情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[女は瞑目する。
幼き頃の記憶。
果たされた過去、そして未来。
女の父は研究者。
研究者の娘が女の過去。
そして今は、]
[丁度、名の交換を終えた頃だろうか。
前方に屍の一群が現れたのは。道を塞がれては、降りて戦うしかないか。
そう思ったのも束の間、ジムゾンはそのまま車を突き進ませる。
死体を撥ね、踏み躙る。まるで騎兵の突撃だと、思いながらも]
……おい、大丈夫なのか。
[がたがたとした振動に、幾らか眉を顰めながら訊ねたときだった]
――うおっ!?
[唐突な衝撃――回転する世界。
半瞬の浮遊感と、立て続けの衝撃。けたたましい音。
あちこちを叩きつけられ、ふっと意識が遠のいた]
[女の手の中にあるのは転送装置。
この世界では未だ開発されていない機械だ。
物質のみならず、生物を固有エネルギーフィールドで包み、特定の場所に送り込む転送装置である。]
[宇宙を二分する戦いが科学を発達させた。
必要は発明の母であり、
加速度的に増す争いが、画期的発明を齎す遠因にはなっただろう。
女の世界では、
平行世界の論理、旅行者。
亜空間、多次元の概念、超兵器の数々はそう目新しいものではない。
だが、加速度的に増す戦いは、宇宙を破壊してしまいかけた。
全てを理解し尽くす高みまで飛翔しかけるも、それは酷く、恐ろしい結果を招きかけた。
宇宙の破壊という結果を。
だが、]
[それらは全て過去の話。
(独善的ではない)正義が勝ち、宇宙は平和となった。
宇宙の片隅で小規模の争いは起こってはいるものの、嘗て宇宙を二分する争いがあった事など信じられぬ程に平和だった。]
くっそ。
[ブロンドの長髪を持つもう一人のゾンビをすり抜ける。
片割れのゾンビに躓いて転んだから離しただろう。
元の姿が想像され気分が悪くなった。]
はあ、はあ…。
大丈夫?
[全力疾走で汗だくになっているが、まだ止まるわけには行かない。掴まっているだろう彼女の更に後方にある重圧は、未だに消えていない。]
箱はくそっ、運ばれてちまったか。
ん、油のようなにおいが何か…。
── 都市テイア ──
この通信が聞こえるかしら?
私は、ジャスミン。
この名前はコードネームというところね。
貴方と接触がしたいのだけど、
ランデブーする時間はあるかしら?
無いなら、このまま話を続けるわ。
[涼やかに微笑む声が流れる。]
誰だ?
[ ネットワークを経由してか、或いは直接脳へ話しかけて来ているのか、女性の声が通信で流れて来た。
教会での不可思議な声とはまた別ではあるが、一応電子防壁は施されていただろうか。]
>>46ってことはこっちに行ったな。
よーし。
[垂れたような油の跡と曲がる寸前、箱が向かう方向を思えば箱が向かった先に当たりはつく。]
馬で箱を動かすなんてあいつらにできっこない。
追っかける。
[逃げながら追おうとするその先を見据えて、けりだそうとした途端、前方からぶわっと>>0:556熱を帯びた強い風が来た。]
うわ…っ!
玲子さん伏せっ。
[細めた目は空中を飛ぶ物体が見えた。
高いところがより強く暑い風が吹いているように思えた。
咄嗟に片足でボードを抑え、もう片足で踏ん張る。]
一体何が…。**
今はジャスミンとしか言えないわ。
[警戒心を解こうとするかの様に、若しくは煙にまくかの様に、妖艶に微笑む声を送る。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新