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大月竜の時みたいにな。
[下からの一撃>>176の話にその時のことを思い出して軽く笑う。
そうこうしているうちに飛び立つ時が近付き、フィロは表情を引き締めた。
イリーナからの合図に頷いて、ベルトの留め金のロックを外す]
そんじゃあ……サポート頼んだぜ!!
[自由になった身でバイクを蹴り、空中で身を捻ると半獣半人の姿へと転じ。
背に生える竜の翼を羽ばたかせ、一気にラスとの距離を詰めた]
おるぁ!!
[ラスの足元から立ち上るほのおが消えないうちに、相手目掛けて殴りつけるように爪を振るう。
殴り飛ばせたなら重畳、止められたとしても、相手が相手であるため慌てることなく距離を取ろうとする]
◆3 心に残ったシーン
スーとシュンバの名シーンが多いだけに迷ったが、ツバキのオーヴァードライブだな。
ツバキ編はシックネス戦に参加して、って展開とかナガサメマチの報を受けてのEDまで見てみたかったな。
ジョーンズの援護のその後とか気になるし、ツバキとジョーンズのかけあい(一撃ド変態必殺も込みで。)は面白かったし、何気に続きが気になってるんだよなー。
/*
取り急ぎ、これだけ!行方の分からない人を探しつつ、多分遅れてラス様討伐に行くんじゃない、かな。
アンケートと、あとセルリアンがナガサメに送り届けてくれたのも確認。此方も間に合わせたいけれど、戻って来られるかちょっと自信が……。**
――薙ぎ払え、悪を
『『プログラム:ジャスティス、起動』』
ジャスティスQとKの「声」が重なり、二つの機体が「舞い」を披露する。
『『演舞、三刀多段切り!!』』
[機械的に舞う立ち筋を避けられるほどの、「ジャスティス」を止められるほどの存在は、この混乱した烏合の衆の中にはいなかっただろう]
/*
リンクを繋ぐこと(リンクする)で身体性能もおんなじってことで。だから転ばないし、命中もok。
って書くの忘れたでござるorz
【ラス・アルゲティ】
[ざんっ!]
[フィロの爪>>184が辿りつく瞬間、剣を振う風圧で、ほのおが掻き消えた。
わずかに、銀の翅を焦がしたのみ。
キィン!と高い音を立てて、爪を受け止める]
落ちるがいい。
幻夢の……十撃。
[距離を取ったフィロへ向け、7体のリーパーが、鎌を振りあげながら、殺到した。
残りの3体は……バイクへ向かう]
―IRPO―
[何とか気づかれずにラスの近くに着いた...。ラーシアは居たのだろうか?]
(よし…準備はいいかね?)
[目標はラスと言うよりはラスの針だ。折れば少しは何とかなるだろう…。
ニアもず落とし
ラーシアが居たら連携の準備をしているだろう]
そう言う事!
[くすくす、と笑ってあの時の事を思い出す。アッパーは確かに届かないだろうけれど、代わりにフィロがあいつを殴ってくれる。
なら、自分のやることは――ああ、一番やるべきことはこれか。
不敵に笑って見せる。さも可笑しそうに]
愉しませて、ね。その昔、高い所から自分のモノを見下ろし、遊び続け、飽きたら新しい遊びを探して自分のモノをいじくるかみさまがいたそうな。
そのかみさまは、自分のモノと思っていた、いきものたちがヒーローになる事を望みました。
時が経ち、いきものたちがついにヒーローになり、かみさまの所までたどり着きました。なんでも願いをかなえてやろう。かみさまは感動してそう言ったそうです。
――――『銀翅の君、貴方はこのかみさまに思うところはあるか?』
[リーパーに立ちふさがるようにバイクを立たせて立ち、その鎌を横殴りしながらも、受け続ける。傷を負えども、耐えに耐える。大丈夫、痛いだけで、動けなくなる訳じゃない、それに、この問いの答えも聴いてない。]
― あの後、IRPOの敷地のどこか ―
あっはっはっはっは。
いやぁ死ぬかと思った。
[額や腕、肩、足、とにかくいたるところから血を流しながらジョーンズは、朗らかに笑った。
ウートラに攻撃された後、どうにか逃げ延びたものの全身ずたボロの満身創痍だった]
んまあ、なん……とか第一目標は達成できたし、月へ行く前に一先ずは祝杯と行きますか……。
[IRPOのちょっと偉そうな人の部屋からくすねた缶ビールのタブに手を掛ける]
ん……あれ?
開か……ないな……。
[手が震え、上手く缶を開けることができない]
くそ……。
[やがて足の力も抜け、膝をガクリと落とす]
あ………?
[脳裏にこれまでの出来事が、フラッシュバックする。100回に及ぶ戦いの記憶だ。
ツバキやシュンバと小型シップで言い争いをしたこと。
ウートラを初めて撃破したときのこと。
J・Qが機械の体を手に入れるためにアンドロメダへ旅立ったこと。
スーが「いや、あいぼうはもとから……」とつっこんでいるときこと。
ラーシナが流暢にギャル語を話した時のこと。
ケヴィンとシュンバがミアを賭けてモンゴル相撲をとったときのこと。
フィロが巨大化してシックネスを倒したときのこと。
ツバキとミアとメイアルがプ○キュアに変身したときのこと]
― ファシナトゥール ―
「メイアル、向こうが気になるって顔してる。」
[顔見知りの寵姫から声を掛けられた。
銀翅の君がついに動き出したと言う噂。
それを確かめるべく派遣した下級妖魔からの報告を受けて、噂は本当だったと確かめる。
そして、彼女の様子は明らかに戦いたくてうずうずしていると言う様子だった。
そうして、先ほど声をかけてきた妖魔とは別の妖魔からの提案。
仮面でもつけていけばばれないのだろうと。
後は、いつものシップを使わずに人間のシップに偽装していけばよいと。
こうして、寵姫達の悪戯心に後押しされて。
再び戦場へと赴くのだった――]
あっはっ……はっは……、あったな……こんなことも……。
[特に思い出されるのはあのタクシー屋のシップでのこと]
「そればっかり考えてても仕方ないわ。やり直す術なんて在りはしないの」
残念……僕は天才……だったんだ……。
「てめぇの人生だ、ちゃんと胸を脹れや。自分が正しいか間違ってるか一々人様に確かめるようなことしてんじゃねぇぞ」
いまでも……正しいかなんて……だけど……。
[無理矢理に息を大きく吸い込み、胸を張る]
後悔は……していない……。
お……? はははっ、開い……た……。
[ようやっと缶ビールのふたが開いた。震える手でそれに口をつける]
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