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彼方に見えるのは…【洋館】…それは様々な噂渦巻く場所。
ゾンビ災禍を終息へ導く事が出来るか否か。
それは君達の手にかかっている。
どうやらこの中には、村人が4人、占い師が1人、霊能者が1人、狂人が1人、狂信者が1人、共鳴者が3人、智狼が2人、封印狂人が1人含まれているようだ。
(身体が熱い……まさか、あの傷で?)
ホラホラ、どうしたァ?
まだまだ、これからだよ!!!
[アーネストは辺りを睥睨し啖呵を切る。]
エースサイキッカー E・E・Eが「時間を進める」を選択しました
/*
あれ…。(目をごしごし)
何だろう。村人希望をした筈なのに、赤枠が、見える…。
共鳴者希望のままにしておけば、良かったか、ナ。(遠い目)
*/
― 廃ビル前 ―
[ミノワから何か語りかけられていたが意味がわからないので首を傾げる
けれど走るよ!>>661の合図は自然と理解しミノワの後を追ってこっちも走り出す]
ばう!
[途中で出くわす異形の生物達を確認しては別の道を探し、気づかれれば隙間の間を潜り抜け、気づけばミノワの姿が確認出来なくなっていた。]
―シェルターの外―
[夏の日差しが、罅割れたアスファルトに反射する。]
[――こんなにも街は荒廃してしまったのに。
何一つ変わらぬ青空が、崩れたビルの合間に広がっていた。]
良い天気ですね……皮肉な程に。
[女の傍ら、同行を申し出てくれたヴァレリーに、呟く。]
……好い加減、学習して欲しいものだがね。
知性のない輩はこれだから好かん。
[道中はやはり平穏と言う訳にはいかなかった。腐臭と腐り果てた肉やら涎やらをだらしなく垂れ下げた空腹の屍どもが新鮮な食事を求めて徘徊しているのだ。
エーデルは面倒そうに呟くと、懐から何かがごちゃごちゃと記された一枚の紙を取り出した。]
―Freizugeben.《解放》
[低い声で、はっきりと告げる。それと、紙に描かれた紋様―それは火属性の初歩の魔術の術式と魔方陣であった―が光り、炎が迸ったのはほぼ同時だっただろう。
炎はすっかり屍どもを焼き払い、腐った肉の焦げた悪臭が漂い始める。その臭気に顔を顰めつつも、エーデルはさらに東―東の方には街の中心部があったが、それをエーデルは知らない―歩む。
現在足りないものは食糧でも魔力でもなく、情報だった。]
/*
!!?
え、え、ニャル様人狼じゃないの!?
まじですかw まじですかそれw
じゃ、じゃあ狂神か、封印狂神か……
酷い変換だけどニャル様だから仕方ない。
早く!もうちょっとスピード出せませんか〜?
違う奴かもですけど、違う奴かもですけど〜。
多分あれ、おんなじ奴ですよ〜!
[特に根拠はないが、直感でそう感じる。
あの時、目があった時にきっと獲物と認識されたのだと。
マッカラーを急かし始めると同時に、化け物は、にたりと大きな腹の口を開けて。
そこから、真っ赤な太い舌を覗かせた]
きしょっ!
/*
狂信者の間違えですよ。うーん、困りましたねー、誰が狂信者なんだろう。
まあ狂人なのでそう変わらないでしょうか・・・。でも、狂信者が良かったですね。
そういえば村人でもゾンビ化はして良いものですよね?
確認取るの忘れてましたが完全RP村なので大丈夫でしょう。よし。
/*
封印狂人ゲット。
サイコパス、人道的におかしな人、(役職名ではなく)狂人的な人という感じで。
協力とかは絶対せずにひたすらPVPのような動きで行こう。
私が挫けなきゃね!*/
/* 頭が真っ白だけど如何にか立て直そう。
先ず、ジャスミンは悪役でも問題無い。
相手と合わせるつもりだったけど、こうなればゾンビ災禍を引き起こしたり、黒幕乗っ取りも有りだと思考する。
でもそうなると、アロルが…洗脳系は宜しくない、よナー…。(悶々) 二度目になるし。
先ずは、ジャスミンから通信での接触。情報を得る形、が良いかな。 */
[奇妙な男は、どれだけ情報を口にしたか。
話が途切れたころ、そういえばと]
……もうひとつ、聞いていないことがあったな。
これは、一体、どこへ向かっているのだ?
[曲がった方向は把握しているが、速すぎて移動した距離感が掴めなかった]
[軍人達は、隣国の奇襲計画を事前に掴んでいながら。
住民達に何も知らせず、ひそかに街から逃げ出した。
気付いていないと見せかける為に……見殺しにした。]
戦争なんて、大嫌い。
敵国も、政府も、皆自分の利益の事ばかり。
私達の事なんて、何とも思ってない……
[ぎりり。拳銃を握る手に力が籠る。]
[自分の居る世界には、魔物と呼ばれる存在があった。人の手の届かない奥深い場所に住み、踏み入れた人間をその手で滅していく、食していく、殺していくとされるモノだ。
だが彼らの目的はあくまで侵入者の排除である。彼らはあくまで防衛のために行動する。それを自らが体験している。逃げる自分を彼らは追わなかった。]
>>5分ってる、分ってる!
掴まって―
[しかし、目の前の奴は違う。舌なめずりするアレに捕食行動以上の感情―本当に嫌な奴が撒く―悪意を感じた。]
曲がるよー!
[急に息が荒くなったのは奴ではなく自分。
今は逃げるしかない。奴の視界に逃げなければ。
左足に力をこめて強引に右に曲がる。]
[左側の脚2本破壊した所で蜘蛛は上手くバランスが取れなくなっている。]
S h a d o w M o o n
これで決めてみせる!
[月の弧を描くように蹴り上げて足を蜘蛛の脚をなぞるように一本、そしてもう一本と破壊する。
技の名前はアーネストに感化され、自分でつけたもの。
アーネストが太陽なら私は月だと考えていたからだ。]
[蜘蛛は片側の脚をもがれ、ついに左に倒れこむ。
もぞもぞと動いてはいるがこれで足止めにはなったであろうか?
アロールはどうなのだろうか?]
……あ、ごめんなさいね。
暗い話になっちゃって。
[女は、明るい顔を作ってみせた。
ベリニの方を向いて、勇気づける様に、]
大丈夫、こんな私だって生きてるんだもの。
皆、きっとどこかで騒ぎが収まるのを待ってる。
早く原因を突き止めて、探しに行こうよ。
[Gが体にかかるが、カーブは成功した。
慌てて術式―車輪がパンクはしない程度の術をかける。
荒い路地では焼け石に水だろうが、かけずにはいられない。]
追ってくるよな…?
あのさ、どうしようもなくなったりさ、
ヤツの視界から離れたらさ
[振り落とされて無いだろうか、居るはずの彼女をちらりと見ようとしながら言う。
このまま逃げ切れると思えなくて、最悪の想像が強く浮かんだ。]
[武器を構え、できるだけ見通しの良い道を選ぶ。
向かってくる屍が居れば、直ぐに発見できるように。]
[……と。]
あ、危ないっ!!
[同行して来た男の背後。忍び寄ってきた屍を、
女は引けた腰で拳銃を構え、間一髪で吹き飛ばす。]
はぁ…… び びっくりしたぁ〜。
絶対油断しちゃ駄目ですからね?
[真夏の日差しの下、ヒヤリと滲んだ汗を拭った。
まだ一行はシェルターを出たばかり。
誰一人として、道中で死なせる訳にはいかないのだ。*]
― シェルター付近 ―
クン…
[逃げまわって疲れたので、物陰に隠れて体を伏せる。
そういえばここ数日の間、何も口に出来ていない。最期に食べたのはいつだったろうか・・
目を閉じじっとしていることで空腹が収まるのを静かに待つ]
―中央区広場付近―
ふぅ、ここまでくればとりあえず安心かな・・・わんこくん、ついてきてる?
[ようやく開けた場所が見えてきた。私は一息ついて後ろを振り返った。けど、そこにはわんこくんはいなかったのだ。]
ありゃ・・・はぐれたかな。
[さて、ここで私が取る事が出来る行動は二つ。
一つは、わんこくんを探すこと。
二つは、わんこくんを無視して単独行動すること。
考えた結果、単独行動する方がいいかなって結論になった。きっと犬の方が嗅覚優れてるんだから、向こうが私を探そうとすればすぐに見つけられるでしょう、と言う希望的観測の結果。]
とりあえずは情報収集しなきゃね。話のできる人がどこかにいないものか・・・。
[ぼそりとやる事を声に出して呟くと、ちょっとやる気みたいなものが湧いた気がする。
急いで着物と袴を脱ぎ、ひっくり返してから着直す。さっきまでは枯れ草色の忍び装束だったそれは、ひっくりかえすとなんとびっくり!白っぽい着物に青みがかった袴になるのです。これぞ変わり衣の術。ついでに髪の毛の結い方を少し変えて、さっきまでは上の方で縛っていたのを下の方へと結い直した。本当は化粧道具があればそれも使って変姿の術も出来るんだけど、そこまでは今は難しそうだからこれで我慢しよう。]
あとは、人を探すだけっと・・・
[あのバケモノがこのあたりにいませんように。私は慎重に気配を探りながら、少しずつ歩き始めた。]
らじゃっ!
[肩を掴む手に力を込めて、強引な方向転換に備える。
角を曲がった所でマッカラーが何か言っている。
風を切って走っているせいか聞こえづらく]
何、なんですか?
らじゃっ!
[肩を掴む手に力を込めて、強引な方向転換に備える。
角を曲がった所でマッカラーが何か言っている。
風を切って走っているせいか聞こえづらく]
何、なんですか〜?
/*
変装スキルについて
・化粧道具を手に入れる度にスキルレベルが上がる
・スキルレベルがマックスになると他人騙りもできるかも知れない
・現在の手持ちでは他人騙りは不可能だが、自分が変装して別人のように振る舞う事は出来る(とは言え顔のつくりは変わっていないのでばれる時はすぐばれる)
[車を運転しながらヴァルターの会話に興じる。]
ええ、貴方には何処まで話ししましたっけ。
どうして異世界の者が喚び出されたのか、この世界は生ける屍達に支配されつつあるのか――。
この街で不死者が彷徨っているのはXXX研究所で開発されたウィルスが原因です。
XXXX社のまだ実験段階にあるウィルスが漏れた事が原因でアンデッドはテイアになだれこみ、歯とかぎ爪を使って街の人々を思う様に貪り、さらなるアンデッドを作り出した。
そして、もうひとつ。テイアの裏側では秘密の実験が行われていた事実を私は知りました。
ウィルスをから生み出した、――Bio Organic Weapon“有機生命体兵器”です。
彼等は戦争に生命体兵器を使用するつもりだったのでしょうか、私には分かりかねます。
ただ、此処から推測されるのがワクチンの存在。
彼等が彼奴等を兵器として扱うつもりだったなら同時に対処方法も考えていた筈だ。
ゾンビ化を直す特効薬が存在するかもしれない。
だから、私は希望と言ったんです。
ふふ、あの屍共をどうにかしない限りは少なくともこの世界は破滅を辿るでしょうね。
全てを食いつかされてお終いだ。
戦士たる者の心意気しかと受け止めましたよ。
[「戦士たるもの、機会は自ら掴んで引き摺り込むものだ。」という果敢な台詞にくすりと喉を震わせた。
一体何処に向っているのかという質問には「今回の原因の元になったXXX研究所へ。と、その前に、……アーネストという女性が強化型ゾンビと交戦している情報を手に入れました。興味深いですのに。そちらへと向っています」そう静かに返事をした。]
─ 地下通路 ─
[ 彼が撃ち込んだショット弾>>0:696は、巨大蜘蛛の脚を(1(4)+1)本吹き飛ばし、その脇腹を抉る。
びちゃびちゃと血痕が撒き散らされ、子蜘蛛が覗きかけた。
彼は、ナビが動きを停めた巨大蜘蛛の元>>0:702>>0:708>>10へと、その巨大蜘蛛を蹴り飛ばした。
目玉が潰れ、体液がぶつかる、ぐちゃりとした音が響く。
そこへ、彼はMPライフル(火炎放射)を向けた。
発射口附近は青い色の、接する場所は煌めく紅の赫々とした炎が巨大蜘蛛二体を包み込む。
表層の毛も、腹部の顔も、そして孕んだ子蜘蛛も、諸共に炎に包み込み、黒い油の様なものが身体から滲み通路に滴る。
彼の双眸に炎が揺らめくも、感情的な色は一切見られない。]
俺がひきつけるから―
透けるなりして逃げて―
[声は聞こえただろうか。わからない。
じゃりじゃりと音を立てる道にかき消されているかもしれない。]
もいっちょ!
[もう一度力いっぱい右に曲がる。曲がる直前、元居た路地に何かが奥のほうに居たような気がした。
そして曲がった先の通りに、何か音と共に大きなものが横切ったような気がした。]
なんだろ、何か大きな箱っぽいものが通った気がする―。
って!
[この路地にうろつくゾンビ達に視線が向かう。]
……研究、実験か。
そんなことのために、私の部下たちは生きたまま屍になったのか。
――戦場は、戦士のものだ。
勝利の栄誉も敗北の屈辱も、敵を斬る感触も斬られる痛みも、殺すのも殺されるのも。すべて戦士のものだ。
それを、生きた兵器だと……あんなものが戦列に加わったなら、それは戦でもなんでもない。ただの殺し合いに過ぎん。
[口調は平静でこそあったものの、噛んだ歯がきちきちと鳴っている]
……だろうな。子供でも判ることだ。
[ゾンビたちをどうにかしなくては、という言葉に、頷いて]
海に囲まれた島や峻険な山岳地帯くらいは残るかもしれんが、それは、ただ生き残るというだけだ。
支持基盤としての文明がなければ、孤立した集団はその中核技術を再建できない。文明としては終わりさ。
[それは、かつて、自分たちの世界が辿った道だ]
アーネストか――それは、丁度いい。
私も、彼女と合流できれば、したいと思っていたところだ。
[しかし――強化型ゾンビ、というのは。よもや、あのときの]
─ シェルターの外 ─
[硝煙の匂いが辺りに漂い風に流される。]
『クン…』
[小さな啼き声が聞こえたように思った。]
今、何か声がしなかった?
小さな動物の声か、泣いている声がした気が……。
[少女は辺りを見回す。]
─ 地下通路 ─
やったなアロール、これで蜘蛛が地上へ出る事はなくなったな。
[アロールからの火炎放射によって巨大蜘蛛2体は子蜘蛛もろともに炎に包まれている。>>22]
ん・・・?
[すぐ近くに何かが崩れるような音がする。
天井に穴が空いて光が漏れている。]
アロール、ここから出られないか?
[まさかその穴こそ>>0:698だとはすぐに気づかなかった。]
はぁ?もう一回お願いしまわっ
[聞き返そうとした所で、また大きく方向転換して、手に力を込めなおす]
い、今のなんですか〜?
[なんか通りましたよね〜?と、聞き返そうとした言葉は塗り替えられた]
箱…でした〜?全然見えませんでした。
って、あら。
ここに来てこいつらですか〜。
一旦、片付ける?引き返し…ても、あいつが追ってきてる可能性が高いですよね〜。
……うん?
[窓の外に向けた視線が、路地に異質な光景を捉えた気がした。
二つの人影――その片方は、なにか、微妙に浮いていたような]
……気のせいか?
[目を擦ってみたが、とうに通り過ぎたあとだ]
─ シェルターの外 ─
[目線の低さが幸いした。
物陰に隠れた小さな体が見えた。]
ね。
ベリニ、あそこを見て。
犬……よね?
ゾンビじゃないよね。
[問いかけて、]
おいで。
[荷物から少しだけれども食糧を手に乗せて、そっと近づこうとした。*]
……おい、貴様、いまのを見たか。
[車を操っている男が、余所見をしていたかは判らないが]
……そういえば、貴様、名は?
いつまでも貴様では、収まりが悪い。
私はヴァルター。"輝く湖畔"のヴァルターだ。
[と、訊ねたからにはと、自分から名乗った]
>>29わかんないけど、>>30馬で引く箱みたいなヤツだったと思う。追いつけるとは思えないけど、何かあるかもしれない。
[田舎暮らしが長すぎて、馬車という単語すら出てこない。
ともあれ、縋りたい思いだった。]
やつが来たらお仕舞いだ。
ギリギリまで近づいて何とかして抜けるしかないぜ。
俺がこけそうだったら玲子さんは回避してくれ―。
[速度を緩めようと思えば、悪路故直ぐにボードは止まる。
緩急をつけて抜く作戦に出ると、伝えた。]
馬で引く箱…?
[曲がる時に、しっかり見ていれば車だと分かったのだが、残念ながら見逃し、更に馬で引く箱とか言う証言のせいで少女にとって当たり前のそれは少女の中で完全によく分からぬ異物へと姿を変えた]
らじゃりました〜。
出来ればこけないで下さいよ〜。
自分を犠牲にするのとか、よくないし、つまらないですからね〜。
[作戦を了承すると、三度、しっかりとマッカラーに掴まりなおした**]
>>34へへっ…そうかい!
しっかり掴まってくれよ!
[自己犠牲を求めたわけじゃないが、弱気の虫が這いずっていたのは確かだったろう。腹を括るように、ぎこちなみ笑みを浮かべる。]
─ ??? ─
お父さん!! お母さん!!
どこなの!どこにいるの……!?
[真夜中の空が、茜色の炎に明るく染まる。
崩落した瓦礫の山の中に唯一人、眼鏡の少女が居た。]
! お母さん?
待ってて、今助けるから……ッ
[コンクリートの下から覗く、焼け焦げた母の手。
だが、退かそうにも少女の力ではびくともしない。]
やだ……やだよぉッ……
死なないで!!独りにしないで…!!
[嗚呼……こんな時、兄が居てくれたら。
けれど、その願いは決して彼に届く事はない。
三日前に、政府から戦死の通達が届いたのだから。]
お母さぁんッ!!
[少女は、瓦礫を退かすのを諦めて。
母の手を掴み、思い切り引っ張った。]
………… ぇ
[次の瞬間。
少女の目前にあったのは、ねじ切れた母の腕。]
お かあ さん …… ?
う そ ……
嫌あああぁああぁぁああぁ…ッ!!
[泣いて。叫んで。どれだけの時間其処にいただろう。
不意に、少女は背後から肩を叩かれる。]
[顔を上げて、周囲を見回せば。
見知らぬスーツ姿の男達が、少女を囲んで居た。]
………… だ れ ?
[男の一人が手を伸ばし、少女の腕を捕らえ。そして……]
[地上へ出る方法を模索している。>>35]
ワイヤーアームなら届くかもしれないな。
[どちらかが台にならずとも私ならジャンプして上から引き上げる事は出来そうだ。]
・・・まて、生体反応がある・・・。
[デバイスに一体の生体反応を示す。
だがしかしもぞもぞと動く影が何体か見えるかもしれない。]
こいつっ!
[急ブレーキのタイミングでハンドルを握ってきたゾンビの腕を右手で叩き落す。掴んだままの手がうにうに動いていたので、ソレを掴んだ。]
これでも食って共食いしてろ!
[ゾンビの真っ直ぐに突っ込んで、正面の頭にそれに掴んだ腕をナイフのように突き出す。やわらかい肉同士が弾けとぶと、勢いそのままに残った図体を足で押しのけた。]
─ 南西地区:研究所への道 ─
………ッ
[隣の男のサブマシンガンの音で、女は我に返る。
……気付けば、頬に一筋の涙がこぼれていて。
誰かに見られただろうか、急いで袖で拭き取った。**]
俺は帰りたいんだからお前らも家に帰れよ!
[足元の砂を蹴り飛ばして、遮る二体のゾンビの視界を奪おうとする。効果があるかはわからないが、怯んだと決めつけた。]
そうだ投げるもの、うーー
くっそーこれでも食ってろ!
[ゾンビの片方に未開封の缶詰を1つ投げる。
両足の太腿を3割ほど削ると、自重に耐え切れず倒れた。
すかさず隙間を縫うように地面を蹴り飛ばす。]
─ 地下通路 ─
《分かった、ならナビに…》
[ ナビに頼もうとした時、ナビから生体反応の言葉を聞き、電子の声が途切れた。其方へ意識を向けた為だ。
ナビを見、次いで、蠢く影を見る。]
彼等にとって大義名分なんて戦争を始める為の理由でしかない。
利益の為に勝ち取る勝利でしか無いんですよ。
[>>25 戦場は戦士の者だと語るヴァルター。果たして、この街に彼の言う戦士は生き残っているのだろうか。とは言え、神父は口にしなかったが。生物兵器を作るテイアと戦場で戦う戦士に神父は違いはないと考える。
神父は愉しめればどちらでも構わなかった。]
貴方の話しは説得力がありますね。
まさか実際に目にして来た様なリアルさがある、なんてね。
[>>25 ゾンビ達に支配された世界の末を想像してみる。海に囲まれた島・峻険な山岳地帯に残った人々は助かるかも知れない。だが、孤立した集団では文明を再建出来ない。
文明として終わりと語るヴァルターの話しはやけに生々しく感じられる。ヴァルターの生きる世界がどんな道を辿ってるのか神父は知る由もない。けれども、神父は冗談でも口にした様にくすくすと喉を震わせた。]
[流れる窓の封家に異質な光景が混じる。二つの人影―一方は人ですら無かった様だった。
神父は二つの人影をを認めていたが運転を止めなかった。「今のを見たか」そう、隣座席から質問されると「いまのって何の事です?」と首を振る。彼等が車の後を追いたいなら車体から漏れるがガソリンが行く先を教えてくれるだろう。]
ヴァルターさんですか。貴方にお似合いな素敵な名前ですね。
改めて宜しくお願いします。"輝く湖畔"……?
[意識しているのか、まるで口説き文句の様な台詞を吐きつつ。ヴァルターが自分の名前を神父に告げる前に口にした"輝く湖畔"が気に掛かったのか、小首を傾げて横目でヴァルターを窺った。]
私の名前は――、ジムゾンとお呼び下さい。
[勝手に人間達に呼ばれている名称はあったが名前と呼べるかどうか、神父に名前は無かった。ヴァルターに質問されて少しだけ返事に困りつつも笑顔で教えた名前は"ジムゾン"だった。]
あの影・・・、もしかしてゾンビか・・・?
[ライトを
何かの拍子に地面が崩れ、そこにいただろう生存者はゾンビとともに地下へ落ちたのだろうか。
おそらくは生存者はそのゾンビと戦っていたのだろうか。
みたところもぞもぞと動くゾンビに囲まれているようだ。
姿がよく見えないが
その生存者こそ彼女自身よく知っているものだとは思わなかった。]
アロール・・・いこう。
あの生存者を助ける。
[その生存者を助けなければ・・・と光のさす方へ進む。
アロールはついてくるであろうか**]
[そう、ヴァルターと会話を交わしながら。
神父が運転をしていると道を塞ぐ様に不死者の群がよろめき出て来た。みな口を開き、唸り、吠え、病的な飢えにかられて進んで来る。かつては美しい女性だった不死者が車に飛びついたのをアクセルを踏んで振り落とそうとする。路上に転がった死体を轢いた衝撃でアンデッドは振り落とされた。ドスッとやけに大きな音が車の中にも響く。普通の人間なら死んでいるが、不死者は立ち上がり折れた首の上で髪を振り回しながら再び追って来るのがバックミラーで確認出来た。
神父はアクセルを踏んで更に速度をあげた。そして、スピードを落とさず交差点に入ったその時だった。]
<<ジムゾン、突然前に高エネルギーが…!>>
!
[突如、車が転げて世界は回ったのは。続いて、前から数体のゾンビが車に突っ込んで来る。
交差点に入ったその時に非常に熱い風が吹いたんだった。
>>0:568それはアーネストが放った黒い業火球によって吹き飛ばされたゾンビだった。アーネストの技で飛ばされたゾンビが車に突っ込んで来たのはアーネストの意図でそうなった訳ではなく事故だったと言えよう。地面に大きな穴を開ける程の業火の熱風で車がひっくり返る。世界は周り、車体はよじれ、火花を散らして車は道路の上を滑りやがて止まる。フロントガラスが割れ、雹の様にジムゾンとヴァルターに降り注ぐ。ゾンビの手が窓の外から彼等に向って伸ばされた。**]
― →都市中央区域、近く(アーネスト交戦中)―
─ 地下通路 ─
……。
[ 電子の声での返事は無かったが、ナビの後ろからライトを照射しつつ、大きな瓦礫が散乱し、頭上から光差し込む、その方向へと歩き始めた。*]
……利益か。
あの、アロールとかいう兵士も言っていたな。
無限の資源がある宇宙でも、戦争はあると……。
[男に答えたのか、独り言か。境界の曖昧な言葉を洩らして]
……いや、なんでもない。私の気のせいかもしれん。
[何のことかと云われては、停めろともいえない。そして]
……素敵?
どうかな。ま、部隊を率いていたから似合いではあるのかもしれんが。
[彼の名の語源は、"支配する"と"軍隊"とを意味する語の合成であるとされる]
[怪訝な声に、ああ、と]
私が治める領地の名だ。
湖のほとりにあるのだが――その湖が、な。
[その湖はかつて、前史文明の熱核兵器の超高熱によって、ガラス化したクレーターに河水が溜まったものだった。
無論、そのようなことを、ヴァルターの時代の人々が知る由もなかったが]
――ジムゾンか、うむ。
まあ、長い付き合いになるか短い付き合いになるかは判らんが、よろしく頼む。
[男の名を聞いて、そう応じ、軽く顎髭を撫でた]
[女は瞑目する。
幼き頃の記憶。
果たされた過去、そして未来。
女の父は研究者。
研究者の娘が女の過去。
そして今は、]
[丁度、名の交換を終えた頃だろうか。
前方に屍の一群が現れたのは。道を塞がれては、降りて戦うしかないか。
そう思ったのも束の間、ジムゾンはそのまま車を突き進ませる。
死体を撥ね、踏み躙る。まるで騎兵の突撃だと、思いながらも]
……おい、大丈夫なのか。
[がたがたとした振動に、幾らか眉を顰めながら訊ねたときだった]
――うおっ!?
[唐突な衝撃――回転する世界。
半瞬の浮遊感と、立て続けの衝撃。けたたましい音。
あちこちを叩きつけられ、ふっと意識が遠のいた]
[女の手の中にあるのは転送装置。
この世界では未だ開発されていない機械だ。
物質のみならず、生物を固有エネルギーフィールドで包み、特定の場所に送り込む転送装置である。]
[宇宙を二分する戦いが科学を発達させた。
必要は発明の母であり、
加速度的に増す争いが、画期的発明を齎す遠因にはなっただろう。
女の世界では、
平行世界の論理、旅行者。
亜空間、多次元の概念、超兵器の数々はそう目新しいものではない。
だが、加速度的に増す戦いは、宇宙を破壊してしまいかけた。
全てを理解し尽くす高みまで飛翔しかけるも、それは酷く、恐ろしい結果を招きかけた。
宇宙の破壊という結果を。
だが、]
[それらは全て過去の話。
(独善的ではない)正義が勝ち、宇宙は平和となった。
宇宙の片隅で小規模の争いは起こってはいるものの、嘗て宇宙を二分する争いがあった事など信じられぬ程に平和だった。]
くっそ。
[ブロンドの長髪を持つもう一人のゾンビをすり抜ける。
片割れのゾンビに躓いて転んだから離しただろう。
元の姿が想像され気分が悪くなった。]
はあ、はあ…。
大丈夫?
[全力疾走で汗だくになっているが、まだ止まるわけには行かない。掴まっているだろう彼女の更に後方にある重圧は、未だに消えていない。]
箱はくそっ、運ばれてちまったか。
ん、油のようなにおいが何か…。
── 都市テイア ──
この通信が聞こえるかしら?
私は、ジャスミン。
この名前はコードネームというところね。
貴方と接触がしたいのだけど、
ランデブーする時間はあるかしら?
無いなら、このまま話を続けるわ。
[涼やかに微笑む声が流れる。]
誰だ?
[ ネットワークを経由してか、或いは直接脳へ話しかけて来ているのか、女性の声が通信で流れて来た。
教会での不可思議な声とはまた別ではあるが、一応電子防壁は施されていただろうか。]
>>46ってことはこっちに行ったな。
よーし。
[垂れたような油の跡と曲がる寸前、箱が向かう方向を思えば箱が向かった先に当たりはつく。]
馬で箱を動かすなんてあいつらにできっこない。
追っかける。
[逃げながら追おうとするその先を見据えて、けりだそうとした途端、前方からぶわっと>>0:556熱を帯びた強い風が来た。]
うわ…っ!
玲子さん伏せっ。
[細めた目は空中を飛ぶ物体が見えた。
高いところがより強く暑い風が吹いているように思えた。
咄嗟に片足でボードを抑え、もう片足で踏ん張る。]
一体何が…。**
今はジャスミンとしか言えないわ。
[警戒心を解こうとするかの様に、若しくは煙にまくかの様に、妖艶に微笑む声を送る。]
/*
キャラが迷子なの。どうしようかしら。
ゾンビ化して倒される、やられ役をやりたくて入ったものの。うーん。
メアリみたいなポジを狙いゾンビ化して嫌な展開にしたいwと考えてたんだけど。
正直、メアリが可愛くて負ける気しかしない。
メアリとシルビアとナビかなー、を際立たせる様なキャラを作りたいんだけど難しいね。
思った以上に2IDキツいかも。
明日の朝にロルを回そう。
ー中央区→中央区/B l a c k S u nの爪痕ー
[そこらに居るゾンビを相手にしていると大きな音がした。特に決まった場所へ行く予定のない彼女はソレに興味を持ち、聞こえた方向へ下手な移動用機械より早く走って向かう。]
いいねぇ。これぞ絶望って感じがするよ。
[着いたそこには横転した車。高熱により溶けたと思われる地面。飛び散った大きな肉片。そして、大きな肉片の元の形だろうと思われる巨体が数体、未だ原型を留めた状態で動いていた。]
アレが大量に居た雑魚共を研究した結果出来た上位種かなぁ?
不細工だね。まあ、美形だったとしてもする事は変わらないけどさ。
[右手にハンドガン、左手に逆手でナイフを構えて走り出した。]
─ テイアのどこか ─
[携帯用トランシーバーが2つ、別々の場所に落ちている。
ナビと違って故障しているわけもなく、使おうと思えば使う事ができるだろうか。]
────────────────────────
■Item:携帯用トランシーバー
ナビと同様に別の世界から飛来したものである。
通信機同士とナビが互いに通信しあう事ができる。
ナビにはトランシーバーが必要ないのでもっていない。
元々の『YTH−4』の付属品ではなく、前の主人達が連絡用に作ったもの。
ちなみにそれぞれ『░▓▒▓野█░▓▒』『░▓川▓▒』と名前がかかれているようだが、判読できないもよう。
さらにナビはトランシーバーに関する記憶もブロックされている。
/*
接点がなかったのでこういう形にしました。
トランシーバーは適当に拾ってください。
あと、呼びかけがない限りこちらから応答出来ないことになりました。
[その通信はネットワークを経由せず、アロールに直接届けられたもの。
電子防壁が巡らされているならば、この通信が悪意あるウィルスを含んでいようとも突き抜けられはしないだろう。
暫しの沈黙後、]
確か貴方には、幾つかのトランス状態に陥る…そうね、
特述コードとでも言える、
思考へ掛けられる軛みたいなものがあるんじゃないかしら?
その特述コードが発動しないうちに、
接触したいの。
駄目かしら?
[涼しげな微笑みは絶やさず問いかけた。]
私は、この災禍を利用しているとも言えるし、
この災禍を収めたいとも言えるわ。
ここはまるで壮大な実験場、
広大なフラスコのようね。
…………。
会えないなら、このまま話しましょう?
[妖艶に、そして華やかに。*]
― シェルターの外 ―
[シェルターの外に出ても直ぐにゾンビに出くわす事は無かった。
でも、ゾンビだけじゃなくて、人っこひとり見えやしない。
綺麗に整備されてた都市には乾いた砂埃が舞って荒んだ空気が漂っている。
ただ一つ変わらないのは崩れたビルの合間に覗く青空だけ。
照りつける太陽が憎らしく感じられた。]
[戦争なんて、大嫌い。シルビアの気持ちは分かる。
いや、戦争が好きな人はごく一部の人だけな筈だ。
その自分勝手な人達が私達に内緒で戦争を始める。]
私も戦争は嫌い。
自分勝手な人達だよね、今回もそう。
勝手に始めて私達を巻き込んでー。
[自分勝手な人間たち。]
[無理に明るい顔をさせてしまった事を申し訳なく思いながらシルビアに感謝した。
勇気づけてくれているのだろう、その笑顔に、私は力一杯頷いて。]
ううん、辛い時は辛いって言った方がすっきりするよ。
私で良かったら何でも聞くわ。
そうだね、きっと生きてる。
うん、早く原因を突き止めよう。
[パパや友達の皆が無事を心の中で願った。]
─ 少し前:シルビアが拳銃を撃った直後 ─
「今、何か声がしなかった?」
[メアリが、小さな動物の声か、泣いている声が、聴こえたと言う。
残念ながら私には聴こえなかった。じっと耳を澄ましてみる。]
「ね。
ベリニ、あそこを見て。」
[再度、メアリに声を掛けられる。
メアリの声に促されるまま、少しだけ屈んでメアリが示す場所を見る。
物陰に隠れた小さなからだ。]
ほんとだ、犬だね。ね、メアリ。
ゾンビじゃ・・・ないと思う。
[こくりと頷いた。]
おいで、怖がらなくて大丈夫。
[可哀想に、ゾンビに怯えてしまっているのだろう。そう、私は考えて優しい声を出した。
メアリの後を追いかけて私も犬にそっと近づいた。**]
/* 研究を乗っ取ったか、初期研究に関与か、事態収拾を…かしら。利益的な価値としては、生命研究の初期段階だし生物兵器的には……うーん、あまり乗っ取っても旨味があるかどうか。
ただ、生命的なものとしては、このウィルスなりを利用した新たな薬の精製は有りよね。元々、その方向性で考えていたのだし。 */
─ 地下通路 ─
どうしてそれを。
[ 警戒心の籠った呟きが小さく落ちる。
唐突な呟きだった。ナビが振り返れば、何でもないと言う様にひらり手を振る。
光が零れ始める場所へと至れば、自然ライトを消した。光量は少なめではあったが戦闘に問題は無い。MPライフルではなく、コンバットナイフを手に持った。
元の世界に戻れば、戦争だ。元に戻った後も生き延びる為には、弾薬を使わずにこした事はない。]
─ 地下通路 ─
[ その時だった。
彼の目の前で瓦礫が浮遊すると勢い良く生存者が居る方向へと飛んだ。よく見れば、辺りの瓦礫は飛び交っている。
接触面の小さい場所、つまりは衝撃が大きく相手に伝わる面が先となり飛んでいく事から、何らかの攻撃の意図を感じさせるだろうか。]
《これは?》
[ 事態に戸惑いつつも、地上でも見た通常の屍へとコンバットナイフを閃かせる。原型を留めていない屍体もあったが。
掴み掛かる手を、屍の腕側面から払う事でいなし、腕を掴み後頭部が見える様に引き寄せると、ナイフで力任せに後頭骨と頚椎を割る様に突き切る。倒れかける身体へ向け、回し蹴りを放った。
腐りかけた脳が、瓦礫と空中に飛び散り、屍の首筋を更に汚す。]
[ 目的が何なのか判断不能だった。
ジャスミンと名乗る女性は、何らかの出来事を知っている様だが。]
何処でそれを知った?
俺に、俺達兵士に特述コードが施されているのは、
通常は察せないと思うが。
[ 特述コード。不慮の事態に陥ろうとも必要な判断を為し必要な行動を行う為に、思考の奥深くに埋め込まれた思考の軛。
幾重にも掛けられた其れは、通常知覚・自覚する事は出来ず、有事の際に、自動的に発動する。
発動中は、その様な行動をとっていると理解は出来るが、トランス状態に陥り、意識は、何処か他人事の様に自分の行動を見ている状態となるだろうか。
悪用しようとすれば、…本人の気付かぬ間に…特定条件下で特定の何かを行う様に仕込む事も可能な代物だろう。無論、その様な悪用としての使い方はされない。
全ては戦争の為に施された、アロールの世界に於いて、アロールが所属する軍の兵士達へ施されている思考のロックだった。]
私は大丈夫ですよ〜っ。
しっかり掴まってますから〜。
[と、言っても肩に掴まるだけでは流石に落下しそうだったので、半ば抱きつくような形になって。
あまり目も開けていられないが、振り落とされはせずにすんでいる。
懸命に掴まりながらも、箱ってなんだ…馬が引く箱…と考えていたが
必死な状況だからこそか、バカみたいな想像ばかりが頭に浮かんでは消えて全く答えにたどり着けない。]
うわ、なに?くさっ。
ガソリン?
[ヒントが投入されたが、ガソリンと馬が引く箱を結びつける柔軟さは今持ち合わせていなかった。
とにかく追いかけると言うマッカラーに了承の意を示し、マッカラーが再びキックボードを動かそうとしたその時]
ふえっ!?
[前方から強烈な熱風を感じ、マッカラーの指示を受けるより早く反射的に体を透けさせ、熱を避けていた]
な、なんですか〜今の。
これも魔術だったりします〜?
[それなら、炎の壁を作り出していたおじさんが真っ先に浮かぶ。馬が引く箱もなんかそんな感じの物なのだろう。
そうではないのなら、近づかない方が無難ではないかと考えていた。
かと、言って後戻りもごめんですけど、と我儘]
あら。
ちゃんと正解していたのね。
…………。
肉体改造、高性能の銃器、多眼兵装、
ネットワークへの独自チャンネルを持っているし、
貴方くらいのレベルの文明度の兵士なら、
それくらい施されていてもおかしくはないと思った……
そう今は言っておきましょうか?
残念ね。
今は言えないのよ。
でも一つ教えてあげるわ。
私は必要がない限りは、
貴方達と敵対はしたくないと考えているのよ?
貴方の望みは元の世界に戻る事なのでしょう?
だったら、私の「この災禍を収めたいとも言える」という言葉を信じてみてはどうかしら?
私の話を聞けば有益な情報が入ると思うわよ。
つ……、
[酷い眩暈と頭痛。額に手をやると、どろっと濡れた感触。
どこかにぶつけたか、硝子の破片で切ったかしたらしい。
まず、この程度で済んだのは僥倖というべきだろうか。
意識を失っていたのは、さして長いことではなかったようだが――状況がひどく悪いことは、まだ揺れたような頭でも理解できた。
割れた窓から伸びる、何本かの腕。無論、その肌色は生者のそれではない]
ともかく、外に……、
[這入ってこようとする屍の顔に、靴底をめりこませて。
逆さになった車内で、逆側の窓から脱けようと姿勢を変える。
そこでようやく、同乗者の存在に思い至った。ジムゾンと名乗る男は、無事だろうか]
(位置は地下……、となると、
アーネストの落下地点近くで巻き込まれたのね。)
そう。
分かったわ。
では話をこのまま進めるわね。
……おい、ジムゾン……だったな。
[直前、聞いていた名を呼んだ。返事はあったかどうか]
貴様のほうは大事無いか。早く脱けるぞ。
この中では屍どもの相手も出来んし、妙な臭いもする。
[それは、車から漏れ出したガソリンやオイルの臭いだったが、化石燃料の枯渇した世界に住まうヴァルターにはそんなことは判らない。
ともかく、車からの脱出を試み、ジムゾンの反応がないようなら引き摺り出すことを試みるだろうか]
……Schöpfung《創造》―Tier《動物》―Suche《探索》―Krähe《鴉よ》!
[そこでエーデルは地面に何やら魔方陣を描き、その中心に一掴みの土を盛った。さらに、小型ナイフを取り出して指を少しだけ傷つけると、そこから滴る血を土へと垂らして呪文を唱える。
すると、たちまち土は姿を変え、現れるのは漆黒の鴉。]
……行け。
[一言呟くと鴉は一鳴きし、翼を羽ばたかせて飛び立った。
それを見届けた後、エーデルは再び歩き出す。
一つの大きな建物―研究所であるらしい―を発見したのは、それから1(3)時間ほど後の事だった。]
ふむぅ・・・。
[このままここで来ない人を待っているよりかは、動いた方がきっといいよね。
そう判断した私は、再び服を裏返して枯れ草色の忍び装束に着替えなおし、忍び頭巾に覆面で口元を隠してから走り出した。]
魔術師 エーデルは、帝国軍切り込み隊長 レデントーレ を能力(占う)の対象に選びました。
/*
本名 七松 スイ
年齢 16
捨て子だった所を、忍に拾われそのまま育てられる。
未始出吾宗の相を持っていると判断され、忍の訓練を受けた。
命令遂行を至上とし、失敗したりその為であれば自分の命を平然と捨てる事が出来る。
それに対する若干の皮肉を込めて、水沫と名乗っている。
漢字的には水泡でも正しい。
[薄っすらと煙をあげる車から、どうにか這い出して。
一変した周囲の光景に、目を瞬かせる。
一切合財が薙ぎ倒されるか、溶け爛れている。
この車に乗っていなければ、どうなったか判らない
メアリから渡されたスプレーを額の傷に塗布して、応急処置をしながら唸る]
……何があったというのか。
[それは判らない。
だが、当面、何をしなければならないかは判る。剣を抜いた。
周囲には、やはり、動く死体たち。それに、普通のとは違う、肥大した巨体の屍]
い、いや、こんな魔術聞いたこと無い。
そんなんがあったら禁術、いや魔法の類だけど。
魔力は感じないからたぶん。
[否定の意味で首を振る。
空がいきなり赤く見えた気がした。]
この油、ガソリンって言うのか―
何に使うもんなんだ?
[後ろを振り向くと曲がり角から、大きい手のようなものをうかがうことが出来た。
ビルの上を渡っているのだろうか、即ち強い熱風を受ける位置かもしれない。]
と、兎に角行ってみよう。
あいつ、イヤミなババアとかよりしつっこいヤツだ。
―掴まっててくれな。
[汗が冷え始めたことで時間を認識できた。
大きく深呼吸をして車の跡を追う。]
うわ、これは随分酷い粗挽きだな。
誰かが戦っていたみたいだ。
さっきの連中か?
[道中に見かけるのは、潰れた肉の果てたち。
顔しかめつつも余計な戦いに巻かれずに済むとほっとした。]
…?
魔法だったら魔術じゃないです?
[こてりと首を傾げつつ]
あー…ガソリンって言うのはですね〜。
車って言う鉄の塊みたいな乗り物を動かすために動力源?ですね〜。確か。多分。
[説明しろって言われると難しいなぁ〜と頭を掻きつつ]
もしくはめっちゃ燃えるのを利用して人を殺したり、火事を起こしたり〜まぁそんなんですね〜。
[そんな感じで締めた。
マッカラーに釣られ、後ろを振り向いて。]
流石に美少女玲子ちゃんもストーカーは地味に初体験ですね〜。気持ち悪い。
[そう吐き捨てて、マッカラーに頷くと、また振り落とされないようにしっかりと掴まって]
うわ、なんですか〜これ。
ん〜?
[こんな潰され方見覚えあるようなないような。映画で見たような見てないような。]
へー、そうなんだ。
車ってやつの動力源ねえ。
…。
なあ車ってのはさっきの箱みたいなやつじゃね?
俺達が追ってるのも。
あ、あれじゃね?
何かさっきと形が違うようなきがするぜ。
それに妙に騒がしいし…もしかして戦ってるのか?
[遠くに徐々に見えてきた路地の先。
雰囲気を感じると汗が一筋伝った。]
――うるるるるぁぁぁ!!
[剣を振るうたび、腐った胴が二つに分かれ、腕が飛び、首が転がる。
それでも、一向、寄せ手の数が減る気配はない。]
……次から次へと!
[アーネストの近辺に密集していたゾンビたちは吹き飛んだが、その全てが無力化されたわけでもない。
それが散っていく丁度その間近にいたためだったが、そのような理由を知る由もない]
……退くほうがいい、か?
これでは、アーネストと合流するどころではない。
え?
いや、だって…馬が引く箱みたいな…あ?
あああ!
[どっかで見たと思ったらあれ、轢き殺されたんだ。
なるほど〜とひとりごち]
多分、それ正解ですよ〜。
車があれば百人力ですね〜。ドア締めれますし〜。
[もやもやのすっきりと、車がある事への期待感に声が明るくなる。元からだけれど]
と、とりあえず行って見ましょ?
戻ってもアレがいるだけ、だと思いますし〜。
さっきのアレが、車が壊れた爆風なんだとしたら、人か、もしくは死に掛けてる人がいるかも知れませんよ〜。
…化け物もいそうですけど…。戦ってそうですもんね〜。
[緊張しているらしき、マッカラーに提案するように声をかけた]
またすごい乗り物が出てきたな。
そりゃいいが、なんだか不穏な状態だぞこれ。
[車のことは何も分らなくとも、これが半壊してそうだというのは分る。お約束という彼女の言葉も理解できた。]
やっぱ壊れてるのか…。
>>91だよな。後ろのやつも居ることだし、加勢してくれたほうが俺たちとしてもありがたい。
あっちだ。
誰かが戦ってるかもしれない。
[車の近くか、わからないが。
誰かが戦っているとおぼしき方向に向かう。]
アロール。
現在の状況は把握しているわね?
都市テイアにおいて、生命に纏わる研究より、
この災禍は起こった。
特殊なウィルスは都市に蔓延し、人々の遺伝子を書き換え……ウィルスに感染した者達は、生きる為の極根本的な本能、「食餌」への欲求に突き動かされ、そして更にウィルス適合者は変異という名の進化への欲求と共に、人を襲い、新たなDNAを摂取しようとしているわ。
中には、そのウィルスを動物に投与し、生物兵器として利用する輩も現れたみたいだけどね。
[微笑む。
アロールには、巨大蜘蛛の事が思い当たるだろうか。]
このまま、この災禍…バイオハザードが広まれば、
都市テイアだけでなく他の都市も汚染され、
この星は滅亡の道を辿るかもしれないわ。
[何処か面白がるような声音にも聞こえるだろうか。]
それでね。
私のデータ収集結果によれば……
貴方はそのウィルスには感染せず、
この世界を生き伸び、元の世界に戻れる可能性が高い。
戦闘能力も高いし当たり前の予測というところね。
[どの様なデータ収集方法か述べずに淡々と語る。]
そこで提案なのだけど、
私は色々と動く必要があるのだけど、
信用出来る有能な助手が一人欲しいのよ。
見返りは、確実に貴方を元の世界に戻すこと。
どう?
帰れるかどうか確実ではない
シルビア達に協力するのではなく、
私の兵士になってくれないかしら?
こちらの世界の武器は用意するわ。
…必要なら、別の世界の武器も用意しましょう。
貴方の世界の武器を使う必要はなくなり、
弾薬の温存にも繋がる。
悪い話ではないでしょう?
オン・アミリト・ドハンバ・ウン・ハッタ・ソワカ・・・
[馬頭観音印を結び、そう呟いてから懐に手を伸ばす。
焙烙火矢も、無限にある訳ではないから残数には気を付けないと。]
・・・よっし!ミナワ、いっきまーす!
[しっかりと焙烙玉を握りしめ、私は建物から飛び降りた。群がる屍は、時にはもう片方の手に持った忍刀で斬り刻み、時には跳躍して逃げ・・・距離を稼いだり。
ある程度刃物のおじさんに接近したと思われる頃、私は焙烙火矢に点火しておじさんに被害が出ないギリギリの距離に投げ込んだ。
着弾して焙烙が割れる音と同時に火のついた火薬が爆発を起こす。これで少なくとも、第三者の介入があった事くらいは気づいてくれるはず。]**
今、私は通称【洋館】と呼ばれる場所へと、
私の世界の転送装置を送って人々を送り込んでいるわ。
都市テイアの地下に備えられた、
【地下施設】へね。
貴方が今居るであろう地下通路も、
その地下施設へ繋がる道の一つではあるわ。
地場の関係か、ワームホールがこの都市テイアに設定されている影響か、【洋館】へは送り込めるけれども、なかなか狙った場所には送り込めないのが難点なのだけど……。
私がどうしてこんな事をしているか理解る?
[問いてみせてと言う様に華やかに微笑む声を送る。]
魔術師 エーデルは、彷徨い幽霊 玲子 を能力(占う)の対象に選びました。
何にせよ、その【地下施設】で、
生命についての研究は行われていた。
つまり、この災禍を解決する方法があると考えても構わないでしょうね。
[或いは女の甘言であるやもしれない。]
貴方が私に雇われてくれるなら、
人々を【洋館…地下施設】へ送り込む為に、
私に助力をして貰いたいのよ。
返事は直ぐでなくても良いわ。
色よい返事を期待しているけれども……ね。
[涼やかな声は、そこで一旦途切れる。**]
ですよね〜。
ここで恩を売っておきましょ。
[加勢してくれたらありがたい、と言う言葉に同意して、なにやら激戦区っぽいほうへと近寄っていく]
あの、真ん中でふんぬらばってる人に加勢すりゃいいんで、きゃうっ。
[近くで、先ほどのと比べれば可愛い爆発が起こって立ち止まる]
もう、なんですか〜?今度は魔術?違う?
あ、多分これじゃゾンビ殺せないんで、私は車の方見てきますね〜。誰か中にいたら大変ですし〜。
[手裏剣を見せて。体を透けさせ、車の方へと走っていった。]
── 都市テイア ──
[右手を耳飾りに宛てていたが離した。
遠くを眺める。
都市の全景は、美しく整えられていた頃とは違い、淀んでいた。
視線を近くへ向ける。
そこには、シルビア達とは別のシェルターからの一派が周囲を警戒しながら歩いていた。]
貴方達、少し良いかしら?
話があるの──
[妖艶に微笑み、近づいた。**]
よく考えたらあのおじさんに聞いたほうが早い…ですね〜。
[思いつくやいなや、ふわりと浮遊して、懸命にゾンビと戦っているヴァルターの方へと向かっていった]
……。
[ ジャスミンの言葉を黙って聞いていた。
言っている事は分かるが、決断するには情報が足りない。
弾薬を使わずに済むのは確かに有益な取引ではある。が、この世界の武器がどれ程の効力を持つか、シェルターで武器を多眼兵装で観察はしてみたものの、実際の威力は使用しなければ不明な点が多いだろう。
そして恐らく標的を光点で補足し、発射するにも幾らかのタイムラグが出る筈だ。(MPライフルは考えるより早く撃てる)]
ナビ達を裏切れというのか?
[ 問いかける。]
場合によっては裏切って貰うかもしれないわ。
でも……、そうね、貴方が協力出来る範囲でも構わないかもしれない。
[何処か歯切れ悪く返事する。]
――むっ!?
[炸裂音。ゾンビが吹き飛ぶ様子に、目を見張る。
火薬。目にする機会は少ないが、戦場で用いられないものでもない。
木炭と硝石はどうにでもなる。あとは硫黄さえあれば、黒色火薬は調合できる。
そして、その硫黄は、枯れた大地にも幾らか残る火山で、採取することが叶う]
……感謝する!
[介入者の姿を探す代わり、眼前の屍を両断することで応じた]
―中央区/B l a c k S u nの爪痕―
[大量に居るゾンビを最低限蹴散らし、一匹の怪物へ向かって走りながらの足に向かって発砲した。しかし、それは強靭な皮膚に弾かれ、敵対するこちらの存在を教えるだけのものとなる。]
あら?凄く硬いみたいだなぁ。残念、せっかく良い戦い方を思いついたから練習台にできると思ったのに。銃が効かないんじゃあ無理だね。
[そのまま近づいていき、相手の間合に入った。
その大きな腕が横に大きくなぎ払われ、姿勢を低くして前進することで避ける。]
一匹目っと!
[勢い良く跳びあがり、顎目掛けて拳を振り上げた。
当たったと同時にバキッと骨の折れる音が聞こえ、続くように怪物の首辺りからブチブチと引き裂かれる音がする。
そしてその強い衝撃によって仰向けに倒れた。]
やっぱり硬いなぁ。首を吹っ飛ばすつもりでやったのに……。
[怪物の首はかろうじてまだ繋がっていた。しかし、もう動くことは無く、次の相手はと顔を上げる。そこには彼女を囲むように3体の怪物が居た。]
……、ちょっと辛いかなぁ。
俺は兵士だ。
確かに、その提案は魅力的だ。
[ だけど、と彼は考える。
ナビを裏切ってしまえば、彼に残るのは「兵士」という外側だけであるかもしれない。]
俺は……、
[ 帰れるなら、この提案を呑むのも有りだろう。
ジャスミンが騙そうとしていないならばの話だが。]
[斬り続ける手が、はたと止まった。
信じられない光景を目にしたからだった。
眉目整った少女がひとり、戦場の真ん中で――]
……浮いておる!?
[とすれば先のは、見間違えではなかったのか]
[ 手から零れ落ちてもおかしくない人間性は。
微かに痛みを訴える。]
協力出来る範囲であるならば、
考える。
今の返答としては、そんな所だ。
[ 曖昧に返事を保留する。*]
あ、すいませ〜ん。
あのですね〜。
そこの車を運転してたのっておじさんですか〜?
誰か中にいたらあんま戦えない私が助けてこようと思うんですけど〜。
[ついでに後で助けていただけたら嬉しいんですけど〜。と、心の中で呟いて]
─ 地下通路 ─
[ 巨体の化け物を観察する。
俊敏な行動は攻撃と一体となっており、爪で対象を薙ぎ払うまでは非常に素早い。だが、爪を振るった直後に一時硬直するという隙が出来る様だ。
瓦礫の崩れた頭上、光差し込んで来る地上の方でも何事か争いの音が聞こえ、この化け物が地上にも居るのだろうと推測する。
生存者に、数体が爪で波状攻撃を仕掛ける様は、何処か知能的である。数体の隙を補う形の攻撃方法だ。反面、生存者はそれを回避する為に転移を繰り返し、距離が空き余裕が出てから瓦礫浮遊による攻撃を行っていたろうか。]
ピク…(耳を微かに動かしてゆっくり顔を外に向ける)
[そこに人間の少女が二人、すぐに後退りするが後ろに壁があって逃げられない]
うー…
[壁を背にして懸命に唸る]
[やがて何かを差し出す姿が見えた>>31
う〜…
[気になって仕方がない。中から美味しそうな匂いがする…でも怖くて近づくのには時間がかかった。]
─ 地下通路 ─
どうしたアロール?
[こんなときに唐突な呟きを発するので振り返って聞き返すもとなんでもないという仕草をされる。>>69
少し気にしつつも光さすの方へ向かうと]
姐様〜!
探してましたですよ〜!
[ここでゾンビと戦っていたのはアーネストだった。
見た目には無事のようでほっとしたのか、言葉遣いも変になっていたがきにはしない。
おそらくアーネストが必殺技を使ったので地盤が崩れたのだろうか?
じっくり話を聞きたいが、それよりもここのゾンビ達を倒すのが先だと促される。]
それじゃあ、こいつらさっさとやっちまおうぜ。
姐様とボクのコンビネーションは無敵だよ〜!
[ついに一人称まで変になってしまった。]
運転ってほら〜。こう。
[ハンドルを握って操作するパントマイムを。
戦場で余りに場違いな光景だった]
あ、違うんですね〜。
えっと〜、操作?していた方はどちらですか〜?
あ、後ろ後ろ。
[ゾンビの接近を知らせつつ]
[くすっと微笑う。]
食べた。
お腹空いてたけど、
とっても怖かったんだよね。
[語りかけて。
ふと、首元に付けられているネームプレートに気付いた。]
ベルリ…ヒッター?
貴方、ベルリヒッターって言うのね。
ハフッハフッ
久しぶりの食事は何日ぶりだろう。
思わぬごちそうに食べる。食べる。食べる。
もう1つ差し出された干し肉を食べ終わるとメアリの手に残る干し肉の香りまでもペロっと舐めた。]
ああ……あやつはひとまず、屍どもの届かぬあれの上に。
[指差した車は、ぷすぷすと煙をあげているが]
――ぬぅっ!?
[後ろ、と告げられて。振り向きざまに一撃。
近付いていたゾンビの胴が吹き飛び、朽ちかけた腸が飛び散った]
(姐様、どうしたのだろう?)
[とはいえ、ここにいるゾンビはいつものヤツとは様子が違った。
いつかヴァルターが言っていた強化ゾンビのようだ。
アーネストは転移を繰り返しながら、ゾンビに攻撃を与えている。
ただアーネストと一緒に戦っている様子をいつもみているので、彼女の今の動きがいつもより少し重いように感じるが、気のせいだろうか?]
ナビちゃん!スーパー!踵落とし!
[空高く飛んで、ゾンビの頭にかかと落としを食らわせる、足の回転刃で破壊力をあげている。]
擽ったい。
まだあるから。
[もうひとつ出した干し肉は、ベリニに渡そうとしたけれど、その前に平らげられてしまった。]
とってもお腹が空いてたのね。
[そ、と後ろで見ているシルビアを見上げて。
水のボトルを取り出し飯盒に注いだ。
水が足りなくなる様なら、少女自身の分を少し削るつもりで。]
─ シェルターの外 ─
[水の入った飯盒皿をベルリヒッターの前に置いた。]
喉も乾いているよね?
元気な声が出せて良かった。
ベルリヒッター、ここは危ないよ。
…と言っても、私達が今から行くところも危ないのだけど。
[出来れば安全な場所に連れて行きたいけれども、この都市の中では何処が安全な場所だろう。]
はぁ。じゃあ私それ…?
[言いかけた所で、それを阻まれ首を傾げる]
見ても分かるかどうか分かりませんけど、
[恩を売れた。よし。と思いながら、高く浮上して]
ん、ん?
[3体の化け物の姿を確認し、もう少し近寄ってみる]
[それにしてもゾンビの強さもさる事ながら数も多い、まるで何かに引き寄せられてるのか・・・?
こちらは味方の攻撃に当たらないように、こちらの攻撃もアロールやアーネストに当てないように気をつけている。
ナイフで戦うアロールを見て、]
(さっきアロールは一体何を話したかったんだ・・・?)
[>>120話しかけようとした内容が気になっている。
ゾンビ達を片付けたら、アロールに確かめる事にした。]
―研究所前―
[やけに大きな建物の前で、エーデルは先程創り出した使い魔に精神を集中させた。鴉の視界が脳裏に映し出される。]
[映し出されたのは、今までエーデルが見てきた屍よりも強力そうな化物と、それと交戦している少女の姿>>100。それから、剣を振るう男>>116と何かを振り回している女>>113、ビルで会った喧しい小娘>>122。]
……そのまま監視を続けろ。
[それらがどうなろうと知った事ではないが、自分の知らない情報を持っているかも知れない相手を監視しない理由がない。
短く使い魔に告げると、鴉は上空を旋回しながらカァと一声鳴いた。]
なにあれでかっ!きもっ!
ん?あれって…あの時のピンクのやばいの!
[3体の化け物の輪の中に、見覚えのある人影を見つけて声をあげる]
あ、っと、やばいのじゃなくて、なんかの隊長さんでしたっけ。
[さして時間はかからずヴァルターの元へと戻り、見てきたままを報告する。
ピンクのやばいの事、なんかの隊長さんがでかくてきもいのに囲まれていた。と]
魔術師 エーデルは、領主 ヴァルター を能力(占う)の対象に選びました。
─ シェルターの外 ─
シルビア……。
この子、連れて行っちゃ駄目かしら。
[シェルター離脱の先頭だったシルビアに尋ねる。]
ここに残しても、
餓死してしまうわ。
シェルターに戻れば食糧はまだ残っているけれど、
でも、この子が辿りつけるかは分からない。
[屈んだままベルリヒッターの首筋をぽんぽんと軽く叩く様に撫でる。
ベルリヒッターが水を飲み干せば飯盒皿は片付けるつもり。]
[縄鏢を振り回しつつ、分が悪いな、と思う。
しのびの術は、基本的に対人を想定しているものだから、対バケモノにはあんまり効かない。特に相手の心理を利用するものは、多分まるきり意味がない。
せいぜい落とし穴やすね払いなんかの罠くらいしか使えないんじゃないだろうか。]
・・・めんどくさいから、一時退避しちゃダメかなぁ。
[苦無を投げては引き戻し、寄ってきたものは忍刀で斬り捨て、を繰り返してきたけど、そろそろ飽きてきた。
あのおじさんにも一応恩は売った筈だし、あの様子なら体力切れでも起こさない限り窮地に陥ったりしないんじゃないかな。]
・・・・・・ん?
[そんな事を思っていた時、上空の方でカラスが鳴いた>>125、気がした。]
・・・っとっと、危ないあぶない!
[ぼんやり上を見ていたら、すぐ前方にバケモノが迫っていた。
咄嗟に懐から四方手裏剣を取り出し、バケモノの首めがけて打ち込む。手裏剣は相手の首を刈り取り、そのまま奥にいたバケモノに刺さったが、大した威力は残っていなかったようで、動きを止めるには至らなかった。]
はぁ、帰りたい・・・
[面倒になってきた私は、焙烙火矢を取り出して点火し、バケモノの群れに向かって放り投げた。個数に限りがあるんだから節約しろって?節約してて死んじゃうよりいいじゃない。]
……、やばいでかいきもい?
[若い娘の言葉は判らん……などと、呟いたが。
おおむね、まあ、誰かが囲まれているのだろうとは推測できた]
……そうか、分かった。
ひとまず、ここは任せる。私は、そちらの助力に行く。
[と、浮く少女の肩をぽんと叩いた]
[三方向からばらばらに振り下ろされる爪を避ける。それだけで精一杯で、反撃をしようにも先程ので中途半端な攻撃は意味が無いだろうと予測できるためする余裕が無い。]
キャハハハ!こういう状況こそ生きてるって感じる!
[それでも彼女は笑いながら、楽しみながら状況をどうにかする方法を考える。]
とりあえず一方向にまとめたら何とかなるかもね。
[そう考えるが、この状況のままで抜け出そうとすると一撃食らってしまうだろう。何か、この包囲網から抜け出すきっかけを待ちながら避け続ける。]
[先の銃声は、さして遠くなかった。
街路にしてひとつかふたつ、走れば直ぐのはず]
直ぐ戻る――たぶんな。
[といって、駆け出した。
なにかの隊長――部下のうち、分隊を率いる誰かやもしれない]
こ、ここは任せるって何したらいいんですか〜!?
ええぇっと、了解しました〜。
いってらっしゃいませ〜。
[一緒に行こうと言われてもまぁ困るっちゃ困るな。とすぐに思い直し、戸惑いながら了承した]
えっと、とりあえず車の中の人が無事かどうか確かめなきゃですね〜。
あ、こら車に近寄っちゃダメですよ〜。
[割合大きな瓦礫の破片を抱え、浮遊するとゾンビの真上に移動しそのまま瓦礫を掴む手を離した。
瓦礫に潰され動かなくなるゾンビを見て]
あ、この方法なら勝てますね〜。
[安心して車に近寄る。車の中にまだ運転手が残っていれば、助け出そうとするだろう*]
[戦闘中、突然電波を介して少年の声が頭の中に直接流れ込んでくる。>>=4]
だれだ、私に話しかけているのは?
[なぜか叫ばずに話せるようだ。
少年の声には聞き覚えがないはずだが、昔こうやって誰かと通信をしていたような気がする。
ナビ本人は気づいていなかったが、この会話はもう一つのトランシーバーに筒抜けだったのかもしれない。]
あー、もういいや。キリないし、戦略的撤退撤退っと。
[なんか疲れちゃった。終わりの見えない仕事って、私やりたくないんだよね。お給料もたぶんでないし。
其れ必ず救うの軍あるものは必ず守るの城あり、必ず救うの軍なきものは必ず守るの城なし。
こんな所に希望も何もあったもんじゃない。
地面を蹴って、高く、長く跳躍する。私の足なら、あんなバケモノを撒くくらい訳ないんだから。]
[しかしいつものゾンビと違って皮膚が硬く、顔部分を破壊するにも一苦労である。
アーネストはたった一人でこのゾンビ達と戦ってきたのだ。
そういった疲れもあって動きが鈍いと判断していた。
しかし、気づいていなかった。
デバイスの生体反応が少しずつ弱くなっている事に・・・。]
[腐肉と瓦礫を踏み蹴って、走り出す。
街路を蹴って駆け込めば――三つの巨体と、先の少女。
あれは敵か味方か。いや、生存者には違いない。考える間も惜しく、飛び出した]
――手こずっているようだな、手を貸そう!
[だが、あの巨大な屍相手に、自分の剣がどこまで通じるか。それも三体。
いや、倒す必要はない。目的は生存者の救援だ。
あの少女の力は既に目にしている。隙を作るだけで、逃げるには充分なはず]
――……参る!!
[抜き身の剣を引っ提げ、大音声で斬り込んだ。
せめて一匹の注意でも惹ければ、それで、あとは向こうがどうにかするはずだ]
[再び聞こえてくる謎の声、シェルターからの通信と一瞬考えるが、いつもの通信機とは別の回線を使っているようだ。
そもそもシェルターの人間だとすればメアリが使っている通信機を使えばよいのだから、>>=6]
こちらはナビ、もう一度聞く。先ほどから私に話しかけているのは誰?
[通信しているのは何者なのかわからないが、そこからは悪意といった類は感じられない。]
─ 地下通路 ─
《!》
[ 直後>>130、別方向から、化け物が跳躍し飛び掛かる。
彼は地面を転がり、一度目の爪は回避する。]
[ ガッ ガガガッ !]
[ 瓦礫を蹴散らし更に化け物が接近。二度目の爪は、彼の腹部狙い。横薙ぎに振るわれ、血飛沫が舞う…普通ならば、そうだったろう。
戦闘スーツが接触部分のみ硬化し、爪で突き破られる事はなかったものの、スーツの他の部分へ分散しても逃がしきれなかった衝撃が腹部に響いた。
痛みの感情が、繋がるナビにも届いただろうか。]
《ッ》
《節約なんて言ってられない…か?》
[ 化け物の目目掛けて、転がった状態からバネ仕掛けの様に上半身を勢いよく飛び起きさせ、コンバットナイフを突き込む!
ナイフの柄、握った手までが化け物の眼窩から頭部に潜り込み、後頭部から血と脳味噌を纏わせた切っ先が覗く。どろり、と腕に化け物の眼だった物が流れて来た。]
[都合よく転んでくれたりしないか等思いながら避けていると、神父とやり合った時に居た男>>143がこちらへ駆けてくる。]
「手こずっているようだな、手を貸そう!」
[そう言って一匹に斬りかかり注意を惹いてくれたため、攻撃してくるやつが二匹に減る。]
おじさん先程振りだねぇ!
[一匹少なくなったために包囲から簡単に抜け出すことができ、体勢を整える。]
あんな状態から助かるなんて僕は運が良いのかもね。
それじゃあ反撃していきますかぁ。
ー シェルター前 → 研究所付近 ー
わんわん!
[道中危険を察知すると適切に前に出て道を変えさせる。
行き先はわからないけれど、当面の向かう方向くらいの情報くらいなら掴めるようだ。]
わん?
[何か大きな建物に近づくと生き物の燃えるような匂い、立ち込める血の匂いをあちこちから感じ取る。]
グルルル…
[神経を尖らせながらメルリの行き先についていく]
─ 研究所付近 ─
とても賢い子。
前の御主人様は、躾熱心だったのね。
[道を変え、ベルリヒッターによって危機回避出来たのを知ると、ベルリヒッターの首元をぽんぽん撫でて褒める。]
どうしたの?
[燃える匂いと立ち篭める血の匂いは、ベルリヒッターの鼻程うまくは感じ取れない。
辺りを見回し、不安と緊張の面持ちで前に向かう。]
ゾンビ……かしら。
[きゅっと口を一文字に結ぶ。]
>>97わかった頼む。
俺は加勢に行ってくる。
[玲子さんが降りた後に男の加勢にと出向く。
>>95な、なんだ今の。
あ、やべっ操作が…あたっ!
[その途中で、炸裂音と若干の衝撃をうけ。
よろめいて壁にぶつかった。]
っつー。
爆発―魔術か?
[キックボードをそのまま壁にもたれかけると、
キーンとした耳が治めようと呼吸を整える。
よっかかり空を見上げた。]
>>125カラス…いや何か変だ。
あの熱い風を受けてないのか?
ああ、無事で何よりだ!
[先程振りというのに、先の経緯を思い返して、苦笑が浮かびかけたが]
っ、と。
死体にしては、速い……!
[斬った感触は硬く浅く。棍棒のような腕が振られ、飛び退いて]
……む?
[反撃、と。それは予想外だった。
逃げる隙だけ作って、離脱するつもりだったのだが]
[衝撃の拍子にスイッチが押されたのだろうか。
何か音が聞こえているようなきがした。
自身は懐にあるため、存在を認識して居ない。]
[ときおり聞こえてくる何者かの声が頭に直接流れ込むなかにアロールの痛みが伝わってくる>>144]
大丈夫かアロール?
援護するぞ!
[いつのまにか元の口調に戻っている。
アロールがコンバットナイフを突き刺したのを確認して、彼が離れれば、ジャンプして真上からきりもみ回転をしながらゾンビの体を引き裂く。
どろりとした液体が自分の体にかかる。]
[私の声に気がついたのか通信が返ってきた。>>=8]
私の名前はニビでもサビでもないナビだ。
ナビゲーションのナビ。
アンドロイドだ。
私の居場所はテイアという処の地下通路にいる。
ミナワと言ったな。
ミナワはなぜ私と直接通信できる?
直接通信ができるのはトランシーバーを作った博士達だけ・・・ん?
(トランシーバー・・・博士達・・・?どうしてこんな言葉が出たんだ・・・?)
[つい咄嗟に出した言葉に戸惑っている。もしかして封印された記憶に関わる事なのか?]
考えるのは後だ。
前も後ろも敵だらけそうだ。
なんだ、雑音?
いや冷静になれ…。
[チェーンソーに術式をかける。
起動は、教えてもらったとおりの手順で。]
じゅうでんは満タン。
おっしいくぜ。
……は、良かろう。
[噛んだ奥歯がきちっと鳴り、乾いた唇を舌が舐める。
部下たちの仇を取れるのならば、それが一匹でも二匹でも]
……だが、私は常人だ。
さして期待するなよ、仕留めるのは君に任せる。
[少女が、あの巨大な躯となるべく一対一でやれるようにと。
対峙する一体の攻撃を避けながら、残る二体の一方に目掛けて]
――……矢雨を浴びろ!
[携帯型の弩を抜いて、撃ち放った。
放たれた五本の矢は、屍の背に立て続けに突き立っていく]
―研究所入口―
[建物へ一歩足を踏み入れると、死臭と鉄の臭いが立ち込める。床や壁、天井にはすっかり乾いて黒く変色した血や肉片がこびりついているが、それにも構わず歩を進める。
程なくして、うめき声をあげながら屍どもがわらわらと廊下の奥から現れた。数にして、7(10)体と言った所か。]
―Freizugeben.《解放》
[懐から取り出した紙―今まで使っていた、火属性のものとは違う魔方陣が描かれている―を屍に向け、一言呟く。
次の瞬間、紙から発せられたのは炎ではなく、一筋の雷であった。
それは屍の間を駆け抜け、不浄の怪物を一瞬にして炭へと変えた。
建物内で「普通の」火属性魔術を普通のまま扱えば、勿論建物も焼けてしまう。情報の欲しい今、それは得策ではない。
故に、エーデルは予め紙に雷属性の魔術の魔方陣を記して準備しておいたのだった。]
─ 地下通路 ─
《ナビ…》
[ これくらいは大丈夫と言うつもりだった。
なのに、洩れた感情は感謝だった。
腕を強引に引き抜き、転がりながら離れると直ぐ、ナビがジャンプ後回転し、仕込まれた鋭い刃先が化け物を抉り、皮膚を肉を細かく切り裂き、…どろりとした紅い驟雨が辺りに降った。*]
《ありがとう》
─ 研究所付近 ─
ベルリヒッター、
この中で……何かが起こっているの?
[シルビア、ベリニ、ヴァレリー、そして他の同行者を見上げる。
最初に行こうと言ったのは誰だっただろう。
少女は、促しにこくんと頷き、研究所へ向けて足を進めた。
細かく震える手を隠すように、ぎゅっと握りしめて。]
[聞こえてきた言葉はどれもよく分からなかった。>>=11
その声から戸惑っていると判断した。
さしずめトランシーバーやアンドロイドやテイアという言葉が理解出来ていない事からミナワも別の世界の人間だと言う事がわかった。
そういう事なら分からないのも不思議はない。
さしずめトランシーバーを拾って偶然に通信してきたのだろうか。]
そうかミナワも別の世界から来た人間か・・・。
今の話はあまり気にするな。
後でそちらに向かう。
とにかくここはゾンビ達が暴れている。
無理はするな。
[このゾンビ達を倒してから合流しようと考えた。
こちらからは発信源がわかるので見つけるのはたやすいだろう。]
[研究所に一歩入るとそこは本当にとても悲惨だった。
血と肉片は、ここで惨劇の上演があったのを生々しく伝えている。
誰かと手を握りたくなるのを抑え、腰の銃を意識した。]
臭い匂い……。
焼け焦げて、煙もまだ漂ってる。
誰かが、ついさっきここに居たの?
[恐る恐る辺りを見回す。]
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