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─ ドゥヴァン ─
[こんな状況でもなければ見惚れていただろう足捌き>>136も、緊張のうちでは脅威にしかならない]
妖魔ってのはめんどくせーなー。
俺はお前の下に居るわけじゃねーんだから、
そんなの知らないね。
[元々丁寧な言葉なんて持ち合わせていない。
相手の様子からこの口調は気分を害すだろうと判断し、わざと、口調は変えずに拒否の言葉を紡いだ。
軽く動かしたはずの剣が重々しい音を奏でると、厄介そうにフィロの眉根が寄る]
そりゃそうだ なっ!!
[言葉と同時に詰められる距離。
逃がしちゃくれないと感じていたから、そのタイミングで瞬時に身体を獣型へと変えた。
体高が低くなったところを更に身を屈め、その上に横薙ぎの一閃を通過させる]
ツバキ、セルリアン、離れろ!!
[巨大な剣はその分攻撃範囲も広い。
近くに纏まっていれば一振りで全員が範囲内に入ってしまうだろう。
それを避けるべく声を上げ、地につけた四肢に力を込めて、跳躍で距離を詰めてきた妖魔へと飛び掛った。
彼の腕目掛けて黒き獣が牙を剥く]
(しかし、ありゃ一体なんだ。妖魔の憑依か?いや違う、もっと何か、病の様な…)
[時間があれば確かめることもできたかもしれない。裏街で最も優れた腕を持つあの藪医者なら何か知ってるかもしれない。だがそんな余裕はすでになかった。コーヤ行きのシップはもう無いはずだ。ならば…]
―クレイン博士のラボ・少し前―
[>>102]
ふうん?修理、ね。
どこで?
このラボではないだろう?
―――俺は、闘技場よりそっちが気になるんだけどねぇ?
案内してくれる?
闘技場が先になるのは我慢するからさ?
[だらだらと、アザミの背中に声を掛ける。
と、部屋に急に入室してくるメカ。思わず目を遣る。>>104
聞き覚えのある合成音声。
ふむ。これは…と思ったところにアザミが誰何の声を掛けて。>>129
―――やはりさっきの通信相手か。
一人ごち、「彼女」(と思しきメカ)を見る。>>130]
妖魔 メイアルは、賞金稼ぎ シュンバ にうしろゆびをさすことにしたよ。
ルミナスの、現状を送ってくれたのはキミだね?
あの映像について出来れば、補足が欲しいんだけど、構わないかな?
[勿論、キミの用が一旦落ち着いて良いからでいいんだけど、と。
むけられた視覚センサーに笑みを向ける]
>>+16
それでも、ミアを……。
自由に、させたかったな。
[ぎゅう、と抱きしめて。
目を瞑って、頷く。
ラス・アルゲティ。ミアの言うとおり、本当に恐ろしい相手だったことには間違いない。……もし、もう一度会うことがあったとしたら。それは、こちらに戦う意思が無かろうと全力で襲い掛かってくることだろう。
その時、俺はミアを守れるのだろうか。]
…ミアは、自分で思ってるより、ずっと凄いんだぜ。
……ミアは……綺麗だ。
何回言っても、言い足りないくらい。
何度想っても、また想う。
それに、可愛くて……優しくて。健気な所とかも、この髪も、好きだ。…大好きだ。
だから、俺は……。
ミアが傷つけられるのが、恐い…。
[普通の行き来。いや、珍しい光景だから普通とはいい難い。だからこそ、目に付いた。だからこそ、何かが変だった。
いや、誰かが気付いていた。一つ、おかしな気配のするシップが、発着場についた]
あれは――
[シップは沈黙を保っている。
暫く遠巻きに見守る態勢が造られ、そしてシップの乗り口が開く。そこに乗っていたのは――
酔っ払いだった。別に異常は見られない。酔っ払って居る事が少しの異常でも流せてしまう代物だから、わからな――嫌な予感がする。酔っ払いの動きを注視する。何故、他の乗組員がいないのか――?]
…うんっ。
[ぼろっ]
うわっ。ちがっ。ちげーし。これは…まだ、アイツの能力が体に馴染んでないから、制御しきれてないだけでっ
[相棒の答えを聞いて>>145。必死に誤魔化そうとしても、腐れた目の端からは透き通った液体がぼろぼろ零れた。ちくしょう。誤魔化されてろよ]
うん。だから。だからさ。
いいよ。相棒がたたかうっていうなら、止めないよ。
邪魔になるなら、足手まといになるなら、離れる。別れるよ。
でもさ。でも、辛いことがあるなら、言えよ。手伝えることがあるなら、言ってよ。そのくらい、させろよ。
とも…だち…なん…だから…さ…
うううー。ちっきしょー、止まれよぅ!
[ぼろぼろ零れるそれが、酷く邪魔だ。手で払っても拭っても、まだまだ出てきて]
[アザミの名乗りに>>139瞬き一つ。]
え?なになに?
ヘッジホッグってお前だったの?
[そりゃ、確かに。
お前が面白い顔して人に斬りかかって来てもおかしくなかったねー。
へらへらと笑いながらそんなことを言っただろう。
が。そんな表情は、すっと抜け落ちて。]
ナガサメマチの調査結果、教えてくれる?
今回のルミナスとの関連付けて情報を当れば改めて見えてくるものもあるんじゃないかな?
[アザミを真っ直ぐ見てそう言った。]
【ラス・アルゲティ】
[用がないから斬るのだ、と傲慢に言い放つ妖魔の、その攻撃は「技」ではない。
ただ、剣の圧倒的な大きさと、剣舞のように優雅な動きでの……通常攻撃]
[薙ぎをかいくぐって来た黒狼>>147へ、ラスは剣から左手を離して、手のひらを向ける。
視界を染めるような閃光が奔った。
そして払いきった剣を返し、今度は上段から振り下ろす。黒狼へ向けて]
――来たければ勝手についてこい!
[緊張感のない声音>>149に眉が吊りあがるのを感じながら、振り向きもせずに返事をする。
広い本部だが、闘技場へ向かう足取りには迷いはない。仲間との腕試しに自分でも利用することがしばしばある場所だから。]
―闘技場付近―
あれは…、ジャッカル!
[闘技場のすぐ外では、救急隊員に同僚が運び出されていくところだった。]
その怪我でよく喋れるな…。
[この状況でも強がってみせる>>10彼に、呆れ半分・感心半分。
なんにせよ、頑丈なことは間違いないなと思う。
受け取ったバックパックは、]
(じぇーきゅー?すー?らーしな?)
[伝えられた名前がぴんと来なかったので、とりあえず遺失物を扱う受付に預けるよう、手の空いているものに頼んでおいた。]
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