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[>>634 仮に神父が悲鳴を上げたり助けを求めていれば手を貸したヴァルターの口振りに「え」と小さく声をあげた。]
それでは。
きゃー、助けてー。
[>>635 それでは、と一拍置いて上げられた悲鳴は棒読みだったが。ナイフを突きつけられて飄々としている神父が今更ではあるが目の前の男に向って助けを求めた。]
……と冗談は程々にして。私も暇じゃありませんしね。
ええと、ワクチンの話しですか。
[何時もにこにこしているので相手に冗談か分かり難かっただろう。だが、冗談だったらしい。
神父は少女の拘束から抜け出そうとする。自分を捕まえる腕に手を掛け外そうとした。それは、神父の細い腕からは想像出来ない力だっただろう。]
── 某所・屋上 ──
運命という言葉が嫌いというのが、
よく分かるわね。
[呟き、超巨大爆発が起こる中心部>>568を、スナイパーライフルのスコープで覗き込む。
振動、そして、黒々と撒き散らされる業火球の飛沫である黒い閃光、黒い火花。
振動は、ここまで伝わって来る。]
効くかどうかは今度こそ賭けね。
[クライドにも撃ち込んだ薬弾をセットすると、
アーネストの首筋目掛けて*薬弾を撃ち込んだ。*]
……待て、待て。
[間に合うようなら、ナイフを握る腕を握って抑え。
ナイフが男の掌を串刺しにしていても、それはそれとして]
科学者が言っていたぞ。
傷から、びーるすが感染するかもしれんと。
何かを知っていそうだのに、あの屍どもの仲間にしてしまったら何も判らんだろう。
[>>634 仮に神父が悲鳴を上げたり助けを求めていれば手を貸したヴァルターの口振りに「え」と小さく声をあげた。]
それでは。
きゃー、助けてー。
[>>635 それでは、と一拍置いて上げられた悲鳴は棒読みだったが。ナイフを突きつけられて飄々としている神父が今更ではあるが目の前の男に向って助けを求めた。]
……と冗談は程々にして。私も暇じゃありませんしね。
ええと、ワクチンの話しですか。
[何時もにこにこしているので相手に冗談か分かり難かっただろう。だが、冗談だったらしい。
そう言って、神父は少女の拘束から抜け出そうとする。]
[>>636 神父の返事に満足出来なかったレデントーレがナイフを振り上げた。ナイフが振り下ろされる前に、逆にナイフを手で受け止めた。神父が掴み取った事で地面に縫い付けられろ事は無かったが、白い手袋は破けてレデントーレの重みで深々とナイフは手に刺さった。
けれども神父は眉一つ動かさなかった。にこりとレデントーレに笑って。】
元気が良いのは結構ですがね。
ちょっと、おいたが過ぎますよ?
[レデントーレの攻撃によって神父を拘束するのは残った片方だけだ。拘束する腕を傷のない片手で払いのけ身体を起こそうとする。それは、神父の細い腕からは想像出来ない力だっただろう。]
[>>636 神父の返事に満足出来なかったレデントーレがナイフを振り上げた。ナイフが振り下ろされる前に、逆にナイフを手で受け止めた。神父が掴み取った事で地面に縫い付けられる事は無かったが、白い手袋は破けてレデントーレの重みで深々とナイフは手に刺さった。神父の赤い血が白い手袋を汚して地面に滴る。
けれども神父は眉一つ動かさなかった。にこりとレデントーレに笑って。】
元気が良いのは結構ですがね。
ちょっと、おいたが過ぎますよ?
[レデントーレの攻撃によって神父を拘束するのは残った片方だけだ。拘束する腕を傷のない片手で払いのけ身体を起こそうとする。それは、神父の細い腕からは想像出来ない力だっただろう。]
………。
[呆気に取られたままぽかーんと手を振り続けていたが。
不意に我に返り、踵を返すと]
まったく、なんなんですかね〜。
あぁいう人が将来アタリメとか齧りながら最近の若い奴は言葉が通じないとかなんとか言い出すんですよ〜まったく。
[ぶつくさ言いながらマッカラーの元に戻ると]
これ、もらっちゃいました〜。
[手裏剣片手に報告**]
――……、な……、
[手を刺されても、苦痛の声ひとつあげず、平然と笑む男に。
奇妙という当初の印象を通り越した、不気味ささえ感じた。
筋金入りの兵隊とて、傷を負えば痛みは感じる。
拷問に屈する屈さないは別としても、痛みに対する生理的反応というものはあるはずなのだ。
それが全くないように見える、というのは。一体、この男は、なんなのかと]
……貴様は一体全体、何者で、何をどこまで知っているんだ?
[口にしたのは、そう]
[>>638途中で握って止めようとされるも彼女の込めた力は常人のそれではなく、そのまま振り下ろされる。しかし、狙い通り神父の手に刺さるが、その手は受け止めるために持ち上げられ、地面と縫い付けることはかなわないまま止められる。
受け止められた事に驚き、数瞬思考が止まっているうちに拘束はもう片方の手から放たれる怪力によって払いのけられ、解かれた。
今、起きたことをゆっくりと頭の中で整理していく。そして、彼女は笑った。]
/*
ハードルを上げ過ぎましたよ。
どうしましょうかねえ。
・・・無敵化?で申し訳なく感じますが、
ジムゾンはやられ役ですからご勘弁を。
さあ、かっこよく私を倒して下さい!
/* やはりジムゾンとナビは同一っぽいわよね。
PC密集分散の為と、ログ容量分散の為に蜘蛛追いの可能性があるかしら。 */
/* アロルでレデントーレと殺伐したいわね。
アロルもよく狂い、踊ってくれるでしょう。特述コードでね。 */
[今、間違いなく強い敵が前に居る。ここに来るまで蹴る、殴るだけで壊れるやつらしか居なかった。そして、殺しても問題なさそうな敵ととれそうな行動。ストレスの溜まった彼女にとって都合の良い条件だった。]
キャハハハ!
なーんだ、やれば出来る人だったのねぇ。
情報とか後回しでいいや。もう傷ついちゃったし、半殺しとかになっても変わらないよね!
さあ、全開でやらせてもらいますよぉ!
[立ち上がり、近づき、拳を繰り出す。神父の顔を狙って全力で。]
帝国軍切り込み隊長 レデントーレは、封印狂人 に希望を変更しました。
[レデントーレの拘束を解いた神父は緩慢な動きで身体を起こした。キャソックを汚す土埃を払おうとして血のついた手袋が目に入って程々にしておいた。
立ち上がった事でヴァルターと視線の位置が同じになる。彼の方を見遣れば自然と視線が交わる。]
さあ、私が知っている事だけですよ。
何者か、なんて。
[驚いてる様子のヴァルターに神父は目を細めて質問に答えようと口を開いた。自分の異常さに驚かれるのは神父は慣れていたし、多少の傷を負うのは大して気にする問題でもないけれども。
だからと言って、半殺しされるようなを歓迎する訳では無く。>>644突如、壊れた様に笑い出したレデントーレ。彼女に繰り出された拳によって話しはまたも中断される。]
って、貴方、話しの途中ですよ!そもそも、話しを聞きにきたんじゃないですか。
元気が良いなんて可愛いもんじゃありません、野蛮ですよ、野蛮。
[顔面に向って突き出された拳を神父は避けた。レデントーレの全力の殴りは凄まじい早さで、それを避ける神父もまた素早い動きであり、一般人であれば目で追うのも難しかっただろう。レデントーレからの何発目かのパンチをかわした時に神父の首があらぬ方向に曲がったのも錯覚だと思うかもしれない。次の瞬間には神父はまた平然とレデントーレの拳から逃げているのだから。
レデントーレの攻撃を避けながら神父はその場から立ち去る機会を窺っていた。]
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