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─ 地下通路 ─
どうしてそれを。
[ 警戒心の籠った呟きが小さく落ちる。
唐突な呟きだった。ナビが振り返れば、何でもないと言う様にひらり手を振る。
光が零れ始める場所へと至れば、自然ライトを消した。光量は少なめではあったが戦闘に問題は無い。MPライフルではなく、コンバットナイフを手に持った。
元の世界に戻れば、戦争だ。元に戻った後も生き延びる為には、弾薬を使わずにこした事はない。]
─ 地下通路 ─
[ その時だった。
彼の目の前で瓦礫が浮遊すると勢い良く生存者が居る方向へと飛んだ。よく見れば、辺りの瓦礫は飛び交っている。
接触面の小さい場所、つまりは衝撃が大きく相手に伝わる面が先となり飛んでいく事から、何らかの攻撃の意図を感じさせるだろうか。]
《これは?》
[ 事態に戸惑いつつも、地上でも見た通常の屍へとコンバットナイフを閃かせる。原型を留めていない屍体もあったが。
掴み掛かる手を、屍の腕側面から払う事でいなし、腕を掴み後頭部が見える様に引き寄せると、ナイフで力任せに後頭骨と頚椎を割る様に突き切る。倒れかける身体へ向け、回し蹴りを放った。
腐りかけた脳が、瓦礫と空中に飛び散り、屍の首筋を更に汚す。]
[ 目的が何なのか判断不能だった。
ジャスミンと名乗る女性は、何らかの出来事を知っている様だが。]
何処でそれを知った?
俺に、俺達兵士に特述コードが施されているのは、
通常は察せないと思うが。
[ 特述コード。不慮の事態に陥ろうとも必要な判断を為し必要な行動を行う為に、思考の奥深くに埋め込まれた思考の軛。
幾重にも掛けられた其れは、通常知覚・自覚する事は出来ず、有事の際に、自動的に発動する。
発動中は、その様な行動をとっていると理解は出来るが、トランス状態に陥り、意識は、何処か他人事の様に自分の行動を見ている状態となるだろうか。
悪用しようとすれば、…本人の気付かぬ間に…特定条件下で特定の何かを行う様に仕込む事も可能な代物だろう。無論、その様な悪用としての使い方はされない。
全ては戦争の為に施された、アロールの世界に於いて、アロールが所属する軍の兵士達へ施されている思考のロックだった。]
私は大丈夫ですよ〜っ。
しっかり掴まってますから〜。
[と、言っても肩に掴まるだけでは流石に落下しそうだったので、半ば抱きつくような形になって。
あまり目も開けていられないが、振り落とされはせずにすんでいる。
懸命に掴まりながらも、箱ってなんだ…馬が引く箱…と考えていたが
必死な状況だからこそか、バカみたいな想像ばかりが頭に浮かんでは消えて全く答えにたどり着けない。]
うわ、なに?くさっ。
ガソリン?
[ヒントが投入されたが、ガソリンと馬が引く箱を結びつける柔軟さは今持ち合わせていなかった。
とにかく追いかけると言うマッカラーに了承の意を示し、マッカラーが再びキックボードを動かそうとしたその時]
ふえっ!?
[前方から強烈な熱風を感じ、マッカラーの指示を受けるより早く反射的に体を透けさせ、熱を避けていた]
な、なんですか〜今の。
これも魔術だったりします〜?
[それなら、炎の壁を作り出していたおじさんが真っ先に浮かぶ。馬が引く箱もなんかそんな感じの物なのだろう。
そうではないのなら、近づかない方が無難ではないかと考えていた。
かと、言って後戻りもごめんですけど、と我儘]
あら。
ちゃんと正解していたのね。
…………。
肉体改造、高性能の銃器、多眼兵装、
ネットワークへの独自チャンネルを持っているし、
貴方くらいのレベルの文明度の兵士なら、
それくらい施されていてもおかしくはないと思った……
そう今は言っておきましょうか?
残念ね。
今は言えないのよ。
でも一つ教えてあげるわ。
私は必要がない限りは、
貴方達と敵対はしたくないと考えているのよ?
貴方の望みは元の世界に戻る事なのでしょう?
だったら、私の「この災禍を収めたいとも言える」という言葉を信じてみてはどうかしら?
私の話を聞けば有益な情報が入ると思うわよ。
つ……、
[酷い眩暈と頭痛。額に手をやると、どろっと濡れた感触。
どこかにぶつけたか、硝子の破片で切ったかしたらしい。
まず、この程度で済んだのは僥倖というべきだろうか。
意識を失っていたのは、さして長いことではなかったようだが――状況がひどく悪いことは、まだ揺れたような頭でも理解できた。
割れた窓から伸びる、何本かの腕。無論、その肌色は生者のそれではない]
ともかく、外に……、
[這入ってこようとする屍の顔に、靴底をめりこませて。
逆さになった車内で、逆側の窓から脱けようと姿勢を変える。
そこでようやく、同乗者の存在に思い至った。ジムゾンと名乗る男は、無事だろうか]
(位置は地下……、となると、
アーネストの落下地点近くで巻き込まれたのね。)
そう。
分かったわ。
では話をこのまま進めるわね。
……おい、ジムゾン……だったな。
[直前、聞いていた名を呼んだ。返事はあったかどうか]
貴様のほうは大事無いか。早く脱けるぞ。
この中では屍どもの相手も出来んし、妙な臭いもする。
[それは、車から漏れ出したガソリンやオイルの臭いだったが、化石燃料の枯渇した世界に住まうヴァルターにはそんなことは判らない。
ともかく、車からの脱出を試み、ジムゾンの反応がないようなら引き摺り出すことを試みるだろうか]
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