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−シュライク・シップ発着場−
相棒ー?行くよ、あいぼーう。
[IRPO行きのシップ乗降所で、やっぱりまだまだ心ここにあらずな相棒に四苦八苦。
それだけ大事な用事なんだろうか。ちょっと蚊帳の外な状況に、一抹の寂しさを覚えるのも生きてるっぽいかもしれない]
ふぬっ。
[とりあえず、シップに乗り込むためにも相棒を抱えあげないと。そう思って力を込めてみるけど、いつかバランスをとるために支えたのと、ぐいっと持ち上げるのとでは別次元]
ほっ!
はっ!
よっ!
…むりー!
ラーシナ、手伝って手伝って。
[きっと同行していたラーシナに助けてもらうのと、相棒がこちらに意識を向けてくれるのとでは、どっちが先立っただろう?]
――ジャスティスQ。
[身を翻して通信機械の前に戻り、回線の向こうへと呼びかける。]
お前は……
博士を殺した相手を、倒すつもりなのか?
はいっ!
[ずっと守られてきた自分は無傷だ。メイアルに強く応えた>>222
共にきた下級妖魔は数を減らしているが、まだ、まだ戦えるはずだ]
負ける原因もゲーム的な要素で解説すると。
1.仲間が揃い切ってないから。
2.ラス・アルゲティ対策が無さ過ぎる。
3.割と私怨。
この三つだな……。
意外とラスは悪いことしてないし(
ケヴィンって結構ド外道な理由で戦い挑んでねーか?
ミアをさらう為に実力行使、ってやってることが全く持ってラスボスと同じすぎる!
ラーシナは、空っぽ、だった。
今も、穴、開いている。
あれを倒す、それで、取り戻せる、かもしれない。
倒さない、でも、取り戻せる、なら……。
[シックネスを敵視こそしていれど、その感情は憎悪や敵意というよりも、目的のひとつだった。シックネスを捕食したスーは、少なからずシックネスの意識に同調しているのかもしれない。可哀想。スーが呟いたその単語を、口中で反芻する。あのモンスターにも、ああなった事情があったのだろうか。ふとそんなことを考えた]
ラーシナ、邪魔、違うか。
ルミナスで、迷惑、掛けた。
[スーの提案 >>219 に、瞼を薄く伏せて呟いた。二人は、無謀な自分を救うために追い掛けてきたのだろうことに思い至り、逡巡する]
……IRPO? わからない。
でも、情報、ある、だったら、行こう。
[リージョンの警邏機構であるIRPOについての知識は持ち合わせていなかった。ただ、ルミナスへ行く前、技師から聞いた言葉を思い出す。IRPOに、ルミナスが未知のモンスターによる襲撃を受けたとの連絡が伝わっている、と。そこならば、何か新しい情報が得られるかもしれない。J・QもIRPOに用があるのだろう。スーの提案に頷くと、同行すべくシップ発着場へと向かった]
―回想・クレイン博士のラボ>>225―
[解析の結果を待っている間焦りを何とか直し、ついに判明した。犯人はジャスティスK。ジャスティスシリーズの中で最もトップクラスのメカだ。]
ほう…無い知恵を無理やり考えたわけじゃが…「ジャスティスに頼ってばかりじゃ進歩しない」と言う神の警告かね?
[そして、二人に背を向け…]
ワシは…ジャスティスを超えてみせる…。
[反対の言葉を上げたとしたら>>127で思っていた事を発するだろう…。
それでも反対の言葉を上げるとしたら「ワシは強さを求める!死んでも悔いは無い」と強行する。もう誰も止められないだろう…。
...はすぐさまロッカー>>179に向かった…]
―回想完了―
ファシナトゥール黒騎士団 白き明星メイアル
義によって加勢させて頂くわ。
[そう名乗ると、銀十字騎士団を見やり。
それから改めて銀翅の君を見る。
その存在感は流石に妖魔の君だけの事はあると思いながら。
それでも、ここで決して引くわけにはいかないのだから。]
【ラス・アルゲティ】
[ラスは人間>>223から興味を失った。
その存在をもういらないと思った。
だから、初撃で最大級の攻撃をぶち込んだ。銀色の風がラスをドーナツのように囲み、吹き荒れた。
銀の正体は、……極小の銀色の針]
[後は、ボロボロになった人間を、騎士に片付けさせれば終わり、と。
そちらには視線も向けず、次の酒杯を呼びだして、優雅に揺らした]
【ジャスティスK】
─ IRPO ─
[熱を帯びた機体のまま、ジャスティスは静かに人間>>228を視覚に捕らえる。
邪魔だ。研究所に、行かねばならないのに]
こんにちは、ジャッカル。
すみませんが、今は少し立てこんでいるので、ご用件は端的にお願いします。
[やや邪険にそう言った]
ああ。……でも、まずは。
戦いを、終わらせる。
ミア。……好きだ。
最初に見た時から、何となく魅かれていた。
話してみると、可愛くて……。
…怒らせたりも、したな。それは、ごめん。
いつもミアには、笑って過ごして居て欲しいんだ。
その為に。
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