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[しずかしずかなリージョンの]
お家忘れた 子ひばりは
広い畑の 麦の中
母さんたずねて ないたけど
風に穂麦が 鳴るばかり
お家忘れた まよいごの
ひばりはひとり 麦の中
お山の狐は なかぬけど
暮れてさみしい 月あかり
[どこかでだれかの歌声]**
[>>128
診察室を出た瞬間に、大きく開け放たれた入口の扉に思わず目を丸くする。
入って来たのは背が高く、そしてさも当然と自分のペースのみで話をする、男。
「頭痛が痛いので治してください。」
と至極真顔?で言ってくる男のその頭に思わず目を遣れば、たらりと額を今にも伝い落ちそうな血が見えて。
文法がおかしい、とか。
ノックをするのだったら返事位待てとか。
なにか言いたいことは沢山あったのだけれど。]
こちらへ!
[今出て来たばかりの、診察室へ招き入れると止血と、必要であれば縫合をしただろう]
>>131
「お家忘れて」
曲/弘田龍太郎 詞/鹿島鳴秋
著作権切れの童謡を探してみたら、きれいなのがあったので!
[「金ならあります」というジョーンズの言葉の意味をちゃんと認識したのは。
治療を終えて、処置用の手袋を外したその時**]
そういえば、ラス・アルゲティ&コルネフォロスは、ヘルクレス座なんだよね。
で、なんでヘルクレス選んだかって言うと、カニを倒した英雄だから。
打倒カニ座(アセルス)なのです。
[シップが揺れたことにより、一瞬だけバランスを崩すがすぐにまた銃を構える。
目の前にいるであろうスーはさて、どんな反応をしただろうか。何かを言うまで銃口を外す気はなかった。]
研究熱心 クレージュ はきゅうようをおもいだしたみたい。(またきてね!)
−クーロン・シップ格納庫−
よっし助かったー!
[ひときわ奥まった格納庫で出発の準備を整えていたと思しきシップへと駆け込む。
理由はさておき、この辺りはヒトがほとんど来ていないようだ。そのおかげか否か、追っ手の声も遠ざかっている。
まぁ、ここに来るまでに、結構無理やりな通路(ダストシュートや通風孔)も通ってきたのだ。無理もない]
やーれやれだね。
ああ、ちょいとそこのメカの…お兄さん?お姉さん?このシップは一体何処にむかっ…て…
[少し落ち着いて、視界に映った動く無機物…メカに声をかけようと。したところで]
ちょちょちょちょ
ちょぉーっと冗談きつくない?
妖魔やヒューマンはともかく、メカのヒトにまで恨まれるようなことした覚えは…ないん…だけどなぁー…?
[向けられたのは、銃口だった。前言撤回。全然助かってなかった。半ば反射的に両手を挙げて、冷や汗混じりに問いかけながら、それでも一応腰を落ち着ける]
……ん?『ヒューマン、否定』?
あー。あーあーあー。ヒューマンじゃないからって?モンスターだから警戒しとこうってこと?
ひっどいなぁ。差別反対。ぼく、わるいもんすたーじゃないよ。
[それで通用するか、信用するかは別として、相手が警戒しているだけなら必要以上に恐れることもあるまいと、こちらはこちらで勝手に警戒を解く]
はい、握手。
しぇいくはーんず。
ゆー。あんど。みー。トモダチ。トモダチ。
[相手を刺激しない(だろうと勝手に思い込んでいる)程度の緩慢さで近寄り、ヒューマンとかなら手に相当するっぽいマニピュレーターに手を伸ばす。さてさて、相手は握手に応じてくれたかどうか。
本当のことを言うと、そこは重要ではなかったりする]
旅は道連れ世は情け。シップの同乗者とはつかの間のフレンドリーな関係を結んでみるのが『生きてる』っぽい。
[独白か言い訳か、そんなことを口にする間にも、シップは揺らぎ、動き出す。次なる目的地へと向かって]
/*
そーいえばライダーあることは聞いてたけど、Gまでキャラチップにあるとは思わなかった。
あれ一夜限りしか放映されてないんだぜ…!
そして女性コアなディエンドに噴いてしまう。
メカボスがナイトなのに気付いてリアルで噴いたとか。
そんな感じで平成ライダーは大体分かる中身です。
――貴方達。
ヒューマンと言ったところかしらね。
こんな所で何を?
[自分も十分に怪しい事にふと気がついた。
問われればファシナトゥール黒騎士団の一員である事は名乗るつもりではいたが。
いつでも幻魔を抜き放てるように準備だけはしつつ**]
ええ、ちょっとね。
気になる事があって。
[彼女の寵姫に混ざっても遜色無い外見か、それとも何かを秘めていそうな資質か。
或いはその両方か。
見かけただけの彼女が気になって追って来たとは流石に言えない。
尤も、彼女が時術の資質を持っていると知れば、是非とも協力を求めるのだろうが**]
オーゥ、トモダチ。トモダーチ。
[相手が手を変形させて握手に応じてくれたことで緊張も解け、朗らかな口調と不釣合いな無表情で(だって表情筋は割りと醗酵している)握手を交わした。
そして、相手が敵対的でないと知るや、否や]
名前と所属?
おいおいー、そういうのは聞く前に自分が名乗るのが礼儀でマナーってもんだよトモダチ?
だがしかしスーさんは寛大なので名乗ってあげよう。
名前はスー。所属は逃亡者。ちょっとハチっぽい妖魔の偉いヒトに追い回されてるんでそこんとこよろしく。
っつかさ。っつかさ。酷くない?
ちょっと飾ってあった花食っただけで『殺してでも奪い返す』だよ?酷くない?
あ。ってか所属って出身地のことだったりする?
いやー、でもなー、知ってるかなー。辺境も辺境のど辺境、どのくらい辺境かってあんまり辺鄙すぎてシップもウン百年前に来るのを諦めたくらいのド辺境でさ。
昔はヒューマンも住んでたんだけど、もう何十年か前には不死族のモンスターしか居なくなってんでやんの。もー、死臭と腐臭で臭くて臭くて。アレだね。もし機会があってもあんなとこ行くもんじゃないね。何?そんなことは聞いてないって?まぁまぁいいじゃないの。
ところでさ、これから行くリージョンってなにか美味しいものでも―――
[相手の淡々とした口調とは対照的に、上機嫌な口調で矢継ぎ早に話しかける。それでもかろうじて、到着するまでの間に相手の名前くらいは聞けただろうか]
−ルミナス−
ついたー。
[やはりどこか奥まった、発着場の中でも往来の少ない寂れた区画についたシップを降りる。はて。そういえば、他の乗客とも合わなかった気がするが。まぁいいか]
洞窟みたいな町並みに、きらきら輝く水晶群。
いやー、神秘的な風景だねぇ。
とか。旅情に浸ってみるのも『生きてる』っぽい。
[そんなことを呟いて]
んーん。これだけ明るかったらちょうどいいかな。
スーさんはちょっと日光浴でもしてくるよ。君はどうするかな?
[なにしろ黒猫に引っかかれた傷がそのままだ。植物を吸収して、その力の一部を宿した身としては、この明るさはなかなかに心地よい。
光をたっぷり浴びて傷でも癒そうかと、そんな予定を口にしながら問うてみる。
互いの行き先にまで干渉するつもりがあるでもないが、同行の誼だ。気にはなる]
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