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>>130
ウー…グルル…
[牙を剥き出しにして唸る。]
[一体何がおかしいのだろう。
姿形は人間と同じなのに、感じる雰囲気が全然違う。]
[早く離れようとメアリの袖を引っ張る。]
─ 地下通路 ─
[ 双眸を開き立ち上がる。]
《俺はいいから、この穴から上がって行くんだ。
上でも交戦があったみたいだ。
急げば、誰か人もいる。》
[ 瓦礫の上に台となる様に構えた。
ナビがアーネストを背負えば、彼を台とし、頭上の穴から出られるようにする。]
はぁ…どの道俺たちが帰るには、わーむほーる?を空けたやつにまた何とかさせないとダメなみたいだな。
[草の塊をとりあえず貰ったはいいが今は使う気になれずしまった。そして頭を抱える。]
星の知恵の派教会覚えとく。
ジムゾンってのが何考えてるのかはわからんけど…。
[いっそ出逢ったヤツに質問してみるか?なんて考えてしまった。まともに答えてくれるやつは居ないだろう。]
>>136そうだね、ジムゾンってのが敵じゃないと思いたいね。
そして行先もとりあえず決まったかな。
[地図を眺めながら、それう答える。]
そうだ、俺も個人的な話いいか?
ジャスミンさんの居たところってのはどんなところなんだ?
ヴァレリーなら会ったわ。
貴方を探していたようだから、
アーネストが居た中央区画へと促したけど、シェルターに帰ったでしょうね。
今頃、シェルターの面々と行動しているんじゃないかしら。
……帰ろうとしても無駄よ。
シェルターは放棄されている筈だわ。
[ヴァルター>>139に淡々と語る。]
そうね、アロイス、クラウスとディートリヒの行方は知ってる。
少し話を良いかしら?
どうするつもりも何も、先程から言っている筈だが。私は今、情報収集の為にここを訪れている。
[小さく息を吐きつつ、唸る犬>>141から背けた顔は少女>>138の方へ。]
……では問おう、お嬢さん。
私が君たちと行動を共にする事には、どのようなメリットがあるのだね?
見たところ、君たちは非戦闘員が多いように見受けられるが。
もし、君の言う「協力」が君たちの「護衛」を意味するのであれば、私に相応の見返りがあって然るべきだろう。
こちらも命が係っている。慈善事業を行う余裕はない。
[射抜くような視線を送りながら、エーデルは淡々とそう告げた。]
[ハイジャンプをするが若干届かないような気がしたので、
ワイヤーアームを伸ばして何とか地上に出る事が出来た。
そこには誰かいただろうか、生体反応があったようだったが。]
[アロールはどうしよう、腕を伸ばすのは限界がある。
アーネストを下ろして再び地下へ戻ってアロールを背負っていくべきだろうか?
もしくは地上からロープでも下ろして引っ張りあげるか。]
私が居たところ?
そうね……星の海が広がっているところよ。
科学も文明も高く発達して。
宇宙全体を俯瞰して見れば、平和だわ。
[マッカラー>>144に微笑んで答える。]
……そうか。
生きているなら、それでいい。
[ほうっと、息を吐いて]
……知っているなら、聞かせてくれ。
どんな無残な末路でも、判らないよりいい。
指揮官は、死んだ部下の家族に手紙を書かねばならんのだ。
[と、頷いた]
[アロールの言葉に>>142]
わかった。
アロールも後で引っ張りあげる。
[感謝をいって、三段跳びの要領でアロールを踏み台にして穴の出口へ飛ぶ。]
―なんかきれいそうな場所だな。
というか皆の元いた場所って、俺たちんとこより科学とか技術?ってのが進んでそうだ。
…なら、ある意味―いや、やめとこう。
[とりあえずよさげなところという印象だった。そして自らの文明について思い、改めて故郷の景色を強く思い出そうとした。]
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