あとはどう料理するのも思うが侭だ。
無論、転倒の衝撃から、立ち直る隙は与えるつもりはない。
倒れた巨体に、獲物に襲い掛かる肉食獣のごとく襲い掛かる]
そろそろ、きちんと死んでおけ――……といっても、もう聞こえんか?
[開いた口のど真ん中、喉奥に突き立て頚椎を貫いて地面にまで達した剣が、びくびくと震える]
[そして暫く後、一人で居る神父を見つけると声をかけた。]
こんにちは、神父。
お久しぶりね。ご機嫌如何かしら?
その様子では愉しい思いをしたようね。
[神父がこの世界に現れた次の日、何処からともなくするりと現れ、椅子に座る神父へと後ろから腕を回して抱きつき耳元で睦言を囁くように甘く囁き自己紹介しようとしたろうか。]
少し貴方に用事があるの。
レディを貸して貰えないかしら?
[世間話のついでという様に嫣然と微笑んだ。
神父とレディの返事がどうあれ、次に向かう先は決まっており、そこへ向かうだろう。*]
たーおれるぞー!
[空から落とされた瓦礫が直撃して倒れるのをみて、伐採の際に生かと掛け合う掛け声を出す。ほぼ条件反射だが声量は抑えた。]
[結局新しく何かを思いつく事も無く、殴って怪物に止めを刺した。]
さあて、おじさんの方はっと。
[もう一匹を任せた男の方を見ると>>43新たに加勢する人がいる。]
おお、何時ぞやの非常食じゃない。
[二人で応戦するようになり、優勢になったようだ。その様子を見て、もう動かない巨体の上に座る。彼女が加勢しようという意思は無いようだった。]
…もうちょっと終わるかな?
[足を狙い、体勢を崩す方法に出たのを見て、地面に降り、ゆっくり歩いていく。その時に>>56瓦礫を落とす女性に気づく。]
あれ、どうやってるんだろう?
[疑問を口にしながら>>57止めまでいっただろう様子を見届けて声をかけた。]
お疲れさま。時間かかったねぇ。
……終わっているなら、手伝ってくれてもいいだろうに。
[慰労の声に、少しばかり恨みがましい視線を向けた。
こちらは助けに入ったのだから、それくらい期待しても良さそうなものだ]
しかし……、
……コレは、普通の屍どもより人間に近いのか?
[頚椎を破壊して、動かなくなった巨体から剣を抜く。
ただの屍たちが、胴体を真っ二つにしても上半身が這ってきたのとは違って、やけにあっさりと"死んだ"という印象があった]
[そうして、二人連れに視線を返して]
……まあ、助かった。
それで、後ろからくるやばいのとやらは、どうなのか。
我々が互いに自己紹介と情報交換をする余裕くらいは、あるのかね?
[と、一同を見渡した]
[隊長さんが歩み寄ってくるのが見えると、
チェーンソーの電源を落とした。]
確かにあっさりと死んだ―よな。
いやそのほうがとても助かるんだけど。
……そのクルマを操っていた男は、有機生命体兵器が云々と言っていた。
生きているのであれば、それはまあ、人の急所は急所であるのだろうが……。
[もうひとり。あの科学者は、細胞だの遺伝子だのと。
ジムゾンがいうに、二つの研究があったような話をしていたから、別口なのだろうか?]
玲子さん、あいつ居そう?
[未だ飛んでいるのならそう聞いて。
こちらからは砂が飛び交い若干視界がよくなかった。]
こっちこそ助かったよ。
名前くらい名乗った方が呼びやすいから俺も名乗っとく。
それに少しは休みたいぜ…。
[半ば倒れているキックボードを持ち上げ、自らの近くに持ってくる。]
>>64人影?もしかするとちょっと前に見たかもしれない。どこかに行ってしまったけど、そいつがその操ってた男なんだろうな。
[自分が見た人影が車を操っていた男なのだろうと推測した。]
なになに、なんですか〜?
[でかぶつが倒れたのを見るとガッツポーズをして。
降下を開始する]
んー、そうですね〜。
[やや浮上し直し、きょろきょろと辺りを見渡して]
いや、まだ来てないみたいですね〜。
あの気持ち悪い面、遠目からでも分かりそうですもん。
[そういいながら、着地する]
だってもう加勢来てたし、人が多すぎても危ないかなって思ったんですよぉ。
それに、ギリギリの方が生きてる感じがするでしょう?
[笑顔で返答する。]
まあ、実際に大丈夫だったしいいじゃない。と、いうわけで情報交換とかしよう。
場合によっては直ぐにやらなきゃいけない事があるしね。
[ハンドガンのマガジンに弾を補充しながら続ける。]
教会のとこで言ってたこの世界の人間ではないってどういうこと?
自己紹介する前に聞きたいな。
>>68そりゃよかった。
[いないということは撒いたということだろうか。
出来ればそう思いたかった。]
ユウキセイメイタイヘイキ?
なんだ…そら…。
[?を頭に浮かべる。]
人の急所が急所って事はそのユウキなんとかは人のような考え方をするかもしれないってことか?
だとしたら俺たちを追ってきた後ろのやばいのはまさにそのユウキセイメイタイヘイキなんだと思う。
……ま、同士討ちの危険はそうだが。
[笑顔で続いた言葉で、理解した。
兵のなかには一定の割合で、こういう手合いがいる。
元からそうだったものと、戦場で生きるうちにそうなったものと]
……まあ、確かに無事だので、いいが。
[溜息を吐いて。訊ねられたことに答えを返す]
……どういうことといっても、そういうことだ。
科学者が言っていた。救世主を探すために、次元を歪めて、色々な世界から――と。
実際、私はここが異世界だと確信している――私の世界に、金属を用いたものがこうも無造作に街中にあるわけがない。
[と、壊れた車や周辺の景色を見遣って]
――知らん。
私は聞いたままを話しただけだ。
しかし、どうにかする方法はあるようだ。ワクチンとかいうもので、治せるらしい。
あの男は、それがこの災禍の原因の、なんとか研究所にあると考えていたようだったが……。
それと、私も聞きたいことがある。
[浮遊少女に視線を向けて、じいっと見詰める。穴が開くほど]
――……一体全体、どうして浮いている。
あ〜、ですね〜。
なんかすごいやな感じしますもんね〜。
あれ、何の意思も持ってないみたいな奴に感じる嫌悪感じゃないですよ。
[マッカラーにうんうんと頷いている]
私の世界でもないですね〜。ゾンビとかふぃくしょ…ん?
[とかなんとか言っていたらヴァルターから視線を向けられて]
美少女だからってそんなに見られると照れちゃいますよ〜。
[キャッ。等と言いつつ]
えっと、ですね〜。私、一回死んでるんですよ〜。
だから〜、ですかね〜。
[後ろのやつについては、
大きい手、建物=ビルを伝って移動できる、頭が頭の部分と腹の部分二つにあること、愉悦の笑みを浮かべていることを伝えた。
>>74彼女の言うことにも頷く。]
>>71俺からしても異世界だ。俺が此処に着てから二人除いて魔術を知らなかったし、このチェーンソーだって無かったし、話噛み合わないし…。
ってことは俺たちこの世界を救うために呼ばれたっての?
う…ん…えー。
[突拍子も無い言葉を受けて言葉を詰まらせる。
嘘っぱちと笑い飛ばすには厳しい状況だった。]
他称木こり マッカラーは、司祭 ジムゾン を投票先に選びました。
あれ〜?
世界を救うとか信じちゃいます?
[マッカラーにおどけ口調で話しかけて、笑った。
玲子は全く信じてない様子で]
何の説明もなくいきなり化け物の巣窟に放り込んで世界を救うも何もあったもんじゃないですよ〜。
もうダメだから手当たり次第犠牲者増やしたいのほうがしっくり来るぐらいじゃないですか〜?
あ、そう考えたら腹が立ってきた。
[>>71科学者、救世主、聞いた内容を頭の中で整理して、今までの事から一つの結論にたどり着く。]
つまり、グランデ王国が対帝国用に何らかの手段で人をこの場に呼んだついでに失敗した実験体と戦わせて実力調査と実験体廃棄を同時に行っている、と。
こんな感じかなぁ。
[一人で呟いて勝手に納得する。]
じゃあ、しなきゃいけないことが一つ増えたね。
あ、僕は帝国軍で隊長やってるレデントーレですよぉ。
多分短い付き合いだろうから覚えなくてもいいですけれどねぇ。
[そう笑顔で言って、情報交換しているのをテキトーに聞き流す。今回の笑顔に多少違和感を感じた人がいるかもしれない。]
……ええい、照れるな!
自分で美少女とか抜かすな!!
[狂う、調子が狂うぞコイツ……などと、思いながら]
……死んだら浮くのか。
というか、死んでるのに何故喋っている。
あれか、奴らと同じように生き返ったクチか。
だが腐ってるようには見えん。奴らは浮かん。どうなっているんだ。
[最近の若い娘はよく判らんと呟いて、ふるふる首を振った]
事実ですから。
事実ですから〜。
[意に返さず]
んー…その辺は〜個人差?
私の周りには4人ほど似たようなのがいましたし〜。
私の世界では幽霊って呼んでましたよ〜。
未練があって、死して尚世界を彷徨う存在…って感じだったかな〜。
あいつらはまた別ですよ〜。
あれはゾンビですから。生ける屍ですよ〜。
ま、今は私も中途半端に肉体ありますけど〜。
あ。私は玲子って言います〜。
デンちゃんですか〜。隊長とかかっこいいですよね〜。
[笑顔に笑顔で返し、特に不自然とも思ってない様子]
……ユーレイ?
[首を傾げる。男の世界には、あまり迷信のようなものはなかった。
資源の枯渇した世界で生きるには、そういったものに無駄なエネルギーを向ける余裕はないのである]
……ふむ。
まあ、確かに屍には見えんが……、
中途半端というのは? 普通に触れるのかね?
[と、興味本位に手を伸ばしてみた]
……ふむ。軍の隊長なのか。
[ぶつぶつと呟いているには気付かず、レデントーレと名乗った女に視線を向け]
私もそうだよ。ヴァルターという。
王国軍の中隊長として、王命に従い軍務に就いていた。
イエス、幽霊。
[コクリと頷いて]
えーと、こういう事ですね。
[素の状態で待機して。
触れてから、体を透けさせてビフォーアフターする事にした]
>>76いやさ、信じる信じないじゃなくてさ、そのワクチンとやら見つけないと俺ら家に帰れないのか?って思っただけだ。
そのなんとか研究所はどこにあるんだろ。
[液体や攻撃で徐々にボロボロになる服を眺めてため息をはきながら。]
まぁこんな感じです〜。
[ヴァルターの反応に軽く反応して]
あー、そういう事ですか〜。
したら、めんどくさいですね〜。
何から何までノーヒントとかもう。全くもう。
[マッカラーと一緒にため息]
[隊長さんを見る。>>77相変わらず帝国がどうのといっているようだ。前に聞いた話しを合わせると少なくとも王国帝国の話じゃ無さそうなのだが…。
心なしか、自分を食料とかと言っていた頃と違う笑みがこぼれたような気がしたのだ。何であるかまでは特定できなかったが…。]
そういやおっ―ヴァルターさんだっけ?も隊長なんだな。
俺はマッカラー=マサジ=マキタ。木を切って生計を立ててるが、ダーラボンっていう魔術師の弟子もしてる。魔術はからきしだけどな。
[と挨拶。]
……そのクルマで、その研究所に向かう途中だったのだがな。
移動してきた感覚では、だいたいの方角的にはあちらだと思うが……正確な位置まではな。
あのジムゾンという男と、シルビアという科学者は少なくとも場所を知っているはずだが。
[と、腕を組みながら]
うむ。
普段は自分の領地を治めておるんだが、戦が起これば、領民から兵を募って王の下に参じるのだ。
[マッカラーに頷いて]
ふむ、木こりか。
道理で、足腰が据わっている。
魔術とやらは知らんが、鍛えれば良い兵になれるぞ貴様。
ジムゾン、シルビア、ねえ…。
どっかで聞いた―かなあ?
誰か知ってる?
[人名をちょっと大きく強い声で言ってみたものの、
少なくとも覚えがない。]
あ、若しくは車とかいうのに地図とかないかな。
行先が書いてあるようなものがあればいいんだけど。
地図ならあるが。
研究所とやらが、記されているかは判らんが……そんな重要な研究を扱う施設が載っているかな?
[と、シェルター出発前にメアリからもらった地図を取り出した。
というか、そもそも現在地が不明である]
あの、黒い人ですか〜?
ていうか一緒の車に乗ってたならなんで一人でどっか言っちゃったんだろ…。
[追いかければよかったかなぁ。
と、呟いて]
あ、漁ってみます〜。
でも、あったとしても燃えちゃってるんじゃないですかね〜。
王国軍…?
[それを聞いて少し反応してしまうが、異世界から来たどうこうの話を聞いていたため、違う国のだと何とか抑える。
その後も続く会話には相槌を打つだけで特に話すことは無く、何処かへ一緒に行こうと言われたら同行するだろう。
しなきゃいけない事をするための良いタイミングを待ちながら。]**
── Black Sun 跡地 ──
[アーネストの放った黒の業火は、一帯を溶解せしめ、
Black Sunが放たれる前の交戦で擂り鉢状のクレーターとなった場所に地下通路へ繋がる陥没を作っていた。
異世界から現れた面々が談笑に興じている中、拍手が響く。]
アーネストも手こずった相手をよく倒せたわね。
[拍手鳴り響く方を見れば女が涼やかに微笑んでいる。]
[懐の箱のことを忘れていた。
キックボードを取りに行きながら見ると反応があった。]
>>=7離脱?俺たちは倒したはずだが…。
こいつが俺たちを見て反応したのならそういうよな。
[考えて答えを求めることが魔術師の仕事の一つ。
よーく考えてみる。
食い違いについて考えてみる]
もしかしてこの箱…俺と見ている景色が違うのか?
どこかと繋がってるということか?
地形って…
ここ、原型のこってるんですか〜?
どれがどれやら…、周りのと合わせるにしてもちょっと時間かかるかもですよ〜。
と、言っても大雑把に分かればそっちの方に歩いていけば着くもんですかね〜。
[どれどれと地図を覗き込もうとした時、拍手と女性の声が聞こえてきて]
は?
[振り返り、瞬時に判断する。
女性の顔を見ながら呟く]
私の勝ち。
>>90なるほど。似たようなことを俺も耳にしたことがあるから、ヴァルターさんと俺のいるところは近いの感じなのかもな。
[剣で戦うスタイルも、自分の世界では見かけたものだ。
魔術は知らないようだ。]
兵士ねえ…
魔術師として招集されるか兵士としてされるかどっちだろうなぁ。
[魔術師として呼ばれたいなぁとごちる。]
……まあ、な。
[確かに、周囲の状況では地形などと、溜息を吐く。
そうして、拍手と声に視線を向ける。アーネストの名を知っている?]
[玲子を見て、]
ええ、そうね。
今の戦い、貴女と三人の勝ちかしら。
[嫣然と微笑む。]
こんにちは。
何かお困りのようかしら?
[小首を傾げる様に面々を見ながら問いかける。]
―誰?ヴァルターさんこの人知ってるのか?
[また見知らぬ顔が出たと思う。
そしてもう別の単語も出てきた。]
>>103おい…。
[>>98私の勝ちと聞いた時に、なんかやな予感がしたのだが…]
/* 予想通りか。BBA扱いしたら流石に苛立ちはしたけれど。シリアスするという一線だけは守って貰えれば問題はないところね。 */
…………、
[何言ってんだコイツ、という視線である]
……まあ、否定はせんがね……、
[だって先方は、可愛いというカテゴリではない気がする。
どちらかというと大人の魅力系だろう]
まぁ、それはいいじゃないですか〜。
ほら、お困りですか?って聞いてますよ〜。
お察されの通り私達困ってるんですから気になるあれこれ聞いちゃいましょうよ〜。
…研究所の場所…でいいんでしたっけ?
[会話を挫いておいてこの言い草]
初めまして。
私のことはジャスミンと呼んで貰えるかしら?
[マッカラー>>104がヴァルターに尋ねる様子に名乗る。]
貴方達と立場は同じと言えば同じね。
私も別の世界から来ているの。
[玲子の問いに、]
研究所に行きたいの?
[と全員に確認する。]
私のことはジャスミンと呼んで貰えるかしら?
[マッカラー>>104がヴァルターに尋ねる様子に名乗る。]
貴方達と立場は同じと言えば同じね。
私も別の世界から来ているの。
[玲子の問いに、]
研究所に行きたいの?
[と全員に確認する。]
……ああ、そうだな……研究所の場所。
[こめかみを抑えながら、玲子に頷いて]
あとは、元の世界に戻る手段や、生命体兵器とやらがなんなのかとか……、
あ?ああ…。
[出鼻を挫かれてどうも気が抜ける。
言葉を失ったヴァルターも同じなのだろうか。]
>>107なるほど、俺たちと同じなんだ。
その割には色々知ってそうだけど。
どうやって知ったんだ?
まあ自分で調べろって話だろうが。
[あの高位魔術師のおっさんから言わせればそうなのだろうが。]
俺もどうやったら家に帰れるのか知りたいね。その手段が研究所というところにあるってのは聞いたから研究所のありかが聞きたかった。
[ヴァルター>>108の話を聞き、]
研究所と言ってもね。
この都市は中央にも北部にも研究所はあるわよ?
その地図にも載っている筈だけど。
[恐らく一般的な地図と思われるヴァルターの地図を視線で示す。]
北部は工業地帯でもあるけれども。
でも、ここから近いなら直ぐそこの中央区画にある国立研究所かしら。
立入禁止区域が数年前から設けてあるわ。
客観的に見て、とても怪しいわね。
[マッカラーの問い>>109には、]
貴方達が来るよりも、
もっと早くにこの都市に来ていたから…かしら。
[そう答える。]
元の世界は……そうね、
貴方達はここに現れた時のことは覚えているの?
[ワームホールの記憶の有無があるかを尋ねる。]
それに生命体兵器の話も……、
先ずは貴方達が何を知り何を知らないのかを聞かなければ、私だって正確には答えられないわ。
>>>111なるほどな、俺たちよりも前に来てたのか。
それなら納得できるぜ。
立ち入り禁止の研究所かよ。
俺にはやばいもんが居そうなイメージしかわかないな。
[自分の見た禁止区域―危険な相手が生息しているものを想像した。]
そんな事言われてもですね〜。
なんでこんな所にいるのかすら分からない状態で逃げたり戦ったりしてきたもんですから〜。
[質問に答えつつ]
何を知ってるのか、何を知らないのかすら、曖昧っていうのが現状なんですよね〜。
的を絞って質問出来る程の量の情報を私は持ってないですよ〜。
>>114うん、俺もそうだ。
森から出たら気付いたらここにいて、ここの連中に救世主扱いされて呼ばれたらしいということだけだな。
俺からの質問も具体的には…まてよ?
ジャスミンさん、ジムゾンかシルビアって名前聞いたこと無いか?その二人が何か重要な事を知っているらしいんだけど。
[マッカラー>>113へは、一つ落とし。]
地上部分はそうでもないようよ。
[玲子>>114の返事に、ピンと合点が言った様に呟く。]
嗚呼……、何も知らないのね。
なら、何処から話しましょうか。
この都市がテイアと呼ばれているのは知っているかしら?
この世界での戦争、15年前の戦争終結と共に、
人工的に楽園を造ろうとした……復興の象徴として造られた都市の名前よ。
……国立研究所?
[女の視線の先、自分の持つ地図に目を落とす。
おそらく、探せば直ぐに見つかるのだろう]
……この世界に来たとき、か?
敵の騎兵に備えて、百人ほどで方陣を組んでいたが……、
……一緒に飛ばされたのは、三十名ほどだ。
気付いたら、屍どものど真ん中。周囲を確認する暇もなかったよ。
[重く、息を吐いて]
……私は、その二人よりは幾らか知っている。
先頃まで、シェルター砦という場所で、この世界の民と共にいた。
研究所の科学者や、ジムゾンという男から話も聞いたが……、
[全体像はさっぱり掴めん、と]
以来、この都市では二つの大きな研究が為されていたようね。
今、貴女達が戦っている、生ける屍達。
それは生命を弄る研究の過程で作られたウィルスが都市に洩れた事により発生した……バイオハザード……。
生物災害よ。
その研究が掲げていた目的は。
……平和的利用の為に行われていたとは聞くわ。
少なくとも中心人物だった男【ブライアン】にはね。
[怜悧な光を何処か湛え遠くを見つめる。
生命体兵器の話については後に回すだろうか。]
ほう。
スペクタクルですね〜。
人工的に楽園を作ろうとすればまぁ、予想された末路ではありますね〜。
お約束は忠実になぞるんですね〜。
[茶々はいれてみるものの、基本的には黙って聞いている]
もう一つの研究は、
そう、次元についての研究を行っていた。
不思議なものよね。
世界が違えば、人工知能やロボットより先に次元研究が為されるなんて。
貴女達は、次元を… [とヴァルターを見て言葉を変える]
違う世界から違う世界へ渡る橋の様なものを通って、
この世界に強制的に呼び出されたという訳。
宇宙は一つの世界だけで成り立ってはいないみたいよ。
自分達の理解を越える世界が、数えられない程存在している。
名目としては。
この災害を自分達の手に余らせてしまった為、
別世界の人々に助けて貰おうってところかしらね。
[一度、言葉を切り]
生命を弄る……か。
細胞の再生速度がどうとか……あの科学者、そんなことを言っていたが。
[呟いて。これは長くなりそうだと、懐から小さな箱を取り出した。
何粒かを取り出して、口に放り込む。
とある草を固めたもので、気分がリラックスする嗜好品である。
その場の面々に勧める仕草をするが、受け取るものはいるだろうか]
星の知恵の派教会にも充分に注意した方が良いわね。
彼らは狂信者と言っても良いわ。
ある種【生命と次元】のね。
彼らなら或いは、
自ずからウィルスに身を浸す事も拒みはしないでしょう。
[そしてマッカラー>>115の問いに答えた。]
名前は知っているわ。
一人は星の知恵派教会に厄介になっている神父。
もう一人は、国立研究所の末端研究員ね。
立入禁止区域の話を知っているかは当人に聞いた方が早いでしょう。
星の知恵の派教会にも充分に注意した方が良いわね。
彼らは狂信者と言っても良いわ。
ある種【生命と次元】のね。
彼らなら或いは、
自ずからウィルスに身を浸す事も拒みはしないでしょう。
[そしてマッカラー>>115の問いに答えた。]
一人は星の知恵派教会に厄介になっている神父。
もう一人は、国立研究所の末端研究員ね。
立入禁止区域の話を知っているかは当人に聞いた方が早いでしょう。
[ヴァルターとマッカラーが、この世界に訪れた時の話を聞くと]
そう……。
開かれた次元の記録があれば、 [元の表現>>122に戻し]
スペースブリッジ…【ワームホール】を
再び開けさえ出来れば帰れるかもしれないわね。
装置が何処にあるかが問題だけれど。
[そして女が知っていようとも現時点では言わないだろう。]
死ななかったり再生能力のある兵士がいれば、
戦争時において有益ではあるのかもしれないわ。
[と、玲子>>124には。]
生物災害…こいつ等か。
見たまんま、人を食い荒らす蝗みたいなもんだしな。
[ヴァルターへの配慮は自分への配慮に通じた。
分る言葉だけを拾っていく。
ついでに>>121固めた草をいただいた。]
しかし、ムシのいい話だな。
顔を見たことの無いやつに無理やり助けを求めるとか。
それに人命を消費しないのであれば、
生命を弄った動物を生体兵器として使う方が好ましいと、この世界では判断したのかもしれないわね。
(生命体兵器、ね。
あれが実用化されれば、この世界では発展途上の生体兵器として有益に使えるのかもしれないけれど。)
……死なぬ兵など。
[草の効果を押し退けて、嫌悪感が露わになった]
死なないもの同士で戦って、何になる。
首を奪った栄誉もなく、雄々しく死ぬこともない。
ただ永遠に殺しあうだけではないか。それは戦いではない。
[吐き捨てるように、そう呟いた]
―Black Sun 跡地―
「カァ、カァ」
[鴉が鳴く。
鴉は髭の男を監視していたが、特別怪しい動きが見られなかった。その事実を主へ報告する。
主はそれには特別興味を示さず、別の対象を監視しろとの命令を下したのみだった。
鴉はくるりと旋回し、下を見下ろす。
地上は、ちょうど巨大な化物を退治し終え、新たな人物―女性のように見える―が現れたようだった。*]
死なない人間なんてつまらないですよ〜。
その内、戦争にも飽きてやることがなくなっちゃうのが関の山じゃないですかね〜。
しかもその結果のコレって。
親の顔が見たいです。
>>123というか、そのジムゾンってやつ結構やばくない?聞いてる限りだと腐ったのに自分からなりたがってるんだろ?
[顔を顰める。]
偏屈な魔術師だったら、死なない体になりたそうな奴居そうだな。永遠に研究できるのは幸いだとか言いそうだ。
[再びヴァルター>>108に、]
貴方の尋ねた生命体兵器と言うのは……、
B.O.Wとかいう代物の事…かしら。
分かり易く言えば、機械的な兵器ではない、
有機生命体の兵器…Bio Organic Weapon…の頭文字をとった略称のことね。
ある会社(>>0:238>>0:239>>0:402)が、
研究結果のウィルスを利用して造った、生物兵器。
人工的に造られた為に、知能を有し、集団行動も取れるわ。
この世界の人々にとっては、
非常に危険な兵器だわ。
…………。
永遠に殺し逢う世界を望む者もいるのよ。
この世界には。
[ヴァルター>>128の呟きに。]
それに、ね。
そんな事を言っては悲しむ者も居るかもしれないわ。
…………。
永遠に殺し逢う世界を望む者もいるのよ。
この宇宙には。
[ヴァルター>>128の呟きに。]
それに、ね。
そんな事を言っては悲しむ者も居るかもしれないわ。
神父がそうなりたい訳ではないと思うわ。
[マッカラー>>132へ、曖昧に言葉を洩らす。]
そうなる可能性の集団は、
【星の知恵の派教会】よ。
生身の人間でも、貴方達を危険に陥らせたり、
ウィルスに感染させようとするかもしれない。
[注意を促す。]
……奴は、しかし、あれを治すものを希望といっていたが。
現に、私と共に研究所に乗り込むところだった。
進んで屍になりたがっているとは、見えなかったが……、
[とは言ったが、そこまで積極的に擁護するわけでもない]
……知能があるのか。
集団行動も……、道理で。
私の隊が壊滅したときの屍どもは、やけに統率が取れていた……。
[ぎり、と。歯を噛み締めて]
[血がついた所を確認すると爪のようなもので抉られた痕が見つかる。
別に怪我をしていないか確認すると首筋に何か刺さったような痕が見つかる。
アロールもアーネストの異変に気づいたようである。>>22>>28]
大分、傷が深い・・・。
とにかく、はやく手当てをしないと・・・。
[自分がアーネストの傷に気づかなかった事に対して悔しさをにじませているようにも見える。
生き残りの人間を探すとき必要とするために一通りの応急セットは持ち合わせている。
これで傷はふさぐ事は出来るが、本格的に傷を治すにはメアリ達の所へ向かわねばならない。
それにシルビアが言っていたウィルスがその傷から入り込んでいるとしたらゾンビになる危険性が高い。
もしアーネストがゾンビになってしまったら・・・。]
……もう一つ。これは個人的な質問だ。
[草の効果でふわっとした思考を、切り替え]
――私の部下を知らんか。
まだ、幾人か、生死が判らんのだ。
[言い換えるなら、それ以外の死は確認したということ]
……アロイスとベルンハルト、クラウス。
ディートリヒ、エミリア、それにヴァレリー。
……死んでいるのでもいい。知っていたら、教えてほしい。
ヴァレリーとクラウスは剣士、エミリアは弩兵。ほかの三人は槍兵だ。
うう、すまない・・・。
取り乱してしまったようだ・・・。
[>>66アロールの言葉に我を取り戻す。
とにかく傷をふさがねばならない。
腕の爪の痕にはガーゼを当てて包帯でぐるぐる巻きにする。
幸いにも地上への穴が出来ていたので、そこから外に出られればメアリの居場所へ向かおうと思う。]
姐様、もうちょっと我慢してください。
すぐに手当てをしますから・・・。
[相変わらず反応がない・・・。
こうなればアーネストを背負って、外へハイジャンプをする。
背負おうとすればアロールも手伝ったであろうか。]
>>130
ウー…グルル…
[牙を剥き出しにして唸る。]
[一体何がおかしいのだろう。
姿形は人間と同じなのに、感じる雰囲気が全然違う。]
[早く離れようとメアリの袖を引っ張る。]
─ 地下通路 ─
[ 双眸を開き立ち上がる。]
《俺はいいから、この穴から上がって行くんだ。
上でも交戦があったみたいだ。
急げば、誰か人もいる。》
[ 瓦礫の上に台となる様に構えた。
ナビがアーネストを背負えば、彼を台とし、頭上の穴から出られるようにする。]
はぁ…どの道俺たちが帰るには、わーむほーる?を空けたやつにまた何とかさせないとダメなみたいだな。
[草の塊をとりあえず貰ったはいいが今は使う気になれずしまった。そして頭を抱える。]
星の知恵の派教会覚えとく。
ジムゾンってのが何考えてるのかはわからんけど…。
[いっそ出逢ったヤツに質問してみるか?なんて考えてしまった。まともに答えてくれるやつは居ないだろう。]
>>136そうだね、ジムゾンってのが敵じゃないと思いたいね。
そして行先もとりあえず決まったかな。
[地図を眺めながら、それう答える。]
そうだ、俺も個人的な話いいか?
ジャスミンさんの居たところってのはどんなところなんだ?
ヴァレリーなら会ったわ。
貴方を探していたようだから、
アーネストが居た中央区画へと促したけど、シェルターに帰ったでしょうね。
今頃、シェルターの面々と行動しているんじゃないかしら。
……帰ろうとしても無駄よ。
シェルターは放棄されている筈だわ。
[ヴァルター>>139に淡々と語る。]
そうね、アロイス、クラウスとディートリヒの行方は知ってる。
少し話を良いかしら?
どうするつもりも何も、先程から言っている筈だが。私は今、情報収集の為にここを訪れている。
[小さく息を吐きつつ、唸る犬>>141から背けた顔は少女>>138の方へ。]
……では問おう、お嬢さん。
私が君たちと行動を共にする事には、どのようなメリットがあるのだね?
見たところ、君たちは非戦闘員が多いように見受けられるが。
もし、君の言う「協力」が君たちの「護衛」を意味するのであれば、私に相応の見返りがあって然るべきだろう。
こちらも命が係っている。慈善事業を行う余裕はない。
[射抜くような視線を送りながら、エーデルは淡々とそう告げた。]
[ハイジャンプをするが若干届かないような気がしたので、
ワイヤーアームを伸ばして何とか地上に出る事が出来た。
そこには誰かいただろうか、生体反応があったようだったが。]
[アロールはどうしよう、腕を伸ばすのは限界がある。
アーネストを下ろして再び地下へ戻ってアロールを背負っていくべきだろうか?
もしくは地上からロープでも下ろして引っ張りあげるか。]
私が居たところ?
そうね……星の海が広がっているところよ。
科学も文明も高く発達して。
宇宙全体を俯瞰して見れば、平和だわ。
[マッカラー>>144に微笑んで答える。]
……そうか。
生きているなら、それでいい。
[ほうっと、息を吐いて]
……知っているなら、聞かせてくれ。
どんな無残な末路でも、判らないよりいい。
指揮官は、死んだ部下の家族に手紙を書かねばならんのだ。
[と、頷いた]
[アロールの言葉に>>142]
わかった。
アロールも後で引っ張りあげる。
[感謝をいって、三段跳びの要領でアロールを踏み台にして穴の出口へ飛ぶ。]
―なんかきれいそうな場所だな。
というか皆の元いた場所って、俺たちんとこより科学とか技術?ってのが進んでそうだ。
…なら、ある意味―いや、やめとこう。
[とりあえずよさげなところという印象だった。そして自らの文明について思い、改めて故郷の景色を強く思い出そうとした。]
>>=9わかんねえ。
というか、そっちから箱が見えるのなら、お互いが箱の中にいることになる。
変じゃないか?
何かだけが繋がってるんだよ。
声か…?
[正十六胞体をした【転送装置】を取り出した。掌の上で浮き、緩やかに回転している。]
これは私の世界の【転送装置】。
貴方達にはまだ話してなかったけれど、
国立研究所内には通称【洋館】と呼ばれる場所があるの。
符丁な様なものね。…施設よ。生命研究をしていた、ね。
施設の何処に跳ぶかは、
恐らくワームホールの影響で乱れてしまうのだけれど、
これを使えば確実に【施設】に行けるわ。
…事態解決の要素があると、
アロイス、クラウス、ディートリヒの三名は、
これを使って【洋館】へ跳んで貰ったの。
場合によっては、地上で死ぬよりも辛い結末が待ち受けているでしょうね。
それを説明した上で、彼らには行って貰った。
――私の世界は、進度の度が過ぎたあとだ
そう……進みすぎも考え物だぞ、マッカラー。
[と、呟いて]
……鬱陶しい鴉だな。
どうする、落とすか。食料くらいにはなるかもしれんぞ。
[弩を、とんと指で示した]
[二人の通信はいまだに頭には入っていたが、アーネストの事もあって聞くだけの状態が続いていた。
ミナワはトランシーバーに人が入っているというので>>=9]
ここには人は入っていないが、このカラクリを使って遠くにいる者同士の声を伝える事ができる。
[詳しく説明するとなると時間がかかりそうなので簡単に答える。]
……ふむ。
[エーデルの視線は、黒髪の少女>>153へ移る。吠える犬からは、既に興味が失せたようだ。]
では、仮契約としよう。
私は道中に於いて、君たちの知る情報の提供を要求する。
その対価として、私がその情報が有用だと判断する限り、あるいは有用でない場合でも、その情報提供の労力に見合う程度の「協力」を行う。
この条件で不満ならば、交渉は決裂だ。
[やや思案した後、エーデルはそう告げた。
言葉の通じる、この世界の住人からの情報は確かに欲しい。
しかし、それが有用である保証はない。故に、エーデル自身としては最大限譲歩したつもりである条件を提案したのだ。]
私の世界は…
進んでる進んでないどうこう以前に…
私の世界の人たちの想像力ってすごかったんだなぁーって今しみじみ思ってますよ〜。
[転送装置を眺めながらそんな事を言う。
不吉の象徴だし、カラスは撃ち落しても別にいいんじゃないかなーと思いつつ]
その通りだ。
キミ達はその箱を使って互いに声を伝える事ができる。
これなら離れたところでも声が聞こえる。
[>>=10にそう相槌を打つ。
この二人と何か連携できることがあれば、一人で出来ない事もできるようになるかもしれない。]
……洋館?
辛い結末……、貴様、そのような……!!
[剣を抜きかけたが、鞘走りは途中で止まった。
仮に自分でも、同じことをするだろうと思ったからだ。
事実、ジャスミンと名乗る女は、説明した上でといった。さもありなん。
困窮している民を見れば、それが異界の人間であっても、自分の兵ならば救おうとするだろう]
……済まん、続けてくれ。
[草の粒を、もう何粒か、口に放り込んで噛みしだく]
[【転送装置】を掌に浮かせ乗せたまま。]
勿論、この装置を使わなくても、
……国立研究所内や、
都市テイア地下に張り巡らされた地下通路から、
通称【洋館】へ行く事も出来るでしょうね。
私に頼る必要はない。
私は道を示しただけ。
[どうするかは各人に委ねられているとも思えるだろうか。]
[【転送装置】を掌に浮かせ乗せたまま。]
勿論、この装置を使わなくても、
……国立研究所内や、
都市テイア地下に張り巡らされた地下通路から、
通称【洋館】へ行く事も出来るでしょうね。
私に頼る必要はない。
私は道を示しただけ。
[どうするかは各人に委ねられているとも思えるだろうか。]
…………。
私から話せるのは以上よ。
[涼やかに。女は激昂したヴァルター>>159を見遣り語った。]
―Black Sun跡地・上空―
「カァ、カァ」
[鴉は気づく。向けられた視線、弩、ある種の敵意。
ばさばさと翼をはためかせ、一度その場を離れる事にした。
監視の命に背く事になるが、自分の撃墜は、監視の放棄以上に主の望むところではあるまい。
監視対象を他に移せば良いだけの話なのだ。*]
[でも、メアリの手にしている食料に釣られて物陰から犬は出て来た。時間は大分かかったけれど。
メアリに犬が近づいたのを見て、私は顔を明るくさせる。けれど犬は私の顔を見て距離を取ってしまって、少し悲しくなってしゅんと頭を下げていると、いつの間にか犬はメアリの傍までやって来ていて。
くんくんと干し肉に鼻をつけて、カプッ・・・。]
あ、食べた・・・。
[干し肉を齧る犬の姿を見て、ちょっと嬉しくなった。]
[メアリが首元にかけているネームプレートを読み上げる。
「ベルリヒッター」というのが彼?彼女?の名前らしい。
私は無意識にベルリヒッターの飼い主を探して周りを見渡した。けれども私達以外に人の姿は見えない。
私が家族とはぐれてしまったみたいにベルリヒッターもひとりぼっちになってしまったんだろうか。
ベルリヒッターも連れて行こうという提案に私は賛成した。
この子をひとりぼっちには出来ない。]
[メアリに手渡された干し肉をわんと吠えるベルリヒッターに差し出した。
ベルリヒッターは食べてくれただろうか。もし許されるなら、ベルヒッターの頭を撫でようとした。*]
……その装置を使えば、部下の元へ行けるのか。
[確かめるように、ジャスミンの瞳を覗き込む]
ヴァレリーは、生きているなら、あれはいい。
賢い女だ。自分の裁量でなんとでもするだろう。
……ベルンハルトとエミリアは、知らんか。
[返事は予想していたが――まあ]
研究所にも何か情報があるかも知れないですけど…。
ヴァルちゃんの部下さんがいるなら、そっちを優先してもいいかもですね〜。
[ヴァルターの方に視線を向けて、どうするのかな、と]
……最後の質問だ、ジャスミンとやら。
[噛んでいた草を、ぺっと吐いて]
――貴様の目的はなんだ。
[抜き打ちの刃。元より寸止めのつもりだったが。
自分たちと同じく他の世界から来て、その上、この世界の事情に精通した女。
それが、自分たちに色々な情報を教える理由。何のためなのか]
「シルビアなら、私達を元の世界に帰す手伝いをしてくれる。」
[メアリのその言葉にシルビアの方を見る。
そう、きっと彼女なら希望を見つけてくれると信じているから。*]
私は今地下に通じる穴の近くにいる。
先ほどまで地下にいたが外に出た。
結構大きな穴が開いている。
その近くだ。
[ミナワの言葉にハッとなる。>>=14
そういえば私には発信している電波で彼らの居場所がわかるが、彼らには互いの居場所を確かめる手段はないようだ。
おそらくは私と違って普通の人間なのだろうと。
このトランシーバーにもそういった機能はつけられていない。
私の位置を知らせる。
アロールが地下から出さねばならないし、アーネストの手当てもしなければならないのでここから動くかもしれないといい含める。]
――答えろ。
貴様の言葉を疑うわけではないが――……、
……無償の善意を信じるほど、この世界に来て、いい経験はしていない。
[首に添えた強化セラミックの刃を、ちきりと返す]
── Black Sun 跡地 ──
同一個所へ跳べるかは分からないわ。
同一施設内ではあるでしょうけれど。
[ヴァルター>>167が眸を覗き込もうと淡々と返事する。
抜き打ちのセラミック製の刃が、女の前で寸止めされるも飄々として顔色変えず、更には先程と同じように涼やかに微笑んでみせた。]
この場に来たのは、
アーネスト達の元へゆく為。
[丁度、ナビ>>150がアーネストを背負って、
陥没地帯から上がってきた所だっただろう。]
こんな話をするのは、そうね……
私の利益に叶うことでもあり、
この災禍を収めたいというのもあるかしら。
[目的は曖昧にして語る。]
─ 地上・BlackSun跡地 ─
はあ・・・。
[地上に出てアーネストをそこに寝かせてアロールを引き上げようとしたが、]
(しまった、これでは・・・。)
[アーネストを地上を出したのはいいが、どうやら先ほどの戦いでエネルギーが切れかけていた。
予想以上に消耗していた。
あたりに人がいるようなので]
・・・この人の手当てを・・・。
・・・それから、下に仲間がいる引き上げて貰えないだろうか・・・。
[地上に運び出したアーネストの手当てと、アロールの引き上げを地上にいるものに頼む事にした。]
あ、は〜い?
[二人のやり取りを眺めていたが、誰か来たようなので、そっちに興味を移す]
って、手当て?
うわわわ、私そんな技術持ってないですよ〜。
あ、でも引き上げるぐらいなら出来ますよ〜。
[余りに普通に頼んで来るので警戒心は出る間もなく。
少女は穴の中を確認して。
よいしょと降りると、アロールを抱えるようにして、徐々に浮遊していく]
……、
[首筋に剣を当てても、なお涼やかな面相]
……災禍を収拾したい。その言葉は、信じよう。
[剣の腹で頬を撫ぜて。
上がってきた気配に、すっと、刃を納めた]
― 回想(ベリニへの想い) ―
[敵意の無いことがわかるとベリニにもクゥ〜ンと懐いた。
ベリニに差し出された干し肉にもきちんと反応し、その手の上で平らげる。]
穴?
[そう言えば、さっき建物の上から見たときにそんなものを見た気がする。あのバケモノまみれの所の近く。]
わかった、じゃあそっちに向かう。
[これが罠だって可能性は十分にある。けど、動かなきゃ何も始まらないのは確か。進退は疑うなかれ、進むと決めたら一直線だ!
私は箱に向かってそう言って、懐に仕舞い込んだ。]
優しさを受けるにつれ、
主のことを思い浮かべる。
街のはずれの小さな家
そこが主と自分の住処だった。
その日も朝から散歩に向かっただろうか。
コースはいつも自分任せ 自分が行きたいところにつれていき帰りたいときに帰らせる。
目の見えない主を気遣いつつも途中に寄るお店で鶏肉をもらい。病院まで連れて行く。
そうなるはずだった。
さて、っと。
[やっぱり行動あるのみ。私は立ち上がって、軽く忍装束についた土を払った。
一応、罠の前には小石を5つ並べて罠がある事を知らせる目印を作っておいて。]
休息十分、気合も十分、ミナワ、いっきまーす!
[軽く屈伸運動をしてから、私は地面を蹴ってバケモノの群生地に向かって走り出した。]
─ 地下通路 ─
[ 上を覗いていると誰かが覗き返して来た。
黒髪の少女だ。]
《?》
[ よいしょっと降りてきたのまでは良かった。
声をかける前に黒髪の少女は勝手に後ろに回り込むと、抱えられて浮遊し始める。少し慌てた。]
《立体ホログラム?》
……お前、ホログラムか何かか?
[ 思わず電子の声で呟いてから、気付いて肉声で呟いた。
黒髪を、あまり化け物の血が付いてない側のグローブに覆われた手で触ろうとしてみる。]
ほろぐらむ?
…あー、あーあーあー。
あのなんか。あれですね〜。
違いますよ〜。
[幽体にはなっていないため、しっかりと髪に触ることが出来るだろう]
そんな事しているとモテないわよ?
仲睦まじい間での愛情表現としては、
そう悪くないかもしれないけれども。
[剣で腹で頬を撫でられればくすりと微笑んだ。]
信じない方が良いかもしれないわ。
誰が信じられて、誰が信じられるだなんて、
貴方には分からないでしょうに。
貴方は、全員を疑った方が良いくらいだわ。
[刃を収められれば、ヴァルターへ、すっと流し目をしてアーネストの元へ向かう。]
くっ・・・思ったように体が動けない。
近くにコンセントはあるだろうか?
[そう言ってへたりこんでしまうように見える。
実際エネルギーが残り少ないので補給しなければならない。
あたりを見回して電気の通っているコンセントはどこか?
なければ電気で動く何か?があれば、しばらく動けるようになるかもしれない。]
途中に寄るお肉屋さん
その日はお休み。
仕方なく病院に向かうと今までみたことの無い混乱。
人と人とがぶつかり合い
あちこちで喧騒、悲鳴、呻き声
建物は崩壊し、無数に転がる動けぬ人
群れを為して迫ってくる集団に主と一緒に逃げ出すが目の見えない主の足取りは重い。
いつしか揉みくちゃにされて、気づいたときには瓦礫の下だった。
ここから主探しの旅が始まる。
[>>173 きっとシルビアなら希望を見つけてくれると信じている。
ううん、私はそう信じたいんだ。
「希望があるなら教えて欲しい」とシルビアに質問した。
シルビアは「このウィルスが生まれた秘密研究所を突き止めて、遺伝構造を詳しく調べれば、何か対策が掴めるかも」と答えた。
その希望に縋る様に私は此処まで来たのだ。
夏の日差しが照らされ、研究所までの道を行きながら交わした会話。戦争の起きない平和な世界したいと語った彼女。
シルビアを見上げる私の目は不安で揺れていただろう。
口にはせずとも目で語りかける「ねえ、シルビア。希望はあるんだよね?」と。*]
[エーデルと仮契約を終えた時だったろうか。エーデルが背に後ろを向けて建物の奥に進もうとした。エーデルの後を追うように私もまた建物の奥へと―。
そう、私達は研究所の異様さばかりに気を取られて背後への警戒を怠っていた。「うわああああ」というシェルターから一緒に行動していた男の叫び声が研究所に響く。]
な、なに・・・!?
い、入り口にゾン、ビ・・・!?
[先程、私達が潜った研究所の入り口に幾つもの影が見えた。
私がゾンビと断言出来なかったのは街中で見たものとは違った見かけをしていたから。四つん這いでにじり寄る人間とは呼べない化け物たち。]
[これでは、入り口から研究所の外に出るのは困難だ。
もう、外には逃げれない。]
エーデル、急いで。ゾンビが後ろから・・・!
メアリ、も急ごう。
[前に行くエーデルにそう呼び掛ける。入り口から押し寄せるゾンビを見て彼はどう反応しただろう。
私はメアリに手を伸ばした。*]
……剣で愛情表現か、笑わせる。
[鼻を鳴らしたが、それは半ば、自分の無力を嗤うものであったかもしれない]
……モテない? 放っておけ……!!
[ぺっと、噛んだ草の汁が混じった汁を吐き捨てた]
[がっくり肩を落としたあと、気を取り直して。
ジャスミンの歩んだ先に、追いすがってみれば]
……おおっ!?
ナビ、それに……アーネストか!
なんと、無事だったのか、貴様ら……!
マジシャンズガール?
魔法使い……なんだ。
[ 色々な世界から来ているのだから、創作の中の存在くらい居るのかもしれない、と何となく信じ込んでしまう。]
どんな魔法が他に使えるんだ?
[ 興味本位で尋ねる。]
そうなんですよ〜。
魔法美少女玲子ちゃんとおよびください。
[浮遊しながら、にこりと笑って]
そうですね〜。
消えたり透けたり〜
あと、消えたり透けたりですね〜。
[これからどうしようかと考えていて、周りの会話は頭に入ってこない。
>>96新たに女性がやってきて各自の疑問を聞いていっているみたいだが、すでに欲しい情報は自己解決しているので聞く意味が感じられず、殆ど聞いてなかった。
自分がすべきことは決まっている。それを何時、どうやってやるのかの方が問題だったのだ。
暫くすると話が終わったらしく、ちょうどその時に穴から上ってきた者へ注目が集まる。
出てきたのは二人。どうやら弱っているようだ。そして片方がもう一人の手当てとまだ下に居る仲間の救助を要請し、下に居るほうは宙に浮ける女性が行った。
このまま増え続けると不都合だ。そう思い行動に移す。
銃を右手で持ち、構えて発砲する。いきなりの行動にこの動作を止められた者はいないだろう。
銃弾の向かう先は―――王国軍中隊長を名乗った男、ヴァルターの背中だ。]
─ 研究室内 ─
[道中ワンワンと吠えていたベルリヒッターも、
研究所に入れば急に元気が無くなった。
今までよりも更に凄惨な光景が、一行の目前に広がる。
広がる鮮血の血だまりと肉塊、千切れ飛んだ頭部。]
こ ここ怖いですよね……
けど、行かなきゃ……もっと奥へ。
[……本当は、全て初めから見ていた。
人間が。仲間が。動く屍に変わっていく様子を。]
[だが今のこれは、前に見た時とは少し変わっていた。]
……焦げてる……?
[目の前の黒髪の女性はアロールを助けに降りていった。
アンドロイドの目にはその女性はホログラムのようにも見える。>>178
人のように見えて人ならざるものと認識した。
普通なら警戒すべきところだが、動こうにも動けないので仕方がない。
というよりアロールがあれだけ重いのにどうやって地上にあげるのだろう。]
そうしてもらえると助かる・・・。
[アロールが黒髪の女性に抱きかかえられ上がってくるのをみて・・・、]
この女性まさか・・・。
私と同じようにアンドロイド・・・?
[軽々と持ち上げるという事はやっぱり人間いは見えない。アロールには、]
すまない、本当は私が助けるべきだったが、エネルギーが尽きてしまってな。
[横たわったまま顔だけあげている状態である。]
―……Schöpfung《創造》―Wasser《水よ》―Frieren《凍れ》!
[懐から紙を取り出して雷を発生させようかとも思ったが、他の人間を巻き込みかねない。
普段ならば気にする事もないが、契約の履行中であるが故にその行動は躊躇われた。
代わりにステッキを掲げ、詠唱を唱える。
先端部に取り付けられた宝石が淡く光ったかと思うと、一行と屍との間に水の壁が出現した。そして、それはたちまち冷気を帯び、氷の壁と変化する。]
消えたり透けたり。
[ 立体ホログラムでは簡単に出来るけれど、生身の身体では聞いたことはない。好奇心が少し覗く。目がきらきら。]
長いから玲子でもいい?
俺はアロールと呼ばれてる。
[ そんな話をしているうちに地上が見えてきたか。]
……何時まで保つかは解らん。先を急ぐぞ。
[がりがりと氷を削ろうとする音が聞こえる。が、それは逆に言えば、通り抜けたりは出来ないと言う事。多少の時間稼ぎにはなるようだ。
足止めは根本的な解決にはならないが、少なくともこうしておけば、しばらくの間は背後からの奇襲を気にせずに済む筈。
エーデルは再び向きを変え、研究所の奥へ向けて歩を進めた。]
[タァン、と。音が聞こえた。
不思議なものだった。音よりも速いはずのそれが、音よりもあとにきた]
――がぁっ!?
[肩口に走る灼熱。一体、これは]
!
……チッ!
[手を伸ばし身体を反転、レデントーレが撃ち放つ>>200銃弾軌道に真っ向から晒そうとする。間に合うかどうかは]
[ヴァルターが気づいたようだ。>>197]
このように私は何とか無事だ。
しかし姐様が、大怪我を・・・。
ゾンビに襲われたようだ、このままでは姐様も・・・。
[改めて悔しさをにじませる。]
・・・これ、今近づかない方がよさげ?
[肩の上のカラスくんにそう問いかけた言葉が偶然にも伴天連箱(今、命名)に拾われていたなんて、私は知りもしなかったのだ。]
もちろんですよ〜。
アロールさんですか〜。
ローくんですね〜。
[地上に出て、彼を降ろす。
なにやら雰囲気が変わっていて]
ん?
[状況把握が上手くできていない少女はこてりと首をかしげた]
[肩に当たったのを確認し、他の面々に向けても発砲しようとする。]
もうちょっと機会を待とうかと思ったけれど、人が集まりすぎて行動できなくなったらどうしようもないもんねぇ。
[銃が破壊されなければ、抵抗するものが居たとしても避けながら無理やりマガジンが空になるまで撃ち続けただろう。ただ、彼女が狙ったすべて急所からは大きく外されたところを狙っていたのは戦闘慣れしている人には分かるかもしれない。]
あら、弾無くなっちゃった。殴ったらやりすぎになりそうだし、多勢に無勢かな?
それじゃあ一旦逃げるとしようかぁ。
[一目散にその場から去ろうとする。追いかけて来る者がいれば迎撃しようとするし、いなければそのまま姿をくらますだろう。]
あの〜、何が
[恐る恐る口を挟もうとした少女のお腹に突然、粘ついた液にまみれた真っ赤な舌が巻きついた]
え?
キャッ―――
[少女の瞳が驚愕の色に染まっている。
なんで逃げられないの?
その思考が口から出ることもなく、短い悲鳴と共に後ろへと引っ張られる。
舌を辿っていけば、砂埃の向こうで、笑みを浮かべた口を大きく開けた化け物がにたりと笑みを浮かべていた。
少女達をずっと追い続け、ついに獲物を捕まえた化け物の目じりは下がり、恍惚とした表情を浮かべている]
[突如、ヴァルターにレデントーレの弾丸が襲い掛かる。>>200
しかし動く事が出来ない、私は見守る事しかできないのか?]
だ、大丈夫か、ヴァルター?
何をする・・・。
[レデントーレの方へ向いてにらみつける。]
/*
ヒャア!我慢できねぇ!的なノリでやってしまった。
だけど、これで多くのPCには隊長と敵対する道を行くだろう。ある意味計画通り。*/
そうだな、今は近づかない方がいい。
[物陰に隠れ、安全を見計らったところで、近づくようにといい含める。]
[ 無事地上に到着。]
ローくん?
初めて呼ばれる呼び方だな。
いいよ。
運んでくれて、ありがとう。
[ 玲子にお礼を言うも、直ぐに辺りの様子がおかしい事に気付く。視線が険しくなり、レデントーレの銃撃からは、玲子を庇い跳弾も回避しようとする。幾らかは当たっただろうか。戦闘スーツにより貫通は無いにせよ、衝撃が身体に響く。]
《何だ、あの女は》
[ それに何処を狙っているのだろう。急所を狙わず、散漫な狙い方をしているように思える。]
[更に陥没から現れた相手を一瞥すると、]
アロール。
私がジャスミンよ。
……緊急事態だわ。
私の要望に応えるかどうかはさておき、
彼女、レデントーレを追って。
今すぐ!
[アロールに檄を飛ばす。]
「それに、もし彼一人で帰れるなら、もうとっくに帰っているわよね。
……多分エーデルは、この世界の技術がないから帰れないと思うの。」
[>>203 メアリの言う通りだ。私はくすりと笑みを零す。]
分からない。でも、外の奴よりもっと危険な感じがする・・・。
[私達の背後から上がった男の悲鳴。研究所の入り口から押し寄せる四つん這いの化け物。
その見かけは人よりも獣を想像させる。音も無く忍び寄る大きな爪と鋭い牙を持ったけだもの。
だから、彼等の侵入に私達は気付けなかったのか。
「進化してるの?」というメアリの問いに私は首を横に振った。ただ、本能から彼奴等は危険だという事だけ分かった。]
/*
★忘れないようにメモ(必要になるかは分からない)★
話は聞いてなかったために誤認続行中。
このゾンビどもの片付けを王国の者だけじゃあ対処できないから異世界人を呼んだと仮定し、その異世界人をゾンビにしてしまい、王国へ内側からのダメージを増やそうと考えた。*/
[今度は玲子の叫び声が聞こえる
玲子の体に何かの舌が巻きついているのがわかる。>>217]
くっ・・・!
[ヴァルターの声に>>221]
だめだ。
動けない。
[やはり動けない。]
アロール、舌を狙え!
[舌を切れば、玲子は助かるかもしれない。
砂の中にモンスターがいるのを確認する。
この場にいる人間で対処出来ないのなら、駄目元でとある人物にモンスター退治を頼むしかないかもしれない。]
なんかかなりヘンタイ、いや大変な事になってるみたいだけど、なびはそこに居るの?
[すべすべした岩の陰に身を潜めながら、箱に声をかける。]
助力が必要なら、行ってあげなくもないけど。
[勿論自分の身を第一に考えた上で、と言うのはあえて言わないでおいたけど。]
/*
やべえ、ほっとしてた感じが大惨事に大変身や。
こんな役考えて実行するなんて空気読めないやつですみません。*/
[舌に引っ張られたまま、大きな瓦礫の破片にぶつかりそうになるが、少女の体は瓦礫を通り抜け、ぶつかることはなかった。
体を透けさせて逃げようとしていなければ、瓦礫に突っかかり少しの間、時間を稼げたかも知れないが仇となったようだ]
[動けない私にジャスミンから助け舟が出される。>>227]
誰だかすまないが、助かる。
この借りはきっと返す。
[バッテリーを受け取り、左腕のデバイスからコードのようなものを取り出しエネルギーを補給する。
チャージが済み次第、玲子を助ける動作に入る。]
やってますよぉ。
なぜかダメなんです!
[ヴァルターの言葉に叫び返し]
やってます〜!
[透けろという指示にも必死に声をあげた]
ミナワ、私の援護を頼む。
目標は見える?
[砂の中に隠れているモンスターを攻撃するように指示を出す。
>>=20隠れたままで攻撃できる方法があるならそれでもかまわない。]
……くそ!!
[玲子の言葉に、歯を噛みしめ]
――済まんな、恨むなよ……!!
[剣を、構えて]
――ぅるらぁぁぁっぁあ!!
[突っ込んだ]
キャァッ!!
[ライフル弾を打ち込まれた舌が暴れ、少女の体は振り回される。
化け物の顔は苦しみに歪んでいるのか、笑顔のままなのか、分からない]
目標って、あの女の子捕まえてるバケモノの事?
[約2町(大体220メートルくらい)先の喧噪に視線を合わせたまま、箱に向かって話しかける。]
援護って、どういう援護がいい?
視界を奪う?毒?爆発でも起こそうか?
・・・って、話してる時間が惜しいかな。
進退は疑うなかれ、敵を見て謀るなかれ。
要はあのバケモノをどうにかすればいいんでしょ?すぐに行くから、一寸待ってて。
うおおおっ!
[玲子の方へ駆けだす。
アロール達の攻撃で舌を切り離す事ができれば、砂の中に隠れているモンスターと戦うだろうか。]
[ 玲子が空中で舞っているなら軌道にも問題がない。
玲子をそのまま残し駆け続け、砂埃に紛れる得体の知れない大きな口へと、次は散弾を撃ち込んだ。]
《喰らえ!》
[ 命中すれば、化け物の赤い咥内が更に赫色に爆ぜるだろうか。]
[玲子を、きっと睨み]
――消えれるのなら、やれ!! でなければ一緒に斬る!!
[左腕で刃を構え、のたうつ舌と少女に向かって、突っ切る]
了解だ!任せる。
[ミナワにそう答え、近くにいるだろうもう一人の相方はどうしようかと考える。
結局はもう一人に任せる事にする。]
[男の悲鳴の前から、女には屍の気配が感じ取れていた。
……右腕に巻いた包帯>>0:187。その下に熱を感じて。]
う わぁ !
な ななな何ですかあれぇ ッ
[迫り来る四つ足の異形に、大げさに叫んでみせる。
これで入り口は塞がった。もう進むしかない。
……と、男が杖を掲げ。出現するのは氷の壁>>207。]
なッ なんで 氷!?
すごいエーデルさん、魔法みたいです……!
[驚いた。この男は、俗に言う魔術を使えるらしい。
先程の焦げた屍は、炎魔術にでも依るものだろうか。]
と、とにかく、奥へ!
[そう言って、一行を奥へと誘導する。]
どーっ…ぞっ
[叫ぶと同時に、ヴァルターの剣の一撃で、舌は両断された。
少女は切り落とされた舌に巻きつかれたまま、遠心力で吹っ飛び、残された舌は化け物の口へと引っ込んでいった。
大きな口に攻撃を浴びた化け物は甲高い悲鳴のような音を発し、まるで幽霊のようにその姿を消した。]
さてと!カラスくんはちょっとあっち行ってるといいよ!
[私は物陰から飛び出すと、強く地面を二、三度蹴って接近してから跳躍した。カラスくんに声をかけると、一声鳴いて上空に舞い上がって行った。視線を戻せば下の方にバケモノと、それから伸びる舌のようなものに捕まえられてる女の子。
あと、他にも数人確認できる。]
・・・って、あら?
[さて攻撃体勢に、と思った時、バケモノの姿がふっと消える>>242。
これにはさすがに驚いて目を見張ったけど、それも束の間。]
おわっとっと、危ないあぶない!
[吹っ飛ぶ女の子>>242の姿を認めると、私は慌てて一度着地し、彼女を受け止めてやるべく再度跳躍した。]
[と思えば、少年が玲子をキャッチすべく飛び出していたので、クルリと回転して着地して見守るだろう。
そういえば、ヴァルターを襲った女性の姿がすでに見えないようだが、逃げられてしまったのだろうか?]
[暫く逃げて、逃げて……そして、立ち止まる。]
こっちへ!
[逃げ込むように研究室の一つに導き、扉を閉めた。
ひとまず、追ってくる気配は遠のいたようだ。
逃走中、さり気なく進む道を変えたのは、
進行方向に、先発隊を掛けたトラップがあったから。]
ふぅ〜、死ぬかと思った。
普通の屍より、ずっと強そうでしたね……
きゃうっ
[透けた状態を保っている事が出来なかった少女は、忍に受け止められ、衝撃に声をあげる]
あ、りがとーですよ〜
[呼吸を整えながら、お礼を一つ]
さあ……どうしましょうか。
[そう言って、おもむろに机に置いてあったノートを拾う。
パラパラとめくってみせるが、中身は農作物のレポート。]
うーん。残念ながら、
見た感じ怪しい実験をしたようにも見えません。
[「地上」は基本的にカムフラージュでしかない。
直ぐに核心へと導けば、怪しまれる。
少しずつ少しずつ、散りばめた謎を解かせていく。]
……他の階も見てみますか。
[そう言って、導くのはエレベーター。
押すボタンは地上の1階から3階までしかないが、
注意深く見れば、誰かがその違和感に気付くだろう。**]
怪我はないですけど〜
[お姫様の部分を否定することは一切なく]
これ、気持ち悪いです〜。
[まきついていた舌を外しながら、忍の顔を見ると]
あ、あの時の〜っ!
アタリメさんだ!
[笑みを浮かべる顔を指差した]
我慢できませんよ〜。
花も恥らう乙女が気持ち悪いのを我慢するなんて、ってなんでもないですよ〜。
[そっと降ろされると舌を外して]
おかげさまで、大丈夫でした〜。
[そう声をかけて]
そういえば、あいつは?
いない?
[キョロキョロと辺りを見渡している]
我慢できませんよ〜。
花も恥らう乙女が気持ち悪いのを我慢するなんて、ってなんでもないですよ〜。
[そっと降ろされると舌を外して]
おかげさまで、大丈夫でした〜。
[そう返事をして]
そういえば、あの化け物は?
いない?
[キョロキョロと辺りを見渡している]
そんなもんかなぁ。
あ、カラス打ち落とすならいいか。
[ヴァルター・ジャスミン・玲子と其々に言われ、はぁと呑気な返事をする。
カラスについてはジャミングの魔術くらいなら出来るかなと思って魔力をため始めていたが、>>155ヴァルターの直接的な手段が出た後>>161居なくなってしまった。
ヴァルターの殺意に反応して居なくなった事からも、使い魔だったのだろうと思う。炎の建物であった高位魔術師と思しき声が過ぎった。]
>>=13よくわからないが、そうなのか。
…?
[微妙にきづいた。
何処からか聞こえてきた声の一つが、>>150>>=16二重に聞こえたのだ。]
[ヴァルターの剣先が向かうのを見る。
>>150、>>175彼女にはどうやら仲間が居たようだ。
よく考えてみる。よく考えてみる。考えるのが本来の生業だと。
彼女の目的は分らないが、現状は嘘には思えなかった。]
仲間?
>>188なんか人間ぽくないような…。
ああ、俺も手伝えることある―
[また人が増えた名と思いつつ、自らも手伝いに出ようとしたタイミングで発せられた銃声に振り返る。振り返ればソレに呻くヴァルターの姿。]
>>200た、隊長さん?
[隊長の突如とした行動に反応が出来ない。]
>>210ヴァルt―!!
[声を出す間も無く銃口がいくつかに向けられ発射される。
チェーンソーをくれた亡き男も使っていたようなやつだ。
自分に銃口が向けられたことを認知し、ソレを避ける。]
がっ!
[相手も急所に当てる気が無かったのだろうか。
回避は間に合うも、弾丸は当たらずすれすれを飛んでいく。
しかし弾丸は強い衝撃を持っている。
腕が強い衝撃を受け、呻きその場に膝をついた。]
ぐ…なん。
やば―あいつ―。
[腕の衝撃に目がかすみ、息も出来ずに堪えるのが精一杯だった。化け物が居るのまでは見える、然しながら行動が出来ない。
尻を地面に着いたまま、行動への渇望と痛みによる思考放棄がせめぎあい悶えるだけだった。
化け物に対するやり取りが終わった頃に、漸く息が整い始めた。]
[ 視る場所が多過ぎる。
これでは恐らく探しきれない。一つ一つの建物を見て回るには時間が掛かり過ぎた。
MPライフルを構えつつ、ある程度探索すれば帰還を考える。]
《こちらアロール。
商店街に来た。
レデントーレは見当たらない。
少し探索してから帰ろうと思う》
[ ナビに電子の声を送る。
脳の中で様々な視界情報が送られて来るが姿は見つけられない。やはり建物の中に入ったかと考えているうちに、もし運が良ければレデントーレが居る通りへと足を踏み入れる事が出来るだろう。]
― 少し前/BkackuSun跡地近く ―
[無人の抜け殻となった横転した車。高熱により溶けたと思われる地面。巨体のゾンビと戦う者達を残し、神父が一人その場を立ち去る。そうして一人で居る所を捕まった。「こんにちは、神父。」と背後から神父を呼び止める声がする。]
あら、お久しぶりですね。
貴方こそどうです?上手く行ってますか?
[神父が振り向けば、其処に居たのは、神父がこの世界に喚ばれた翌日に何処からとも無く現れ女性だった。ジムゾン神父の後ろから腕を回して抱きついて、神父の耳元で睦言を囁くように甘く囁いた。突然の事に神父は動揺せずにこりと微笑みを返したのだった。
「愉しい思いをしたようね。」と言われても、YESともNOとも返さずに神父は顔に浮かべた笑みを深めるだけだった。]
レディをですか?と、私に言われましてもね。
レディ自身に聞いて下さい。
[「レディを貸して貰えないかしら?」という頼みに神父は懐から電子端末を取り出した。まるで物の様に扱われたレディは液晶画面の中でぷくっと頬を膨らませて拗ねている。
レディもまたジムゾンと同様に別世界から来た存在だった。星の知恵派教団に一緒に拾われたのがきっかけで神父と行動を共にしている。
元々は擬人格プログラムだったらしいが、ある騒動が切っ掛けでプログラムの輪を抜け出し一個人としての人格を持った電子ウィルス……JNR-10-V型へと変貌を遂げた。彼女は電子の世界なら自由に行動が出来るし大抵の事は何でもこなす。
対象者の脳に侵入する事が出来れば人間の身体にも影響を及ぼす事も出来るのだが、さて置き。
プログラムの性能を買われ、今では星の知恵派教団の砦を司っていた。此れ等の事は、ジャスミンも知っているだろう。]
これから施設に向う予定だったんですよね。
レディに施設のCPに侵入して貰おうと思ったんですが……。
[神父はどうしようか悩った末に、「まあ、何とかなるでしょう」と深く考えてなさそうな発言。ジャスミンにレディを託す。
どんなつもりで貸して欲しいと頼んだのか知らないがレディはジャスミンからのどんな命令を聞くだろう。*]
―Black Sun 跡地→商店街―
[逃げ出したときに後ろで悲鳴とかが聞こえた気がするが、都合よく何かあったんだとだけ解釈し、ここまで走ってきた。]
逃げ切れた?
あーあ、もうちょっと戦力とか削れると思ったのになぁ。
[ため息を吐きながら、近寄ってきたゾンビの頭を粉砕する。]
やっぱり、連続して撃てる回数が少ないよなぁ。威力が低いのは弱らせるのに良いけれど……。
[ガンショップを見つけて入り、弾をもらおうと探す。その時に先程撃って、当たってたはずなのに平然と歩いている男>>265の姿を発見し、とっさに隠れる。]
おおっと、一応当たったはずなのに凄い人もいるねぇ。どうしよっかなぁ。手足のどこか一本吹き飛んでも大丈夫かな?
補充も出来たし、なんか面白そうなものも見つけたしやりますか。
[手にはパイナップル型の手榴弾。ピンを抜き、アロールの方へ投合し、しゃがんで身を隠す。ガラスの割れ、外へ爆弾が飛び出した音の後に爆発したのが聞こえた。]
[状況が半ばの見込めないまま、左腕を押さえながら突っ立っている。左腕は若干腫れているようで、最低痣は否めないだろう。]
>>269残念だ、けど。
こっちも一応直撃は免れた…ね。
[玲子さんは誰かが助けてくれたようだが、後ろのアレの姿は見えなかった。息を整えながら、思考と視界を戻していた。]**
─ 商店街 ─
[ この辺りは専門店が並んでいるようだ。シェルターにも置かれていた銃器類の並ぶ店が、多眼兵装視野に映り込み…]
《……ッ》
[ 反応が一瞬遅れた。転がって来る手榴弾から離れる方向に駆け、勢い良く地面に伏せる。
間近で、轟音と鋭い破片が辺りに撒き散らされる爆発が起こる。]
―過去:住宅街を歩いていた時―
「い、いやだ!死にたくない!」
[左腕に傷を負った一人の男性がもう一人の男性に銃を向けられていた。人を殺したという罪悪感が嫌なのか、もう一人の男性は暫く説得していた。]
「お前はもう噛まれてるから手遅れなんだよ、ゾンビになって俺を襲う前に死んでくれ。」
[何度か同じような問答を繰り返した後、痺れを切らしたのか男は引き金を引こうと指に力を入れる。しかし、別の場所から銃声が鳴り、目の前の傷を負った男を殺すことも出来ずに息絶えた。
そこへ問答の途中から声に力が無くなってきていた傷を負った男が近づき、肉を食った。]
へえ、本当に一撃受けただけで危ないんだねぇ。
まあ、普通に戦ってたら傷つかないようにいつもしてるから覚えててもしょうがないかぁ。
[ 上半身を腕の力を使って僅かに起こす。]
…ッ、…油断、した。
《クソッタレ》
[ 頭部からの血が額に垂れた。
ほぼ、自動的な動きでMPライフルのナノロボット弾薬ブロックの弾をミサイル弾に変えると、視界内で標的用光点がガンショップが包み込み……ガンショップ目掛け報復で撃ち込む。]
── 少し前:Black Sun 跡地附近 ──
さあ、ね。
全ては運命のみが知るといったところよ。
[良質の料理を食べた時の様な、
幸せそうな微笑みでも浮かべてみせる。]
あら?
レディは貴方に専有権があると思っていたのだけど、
違ったのかしら。
[悪怯れずに微笑む。
戦闘データではなく施設の資料にでも目を通せば、経歴不明の女として、ジャスミンの顔と名前があったろうか。
勿論、女がこの都市に15年前から居る等という意味ではない。
あの日、神父と接触した後、動揺しない相手には慣れているという態度で、女も微笑んだまま幾らか言葉を交わしただろう。]
[電子端末に映るレディの姿を見ながら、
漸く女はレディに対し問いかけを行った。]
貴女はどうかしら。
レディ、少し力を貸して欲しいのだけど。
……貴女の力を少し変化させて、ね。
一人、手元に置きたい子がいるのよ。
[子という表現を使ったのは未成人だったからだろう。]
今から【施設】にね。
貴方達が動くつもりなら、
私はレディを連れてゆくつもりはないわ?
他にも方法があるもの。
[レディはどう反応しただろう。
誰に力をとレディが問いかければ「アロールという兵士よ。」と答えて*]
[爆発後、追撃をしようと店を出るとこちらへ飛んでくるミサイル弾。急いでガンショップから離れ、ミサイル弾に当たらないよう横へ跳ぶ。
ミサイル弾は店の中へ入り、爆発。そして弾薬等が誘爆し被害は拡大していく。]
あっぶなぁ。追撃しようとしてなかったら死んでたね。
[ケラケラと笑いながら言う。]
せっかく弾がいっぱいあったのに無くなっちゃったじゃないですかぁ。
一応補充は済んでるけどねぇ。
[新たに手に入れたホルスターに銃を収めてナイフを構える。]
なんかそっちの銃の方が強そうだし、銃で対抗はあきらめてナイフでいくよぉ。**
/*
ん〜ゾンビ化を知った経緯はこんなのでいいんかな?
まあ、とりあえずそんなことがあったよと捏造できると分かればいいや。
*/
/*
どうせ異世界人ゾンビ化計画は失敗するわけだしね。上手くそういう状況にできるかもわからないし*/
[>>274 食えない笑みを浮かべるジャスミンに神父は肩を竦めるて「違いますよ」とだけ返した。
改めてジャスミンが協力を要請するのは電子端末の液晶画面に映るレディ。レディは液晶越しにジャスミンと会話をする。ジャスミンはレディの力を使って手元に置きたい子が居ると言う。一体誰なのかとレディがジャスミンに問えば予想外の返事が来た。レディは驚きを隠せない顔をした後に困った様に表情を曇らせた。それでも、レディは自分自身の意思でジャスミンに協力すると言っただろう。
神父にはレディがジャスミンに協力すると言うのなら止める手段もつもりもない。
レディの力を変化させてと言っていたが彼女の力をどのように利用するつもりだろう、ジャスミンは。**]
/*
那毘
縁丹
慧出
染尊
芭婁田
亞芦婁
汁毘阿
玲子
座主明
礼殿唐例
真加羅
水沫
部瑠璃日田
姉棲徒
目有
私の中では皆さんの名前がこう聞こえてこう表記されるのです(嘘
―回想(BkackuSun跡地にて)―
[今回のバイオハザードの原因の元になったXXX研究所を目的地として。途中、アーネストという女性が強化型ゾンビと交戦している場所に立ち寄りつもりで自動車を走らせていた。
同乗していたヴァルターと名前の交換を終えた頃だった、唐突な衝撃――回転する世界。半瞬の浮遊感と、立て続けの衝撃。けたたましい音。
衝撃を感じて神父が目を閉じた目蓋を起こすと視界に入ってきたのは割れた窓から伸びる幾本もの腕。神父はハンドガンを取り出しゾンビの額に当てて引き金を引いた。熱を帯びた熱風が自動車とゾンビを吹き飛ばした車から漏れ出したガソリンやオイルの臭いが鼻を掠める。エンジンに火が付けば此処で行きたまま焼かれるかも知れない。
隣座席に座っていた男から名前を呼ばれた。反応が遅くなったがややあって「ええ」と返事した。捩じれて開いている扉からはい出し外へと出る。
一変した周囲の行為に神父は目を瞬かせた。薙ぎ倒されるか、溶け爛れているか、高熱により溶けたと思われる地面に肥大した巨体の不死者の姿。]
[同じ様に隣で驚いているヴァルターへと視線を移せば彼の額の傷が目に入った。ヴァルターが自分自身で言っていたのだ、「傷から、ウィルスが感染するかもしれれない」と。>>0:638]
貴方、怪我を――。其処からウィルスが入ったらどうするおつもりですか。
[その事を神父は指摘する。言葉通りに受け取ればヴァルターの事を心配している様な台詞だった。ジムゾンとヴァルターの周囲を取り巻くのは無数の動く死体達。ヴァルターとお喋りをしている暇はなかった。直ぐにでも戦闘態勢に入る。
ヴァルターと背中合わせにするようにゾンビ達と対峙する。サブマシンガンを唸らせながら「退くほうがいい、か?これでは、アーネストと合流するどころではない。」と言うヴァルターの声に応じた。]
そうですね。高熱により溶けたと思われる地面はアーネストさんに因るものでしょう。
とすれば、その中心となる陥没した場所にアーネストさんは。……彼女は地下に居る筈だ、後を追いますか?
[群がる不死者達に頭をマガジンで打ち抜く。]
── 少し前:Black Sun 跡地附近 ──
…………。
[レディの表情を興味深く見つめた。]
貴女の力を少し弄って、あの子の深層に組まれた
コードを一時的に無効化出来るか試したかったのだけど、
女の子にそんな表情をされると止めたくなるわね。
[アロールと密接な接触がないならレディには分からないだろう。
軍属故にか特定状況下では自己意思なく動く様に特述コードとでも言うべき思考の軛が組まれていることは。]
それに、完全に無くなってしまっても困るでしょう。
元々、死なない為に……より多くの敵を殺傷する為に埋め込まれたものでしょうから。
[神父に携帯端末を返そうとしながら]
いっそ兵士として扱ってあげた方が良いわ。
[独り言ち。]
時間をとったわね。
[レディとの話を終えようとする。*]
― 少し前/BlackSun跡地近く ―
[レディが表情を曇らせたのは、ジャスミンがアロールの名前を口にしたから。
けれども少ない接触の中からレディは、今現在この世界に存在しているアロールと自分の知っているアロールは違う存在であると言う事に気が付いていた。
パラレルワールドという概念がある。それはまた異世界や別次元という概念とは違い、その世界と同じ次元に位置している。それは本質は酷く似ているけれど全く異なる世界であり、並行世界、並行宇宙、時間軸を行き来するもの。
自分の知るアロールとは全く違うかもしれない、彼の深層精神にダイブして何処まで潜る事が可能かどうか。そもそも彼の精神に侵入する事が出来るかどうか。
ただ、レデイはジャスミンの話しを聞いて、「機会を窺ってみて試みてみるわ」とジャスミンの頼みに頷いた。より多くの敵を殺傷する為に埋め込まれたコードが一体どの様なコードなのかは簡単に想像がついたし、それに彼女は彼に興味を持っていたのだ。ジャスミンの頼みは、アロールの精神を知りたいというレディの欲求を刺激した。]
[ジャスミンとレディの会話は其処で途切れただろうか。
神父は携帯端末を受け取りジャスミンから離れる。彼女にひとつ祈りを残して。]
汝に安らぎと智慧を――。**
― →研究所の何処か ―
[BlackSunの跡を色濃く残す場所に後にして神父が向ったのはXXXX研究所だった。教会と研究所を繋ぐ、否街全体に蟻の巣の様に張り巡らされた地下通路を使用して、神父は研究所へと辿り着いた。研究所へと到着すると研究所の自動レーザー防衛システムが起動する筈だったがJNR-10-V型ウィルス(元擬人格プログラム・レディ)が内部のコンピューターに侵入した事で切り刻まれる事は免れた。]
さて、と。探し物は何処ですかねー?
[感染の初期段階で与えればウィルスを殺せる薬があると聞いていたし、ヴァルターにもその存在を仄めかす様な事を言ったが、肝心のワクチンは何処にあるだろう。
そう、存在するなら、この世界の希望になるであろうワクチン。そのワクチンを見つけた場合どうするつもりかは神父だけの秘密だ。**]
/*
場所を後にして、ね。
誤字脱字が多いなあ。
因みに「この世界を救う希望になるワクチンが存在するといったのは神父の憶測であり出鱈目である。」
生命体兵器を利用する為だけなら、教団は別のものを用意していたのだから。」
となる予定。ただジャスミンがそっち方面で設定を考えてそうだから一先ずストップ。
── 少し前:Black Sun 跡地附近 ──
[時間とったわねと告げた時点で、女の中ではレディの力を借りる話は無しになっていたが、]
そう。
……機会を窺って試してみるというなら、
どうするかは貴女に任せてみようかしら。
私はこれを使おうと思ったのだけども。
[冷たく微笑み、掌に乗る小さな蜘蛛状の機械の様なものを摘んで取り出した。
未起動を示す様に胴体部分は赤く光らず暗くなっている。
この中に、レディをコピーし弄ったものを機械蜘蛛から針で差し込み流し込もうと思ったのだが、レディが単体で試みると言うならそれも良いだろう。]
雛形は送っておくわ。
ああいうのは、ある程度何処で作用させるかは分かる。
コードの解体は駄目よ?
一時的な停止だけに留めて。彼が帰って困る話になるかもしれないし。
[PDAを取り出し、レディをコピーしたデータへ組み込もうと思っていたファイルを呼び出した。人差し指でタンとパネルを叩くとレディに送信される。]
[神父なら分かるだろう。蜘蛛状の機械はまだ構想段階の代物であり、完成品などこの世には存在しないものがジャスミンの掌には乗っている。]
貴方には、
混沌と無知の加護を……というところかしら。
[神父の祈りの言葉と相殺する様に微笑みを残した。**]
[レディへは、「私からしないとは限らないわ。」とも残して。]
── Black Sun 跡地 ──
[負傷者の続出。
ナビはさておき、ヴァルターの負傷は予想していた。
レデントーレへは注意を払っていた筈なのに対処が遅れた。]
…………。
(【薬弾】を撃ち込んでも抗戦は出来るかしら?
それにあの姿を消した相手……、)
あれも、B.O.Wかもしれないわね。
周囲の環境に合わせ身体の色を変え、
舌と牙を使い対象を腹部の口で捕食するようね。
つまり、カメレオンみたいに背景に溶け込める……。
砂埃や液体などを利用すれば、
何処に居るかどうか分かるでしょうれど。
ここなら瓦礫もあって隠れる場所は多いわね。
今は隠れただけなら、後でまた追って来るかしら。
[玲子とマッカラーを追って来た化け物>>0:699>>0:706についての雑感めいたものを呟き。
寝かせられたままのアーネストへと近づいた。]
ヴァルター、
貴方は確かメアリ>>0:236から
救急スプレーを貰ったんじゃない?
それで怪我を治しなさい。
[アーネストを見下ろした。]
効かなかったようね。
残念だわ。
世界が違えば効果も変わるといったところかしら。
[瀟洒な黒コートから薬弾をセットしたハンドガン>>39を取り出した。外部からでも螺旋状に液体が封入された薬弾の様子は見える。]
貴女が悲しむ様子はあまり見たくないのよね。
[ナビを見て謎めいた微笑を浮かべた。]
[す、とハンドガンの先をアーネストへ向けた。
薬弾の色はクライドや先にアーネストに射ち込んだ【緑色】の薬弾ではなく、【青色】と【赤色】が続けてセットされている。]
この女性は、
もうゾンビに変貌するしかないわ。
貴女は辛いかしら?
[ナビに問いかける。**]
ー商店街ー
[背を低くし、銃口を見ながら走り出す。弾が放たれた場合、直前に銃口の直線上から外れるためだ。]
キャハハハ!貴方も犠牲者になってもらいますよぉ!
[近づく途中で、ゾンビとして動いていただろう死体をナイフで斬り、固まった血等で刀身を汚す。]
ついでに実験も開始ってねぇ。
[ナイフの届く距離まで近づけたならば横に大きく振って斬りつけようとするだろう。]**
― 研究所1F ―
[襲って来る四つ足の異形達。シルビアの誘導で逃げた先は研究室のひとつだった。
途中で離れる事がなければ、メアリの手を引っ張る様に私は走っていた。シルビアが扉を閉める音を聞いてメアリから手を離す。]
はあ・・・。此処は何処?
[肩で息をして周りを見渡す。誰も逸れていなかっただろうか。]
で、これから何処に行けば良いの・・・?
[シルビアがおもむろに机に置いてあったノートを拾いぱらぱらと捲ってみせるが、一見怪しい実験について綴られているようには感じられない、ただの農作物に関してのレポートみたい。
部屋の中を見渡しても可笑しい所は見られなかった。]
何だか普通の研究所って感じね。
ええ、他の場所を検索してみましょう。
[>>249 この部屋を案内してくれたシルビアが次の場所へと誘うのに私は何の疑念も抱かなかった。
>>234 「ねえ、シルビア。希望はあるんだよね?」とと瞳でシルビアに問いかけた。返された優しげな視線に私は何の疑いも持たず安心さえしていた。]
[乗り込んだエレベーター。設置されたボタンは1階から3階まで。]
この研究所って1階から3階までしかないの?
何処から行けば良い、シルビア。
[そうシルビアに質問しながら私は1階から3階までのボタンを見つめて―。]
[ 再び地面に伏せ腕で頭を庇う。連鎖的に爆発>>273>>276が起こり、隣接する店の一部ごと吹き飛んだ。バラバラと粉塵と共に瓦礫が転がって来る。]
……。
[ 片足を立てて、体勢を立て直そうとする。
手榴弾の破片の貫通はしなくとも間近での爆発の衝撃も身体に響き、一瞬眩暈が起こる。いけないな、と何処か他人事の様にぼんやり考えた。]
《... ッ 》
[ 焦点が結ばれる。レデントーレがナイフを構えている姿。
……殺すなら可能……撃てば終わり。敵なら、]
……。 …。
[ 立ち上がり、その場を離れようと試みる。…のは出来なかっただろう…]
[ レデントーレのナイフが一閃し、何処からか蹌踉めいて乱入してきたゾンビの切り裂いた。爆発に巻き込まれなかった多眼兵装が、複数視点よりレデントーレを捉える。
彼は双眸を閉じ、直ぐに薄ら開く。
レデントーレの姿は近づき、そのナイフが真横に振るわれた。]
...警告...
投降セヨ
[ 戦闘スーツに覆われた左腕で、真横に振るわれるナイフを受け止めた。切り裂かれる事だけは無かったものの、強さの度合いに応じた衝撃、ダメージが伝わる。
ナイフを斬りつける距離まで近づいたのであれば、レデントーレが避けようとしても避けきれぬであろう体面積の大きい部分、腹部へと銃口を突きつけれるなら触れさせ、ショット弾…散弾…を続けざま、2(3)回撃ち込む。]
/*
あっ、爆発して一帯が酷いことになってるのにゾンビが紛れてるとか何事だしってなるよね。
勢いに任せすぎすみません。*/
[当たればどんな防具でも多少は傷つけることが出来ると思って振るった力は少しも傷つける事がかなわずに止められる。]
うわっ!
[止められると同時に腹部へ銃口が当てられる。とっさに受け止められたナイフと足に力を入れ、横に移動しながら空いている手で体と反対の方向へ銃身を殴って逸らす。
そうして体勢を崩しながらも避けるが、相手は直ぐに構え直して二発目を撃とうとする。]
やば―――
[言い切る前に確実に彼女を捉えて二発目が命中した。左わき腹が吹き飛び、大量の血が飛び散る。そして弾の衝撃によって後ろへ吹っ飛ばされた。
ヤバイ、このままだと何も出来ずに死ぬ。そう思った彼女は流れる血と共に無くなっていく力を振り絞ってかろうじて持ったままだったナイフで自分の手を浅く傷つける。そしてそのまま動かなくなった。]**
─ ??? ─
[目が覚めると、眼鏡の少女は【施設】の中に居た。]
[集められたのは、身寄りのない100人程の少年少女。
皆、あの戦争で「死んだ」事になっている。]
……… ここ どこ?
[程なくして、スーツ姿の男達が現れる。
施されるテストで、少女達は振り分けられた。]
[少女が案内されたのは、地下深くの個室。
真っ白な壁に、モニター、ベッド、机、監視カメラ。
そんな何の暖かみもない部屋が、50ほど整然と並ぶ。]
[……50?他の子供達はどこへ行ってしまったのだろう。]
[それから毎日。少女達には「教育」が施された。
モニターに映し出される課題を、淡々とこなす日々。
薬品学や、生物学、遺伝学といったものが主だ。]
やめ ……ぁああ ッ!!
[逆らったり成績が悪ければ、教官の電気鞭がしなる。
少女もまた、何度も電撃を背に受けた。]
[ある日、脱出を試みた少年が居た。
次の日、レーザーでバラバラに切断されて返ってきた。]
[モニターに映った肉片を見て、少女達は悟る。
ここには、希望の光など一条も存在しないのだと。]
[ジャスミンには、救急スプレーを遣えと云われたものの。
傷を塞ぐ前に、やることがある。
なにしろ、傷は貫通していない。ということはつまり、あの弾丸とかいう金属塊が残っているということだ。
感触としては、肩甲骨で止まっている。食い込んだ鏃を抜く要領でやればいいのだろうが、自分の背中に手は回らない。
人に頼むにしても、玲子は論外だろうし、マッカラーも元が木こりでは適切にやれるかどうか。
だから、そんなときどこからか現した少女の申し出>>293は、渡りに船だった]
……心得があるなら、頼めるか。
骨から弾を抜かねばならんが……清潔な刃物はあるか。あの屍どもに触れていないものだ。
[肉を掘り、骨を削って弾を抜くことになる。
ゾンビを斬った刃物などでやれば、どうなることやら]
……それとな。
ひとつ大事なことを言っておく。
私はおじさんではない。ヴァルターだ。
[いやまあ、年齢的には充分におじさんではあるのだが]
研究所なのに地上階しかないのね。
薬品の保管なんかはどうしているのかしら。
[シルビアが押すボタンを見つめているだろう。
エレベーターのパネル下の蓋にも少しの間視線を向けてみる。**]
ワウン…
[みんなと一緒に部屋に逃げ込み部屋をウロウロする。ちょうどエレベーターの話になってる頃。横倒しになった机の下で何かを見つける。3(6)]
12誰かのセキュリティーカード
34エッチな本
56モンプチ
ワン?(なんだこれ?)
[横倒しになっている机の下から風が吹き通るような音を感じたような気がした。
けれど見つけたものは雑誌。
ガックリしてそれ以上探ることはなく、ベリニと一緒にエレベータに乗り込む]
謎の女性 ジャスミンは、兵士 アロール を能力(襲う)の対象に選びました。
謎の女性 ジャスミンは、おまかせ を能力(襲う)の対象に選びました。
[逃げる際に怪我をしたのだろうか
ベリニの手にかすり傷を負ってることに気づく
近くまで進むと顔をあげてペロっと傷口をなめた。]
[研究室のひとつに皆で逃げ込んだ。
そしてエレベーターに移動する前に、…ベルリッヒターが何かを見つけた様だった。]
あれ、ベルリヒッター。
何か見つけたの?
[小首を傾げてベルリヒッターの傍に寄る。
そして屈んで拾い上げたのは、エッチな雑誌。]
・・・此処の職員は職務怠慢だったのかしら?
[ぼっと赤くなる顔。それを誤摩化す様にコホンとひとつ咳払い。
私は床の上に雑誌を戻した。]
─ 地上・Black Sun跡地 ─
[玲子を助けた少年の声に聞き覚えがある。>>255
先ほどからアロールの電子の声に混じって、頭に流れていた声と一致する。]
そうだ・・・。
私が『ナビ』だ。
キミがミナワだな。
[無理を承知で頼もうとした>>229相手である。]
[ 余程の怪力だったのか、ちらと左腕を見ると、ぶらんと垂れ下げた。痛覚を感じていないように呻き声1つ落ちない。]
...目標沈黙...
[ レデントーレに近づき、頭にMPライフルを向けた。
動き無し。
沈黙。
負傷はあるが言葉を吐く余力はまだ残っているものと判断する。
膝をついて、レデントーレを肩に担ぎ上げようとした。
上半身は背中側、下半身は前面側へと。
動きがないままなら、ナイフを掴んだままのレデントーレを担ぎ上げて、Black Sun跡地へと戻るつもりでいる。*]
[声を掛けるまでもなくベルリヒッターは私達の後に続いてエレベーターへと乗り込んだ。
そのままベルリヒッターは私の直ぐ傍まで寄ってきてペロリと舌で傷を舐めた。
其処で、私は手のひらに傷を出来ている事に気が付く。]
(あれ、いつの間に怪我したんだろ?)
・・・心配してくれてるの?
ありがとっ。
[私は腰を追ってベルリヒッターと視線を合わせるとお礼を言った。
ベルリヒッターに手を伸ばして嫌がる素振りが無いようならその頭を撫でただろう。*]
[アロールが逃げていくレデントーレを追いかけようとする。>>252]
わたしは姐様を看病しなければならない。
私にかまわず早く追いかけるんだ。
[アーネストの事も気になるが、エネルギーはまだ充分ではない、このままではアロールの足を引っ張りかねなかったからである。]
[ベリニの差し伸ばす手に頭を下げて応えた。
喜べる状況でも無いので尻尾は垂れたまま。
扉の向こうのその奥では、先ほどの生き物のけたたましく叫ぶ声と色々なものが壊れていく音。
怖くなって「クン…」と鳴いた。]
[さて問題のアーネストである。
再びアーネストの所へもどる。
彼女はまだ目が覚めない。
黒コートの女性はアーネストの様子をみて呟く>>290]
(効かなかった・・・?何の事だ・・・?)
[懐からハンドガンを取り出し、アーネストに向けた。>>291]
・・・何をしようとしている!
[黒コートの女をにらみつける。]
[にらみつければ、アーネストはゾンビに変貌する事になると黒コートの女はいう。>>291
ゾンビにやられたとわかった時から覚悟していた事だ。
いや、アーネストはそうならないと願っていた事だが、現実は非情である。]
貴様は姐様がゾンビになる前に殺すつもりか・・・?
[そう尋ねる。
今ならアーネストが『人間』のままで止めを刺す事も容易であろう。
もし彼女がそうするなら、いっそのこと・・・。]
えーと・・・ばるたさん?
痛いと思うけど、我慢してね。傷の深さ調べるから。
[ばるたさんの背中側に回り、傷跡に慎重に棒を差し込み深さを調べる。]
ふむ・・・肩甲骨くらいまで行ってる感じかな。
痛くて我慢できなかったら、布あげるからそれでも噛んでて。
[傷は思ったよりも深いようだけど、まぁなんとかなるだろう。そっとピンサを差し込み、筋肉を傷つけないよう、慎重に弾丸を摘む。]
さあ?
[状況を理解していない様ならもう一度言うだろう。]
貴女は首筋を見たかしら?
ゾンビ化を抑える薬弾を撃ち込んだのだけど、
効果はなかったみたいなの。
[ナビに伝える。]
もう一度言うわね。
この女性は手当してもウィルス感染している為、
手当は無駄になるし人を喰らう存在となるわ。
ナビ、貴女は辛いかしら?
[何をしようとしているかには答えずにもう一度尋ねる。]
・・・よし、取れた。
[摘出した弾丸を布の上に置き、ついでに筋肉を傷つけていた骨片も摘出しておく。こんなに奉仕してあげるなんてちょっと恩を安売りし過ぎだろうか。]
あとは薬塗って包帯巻いて、って感じかな。
/* エーデルがデフォか。俺視点では…ジャスミン投票も有りなんだよな。ジムゾンも有りなんだけど、レディが居るので投票はちょっと…悩む。 */
謎の女性 ジャスミンは、司祭 ジムゾン を投票先に選びました。
謎の女性 ジャスミンは、生意気 ベリニ を投票先に選びました。
研究者 シルビアは、帝国軍切り込み隊長 レデントーレ を投票先に選びました。
……任せる。
[布は受け取らなかった。多少の見栄である。
地面に胡坐をかいて座り込み、瞑目する。
傷口に、焼けるような感触。脂汗が、一筋垂れる。
骨にめり込んだ弾を外す仕草の振動が、直接、骨から体内に響く]
……ぐ……、
[そうして、暫く。
取れた、との言葉に。深く息を吐く。
見栄張って我慢したって、痛いもんは痛い]
……薬か。これを吹いてくれ。
[と、救急スプレーを手渡した。額の傷に一度使ったが、残量はまだ充分あるだろう]
[アーネストの首筋に撃たれた弾痕は黒コートの女、ジャスミンのものだった。
撃ちこまれた物はゾンビ化を抑える薬だった。
だが効果なくアーネストはゾンビになるしかないと宣告される。]
・・・私、アーネスト姐様を・・・殺したく・・・ない・・・。
[搾り出すようそう伝える。
いつかアーネストが、もし自分がゾンビになりそうになったら、ゾンビになってみんなを襲うくらいなら、人間のまま死にたい、そのときはお願いね。というような事を言っていたか。]
やっぱそうとしか考えられないんですよね〜。
困ったなぁ。
[独り言を呟きながらよっこいせっと立ち上がり。
辺りを見渡すと、やけに疲れた様子のマッカラーがいたので傍による]
どうしました〜?
って、あぁ。腫れてるじゃないですか〜。
なんかで冷やした方がいいですね〜。
[何もないので、痛いの痛いの飛んでいけ〜とだけしておいた]
― 研究所1F(エレベーター) ―
・・・。
[自分の手は拒まれる事は無かったけれど。
扉の向こうのその奥から、先ほどの生き物のけたたましく叫ぶ声と色々なものが壊れていく音が聴こえる。
ベルリヒッターが怯えているのは分かった。私だって本当は怖くて仕方ない。
「クン…」と小さく鳴くのにその小さな身体を抱きしめたいと思った。
ベルリヒッターを撫でる手を止めて、ベルリヒッターの頭を抱えこむ様に二つの手のひらで頬を包み込んだ。]
ああそっか…。
保護色っていうやつを先生から聞いたことがある。
あいつ通りで姿を見せないはずだ。
[痛くない右腕の親指で汗を拭い取った。]
…えーと、ありがとう。
あのタマが出るやつはやばいんだな。
[とんでけ〜などと言われて思い出す。
子供の頃あったようななかったような。
色んなところからきても、似たような文化はあるもんだと感じた。]
[1階から3階までのボタンを見つめて行く先を悩んだものの側に寄ってきたベルリヒッターにボタンの観察を止めた。
ベルリヒッターと戯れていた為にエレベーターパネル下の違和感に私は気付けなかった。シルビアとメアリのふたりは違和感に気が付いた様だった。]
え、下に行く道・・・?
[屈んだまま見上げる様にしてメアリの行動を見守っている。]
すげえな、体の中に差し込んでる。
うわっ、いたそ…。
[見たことも無い方術によるヴァルターの治療を見ながら、あんなもんを埋め込まれるのは勘弁であると首を振った。]
腕か。
しっかし冷やせるものは無さそうだな。
うーん。
[冷たいものを持ってそうな人を見回す。]
…………。
[恐らく人のままでもゾンビになっても、
どちらの状態であってもナビは悲しむだろうか。]
あら。
それはご愁傷様。
[ナビ>>328の返答を聞けば、女は華やかに微笑み、]
あのタマがでる奴って言うと…拳銃ですかね〜。
そうですね〜あれはやばいですよ〜。
撃たれ所が悪けりゃ1発食らえば死にますからね〜。
[気をつけたほうがいいですよ〜。と何をどう気をつければいいのか分からないアドバイスを送りながら。
少し雰囲気のおかしいジャスミン達のほうに軽く視線を移すが、すぐに戻して]
冷やせるもの…無かったら探索もかねて、なんか色々みんな大変そうですけど早くここから離れましょうよ〜。
あいつ、まだ近くにいると思うんですよね〜。
[そういう少女の後方に、あの化け物の姿が見えただろう]
あいつ、多分私と同じですよ〜。
じゃないと、私に触れる意味が分からないですし〜。
[再び口を開ける化け物に気づかず、少女もぺらぺらと口を閉じる事なく喋っている]
……む。
[まだ、ここに来て間もないのだろうか。
困惑している様子に、自分も最初にそれを目にしたときはそうだったなと、一瞬、痛みを忘れて喉を鳴らすように笑った]
……あれだ、上のところ、小さな穴があるだろう。
その穴を傷に向けて、上のところを指で押し込め。
よくは知らんが、傷の消毒と止血と、色々便利なものだ。
[と、使い方を説明した]
[躊躇いなく、【青色】と【赤色】の薬弾>>291をアーネストの胸部へ発射した。]
この薬弾はね……。
薬ではないの。
[射ち込まれれば、アーネストの腕の爪痕から触手めいた青黒い肉の蔓が伸び始める。]
領主 ヴァルターは、帝国軍切り込み隊長 レデントーレ を投票先に選びました。
ウィルス。
[形の良い唇がナビに告げる。
変異の仕方は地上に居るゾンビや、ナビが今まで見たB.O.Wらしくはない。
バク転し、その場を離れる。]
[自己紹介をされる。>>322
ミナワとの通信からも変わった言葉遣いをしていたが、格好も変わっていた。]
キミが拾ったその箱(トランシーバー)、今は預けておく。
[自分がもっていてもどうしようもない。
もし使い方がわからないなら改めて使い方を教えるだろう。
なぜか使い方は記憶に残っている。]
しかし……水沫だったか?
その分では、君もここの人間ではなさそうだな。
[と、手当てを受けながら。
スプレーの使い方に戸惑うのだから、間違いなさそうではあったが]
魔術師 エーデルは、謎の女性 ジャスミン を能力(占う)の対象に選びました。
間違いないな。
体の真ん中撃たれたら俺死んだんじゃね?
[ジャスミン達のほうで、むこうで何かやっているのが見える。
剣呑な雰囲気を感じた。]
ああ、確かにそう
―やつだ
[表情が硬直した。
目を見開いたが、玲子を向いては居ない。
自分が口をパクパクさせる。]
―けろ!
[後先は考える間もなかった。
今は玲子の体をやつの口か舌か―攻撃から外せるよう。
叫びながらかばうようにして、今居る位置から彼女を押し退けようと試みた。]
……ほーらく?
[モノは判らなかったが、助けたというのに、ぴんときて]
ああ、さっきの火薬は君か。うむ、あれは助かった。
そうか、確かにそれでは、恩人に対して笑ってはいかんな。
[が、むくれる様子とスプレーの噴霧に驚く反応に、また小さな笑いが漏れる]
─ 商店街→帰還へ ─
[ ぽたり、ぽたり。
赤い、赫い血痕が、不揃いの間隔で続く。
Black Sunの痕から離れて幾ら経っただろうか。
時折、襲って来るゾンビは頭部をヘッドショットし、道を開く。]
[ ぽたり、ぽたり。
血痕は主にレデントーレから落ちていただろう。]
―Black Sun 跡地―
カァ、カァ。
[鴉は遥か上空を旋回し、地上の様子を監視する。
人が多いと言う事は、監視対象は選り取り見取りだ。
騒ぎが起これば、自分への注意が逸れるのでむしろ好都合。
鴉は再び、一声鳴いた。*]
……どこ、というとな。
[どこから説明したものかと、髭を撫でて]
……とりあえず、ここは、テイアという都市だと聞いている。
が、私や君がいたのとは別の世界だ。
どうやら、我々はこの世界の人間に、次元の――、
[この表現で判るかなと思って、ジャスミンの言葉を借りる]
……違う世界から違う世界へ渡る橋の様なもので、この世界に呼ばれたということだ。
[ジャスミンが手を下すくらいなら、私がアーネストに止めを刺すつもりでハンドガンを奪い取ろうとしたが、無情にも薬弾が発射され胸部に命中する。]
・・・っ!
[しかし、その薬弾はアーネストに止めをさすものでなかった。
青黒い肉の蔓はアーネストの腕に巻かれた包帯を突き破り、彼女の体を包み込む。
しばらくすれば異形の者が目の前に現すだろうか。
すでにアーネストの原形は残っていないかもしれないか?]
?
どうしっ、ちょっ、なに?
[突然様子の変わったマッカラーに理由を聞く余裕もなく。
庇う動作もいきなりタックルをかましてこようとしてきたようにしか見えず、思わず透けて避けてしまう]
どうしたんですか〜?
[化け物は、マッカラーの動きを見ると同時にニタリと笑みを濃くしながら、姿を消した]
少女 メアリは、能力(去る)を実行することにしました。
研究者 シルビアは、彷徨う盲導犬 ベルリヒッター を投票先に選びました。
[魔術を知らぬ為か驚く面々には全く興味を示さず、また、礼を述べる少女を一瞥する事もなく、エーデルは奥へと進む。
生来、団体行動はあまり得意ではない為にこのままはぐれたフリをして別れてしまいたいとさえ思ったが、契約を破る事は出来ない、思い止まった。]
謎の女性 ジャスミンは、生意気 ベリニ を能力(襲う)の対象に選びました。
[他に何かないかと辺りを探すが、有用そうなものは見受けられない。
仕方なく、エーデルは他の面子が集まっているエレベータの方へと足を向けた。]
……。
[操作盤を見て、エーデルは思案を巡らすように右手を自らの顎に添えた。
研究所と言うものは―少なくとも、自分の世界のものに関してだが―大概、地下にも施設を設けるものである。
如何したものかと考えているうちに、少女>>332が工具を取り出して蓋をこじ開け始めた。
程なくしてこじ開けられたそこに、少女は何かの端末を繋げる。ここからでは何が移っているのかは見えなかったが、どうやらこのエレベータが地下にも行く事が出来る事を示していたらしい。]
謎の女性 ジャスミンは、彷徨う盲導犬 ベルリヒッター を投票先に選びました。
兵士 アロールは、彷徨う盲導犬 ベルリヒッター を投票先に選びました。
―へぶしっ!
[透明化による回避を受け、べちんと真正面から倒れた。
砂利を顔につけながら、素早く顔を起こしアイツの居る方を向く。]
ちょ、いまっ!
今あいつが居たん―いねえ…。
何処行ったんだくっそ。
[振り向くと其処には姿は無く。
起き上がると相手が居るのかどうかすら分らず当たりを見回した。]
投票を委任します。
魔術師 エーデルは、領主 ヴァルター に投票を委任しました。
[アーネスト>>353の身体は、まだ青黒い肉の蔓が地上へと這い出して来た初期段階であった。
赤い血は褐色に、そして青黒い血へと変貌する。
アーネストの細く引き締まった肉体から、質量保存の法則を無視するかの如く、細胞が増殖。肉の蔓を身体の至る所から吐き出し、半身を異形、半身を美しい侭のアーネストの身体として残した。]
[メアリにワンと応えたくらいのタイミングで扉がドンっと大きな音を立てる。
一時の静寂が訪れた後、ものすごい叫び声とドンドンドンドンとドアを叩く音が部屋中に響き渡る。]
(ここは……?)
[体が重い。寒い。]
(運ばれてる……?)
[触覚は殆ど働いておらず、ときどき伝わる軽い振動がそう思わせる。]
(あぁ、僕は負けたんだ。そろそろ死ぬのかなぁ。やっぱり固まった血とかじゃあ感染しないのかなぁ……)
[薄れ行く思考。最後に思ったのは]
(もうちょっとで統一された世界が見れたはずなのに…。残念だなぁ…。)
[自分が尽くしてきた帝国についてだった。]
[ミナワにトランシーバーの説明を>>345]
このスイッチを押すと電源が入る。
[『主電源』とかかれたスイッチを押すごとに緑のライトがついたり消えたりする。
電源をいれると緑のライトがつくという代物。]
このボタンを押して話しかけると声が伝わる。
[二つのボタンが並んでおり、押すごとに赤いランプがついたり消えたりする。
ちなみに右側のボタンはナビへの通信、もう一方はもう一つトランシーバーの持ち主への通信が可能である。
もちろんランプが両方ついていれば両方に通信も飛ばす事も可能である。
下の方に小さな穴が開いており、そこに話しかければいいだろう。]
で、これがスピーカーだ。
ここから声が出る。
[スピーカーを指して、トランシーバーの簡単な操作方法を教える。]
そう、こんな感じだ。
[ミナワだけでなく、マッカラーにも操作方法をトランシーバー越しに聞こえるようにしているだろう。]
わんわん!
(一体こんなところでみんなで集まって何をしているの?)
[エレベータを知らない見たことないので何をしようとしているのかわからない。
とっさにエレベータから飛び出してどこか逃げられるところはないか
みんなが行けるところは無いかを探しだす
誰かに呼び止められてもエレベータには戻らない。]
……いずれにせよ、元いた場所でないのは確かだろう。
別の世界というのが信じられなければ、落ちた穴のなかに広がる地底都市とでも考えればいい。生憎、ここにも空はあるがね。
[そうして、困惑する様子を、見て取って]
……ま、私も始めはそうだった。無理もない。
良かったら、ひとつやるかね。少しは、落ち着くぞ。
[草の粒を勧めてみる]
帝国軍切り込み隊長 レデントーレは、彷徨う盲導犬 ベルリヒッター を投票先に選びました。
どうやらいるみたいだ。
しかも、あいつ本気で玲子さん狙ってきてるっぽい。
じわじわくる気か…しつっけえな。
[俺も対象か?とは言わず。
今のところ自分が狙われてるようには思えなかった。]
…って。
>>362なんだ、あれは。
[良く見ようと2、3歩近づいた。]
[アーネストはみるみる変貌していく。>>362
半身はアーネストのまま、そしてもう半身は異形の姿、それはまるで・・・、バイクに乗ったアーネストの姿そのものだったようだ。]
待て・・・、貴様は一体?
[ジャスミンが逃げようとするのでそう声をかける。]
少女 メアリは、能力(去る)の実行を取り止めました。
ふうむ、このランプってのはわかる。
俺の持ってるチェーンソーと同じ要領だろう。
何かが動くと光るんだろ、それで合図するのは同じだ。
[チェーンソーは充電中や充電完了、起動中などを知らせている。]
ここから声が出てくる。まさに高位魔術の穴だな。
依り代に付与しているにしても正確すぎる…!
[うーんと、うなった。]
[その時だった。
外にいた男の一人が、何かに跳びつかれる。
見れば、四足の異形が男の首を食い千切っていた。]
う わぁッ!?
[女はすぐさまハンドガンを抜き、
怯えた言動とは裏腹に、狙いを定め、
違いなく強化ゾンビの頭を吹き飛ばす。]
み、皆さんッ 先に地下へ!!
私はいいから、早くッ!!
[そう言い、皆をエレベーターに乗せようと。]
わんわんわんわん!
周りを駆けまわるが
別の部屋に繋がる扉らしきものは見当たらない。
あるのは唯一、ドカンドカンものすごい音を立てているさっき入った扉1つ。
それでも逃げ場所は無いか駆けまわってると
壁の上に小さいながらも入り口のような穴が見える。]
その穴を塞いでいたのか網格子のようなものが、今は斜めにぶら下がってるが、何とか犬一匹くらいは入れそう、
一旦そこまで駆け上がってみんなにワンっと呼んでみる。
しかしそのときエレベータは・・・?**]
魔術師 エーデルは、彷徨う盲導犬 ベルリヒッター を投票先に選びました。
しのび ミナワは、彷徨う盲導犬 ベルリヒッター を投票先に選びました。
あれが何かはよく分からないですけど横から見ても縦から見てもどう考えても化け物ですよ〜
[そう言いながら近寄っていくマッカラーの背中に隠れる]
さっきのあいつも近くにいそうですし、も〜。
彷徨い幽霊 玲子は、彷徨う盲導犬 ベルリヒッター を投票先に選びました。
領主 ヴァルターは、生意気 ベリニ を投票先に選びました。
領主 ヴァルターは、彷徨う盲導犬 ベルリヒッター を投票先に選びました。
司祭 ジムゾンは、彷徨う盲導犬 ベルリヒッター を投票先に選びました。
[上半身はアーネストのまま残しつつ、下半身は変形を遂げ巨大なタイヤのようなものが2つくっついたようなすがたに、まるでおぞましい姿をしたバイクのようだった。
上半身の近くにハンドルのようなものが出てきておもむろにアーネストは腕を伸ばすとハンドルと一体化する。]
『ブオオオオーン、ブオオオオーン!』
[爆音をあげてこちらに向かって走り出した。
マシーンのの胴体ようなものから鋭い刃物へと変貌と遂げて私の体を切り裂こうとする。]
辞めてくれ、姐様!
私はあなたと戦いたくない!
[無駄かもしれないがそうアーネストに呼びかける。]
白兵戦用アンドロイド ナビは、彷徨う盲導犬 ベルリヒッター を投票先に選びました。
他称木こり マッカラーは、彷徨う盲導犬 ベルリヒッター を投票先に選びました。
私はジャスミンと呼んで頂戴。
そう名乗ったわ?
[ナビ>>371に謎めいた微笑を向け、]
*また会いましょう?*
[陥没箇所から地下通路へと消えようと]
[くるくると逃げ場の無い部屋の中を駆け回っているベルリヒッター。
私の声が虚しく部屋に響くけれど銃声の音に掻き消される。]
ベルリヒッター!!
[ベルリヒッターが人を襲うゾンビ達から逃げるように天井の上へと駆け上がった。
こちらを振り向いて「わん」とベルリヒッターが鳴いたのと同時だった、メアリが「出来た!」と明るい声を上げたのは。
大きな音がした。エレベーターが落ちる様に落下するのを身体に掛かる重力で感じた。]
……ふん。
[何らかの罠が仕掛けられている可能性も十分にある。むしろ、何も仕掛けられていなければそれこそ怪しい。
エーデルは、面白くなさそうに息を吐いた。]
魔術師 エーデルは、兵士 アロール を能力(占う)の対象に選びました。
[パキっと乾いた音が彼女の身体からした。]
う……あぁ……。
[それと同時に先程までぴくりとも動かなかった彼女がうめき声を上げる。]
ぐ…ぎぃ……。
[その声はとても苦しそうなものだ。身体から鳴る音は続き、それに耐えるような声も続く。
これを聞いて>>349彼女を担いでいる男はどう行動しただろうか?]
─ 回想・ナビ先生のトランシーバー講座 ─
むぅ・・・、まあ、それでいいだろう。
[トランシーバーの基本的な使い方をミナワに教えた。>>366
とりあえずはこれで使えるはずなのだが、見ていてなんとなく不安になる。
しかしアーネストの事が気になるので、横たわるアーネストの元へ戻る。(>>319に至る)]
─ 帰還中…Black Sun跡地へと ─
[ ジャスミンからの通信は来ていたが返答は行われなかった。
担いだ捕虜の呻きに振り返り、担いだままMPライフルを構え、レデントーレの背中−胸元−地面へ抜けるラインで、致命傷を避けたかのように鎖骨の辺りへライフル弾を撃ち込んだ。
呻きがそれで止まるなら、歩みを進めるが、果たして結果はどうだったろうか。]
[どうしてこうんったんだろうと考える。
私は自称するまでもなく何処から見てもただの女の子だ。
コミックや映画・ゲームは好きだよ?
でも、自分がその世界の登場人物になる事は考えた事も無い。
今日だって普段と変わりない一日が始まる筈だった。
優しい朝の日差しに起こされて柔らかな布団から抜け出して、
パパにおはようといってきますのキスをして学校に出掛けた。
街は急ぎ歩く人達でいっぱいだった、地味なスーツ姿のビジネスマンに流行の服を着た女性、私と同じように学校に向うのだろう制服を来た若者達。]
[空を突き抜ける様に建てられた高層ビルに広告塔。巨大なジャンボトロンではデジタルの笑顔、幸せそうな顔、様々な人の雹所が映し出される。
信号が点滅して色が変わる。スクランブルを渡る私の頬を濡らすものあった。
指先で触れると赤い水だった。顔を上げると、何滴もあたる。血の雨が街に降り出したのだ。
突然隣を歩いていた人が奇声を発して前の人に襲いかかったのを私は見た。
がぶりと喉に噛み付いて鋭い歯で皮膚と肉を引き裂いて血が飛び散った。
辺りが騒然とする。
あっという間に群衆はパニックに陥った。]
[下へと下へと沈んで行く・・・
わたしはこのままどこにいくのだろう?
意識もまた深く沈んで行くのを感じる。
このまま溺れてしまったらどれだけ楽なんだろう。
でも、私はしにたくない。
わたしの名はベリニ。そして私が話すのは・・・
わたしがどのように死んだのかというストーリー。**]
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